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グンマーの大冒険 VS吸血鬼編 - (2013/02/15 (金) 09:28:07) の1つ前との変更点

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*グンマーの大冒険 VS吸血鬼編  ◆i7XcZU0oTM ----  月が綺麗だ。  ガラにもなく、そんなことを考えてしまう。  ――――ああ、早く血を吸いたい。  結局、さっきの妙な髪形の男からは大して血を吸えなかったしな。  ま、どうせ吸うなら若い女の方がいい……。まだ、チャンスはある。 「……」  それにしても……ここはどこだ。  道なりに進んだのはいいが、誰にも出会わない。  若い女はおろか、男にすら出会わないとは。  ……あまり、時間が経ちすぎては困る。  朝にでもなれば、行動は大幅に制限されるだろう。  吸血鬼である以上、"太陽光"のリスクからは逃れられない。  "太陽光"は最も忌むべきものであり、避けるべきものだ。  そのためにも、夜の内に若い女の血を吸い、欲望を満たしたい。  朝になれば、血を吸うどころか身動きを取る事すら難しくなる。  ……まだ、時間に余裕はあるが、こういう事は早いに越した事はない。 「…………ふむ」  気がつけば、少し離れた場所に巨大な建造物が見えて来た。  あれは何だろうか?ビルのようにも見えるが、良くは分からない。  その時、ふと頭に浮かんだことがあった。  ……もしかしたら、この中に誰か潜んでいるかもしれない。  辺りはフェンスで囲まれているが、これくらいならば障害にもならない。  楽々飛び越え、そのまま小走りで建物に近づいて中を伺う。  ぼんやり明るい場所はあるが……詳しくは、入ってみないと分からないな。  キョロキョロと辺りを見回すと……入り口があった。 「……よし」  ぐるりと、建物の壁を沿うように歩く。  ……1分もかからずに、入り口に辿り着いてしまった。  ここから、入るか。  ウイーンと小さく音を立てて、自動ドアが開く。  これが開くと言う事は、停電している訳ではないようだな。  非常口のライトも点灯しているし、まず間違い無いだろう。  しかし、なぜ明かりが点いてないのだろうか。  別になくても支障はないが、何となく気になる……まあ、そんなことは些細な問題だ。  そこまで深く考える必要もない。  予想通り、中は結構広い。  見る限り、ここは吹き抜けのあるエントランスのようだ。  所々、非常灯が辺りをぼんやりと照らしている。  中を、じっくり見て回ってみてもいいが……。 「さて……どうするか……」  まだ、夜明けまでは余裕がある……。  じっくり、行こうじゃないか。 ◆ 「ドコナンダヨ……ココハ……(ここは……どこなんだろうか)」  獲物を探し、コンクリートジャングルをズンズン進んで行くグンマー。  本能のままに、そして他の参加者を探すためにズンズン歩く。  ……しかし、歩いている内に、1つの疑問が。 「シッカシ、ワケワカンネェナ……ナンデコンナバショデセイジンシキスルンダ……イママデキイタコトネーゾ」 (でも、分からないな……何故、こんなところでやるんだろうか? 今まで、聞いたことがない……)  いつもは、大抵紐無しバンジーだったり狩りだったりするのに。  なぜ、自分の時はこれなんだろうか。  ……しかし、そんなことはグンマーにとっては些細な事であった。 「マ、ドウデモイイカ。ンナコトキニスルヒマアッタラ、トットトセイジンシキオワラセルワー」 (まあ、気にするほどの事でもないか。そんなことより、生き残る方が大事だし……)  そして、スタスタと歩く事数分。  ……グンマーの意識が、ある建物に集中する。 「ウワー、デケェナオイ! ヤベークライデケェ!!(な、なんて大きいんだ……こんな物、見た事ない……)」  その何かの周りは、また見た事のない"何か"で囲まれている。  仕方無いので、よじ登って乗り越える。  ……改めて見てみると、余計に大きく感じる。 「ウッシャ、イッチョツッコンデミルカ!」 (よし、入ってみよう!)  ここで、1つ問題が生じた。  ……残念ながら、グンマーは入り口の場所が分からなかったようだ。  もし分かったとしても、自動ドアなんて知るはずもないので、それはそれで問題が生じるが。  とにかく、グンマーには入り口が分からなかった。  