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解説/ゼノブレイド」を以下のとおり復元します。
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**作品概要
遥か昔、世界がどこまで行っても尽きない空と海だけだった頃、二柱の神、「巨神」と「機神」は互いの存亡を掛けて争い、やがて骸となった。
それから幾年もの時が流れ、やがてそれぞれの神は「巨神界」「機神界」と呼ばれる生命が息づく世界となった。
巨神界の生命の一つであるホムスは、突如として現れた機神界からの侵略者「機神兵」達の進撃によって、壊滅の危機に立たされていた。
絶望的な状況。ホムス全隊に撤退命令が下される中、かつて巨神が機神を討ったとされる神剣「モナド」を振るう男、ダンバンはたった一人で機神兵の勢力に立ち向かい、見事撃退する。
後にホムスの英雄と呼ばれるダンバンだが、モナドの力はダンバンの体を確実に蝕んでいた。
その後、謎に包まれた神剣モナドは数少ないホムスの居住地「コロニー9」にて、研究者シュルクのもとで研究が進められることとなる。
機神兵の勢力を退けて以降、束の間の平和を噛みしめるホムス達だったが・・・。

2010年にて任天堂から発売されたWii用RPG。開発は本作PXZ2と同じく、モノリスソフト。
なお、本作でも参戦しているゼノサーガと同じく「ゼノ」の名を冠してはいるものの、基本的には全く関係がない(似たようなキャラは数名いるが)。

王道ながらも綿密に練られたストーリーや、見える範囲なら本当にどこまででも行けるほど広いフィールド、ストーリーとは別にある膨大なクエスト等の充実したやり込み要素、シーンとマッチしたクオリティの高いBGM、奥深い戦闘システムなど、総合的に非常に高い評価を受けている大作であり、「みんなのニンテンドーチャンネル」がサービス終了するまで最高ランクのプラチナランクを保ち続けた唯一の作品。

また、New3DSではゼノブレイドの移植作品がNew3DS専用タイトル第一弾として発売されており、Wii Uではゼノブレイドの流れを組んだ完全新作、『ゼノブレイドクロス』が発売されてる。

海外では『ゼノブレイド クロニクルス』というタイトルで発売されている。ちなみに、ゼノブレイドが海外では未発売だったころ、海外展開を望むファンがこぞってAmazonの同作を注文し、海外未発売にも関わらず海外のAmazonゲームランキング上位にランクインするという珍事が発生した。

なお、本来の主人公であるシュルクは残念ながら本作では未登場。

**登場キャラクター
***・フィオルン
声優:中尾衣里
本作のヒロインで英雄ダンバンの妹。18歳。
双剣を武器とし、圧倒的なラッシュで敵を殲滅する。
シュルクとは幼なじみで互いに好意を抱いてはいるが、恋愛関係には発展していない。
突如としてコロニー9を襲った機神兵の軍団と隊長格の黒いフェイスに自走砲で特攻するが、善戦空しくシュルクの目の前でコクピットに爪を突き立てられ、生死不明となってしまう。
実際は機神界に連れ去られており、シュルクたちの前に再び現れた時には体の大部分を機械化されていた。
また、機神界の創造主メイナスの魂を宿されていたため、フィオルンの人格は表に出られない状態であったが、メイナスがシュルクたちを助けるために力を使い弱ったことでフィオルンの人格が表層に現れ、シュルクたちと再会を果たした。

***・黒いフェイス
声優:若本規夫
コロニー9を襲った機神兵の隊長格であり、対モナド用として造られた特別な機神兵「フェイス」の一体。
“巨神界の生命”を腐らせるという特殊な毒液を仕込んだ爪と背中の大砲を武器とし、飛行形態へも変形できる。
元々機神兵には現行の武器が通用しないうえ、機神兵に対抗できる唯一の武器とされていたモナドが弾かれたためシュルクたちは手も足も出ず、自走砲で駆けつけたフィオルンを殺害(実際は未遂)した。
その正体はホムスの兵士ムムカ。狡猾だが腕は立ち、かつてはモナドの所有権を巡ってダンバンと争ったことがある。そのため、ダンバンには対抗心をむき出しにして執着している。1年前の大戦ではダンバンと共に戦ったが、逃亡しようとしたところを捕らえられ、黒いフェイスのユニットとして生まれ変わった。
なおモナドが弾かれる理由は、ホムスであるムムカをコアとしているため(モナドには「人が斬れない」という特性があり、それを逆手に取っている)。

**シリーズ一覧

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