外は雨が降り注ぐ中、少女は学習机に腰を下ろした。
黒と、赤と、白。
長く艶やかな髪に、典雅な美貌に輝くは赤い双眸。その身は熟し婉然たる肉体を白い着物で包んでいる。
だがそれらは彼女の本性ではない。本来は何尺も伸びる爪と、十尺の巨体と、男女を狂わす妖の術を持つ。
美貌と手練手管で人を狂わす女郎蜘蛛の妖。名は初音。比良坂初音と名乗る時もある。
雨音だけが教室内に響く中、初音がふと口を開いた。
「活動写真は初めて見たけど、退屈なものね」
映像と音楽の繋ぎ、その美しさ。視点の細やかな変化。それらは確かに素晴らしかった。
だが、肝心の中身は凡庸な恋愛。幾百、幾千と見て、そして踏みにじってきたそれでしかない。
神と呼ばれる者が多少関わっていたとしても大した事ではない。
机から降りた初音は着物をはらりと脱ぎ、全裸になった。次の瞬間、瞬時に糸が初音の身体に纏わり、黒を基調とした古風なセーラー服へと変じていた。
冷たいリノリウムの床、コンクリートの壁、硝子の窓。
それらはこの場に転移させられた初音が気に入った物達だ。土のぬくもりよりもこれらの人の作った冷たさがなんとも心地よい。
スカートをつかみ、くるくると廻る。それに飽きて止めた後、ドアの開いた空間を見ると、一人の白い着物を着た白髪の少年がそこに立っていた。
学校の廊下を一人の少年がゆるゆると歩く。
白い着物、白い肌、白い髪、朧げな表情のその姿はまるで粉雪の様な儚げさだ。
だが着物にある蜘蛛の巣と赤い斑点の意匠、顔にある赤い線に沿ってある赤い斑点と赤い瞳が少年を異相にしている。
彼の名は累。少年から人食いの化物『鬼』に変じて二十年余り。鬼としては若年だがそれでも鬼の首魁、鬼舞辻無惨のお気に入りで、無惨に選ばれた精鋭『十二鬼月』の一員『下弦の伍』だ。
「活動写真……初めて見たけど結構いいじゃないか」
音楽はうるさかったし、映像も帆高と陽菜以外の人間の行動は邪魔だった。
累はただ、帆高と陽菜の関係のみに興味を惹かれた。
特に晴れの天気に喜ぶ人間どもを踏みつけにしてまで陽菜を求める様を帆高が語る場面は感動で身体が震えた。
もしかしたらあの二人にあるのは自分が求めている本物の絆かもしれない。
それを手に入れられたら――そう思い興奮した累が手を握る。すると自分の身体の変化に気づいた。
累が家族にした鬼達に分け与えた力、鬼の固有能力である『血気術』が全て戻っている。
「……多分あいつら死ぬだろうな」
残された連中に対し累はそう思った。
所詮家族と言っても本物の絆なんて最初からなかった。恐怖の絆が無ければ山を下りるか、それぞれ山の中で勝手に動くか、それは分からないが累が分けた力が無ければ鬼殺隊に殺されるだけだろう。
そうなると家族作りは一からやり直し。まあそれもいい。あいつらにも愛想が尽きてきたところだ。
そう思いながら廊下を歩いていると教室の中から足音が聞こえてきた。
開いたドアから覗くと、濡れ羽色の髪と黒い服を着た女がスカートのすそを掴み、くるくると回っている。
動きは稚気を帯びた調子だが、全体は実に風雅な印象を与える。累は他人の容姿に興味が薄いが、それでもその女の優雅な様には興味を惹かれた。
『こいつを痛めつけて家族にするのもいいか』
累は初音のいる教室に入った。
目と目が合う初音と累。二人はお互いに持つ赤い瞳から何かを感じ身構えた。
累は糸を手から出し、初音を縛るよう全方位から襲う。
その糸を初音は手を黄色と黒の斑模様をした異形に変え、掌から糸を出し全て絡めとった上で鉤爪で切り裂いた。
「蜘蛛の妖? 貴方、名は? 私は初音、比良坂初音よ」
強い興味で興奮気味に初音は尋ねた。四百年生きて他の妖に出会ったことなどほとんどない。まして蜘蛛の妖となると一匹だけだ。
