(司会)
健祐君さやかさんご結婚本当におめでとうございます。
ご親族の皆様、ご列席のみなさま本日は、本当におめでとうございます。
早速ではございますが、本日は余興という大役を承っております。
大変おめでたい結婚披露宴の時間を少々お借りいたしまして
みなさまに大きな感動を味わっていただこうと思っております。
さて余興の内容についてですが、晴れの門出を迎えられます、
主役のお二人を応援する為に、実は100キロマラソンという
大きなチャレンジに挑み続けている人物がおります。
その人物とは、上原洋介くん、新郎である健祐くんの大学時代の同級生にあたります
彼はなんと、今をさかのぼる事24時間前から
ここ、ノートルダムマリノアを目指し今現在もなお、走り続けております。
そして、つい先ほどこちらに入ってきた情報によりますと、
もうまもなく、上原くんは、この披露宴会場に
到着する事が、できそうだと聞いております。
我々はそんな上原くんのことをおいかけまして、
この会場より600Mはなれました
マリナ通りの交差点に生中継のカメラを設置しております。
すいません。式場の方、映像の準備よろしいでしょうか?
さあ、中継の方無事つながりますでしょうか?
壮大なスペクタクルでお送りしております。
さあ、中継つながりました!
はい、みなさまのご覧の映像、生中継です!
みなさま、上原くんの姿を確認できるでしょうか?
はい、画面の中央付近、黄色いTシャツに身を包み、颯爽と走っている人物が上原君でございます。
ここまで100キロの長い道のりを走ってきたとは、微塵も感じさせない快調なペースで走ってくれております。
ただ、この会場まであと0.6キロ。
ちょっと、この余興中に間に合うかどうかはギリギリといったところでしょうか。
なんとかこの快調のペースをもって頑張ってもらいたいと思います。
0:50
さあ、残りあと0.5km、カメラは陸橋に切り替わりました。
本日の福岡市の最高気温6度。
黄色いTシャツ一枚で寒さにも負けず頑張ってくれております。
上原くん、寒さにまけないで、頑張って上原くん、負けないで!負けないで!
1:03
(Zard 「負けないで」 の音楽かかる)
上原君、健介君が大学時代所属していたサークルUPTODATEのみなさまが
応援にかけつけてくれました。
今日はおめでとうございます!
上原君に応援の一言お願いします。
(一言きいてまわる)
そうこうしているうちに、あと0.3kmになりました。会場まで足をすすめております。
ただ、いまのペースだと、ちょっと時間内に間に合うのは
厳しいとのことです。ぜひともペースアップして頑張っていただきたいと
思います。
ちょっと、え?上原君ジュースを買ってますねー
あいつー。
あー変えなかったようです。再開されました。良かったです。
100KMの長い道のり、喉も渇きます。しかし時間がありません。
急いでください。
さぁ残り0.2キロ、最後の横断歩道を渡りました。
さて画面右側に見えるお城のような建物
これが、私達のいるノートルダムマリノアです。
上原君すでに、この建物をとらえております。
あともう少しです。
ここで、みなさまにお知らせがございます。
お気づきでしょうか、上原君手に封筒を持っております。
実はあの封筒の中にはある人物からのメッセージが
入っているということです。
その封筒を披露宴会場に無事に届ける使命も
彼は託されているのです。
さぁ上原君、いよいよノートルダムマリノアに到着です。
最終中継地点。玄関にカメラは切り替わりました。
長い長い道のりを走ってまいりました。もう少し、あともう少しです。
さぁ上原君、玄関の自動ドアをくぐりまし。。。
ん?あーはい、アルコールの消毒も無事にすませまして
さぁ自動ドアをくぐりました。、最終ゴール地点は
ここ、披露宴会場になります。
上原君、まさにまさに、会場に近づいてきていることだと思います
ひとえに健介君、さやかさんのために、長い道のりをへて
いま上原君がゴールしようとしております。
さぁみなさま、入り口付近をご注目ください。
もうまもなく上原君が到着・・・到着しました!
どうぞ、みなさまのあたたかい拍手でお迎えください
ウーエハラ!ウーエハラ!ウーエハラ!(コール)
上原君いま、ゴール!(白いテープをきる)
おめでとうおめでとう。
上原君本当に本当におつかれさまでした!
お疲れのとこ申し訳ないんですが、この封筒はどなたからの
メッセージですか?
☆ようくん「さやかさんのお母さんから、さやかさんへのメッセージです」
なんと封筒の中身は新婦のお母さまから新婦へのお手紙でした!
新婦のおかあさま、先ほどからずっとそちらにいらっしゃいますけども、
直接渡せばよかったのではないでしょうかという話はさておきまして、
私が読むのもなんですので、ここはプロである司会者の方に
読んでいただきましょう。司会者の方、お願いいたします。
(司会者には事前にコピーを渡しておく・読んでもらう)
司会者の方、どうもありがとうございました。
とても感動的なメッセージでした。
また余興としてもうまい具合にまとまったんじゃないかなと感じております。
新婦のお母様、余興へのご協力ありがとうございました。
それでは以上で私達の余興を終了させていただきます。
どうもありがとうございました。
最終更新:2009年09月26日 07:03