外部親ボーン機能
外部親ボーン機能とは?
- モデルAの特定のボーンの動きにモデルBの動きを追従させることができる機能
MMDのアクセサリ(.x)は操作欄から
モデルに簡単に追従させることができますが、例えばガトリング砲などのモデル形式(.pmd/.pmx)の稼働する武器だと…
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このように(当然ながら)モデルを片方動かすだけでは追従させることが出来ません。
こういったモデル形式の武器や、ダンスやロボット、車の操縦席など、そのモデルの動きに別のモデルを追従させられる機能が
「外部親ボーン機能」です。
では画像を使って説明していきます。
1.まずは追従させる動きの元となるモデルAを読み込みます。
(今回はこちらのメルフィさん)
2.次に動きに追従させるモデルBを読み込みます
(今回はこちらのレア様)
3.追従させるモデルB(レア様)側で、左下の「モデル操作」欄から「外」と書かれたボタンを押します。
4.「外部親設定」が表示されます。「対象ボーン」の欄を押すと、左側のタイムラインに表示されるようなボーン一覧が表示されます。
ここでは、全ての動きを追従させたいので「全ての親」ボーンを対象とします。
5.追従させる「動きの元(親)となるモデル(ここではメルフィさん)」と「どのボーンに追従させるか(ここでは頭のボーン)」を設定します。
6.設定が終わったら「外親登録」と「フレーム登録」を押します。
7.タイムラインに「(4.)で対象にしたボーン」と「表示・IK・外親」が登録されれば設定完了です。
8.(4.)で登録したボーンを操作して好きな場所に調整します。
上手く登録、調整が行えていると…
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このように、Aの登録したボーンの動きに追従してBのモデルも移動します。
今回は頭のボーンなので、頭ボーンより上位の「センター」「上半身」「全ての親」等のボーンにも勿論追従します。
これで先程のゆかりさんも安心です。
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応用編
手首ボーンに追従させてすべての親を回せば…
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作成例。途中から登録して追従させることで、鷲掴みされて持ち上げられるシーン等をこうして表現できます。
175フレーム(赤枠)まで{登録無しで登録。176フレーム(青枠)からは手首ボーンに全ての親を登録。
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最終更新:2016年02月11日 00:12