なら、どうやって入るのか?  ――――そりゃあ、もうこれしかないでしょう。 #aa(){{{      ( \/ /_∧   <./|   /|       /\___       ヽ/ /Д`/⌒ヽ  / .| / /     /    //       / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//       し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄          i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::    ※イメージ映像です      /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::      i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::      ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>       || |::        \|  )  ̄  ./V       ___    ..|| |:: ____  .ノ ./⌒)∧ /  ...____[__||__]___||___      / し'.ヽ ( .∨    /\________|__|     //    し'  / /\   ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: }}}  勢いをつけて、窓から一気に突入!  鍛え抜かれた肉体が、砕け散ったガラスと共に、華麗に宙を舞う!  それと同時に、へし曲がった窓枠が、大きな音を立てて吹き飛ぶ!  ……そして、見かけからは想像もできないような軟着陸。 「ウッシャァ!(これでよし!)」  ……中はひっそりと静まり返り、誰もいないように見える。  とはいえ、油断は禁物である。 「オイ、ダレカイネェノカヨ! イルナラトットトデテコイヤ!!」 (誰かいますか! いるなら、出てきてくれー!)  しかし、声は虚しく中に響き渡るだけだった。  なんだ、誰もいないのか?  これなら、別にここにいてもどうしようもないな。  ……時間のムダだったか。 「チッ、ナンダヨ……トットトデルカ」 (むぅ、仕方無い……他の場所に行こう)  そう思って、ぶっ壊れた窓から出ようとした時。  ……僅かな殺気を、グンマーの野生の勘がはっきりと捉えた。  一体、どこから?  そう思った時だった。 「――――WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」 「!?」  ズブッ、と鈍い感触と共に、首に指が突き刺さる!  それと同時に、何かを吸い取られているような感覚が、グンマーを襲う!  ――――いけない!  そう思った瞬間、体が勝手に動いていた。 「…………イテェンダヨ、ヤメヤガレ!!」  相手の腕をつかみ、乱暴に放り投げる!  それと同時に、突き刺さっていた指も乱雑に抜けていく。  ……ドロッとした感触が、首筋を撫でる。一体、今のは?訳が分からない。  でも、その中で1つだけはっきりしていることがある。  ――――ここは危険だ。留まっていてはいけない。 「……イワレナクテモスタコラサッサダゼ!」 (……ここは一旦逃げよう!)  とにかく、今は逃げなきゃ。  碌に武器もないのに、得体の知れない相手と戦うのは得策じゃない。  ……それも、グンマーの野生の勘が告げていた。  躊躇わずに、壊れた窓から外に飛び出す。  そのまま、全速力でコンクリートジャングルへと走り去っていく。 「ナンダヨサッキノ!? イキナリクルトカヒキョウスギルダロ!!」 (いきなり襲い掛かって来るとは……危ない所だった)  疾走中、後ろを振り返る。  不思議な事に、追いかけられていない。  ……それを確認してから、普通の速度に戻った。 「ラ、ラッキー」 (よ、良かった)  とにかく、今は逃げよう。  村を守る戦士になるためにも、ここでやられる訳にはいかないのだから……。 