「僕は累だ。お前は強いな。これほど強い奴にはあった事がない」
正確には累より強い鬼は無惨や上弦の鬼達がいる。だが彼らを家族にするわけにはいかないし、無惨以外会った事もない。故に累が今まであった鬼の中では無惨を除いて最高の強さだった。
これだけの強さなら、自分の力を分け与えれば自分を護れる強さになり、命懸けで自分を守ってくれるような本物の絆を結べるかもしれない。
そう思った累は両手を赤く染め、本気の糸を作る体勢に入った。
「戦おう。僕が勝ったら、お前を僕の家族にする」
家族という戦いには似つかわしくない言葉に初音は一瞬訝しげな顔になったが、すぐに元の微笑みに戻った。
これから戦いの高揚を味われるのなら理由など些細な問題だ。
「構わなくてよ。その代り、私が勝ったら貴方の身体を私のものにするわ」
初音はすっと目を細め、唇を引き上げる。玲瓏な顔つきに輝く瞳はまるで月光に照らされた鏡のようだ。
累の出した赤い糸が鋭く空を切る。
初音は鉤爪で斬ろうとしたが弾くのみにとどまった。先程とは違い、明らかに強さが増している。
累は十二鬼月とはいっても、下から二番目の『下弦の伍』だ。だが、他の鬼達に分け与えた力が全て戻った現在の本来の状態は『下弦の壱』に匹敵する。
それ程の力をもっていて上を目指さなかったのは地位に興味が無かったことと、家族を作るため他の鬼に力と血気術を分ける必要があったからだ。
さらに糸を繰り出す累に対し、初音は駿速で糸を手から出し、糸を軟千本も束ねた柱を数十本作り出す。
累の糸は柱を切断するが、斬る度初音の糸が粘りつき、そのわずかな隙に初音は柱の陰から影へと移る。
ならばと累が糸を複数出し、多方向から切ろうとすれば、やはり初音の柱の糸がはばみ、影や天井に張った巣へと三次元的に移動し躱し続ける。
累は中々捕まえられないこの状況にいら立ちを感じ、両腕の血管が浮き出るほど力を入れて血気術を使う準備に入った。
鬼ならどうせ日輪刀で首を刎ねられなければどんな怪我をさせてもすぐに治る。手加減なしだ。
累は中空が開いた網状にした糸を、初音に向けて飛ばす。
――血気術・刻糸輪転
高速で繰り出されたそれは、糸の柱を千々とし初音に向かう。
それに対し初音は両手から糸を吐き、累の糸に絡めて後ろに飛んだ。
出し続ける糸は累の糸にべとついている。
初音は累の糸の勢いを殺そうとしたがそれは出来ず、教室の壁と累の糸に挟まれ、壁を砕き弾き出された。
累の糸に絡みついた糸は切断を鈍らせ、壁を切り裂きつつ、粉々に砕いた。
さらに廊下の壁も砕いたのか、轟音が二重に鳴り響く。教室内に粉々にした壁の煙が巻き起こる。
累は煙が落ち着いた後、切り裂いた壁の穴から廊下に出た。
「……細切れになったはずだけど、再生の気配がないな」
累はあたりを探すが、再生しようとする肉片らしき蠢くものは見当たらない。そして何より不可思議なのは。
「なぜ壁が切れてない?」
累の出す最強の糸なら二枚の壁などあっさりと斬れるはずだ。実際先程音がした。それが何故無事なままなのか。
疑問に思った累が壁の近くに近づいた瞬間。
「捕まえた」
壁から糸が飛び出し、累の身体を瞬時に縛り、壁の中に仰向けにして引きずり込んだ。
その中は蜘蛛糸で編まれた繭。その中で初音は累をふわりと柔らかく、それでいて力強く背後から抱きしめ、素早く累の首筋に蜘蛛の牙を打ち込んだ。
初音は粘る糸で累の糸で斬れることを防ぎ、教室の壁が切断された後、粉々の壁で累の視界から初音が見えなくなった瞬間を狙って中間の穴の部分に飛び込んだのだ。
そして斬られた学校の壁に土蜘蛛のような巣を作り、切断されなかったように糸の巣で形を整え、平面に見えるように色を調整して累が確認に来るのを待ち構えていた。
