携帯で書いてみた!
読みにくいのでやめた方がいいですよ!







「やあ、今日も元気かい?」
「あ、おにいさん!」
「いつもどおりれいむもこどもたちもげんきだよ!」
「もちろんまりさもげんきだよ!」
「そうかそうか、れいむは早く元気な赤ちゃんを産めるといいな」
「そうだね! でも、れいむはゆっくりあかちゃんにうまれてほしいよ!」
「でもまりさははやくれいむたのあかちゃんをみたいよ!」
「ま、産まれてくるならいつでもいいか」
「うん! ゆっくりうまれてきてもはやくうまれてきてもどっちでもいいよね!

「まりさもれいむとおんなじだよ!」
「じゃ、何時も通りゆっくりしていけや」
「「ゆっくりさせてもらうね!」」



今、俺の家の庭には二匹のゆっくりが住んでいる。
夫婦のれいむとまりさだ。
元々人の手によって飼われていた二匹は、れいむがまりさの子をにんっしんっし
た事で捨てられてしまったらしい。
今まで人の手によって育てられた二匹は本当に困っていた。
れいむの方は蔓が生えているので、蔓が折れてしまうからあまり激しく動くこと
ができない。
まりさの方はその為一人で餌を確保しなければいけないのだが、今まで箱入りだ
ったまりさが餌を取れるわけがない。
巣穴もなく、途方に暮れていた二匹を俺が拾ってやったのだ。
しかし、二匹は簡単に懐いてはくれなかった。
そりゃ人間の手によって捨てられたばかりなのだ。直ぐに信用してくれというの
も無茶である。
餌を出しても皿に体当たりをしてぶち撒け、無理矢理押さえつけて口に餌を入れ
ようとしたら噛みつかれた。
でも、俺は諦めなかった。
毎日毎日餌を与え、噛みつかれようが罵られようが諦めなかった。
そんな俺の思いが通じたのか、二匹は次第に俺を罵るのを止め、餌も食べてくれ
るようになった。
だが、罵らなくなったが今度は俺の姿を見ると餌を食べるのを止めて隠れてしま
うようになった。
子供がいる間は世話になるけど、ちゃんと産まれてきたらここから出ていく。ま
りさはそんな気持ちだったらしい。
だが、れいむは違った。
ある日、いつものように餌を出しにきたられいむが飛び出してきたのだ。
まりさが止めても聞かず、蔓を折らないようにゆっくりと出てきたれいむは、「
いつもご飯をくれてありがとうございます」と言った。
後になって何故出てきたのか聞くと、れいむはどうしても拾ってくれた事とご飯
を毎日くれる事をお礼したかったとの事だ。
れいむはそれから毎日、餌をやりに行くと必ず「ありがとうございます!」とお
礼を言うようになったが、まりさは変わらない。
今までと同じように俺がいなければれいむとゆっくりしているのだが、俺の姿を
見ると隠れてしまう。懐かれるまで、まだ時間がかかりそうだった。
けど、それは杞憂だった。
れいむが何もされないのに安心したのか、突然れいむと一緒に出てきてお礼を言
ってくれたのだ。
それからは、何事もなく俺と二匹は過ごした。
れいむとは頭に蔓が生えているのであまり動かないが、まりさは俺が家に帰って
きたりすると直ぐに足元に寄って「おにいさんおかえりなさい」と言ってくる。
動けないれいむには、代わりに俺が寄って抱き上げてやる。
そうすると、れいむは「おにいさんありがとう!」と言ってくれる。
家の物を壊すことはしないし、本当によく躾られている良いゆっくりだ。
こいつらを捨てた飼い主は、本当にこいつらがにんっしんしたってだけで捨てた
のだろうか?




「おにいさんどうしたの?」
「どこかいたいの?」
「ん?」

足元を見ると二匹が心配そうにこちらを見上げている。どうやら心配させてしま
ったようだ。

「なんでもないさ、心配しなくても平気だよ」
「それならだいじょうぶだね!」
「それよりれいむをみて!そろそろこどもたちがうまれるよ!」

まりさの言う通り、れいむの蔓に生えてる六匹の子供達は体を揺らして親から離
れようとしている。

「お、やっと蔓から離れるのか。でも結構時間かかったな」

俺がこいつらを拾ったのが大体一ヶ月前だ。
普通の蔓型出産が約二週間前後で誕生するんだから、倍近くこの子達は親から離
れなかった事になる。

「きっとまりさににてゆっくりしたこなんだね!」
「ちがうよ! このこたちはれいむににたからゆっくりしてるんだよ!」

言い争う二匹だが、子供が産まれるのがやはり嬉しいのかずっとニコニコしてい
る。

「でも時間かかったのに大きさは普通と変わらないな」
「「ゆっ…」」

視線を上げて蔓に生える子供達を見る二匹。
先には通常の蔓型出産と同じプチトマトサイズの子供達がいる。

「おにいさんどうしてかな…」
「れいむちゃんとごはんたべたよ…」

ゆっくりの出産が遅れる事は珍しくない。
十分に餌が取れず、親ゆっくりが体内で餡子の精製ができない場合等は蔓型出産
でもじっくり時間をかけて産む場合がある。
しかし、こいつらは違う。
捨てられる前まで十分に栄養を取っていたし、捨てられてからも俺がすぐに拾っ
てちゃんと餌を食べてきた。
育たない理由なんかないんだからなぁ…