【E-2・テレビ局付近/1日目・黎明】 【グンマー@まちBBS】 [状態]:健康、首筋に血を吸われた痕、首元から出血(微量) [装備]:熱光学迷彩服(所々破れている)@攻殻機動隊 [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~1 [思考・状況] 基本:優勝して、村を守る戦士になる 1:とりあえず逃げる 2:使えそうな武器を探したい 3:武器が見つかるまでは弱そうな参加者のみを仕留める  ガラガラと、瓦礫の中から起き上がり、体についた埃やらを払いながら溜息をつく。  ……まさか、あれほどの力があるとは。  追撃されていたら、間違い無く殺られていただろう。  しかし、何を考えてそうしたのかは知らないが、幸運にも奴は逃げていってくれた。  その点は、感謝すべきだろう。  ……それに、なかなか珍しい物も味わえた。 (ふむ、男の血も捨てた物じゃないが、やはり女の血の方がいい……)  機会があれば、もう一度吸ってみたいものだ。  まあ、できればあんな強者と正面からやりあいたくはないが。 「ずいぶんと手荒な奴だった」  この私をこうも簡単に投げ飛ばすとは。  流石にあの程度で死にはしないが、無傷と言う訳にも行かなかった。  体のあちこちが痛む。骨は折れていないようだが、結構な数の打撲が……。 (少し、休息が必要だな)  不本意ではあるが、少し体を休めたほうがいいだろう。  ……なに、この程度ならすぐに治る。 「…………ふん」 【E-2・テレビ局1階/1日目・黎明】 【田代まさし@ニュー速VIP】 [状態]:吸血鬼化、打撲多数 [装備]:なし [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品(0~3)、石仮面@ジョジョの奇妙な冒険 [思考・状況] 基本:獲物を探す。 1:少々体を休め、怪我を癒す 2:治り次第、獲物を探しにいく ※再生力や不死性が制限されています。 ※人をゾンビにする能力も制限されています。 |No.43:[[希望的観測]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|No.45:[[カルネアデスの板]]| |No.42:[[探し物はなんですか~?]]|[[投下順>00~50]]|No.:[[]]| |No.15:[[ヤバイ。最近の若者ヤバイ。マジでヤバイよ。]]|グンマー|No.:[[]]| |No.19:[[ありのままに今起こった事を書くぜ……]]|田代まさし|No.:[[]]|
*グンマーの大冒険 VS吸血鬼編  ◆i7XcZU0oTM ----  月が綺麗だ。  ガラにもなく、そんなことを考えてしまう。  ――――ああ、早く血を吸いたい。  結局、さっきの妙な髪形の男からは大して血を吸えなかったしな。  ま、どうせ吸うなら若い女の方がいい……。まだ、チャンスはある。 「……」  それにしても……ここはどこだ。  道なりに進んだのはいいが、誰にも出会わない。  若い女はおろか、男にすら出会わないとは。  ……あまり、時間が経ちすぎては困る。  朝にでもなれば、行動は大幅に制限されるだろう。  吸血鬼である以上、"太陽光"のリスクからは逃れられない。  "太陽光"は最も忌むべきものであり、避けるべきものだ。  そのためにも、夜の内に若い女の血を吸い、欲望を満たしたい。  朝になれば、血を吸うどころか身動きを取る事すら難しくなる。  ……まだ、時間に余裕はあるが、こういう事は早いに越した事はない。 「…………ふむ」  気がつけば、少し離れた場所に巨大な建造物が見えて来た。  あれは何だろうか?ビルのようにも見えるが、良くは分からない。  その時、ふと頭に浮かんだことがあった。  ……もしかしたら、この中に誰か潜んでいるかもしれない。  辺りはフェンスで囲まれているが、これくらいならば障害にもならない。  楽々飛び越え、そのまま小走りで建物に近づいて中を伺う。  ぼんやり明るい場所はあるが……詳しくは、入ってみないと分からないな。  キョロキョロと辺りを見回すと……入り口があった。 「……よし」  ぐるりと、建物の壁を沿うように歩く。  ……1分もかからずに、入り口に辿り着いてしまった。  ここから、入るか。  ウイーンと小さく音を立てて、自動ドアが開く。  これが開くと言う事は、停電している訳ではないようだな。  非常口のライトも点灯しているし、まず間違い無いだろう。  しかし、なぜ明かりが点いてないのだろうか。  別になくても支障はないが、何となく気になる……まあ、そんなことは些細な問題だ。  そこまで深く考える必要もない。  