糸の巣の中で初音は音をならして累の血を飲み、同時に蜘蛛の毒を注ぎ込む。
「中々強かったけど蜘蛛の妖としてはまだまだね」
歯を放し、甘い息を累のうなじに吹きかける。
単なる力なら、本性を見せなかった初音より全力を出した累の方が強かっただろう。だが初音は自分より強い敵と戦った、そのために創意工夫を凝らした経験がある。それが初音と累の勝敗を分けた。
「こういう風に、影に潜み得物を狩る。それが蜘蛛」
初音は愛を囁く様に息荒く震える累の耳元で喋った。
「お前は僕に何を――打ち、込んだ?」
累は台詞の途中で自身の身体の状態に困惑した。身体が燃える様に熱く、蕩けたように力が入らなくなり、全身がぞくぞくと痺れる。
累の問いに応えず初音は嗜虐の笑みを浮かべ、累の着物の下に手を差し入れ、累を握った。
「ひっ!?」
累は自分が出したとは思えない声に驚いた顔になった。全身が意志とは無関係に小刻みに震える。
「まだ来てなかったのね。大丈夫、全て私に委ねなさい」
累を握った初音は、揉み、こすり、先を親指でねぶる。
それらに対し累は何もできず、未知の感覚に恐怖を感じ始めていた。
「はっ、はあぁっ」
毒と初音の指で累は本格的にたけり立ってきた。初音は素早く累にまたがり己の中に入れた。
「あ、ああっ!」
初めての感覚に累は喘ぎ、叫ぶ。
「貴方、私と同じかと思っていたけど違うみたいね。別の妖なんてこの百年会ったことが無いけど、貴方は一体何の妖?」
累と繋ぎ、合わさった事で初音は累が己との違いを感じ取った。
「僕は……あのお方の血を注がれて変化した鬼だ……」
初音はそれを聞き、表情を意図的に消した。次の瞬間には微笑を浮かべていた。
初音は累をゆっくりと沈め、円を描く。
「ああっ! 何かが、何か変だ!」
累はそれに対し漣の様な何か得体のしれない感覚が押し寄せてくる様に困惑していた。
「貴方、変化した歳も、鬼になってからの年月もお若いのかしら。まだその感覚の正体が分かっていなかったようね。落ち着いて、ゆっくりと息をして。」
このまま嬲るのも悪くないが、全身の骨が抜けたような累のこの状態では自分が楽しめない。そう思った初音は累と話して気をそらそうとした。
「貴方は言ったわね。自分が勝ったら家族になれと。どうして家族なんか欲しがるの?」
初音には宿敵がいるが家族はいない。
初音が今まで見てきた人間の家族ははした金で親が子を売り、気分次第でいたぶり、子は黙って耐える。そんなものばかりだった。
「……僕は本当の絆が……欲しい。息子を命を……捨ててまで救う……父親の様な……そんな本物の絆が」
累は身悶え、身体を震わせ、潤んだ瞳で、息も絶え絶えに答えた。
それを聞いた初音は成程、と得心した。
確かにそんな家族は初音は見たことがない。妖相手に命懸けで立ち向かう、そんな絆は知らない。
しかし、例えあったとしても、数十、数百年も過ぎれば愛憎も薄れ、飽き果てるのではないか。
初音自身、気に入った人間を妖にし、飽きて精を全て奪って殺した者たちは百人を超えるだろう。
また別の話だが、愛憎で結ばれた親子を籠絡し、母子相姦により絆と命を断ち切った事もある。
「貴方はどうやって手に入れる気かしら?」
「家族を恐怖という“絆”で縛れば……いつか必ず手に入る」
「その絆が永遠に続くとお思い?」
「永遠じゃ、なくてもいい。本物の絆が手に入れば……僕が本当に欲しかったものが……わかると思ったから、僕はそれを求めてる……」
「『本物の絆』はそのための手段?」
「……違う……違う。僕は……僕は……守ってほしい。受け入れてほしい。寂しいんだ……」
これが初めての快楽を恐怖と誤認した累が無意識に発した本音だろう。そう初音は思った。
家族にした者を自分で守れば絆なんて恐怖で縛らなくても簡単に手に入るだろうに。
