※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「だぁ~~~っ、仕留められなかった!!」

あたし、魔鬼邑ミキは悔しさで地団太を踏んだ。

最後の一人になるまでの殺し合い。
そんな人道外れたゲームの主催者、オババこと神子柴が乱入者たちのお陰で隙だらけになったのでとっ捕まえようとしたら琵琶が鳴って、意識が飛んで、気が付いたらこのザマよ。
情けない。こんな有様じゃ今は亡き大柴先生に喝を入れられちゃう。

スゥッ、と息を吸い、パンパン、と顔をたたく。

「うしっ!闘魂注入!!」

死人が出てしまったとはいえ、恐怖に屈してオババの言いなりになる訳にはいかない。
...もちろん、すぐに頭を切り替えられるかって言われたら、まあ、無理だけどさ。
でもここで足を止めたところで、悔やみまくったところでなにか解決するわけでもない。
辛くても苦しくても、前に進まなくちゃいけないんだ。

「さてさて、配られた名簿とやらをチェックしてみようかな」

絶対に嫌だけど、もしかしたらあたしの知り合いも誰か巻き込まれてるかもしれない。
で、チェックしてみたところ、やっぱりいましたわ。
あたしの幼馴染兼居候の恋人でデビルマンアモンのアキラくん。
もう一人、我が義理の妹にしてテレパシー使いの秀才美少女、ツバサ。

その名前を見つけた時、あたしは思わず膝を抱えへたり込んだ。

あぁ~もう、なんで連れてこられちゃうかなぁ~。

そりゃこんな場所に一人放り込まれたら不安だし心細いよ。
実際、あの二人と一緒だったら敵なしだし頼もしいし。もちろん、二人とも殺し合いなんざ賛成しないってわかってる。
でも、でもだよ?
大切な人たちがあたしの知らないところで殺されてるかも、とか、アキラくんこの空気にあてられてヤンキーモードになってないかなとか、不安の方が大きくなっちゃうのは仕方ないでしょ。
戦う力がない学校の人たちやら家族が連れてこられてないのはまだよかったけどさ。
ぐぬぬぬぬ...あのオババめ、悪魔族(デーモン)じゃないとは思うけど、あんたが人間でも許せない範囲ってのはあるんだよ。
次に会ったら絶対にグーパン叩きこんでやっからね!



で、アキラくんたちと合流して殺し合いをブッ壊そうって意気込むのはいいけど、どこで合流するかだよね。

「地図、地図っと...は?あたしの家があんじゃん!!」

地図に記されていたあたしの家。
なんだこれ。あたしの家を引っこ抜いて持ってきたの?パパたち困ってない?
ムキー!勝手に人様の家を引っ越しさせおって!グーパンに加えて慰謝料ないしは損害賠償も徴収決定だ!


まあ、なんにせよ知ってる施設があったのは幸いだ。
ここならアキラくんもツバサも楽に合流できるだろう。

んじゃあ、目下あたしの家まで向かいますか!


あたしがそう方針を決めた時だった。





―――ズウン

何かが崩れる音が、どこか遠くない場所で響き渡った。





【E-7/1日目・深夜】


【魔鬼邑ミキ@デビルマンG】
[状態]健康
[装備]魔女っ子の衣装
[道具]基本支給品、ランダム支給品1~3
[行動方針]
基本方針:打倒主催者。殺し合いには絶対に乗らない!!
0:ひえっ、なんの音!?
1:アキラ、ツバサと合流する。


※参戦時期は14話のあたりです。
※無惨が見滝原中学校を破壊した音を聞きました。
Next
月は昇り、日は沈む


前話 名前 次話
OP 魔鬼邑ミキ
最終更新:2020年02月07日 20:46