予想通り、中は結構広い。  見る限り、ここは吹き抜けのあるエントランスのようだ。  所々、非常灯が辺りをぼんやりと照らしている。  中を、じっくり見て回ってみてもいいが……。 「さて……どうするか……」  まだ、夜明けまでは余裕がある……。  じっくり、行こうじゃないか。 ◆ 「ドコナンダヨ……ココハ……(ここは……どこなんだろうか)」  獲物を探し、コンクリートジャングルをズンズン進んで行くグンマー。  本能のままに、そして他の参加者を探すためにズンズン歩く。  ……しかし、歩いている内に、1つの疑問が。 「シッカシ、ワケワカンネェナ……ナンデコンナバショデセイジンシキスルンダ……イママデキイタコトネーゾ」 (でも、分からないな……何故、こんなところでやるんだろうか? 今まで、聞いたことがない……)  いつもは、大抵紐無しバンジーだったり狩りだったりするのに。  なぜ、自分の時はこれなんだろうか。  ……しかし、そんなことはグンマーにとっては些細な事であった。 「マ、ドウデモイイカ。ンナコトキニスルヒマアッタラ、トットトセイジンシキオワラセルワー」 (まあ、気にするほどの事でもないか。そんなことより、生き残る方が大事だし……)  そして、スタスタと歩く事数分。  ……グンマーの意識が、ある建物に集中する。 「ウワー、デケェナオイ! ヤベークライデケェ!!(な、なんて大きいんだ……こんな物、見た事ない……)」  その何かの周りは、また見た事のない"何か"で囲まれている。  仕方無いので、よじ登って乗り越える。  ……改めて見てみると、余計に大きく感じる。 「ウッシャ、イッチョツッコンデミルカ!」 (よし、入ってみよう!)  ここで、1つ問題が生じた。  ……残念ながら、グンマーは入り口の場所が分からなかったようだ。  もし分かったとしても、自動ドアなんて知るはずもないので、それはそれで問題が生じるが。  とにかく、グンマーには入り口が分からなかった。  なら、どうやって入るのか?  ――――そりゃあ、もうこれしかないでしょう。 #aa(){{{      ( \/ /_∧   <./|   /|       /\___       ヽ/ /Д`/⌒ヽ  / .| / /     /    //       / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//       し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄          i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::    ※イメージ映像です      /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::      i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::      ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>       || |::        \|  )  ̄  ./V       ___    ..|| |:: ____  .ノ ./⌒)∧ /  ...____[__||__]___||___      / し'.ヽ ( .∨    /\________|__|     //    し'  / /\   ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: }}}  勢いをつけて、窓から一気に突入!  鍛え抜かれた肉体が、砕け散ったガラスと共に、華麗に宙を舞う!  それと同時に、へし曲がった窓枠が、大きな音を立てて吹き飛ぶ!  ……そして、見かけからは想像もできないような軟着陸。 「ウッシャァ!(これでよし!)」  ……中はひっそりと静まり返り、誰もいないように見える。  とはいえ、油断は禁物である。 「オイ、ダレカイネェノカヨ! イルナラトットトデテコイヤ!!」 (誰かいますか! いるなら、出てきてくれー!)  しかし、声は虚しく中に響き渡るだけだった。  なんだ、誰もいないのか?  これなら、別にここにいてもどうしようもないな。  ……時間のムダだったか。 「チッ、ナンダヨ……トットトデルカ」 (むぅ、仕方無い……他の場所に行こう)  そう思って、ぶっ壊れた窓から出ようとした時。  ……僅かな殺気を、グンマーの野生の勘がはっきりと捉えた。  一体、どこから?  そう思った時だった。 「――――WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」 「!?」  ズブッ、と鈍い感触と共に、首に指が突き刺さる!  それと同時に、何かを吸い取られているような感覚が、グンマーを襲う!  ――――いけない!  そう思った瞬間、体が勝手に動いていた。 「…………イテェンダヨ、ヤメヤガレ!!」  相手の腕をつかみ、乱暴に放り投げる!  それと同時に、突き刺さっていた指も乱雑に抜けていく。  ……ドロッとした感触が、首筋を撫でる。一体、今のは?訳が分からない。  でも、その中で1つだけはっきりしていることがある。  ――――ここは危険だ。留まっていてはいけない。 「……イワレナクテモスタコラサッサダゼ!」 (……ここは一旦逃げよう!)  とにかく、今は逃げなきゃ。  碌に武器もないのに、得体の知れない相手と戦うのは得策じゃない。  ……それも、グンマーの野生の勘が告げていた。  躊躇わずに、壊れた窓から外に飛び出す。  そのまま、全速力でコンクリートジャングルへと走り去っていく。 「ナンダヨサッキノ!? イキナリクルトカヒキョウスギルダロ!!」 (いきなり襲い掛かって来るとは……危ない所だった)  疾走中、後ろを振り返る。  不思議な事に、追いかけられていない。  ……それを確認してから、普通の速度に戻った。 「ラ、ラッキー」 (よ、良かった)  とにかく、今は逃げよう。  村を守る戦士になるためにも、ここでやられる訳にはいかないのだから……。 【E-2・テレビ局付近/1日目・黎明】 【グンマー@まちBBS】 [状態]:健康、首筋に血を吸われた痕、首元から出血(微量) [装備]:熱光学迷彩服(所々破れている)@攻殻機動隊 [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~1 [思考・状況] 基本:優勝して、村を守る戦士になる 1:とりあえず逃げる 2:使えそうな武器を探したい 3:武器が見つかるまでは弱そうな参加者のみを仕留める  ガラガラと、瓦礫の中から起き上がり、体についた埃やらを払いながら溜息をつく。  ……まさか、あれほどの力があるとは。  追撃されていたら、間違い無く殺られていただろう。  しかし、何を考えてそうしたのかは知らないが、幸運にも奴は逃げていってくれた。  その点は、感謝すべきだろう。  ……それに、なかなか珍しい物も味わえた。 (ふむ、男の血も捨てた物じゃないが、やはり女の血の方がいい……)  機会があれば、もう一度吸ってみたいものだ。  まあ、できればあんな強者と正面からやりあいたくはないが。 「ずいぶんと手荒な奴だった」  この私をこうも簡単に投げ飛ばすとは。  流石にあの程度で死にはしないが、無傷と言う訳にも行かなかった。  体のあちこちが痛む。骨は折れていないようだが、結構な数の打撲が……。 (少し、休息が必要だな)  不本意ではあるが、少し体を休めたほうがいいだろう。  ……なに、この程度ならすぐに治る。 「…………ふん」 【E-2・テレビ局1階/1日目・黎明】 【田代まさし@ニュー速VIP】 [状態]:吸血鬼化、打撲多数 [装備]:なし [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品(0~3)、石仮面@ジョジョの奇妙な冒険 [思考・状況] 基本:獲物を探す。 1:少々体を休め、怪我を癒す 2:治り次第、獲物を探しにいく ※再生力や不死性が制限されています。 ※人をゾンビにする能力も制限されています。 |No.43:[[希望的観測]]|[[時系列順>第一回放送までの本編SS]]|No.45:[[カルネアデスの板]]| |No.42:[[探し物はなんですか~?]]|[[投下順>00~50]]|No.46:[[で、出たーww家から一歩も出ないでずっと隠れて奴wwwww]]| |No.15:[[ヤバイ。最近の若者ヤバイ。マジでヤバイよ。]]|グンマー|No.:[[]]| |No.19:[[ありのままに今起こった事を書くぜ……]]|田代まさし|No.:[[]]|

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