点数:16P 票数:11票 (2022-11-25) CUBE
1-52■サメと生きる七日間■+1 SC H3 1851
近年凡作続きの萌えゲー屋さんが突如覚醒して良作を出す現象をちらほら見るが、今回はそこにCUBEが仲間入りした。
変な設定のB級コメディかと思いきや、まさかのループ系シナリオゲーだった、2022年最大のダークホース。
最大の特徴はジャンルがころころ変わること。
変な島だなぁ程度だった認識が、いやここ何かおかしいな……?となり、待て何だこの場所は……!?と変質していくのは中々ぞわぞわするし、
内容もコメディ・サスペンス・パニックホラー・アクション・コズミックホラーと目まぐるしく変化していく。
これにはシナリオ上でも意味があり、それが明かされるルートでは最低最悪のスナッフポルノを見せつけられるが、
続くグランドルートではバカ映画パワーで大暴れ、そして最後は爆発オチで大団円である。
やっぱチェーンソーで殺すものといえば、サメとゾンビとパリピとアレだよねっていう。
こうしてB級映画というファクターを軸にループものを書き上げるという
斜め上の発想からきっちり良作へと仕上げてきたことが、何よりも痛快で面白い。
やはりエロゲとサメ映画にできないことはないんだと、その無限の可能性を久々に感じさせてもらった。
よく考えたらツッコミ所は多いし、最後はだいぶ駆け足だが、それもまたB級映画のお約束ということで。
典型的な“初見ならめっちゃ推したくなるが事前に期待値を上げすぎると拍子抜けする”タイプの作品なので、
なるべく情報は仕入れずにポテチとコーラを用意して気楽に楽しんで頂きたい。
好きなキャラは麗水かな。作中通してその慈愛と明るさが失われなかった光属性のパツキンギャル。
一方で最多回想数を誇りながらなお他所のルートに3P要員としてお邪魔する水棲型サキュバスでもある。
彼女のルートは初期ルートの中では頭一つ抜けて出来が良かった点も加点要素。
それと、ループ開始地点より前の出来事にも見てみたいエピソードが色々あるのでFDは欲しいなぁ。
特に写真のあの娘は絶対何か来ると思ってたので、補完シナリオを切に希望したいところ。
ちょうどEDにはいい感じの空白期間があることだしね!
1-61■サメと生きる七日間■-- SC H4 611
船堀お姉さんが冷たい声でカウントダウンを始める。
「……1」「……2」「──3」「4」「5」
流れる操作でお気に入りボイスへ登録。
逆順で再生。
無情にも1で止まる。
しまった……”0”がない……ッ!!
そう。カウントは1から始まっているため、10はあれど0がないのだ。
おそらくプレイした大半の人が同じことをしていたと思うが、何が言いたいかというと船堀お姉さんが最高だということを主張したい。
彼女のルートの足コキシーンは背徳感を煽る言葉責め等のシチュも相まってなかなかにくるものがあった。
普段は余裕を見せつつ依存度強い女ってのもギャップがあって好き。
一生おもちゃにされたい。
1-24■サメと生きる七日間■+1 S- H1 594
誰も目をつけてこなかったB級映画に焦点をあてた新鮮な作品。
いろいろ雑なところはあるが、勢い重視であえてそうしているのかなと思う。だってB級映画だから。
B級映画と言えば何でも許されると思うなよ、でも私は許そう。そして許さないやつに叩かれてこい。
『サメと生きる七日間』というタイトルから君はどんな内容を想像する。
まさか、『エイリアン』『遊星からの物体X』のようなコズミックホラーだと誰が思うだろうか。雑ゆえにぶっ飛んでいて理解を越えていく。
全体のナンバー1には決してなれないが、誰かのオンリー1になる可能性を秘めた作品といえる。
これは埋もれさせるにはもったいない。
A-20■サメと生きる七日間■-- -- H1 530
サメだけどダークホース。
最初はノリが明るすぎて合わないかもと思ったが、蓋を開けてみれば自分好みのジャンキーでサスペンスな展開が多分に含まれており大満足。
シリアスなシナリオの中でもヒロインを愛らしく描かれているのもすごい。
随所で「これはB級ですよ」というハードルを下げようとする意図を感じる。シナリオも、演出も、音楽も。
それは逃げといえば逃げなのかもしれないけど、実際B級でもトンデモでも主人公たちの情動が興味深いから許せてしまう。
特にグランドルートは黒幕側の気持ちで主人公たちを見てしまっていた。
1-21■サメと生きる七日間■-- S- H3 428
最初はB級サメ映画みたいなマニアックなエロゲと想定していたが、実際はタイムリープ&ループ&侵略者である野蛸による絶望的状況という完全に予想外な内容。
その一方でひたすら鬱展開な船堀お姉さん√の後のグランド√は殆ど苦戦せずに作戦が上手くいき、最後は爆発四散とB級らしい要素も兼ねそろえている。
主人公も辛い状況でも立ち上がり、戦い続ける姿は正に主人公。最後にチェーンソーを持ち込んでそのまま勢いで戦うところで変な笑いが出た。
1-35■サメと生きる七日間■+1 SC -- 336
年末に突如現れたダークホースのシナリオゲー。
可愛い絵柄の日常モノかと思いきや意外な展開とえぐい要素のギャップが楽しい。
構成上中盤にだれやすい欠点もあるんだけど船堀お姉さんルートからの怒涛の展開で大満足。
作中でもトラブルメーカー扱いされている陰キャの真瑠璃、実質メインヒロインで重いもの抱えている船堀お姉さんが特に好き。
1-28■サメと生きる七日間■-- SC H2 242
ここ数年のCUBE作品の中では一番良い作品だったかと思います。
どのルートも一定以上のクオリティが保たれていて、話の展開も面白いものだったかなと思います。
ルート的に言うと麗水ルートとくーこルートが、キャラで言うと遠花が特に好きでしたね。
1-42■サメと生きる七日間■-- SG H4 173
買う予定はなかったのに体験版で引き込まれてしまった作品。
お姉さんルートは途中かなり精神的にきつかった。ガバガバなところも見受けられるけどB級らしいと言えばらしいのでOK。
1-20■サメと生きる七日間■+1 SC -- 126
設定や展開の雑な部分をツッコむほうが野暮と思わせてしまうB級映画ノリに撤した企画の勝利。エロなしの前日譚が読みたいと思った作品
1-39■サメと生きる七日間■-- SC H3 126
グランドのノリが全て
唐突に宇宙の超パワーが出ても平気平気、だってサメだから
最近はサメが海にも出るんだぜ、スゲーよな
1-47■サメと生きる七日間■+1 SC H3 111
B級映画を見事にエロゲに取り込んでやがる……!ネタ枠だと思ってたので普通にシナリオ良かったことに驚きました(笑)。
最終更新:2023年01月30日 01:22