しかし守るという言葉は気になる。それは暗に鬼を狩る存在がいる事を示しているからだ。
別の妖なのか、または初音が生まれる数百年前にいたという妖を討つ武者なのか。
どちらにせよ、羨ましい。そう初音は思った。
初音の楽しみは人間を籠絡し、道徳を踏みにじらせ絶望と快楽の虜に堕ちさせる事。もう一つは宿敵との戦いだ。
宿敵と言っても憎悪などたがいに朽ち果てている。それでも戦いの高揚はやまない。それさえ失われた時の空虚を思うと死すら恐怖に値しない。
だが累には彼ほどの実力をもってしても命を討たれる危険がある敵がいるらしい。それを思うと初音のうなじが粟立つ。それは恐怖か、それとも歓喜か。
何にしても累は追われ殺される危険が常にある故か、強く幼いゆえの残酷さ我儘さがありながら、その芯はひどく脆い。
妖として生まれ四百年。初めて他人を――人ではないが――愛おしいと思った。
「良くてよ。賭けとは関係なしにお望み通りあなたの家族になってあげるわ。これから私の事は姉様、とお呼びなさい」
飽き果てるのに百年か、二百年か。その間退屈から解放されるのなら、この幼い鬼と共に追われながら家族をするのも面白い。
初音は全身の糸をほどき全裸となり、累の喉笛を甘噛みし、累の胸板に胸をあて、全身で累を貪らんと動く。
「……姉様」
全身を喰われる恐怖。それが姉様と呼んだ瞬間、累の中で何かが裏返った。
「姉様!」
累にとっても不思議な事だが食われる事に対し、なにやら快感を感じ始めていたのだ。
丁度家族に罰を与えるとき、抱いた僅かな快楽が何万倍にも増幅されたような。
一度そう感じると心が昂り、累自ら力の抜けた身体へ必死に全身全霊を込めて動き始めた。
「そうよ、その調子……もっと先へいきなさい」
紡いだ因果の糸に、蜘蛛と鬼は舞う。どこまでも果てしなく上り詰めていく。
「ああっ、姉様っ! 姉様ぁっ!!」
累は叫びながら、人間なら一度で壊れる快美恍惚の極みに達した。
累の初めてのほとばしりが初音を満たす。
「ああ……素敵。もっと注ぎ込んで。貴方の力も、呪いも」
己とは別の妖の力、能力が不可分となっている呪いと共に初音へと注がれる。
初音は体に力が漲る感覚に震えた。
おそらく穢れなき童子童女の精を百人吸ってもこれ程の力は得られないだろう。
初音は久々の充実感を味わっていた。
行為を終えた後、初音と累は全裸で巣の中に横たわり、互いのぬくもりを感じ取っていた。
その間、初音は累がどんな妖なのか、今まで何をして来たのか尋ねた。特に力と付随する呪いについては重点的に聞いた。
その話は実に興味深いものだった。
全ての鬼の起源、人を鬼へ変える鬼、鬼舞辻無惨。その鬼達を追い、狩る鬼殺隊。その中で追われる鬼を力を分け、家族として暮らしてきた事。
尚、累は先程の行為の余韻で陶酔した意識のまま無惨の名を口にした時驚愕し怯え、何事も無かったことに呆然としていた。
累が言うには無惨の作った鬼は全て名前を口にするだけで自壊する呪いがかけられているという。
多分鬼の力と呪いを吸い取ったせいだと初音が説明すると、累は落ち着きを取り戻した。
「そんなに鬼達がいるなら、私でも誰かに合っているはずだけど……一匹も見かけたことは無いわね」
生の殆どを山の中で暮らす初音だが、流石に影ながらとはいえそれほど大規模な争いが行われているのなら噂くらいは聞くはずだ。同じ人外の者ならなおさらだ。
「自分で言っても信じられないけど……貴方と私の住まう世界は異なる、としか思えないわね」
「世界が?」
「私達を簡単にまとめて放り投げるように場所を移動させられるのですもの。私達は異なる力を持っているのでしょう」
「そういえば……鬼の中には相手をそいつの家の部屋から部屋に転移させられる奴がいると聞いたことがある」