「ま、きっとれいむが子供を産むのが初めてだからゆっくり時間をかけて産もう
としてるんだよ」
「ゆ?」
「そうなの?」
「ああ、きっとそうに違いないさ。だから心配するなって」
「そうだよね! だいじょうぶだよね!」
「ゆゆ! れいむ! こどもがおちるよ!」
「あ、うまれるね!」

まりさの言う通り、蔓に生えてる一匹の赤れいむが地面に落ちた。
「「ゆっくりしていってね!!」」と、れいむとまりさが声をかけると赤れいむは
「ゆっくりしちぇいってね!!」と鳴いた。

「ちゃんといったね!」
「れいむににたこでかわいいね!」
「でも、だいじょうぶかな?」
「どこかおかしいとこないかな?」

子供の鳴き声に喜んだものの、すぐに心配する親二匹。

「はぁ、しょうがないな…」

親ゆっくりを心配から解消する為に、俺は赤れいむを摘まみ上げる。

「おにいさんどうしたの?」
「なにするの?」

産まれた子が心配なのかこちらを見つめる二匹のゆっくり。赤れいむは暢気に「
とんでりゅ~」と御機嫌だ。

「黙って見てなって」

親ゆっくりを安心させるように、俺は緩慢な動作で摘まんでいる赤れいむを顔の
前に持ってきて、口に放り込む。
口の中に放り込んだ赤れいむを歯で挟んだ。するとどうだろう?
皮が破ぜ、当たり前だが皮に包まれた餡子が口の中に広がる。
しかし、驚くのはその餡子の量だ!! とてもプチトマトサイズのゆっくりとは思
えない!! 実にブリリアント!!
そしてその量に驚かされると同時に俺は餡子の味にも感動させられた!!
甘過ぎないわけではない。しかし、甘くないわけでもない。
食べた者を虜にする何かがこの赤れいむにはあった… 
どうやらゆっくりで一番美味いのは産まれたばかりの赤ゆっくりと言った友人の
言葉は事実だったようだ…… 本当に素晴らしい!!

「お、おにいさん?」
「な、なんでたべたの?」

声の方を向くとれいむとまりさが震えている。
ああ、れいむが震えているから子供が全員落ちて好き勝手に動いているじゃない

「なにって味見だよ。ゆっくりの状態を知りたいなら中の餡子を食べるのが一番
いいんだぜ?」

二匹に説明しながら好き勝手に動く赤ゆっくり五匹を捕まえる。やめられないと
まらないとは正にこの事か……
口に入れて噛むと、先程同様餡子が口の中に広がる。まさに気分は「しあわせ~
」だ。

「おにいさんやべでえええええ!!!!」
「こどもをだべないでええええ!!!!」

叫びながられいむとまりさがぶつかってくるが無視。ていうか邪魔すんな。

「ぎゅぶ!!!!」
「ま、まりざああああああ!!!!」

とりあえず一匹を蹴り飛ばしてもう一匹赤ゆっくりを頂く。再び口の中に広がる
餡子の味… 本当に美味いな…
子供達も食べられているということがわかって必死に掌から逃げようとするが、
こんな美味い物を逃すわけがない。
六つの目から涙が流れ落ちるが関係ない。一匹一匹大切に俺は味わっていくが、
六匹の赤ゆっくりはすぐに無くなってしまった…

「まりさ! だいじょうぶだよ! かわはそんなにやぶけてないからすぐよくな
るよ!」
「れいむ… ごめんね… あかちゃんまもれなくてごめんね…」

俺は励ますれいむと謝るまりさ、二匹の親ゆっくりに近づき振るわせて発情させ
る。なくなったならまた作ってもらえばいいよね。

「おにいざんやべでえええ!!!!」
「やざじいおにいざんにもどっでよおおおお!!!!」

懇願する二匹だが、俺は無視して振るわせる。あの味を知っちゃったらもう我慢
できないって。
やがて、二匹は体から汁を出し始めて完璧に発情した。今度は早く赤ちゃん産ま
れないかなぁ……




こんな駄文を最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。御目汚し失礼!



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最終更新:2022年05月03日 18:27