「
モデル操作」でモデルを選択してから、ポーズ(.vpd)やモーション(.vmd)を読み込む。
複数読むとポーズやモーションが平行で動作するため、変な動きになることがある。
モデルの位置や角度を動かすときは、左のボーン操作画面から「全ての親」「センター」を選択する。
全ボーンを選択すると一部のボーンは「全ての親」+「IKボーン」の2倍動くため、足や髪がビヨーンとなる。
ポーズを読み込んだ直後もボーン全選択になっているので要注意。
読み込んだモーションの一部を削除する方法
- モデル操作画面にして、左のフレーム操作窓でボーンを選択
- 「縦選択」ボタンの下にある空欄に "1" と "3600"(適当に大きな数字) を入れて「範囲選択」ボタンを押し、◇が赤になったらDelキーで消す
この方法で「センター」のボーンの動きを消すと、歩行モーションが足踏みモーションになる。
モーションの一部を変更する方法
歩く方向をずらすにはどうすれば良いか?
最初のフレームで全ての親を選択、y角度を変えて登録するも、移動方向と体の向きが合わない。
親ボーンを入れ直す必要があるようだ。
センターボーンと足のIKボーン、つま先のIKボーンを使用し、Y軸は回転のみ、XとZは座標を変更することで歩行の旋回が出来ます。
操作する際は補完曲線に気をつけてください。
「ボーンフレーム位置角度補正」のすゝめ
PMDEなどを使用し、数倍に巨大化/縮小化させたモデルは、通常サイズのポーズデータやモーションデータを読み込むと、
ボーンの移動距離が足りなかったり移動しすぎたりして、おかしなポーズになることがあります。
IKやセンター等の「移動」系のボーンは、「回転」以外にボーンの位置のデータを持っており、
これが極端に大きさの違うモデルだと、ポーズやモーション本来の移動距離では足りなくなって(あるいは移動しすぎて)しまうのが原因です。
回転に関しては、「図形の大きさが変わっても形が変わらなければ角度は変わらない」ので、
モデルの大きさが変わっても問題なく流用することが出来ます。
- それでは実際に画像で「ボーンフレーム位置角度補正」を説明します。
- モデルを読み込み、ポーズデータを読み込んでみます。
このように、通常サイズのモデルでは問題なくポーズが導入できましたが…
- こういう場合は、まずは補正をかけたいボーンを「登録」し、MMDのタイムライン上で「選択」します。
白いマーカーが赤くなれば選択された状態です。
- 「編集」から「ボーンフレーム位置角度補正」を選び…
- 今回は25倍のモデルなので、*側(数字の分、倍にする)に25を入力して「OK」を押せば…
*おおっと*
- 「全ての親」ボーンを選択に含んでいたため、全ての親の移動も25倍になってモデルがすっ飛んでいってしまいました。
- こういう場合は、「全ての親」ボーンをXYZが0の座標(初期位置)で操作してから動かすか…
画像のように選択状態から「全ての親」ボーンを外しましょう。
- それでは改めて「編集」から「ボーンフレーム位置角度補正」を選び、
25を入力して「OK」を押せば…
- このように「全ての親」「センター」「足IK」等の移動ボーンの位置が補正され、
きちんとモデルがポーズを取ってくれました!
1.モデルとポーズ(モーション)を読み込む
2.補正をかけたいボーンを選択
3.「編集」から「ボーンフレーム位置角度補正」をクリック
4.モデルを巨大化させた倍率分だけ*側に倍率を入力
5.完成!
最終更新:2016年02月07日 00:07