「ところで推測が当たっていたとしたら、貴方は元の世界に家族にした鬼を置き去りにしたままだけど、どうするの?」
「いいよ、あいつらなんかどうでも。今ここに姉様がいるんだから」
そう言い、累は初音の手を握った。
「これからどう行動するか、何にしてもまずはこの首輪ね」
糸を初音は累の首輪を撫でた。
「これを外す、または外せる者を傀儡にして外させてあの老婆を食べる。
それと合わせて帆高を探して巣に張り付けておきましょう。他の連中に殺される前に」
「あの男を捕まえてどうする気?」
累は帆高と陽菜の二人にあると思われる本物の絆を手に入れるという目的がある。では初音は何のために捕らえるのか。
「試すのよ。あの帆高という子と陽菜という少女の絆が本物かどうか」
初音は怜悧な微笑を浮かべた。
「どうやって?」
累は楽しげに尋ねた。試すとすれば帆高という男の前で陽奈という女をいたぶり、身を持って庇うかどうか。
それが累の本物の絆の試し方『命を懸けて家族を救えるか』だ。
だが、この場に陽奈はいない。なら帆高の足を斬って、身体をなます切りにしそれでも向かうべき場所へ這ってでも進もうとするか――
「勿論、並の人間では全てがどうでも良くなるような快楽でよ」
思考に割って入った初音の言葉と笑みに、累は先程の涅槃を思い、納得して頷いた。
あの時、何もかも忘れた。家族を求める焦燥感も、本物の絆の事も、姉様と躊躇いなく言えた理由も。
何もかも忘れた瞬間、何かが失われ、何かが満たされた。そんな感覚を累は抱いていた。
確かにあれに耐え、尚且つ陽菜の事を求められるのなら……本物の絆と言えるかもしれない。
「もし耐えられたら、帆高も陽奈も家族にしてあげましょう、累。
私も無惨のように人を妖に変える力を持っているの。貴方から奪った力と合わせれば貴方の様な鬼に出来るわ」
そう言い、初音は累の髪を宝物のように撫でつけた。
「そうだね、そうしよう姉様」
累は初音の胸に顔をうずめた。累は思った。こうして誰かに対し無防備に身を任せられる時は今まであっただろうか。
累は赤子の様に何もかも忘れ、初音の身に抱き付いていた。
【累@鬼滅の刃】
[状態]:健康
[装備]:白い和服
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~3
[思考・状況]
基本方針:首輪を外し、神子柴を殺した上で帆高と陽奈を家族にする。
1:初音を信頼し、行動に従う。
2:帆高を探索する。
3:帆高を初音に試させる。
[備考]
※参戦時期は本編開始前。
※他の鬼に分け与えた力、血気術が戻っています。
※無惨の呪いが一部解除されています(名前を人前で言える、情報を告げられる、同族嫌悪が無くなっているなど)。日光は克服していません。
※初音の能力の一部(糸による巣や衣作り、結界作成、子蜘蛛の生成など)を付与されています。
※鬼の力が吸われ、原作並に弱体化しています。
【比良坂初音@アトラク=ナクア】
[状態]:健康、一部鬼化。
[装備]:糸で紡いだセーラー服
[道具]:基本支給品、ランダム支給品×1~3
[思考・状況]
基本方針:首輪を外し、神子柴を殺した上で帆高と陽菜を絶望させて累の様な家族にする。
1:妖として未熟な塁との『家族』を楽しむ。
2:糸の結界を街中に張り、帆高を探索する。
3:帆高を手に入れて試し、鳥居へと連れて行く。
[備考]
※参戦時期は本編開始前。
※無惨の呪いが一部引き継がれています(読心、位置情報把握、視覚接続など)。日光の弱点は引き継いでいません。
※鬼の力を吸収し身体能力、耐久力、回復能力が向上しています。
最終更新:2021年02月10日 08:16