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367 :329:2005/04/07(木) 14:41:39 ID:JDOI4ZCp ~隣にいる君のこと・2~ 放課後、俺がカバンに教科書とノートを入れていると、小さなため息が聞こえた。見ると、隣の席に まだ座ったままの小森が俯いたまま暗い表情をしてる。 「おい、どーした小森?」 「え、あ……」 今になって俺のことに気づいたみたいな顔で、小森が見上げてくる。 「ご、ごめん……沢村君」 「別にいいけどよ。帰んねーのか?」 「うん……」 気弱そうに笑うのは小森のクセみたいなもんだけど、今日はいつもと違って見えた。……そうだ、少し 前まで俺たちがいじめてた頃の小森は、こんな風に笑ってたんだ。今にも泣きそうになるのを、笑う ことで誤魔化しているような顔。 「何かあったのか?」 「……」 「話したくないなら、無理に聞くつもりねえけど」 「……沢村君……!」 いきなり小森が立ち上がって、俺の腕を掴む。 「あ、あの……。聞いてほしいことがあるんだけど……いい?」 「お、おぅ」 小森の勢いに押され、俺は思わず頷いていた。 368 :329:2005/04/07(木) 14:42:50 ID:JDOI4ZCp 小森が人のいる所だと話しづらそうだったから、俺は小森を連れて校舎の屋上に出た。 日差しはまだ強いけど、今日は風があって暑さもそれほど感じない。俺は大きく背伸びして、フェンス の傍をぶらついた。 「…………」 小森はドアの前で突っ立ったままだ。こいつが言い出しにくいことって、一体なんだろう? さっぱり 見当がつかなくて、俺も話しかけづらい。とりあえず小森が言い出すのを、俺は待った。 「……ねえ、沢村君」 「ん?」 「沢村君は……えと……その……」 小森の奴、急に真っ赤になってもじもじしてる。その様子に俺はピン、ときた。ははぁん、そういうことか。 俺は小森に近づき、腕を首に回して無理矢理引き寄せた。 「うわっ!?」 「──で、誰が好きなんだ?」 「えぇ!?」 「気になる女の子がいるんだろ? ほら、話せよ」 「ち、違うよぉ!」 真っ赤になったまま、小森が叫ぶ。……なんだ、ハズレか。 俺は少しガッカリして、首に回していた腕を解いた。小森は喉の辺りを押さえながら、俺を上目遣いで 睨んでくる。 「もう、ひどいよ沢村君」 「わりィわりィ。でも、だったら何なんだよ」 「う、うん……。だ、誰にも言わないでくれる?」 「ああ」 ……ここであっさり頷かなきゃ、俺もややこしいことに巻き込まれずに済んだんだよな。けど、この時の 俺にそんなことが分かるわけがなかったんだ。 小森はホッとした表情を見せた後、ゆっくり話し出した。 「あ、あのね……」 369 :329:2005/04/07(木) 14:45:37 ID:JDOI4ZCp 「──それで、僕……どうしたらいいか分からなくなっちゃって」 「………………」 「……沢村君?」 ちょ、ちょっと待て……。 俺はその場にへたり込みそうになるのを、何とかこらえた。小森の話は、その……アソコをいじって 気持ちよくなったとか、そういうことで……しかも、その時に想像してたのが、ほ、本田って……? 「ご、ごめんね、ヘンな話聞かせちゃって……でも、沢村君しか相談できる人、いなくて……」 小森は途方に暮れてる俺に気づかず、泣きそうな顔で言葉を続ける。 「こんなの、ヘンだよね……気持ち悪いよね……?」 「いや、落ち着け小森。今、頭ン中整理してっから!」 別にオナニーするのはいいんだ。俺だってやってるし。だけど、よりによって本田かよ!? 清水とか ならまだ笑い話にできるってのに。 俺は頭を掻いて、どうしたもんかと考えた。 「小森は……その、男が好き、なのか?」 「え!? ち、違うよ! べ、別にそんなんじゃなくて……!」 俺の言葉に、小森は慌てて首を横に振る。 「だって本田の裸を想像しながらヌいたんだろ?」 「ヌく、って?」 「だから、オナニーのこと」 「……?」 小森の反応がない。……ってことは、こいつ……初めてだったのか? うわぁ……。 思わず俺もドキドキしてしまう。クラスのダチとはその手のワイ談もするし、こっそりエロ本を回し読み したりしてるけど、小森はそういうのに入ってきたことなかったんだよな。つーか、小森はいつも本田に ベッタリで、その本田が野球バカなんだから無理もねぇんだけど。 370 :329:2005/04/07(木) 14:46:55 ID:JDOI4ZCp その時、俺の中でイタズラ心が急に湧いてきた。目の前で小さくなっている小森を見てると、ちょっと 前までいじめてた時のことを思い出してきて……いや、本気でいじめたいわけじゃないんだ。だけど、 小森を見てると、こう──かまいたくなるんだよな。 俺は小森に気づかれないように、軽く笑った。 「ん~……じゃあ違うのか」 「え? 違うって……?」 「なあ、小森。どうやって気持ちよくなったのか、今ここで見せてくれよ」 「!?」 「やっぱ直に見てみないと分かんねーじゃん。だろ?」 目を白黒させている小森を、そのまま勢いに巻き込んでしまおうと誘う。なんだかんだ言って、小森は 強引な手に弱い。こいつの気の優しいところを利用してるみたいで、少し悪い気はするけど。 「で、でも……やっぱり恥ずかしいよ」 「どうせ誰も来ないって。ほら、こっち来い」 俺は小森の腕を取って、給水塔の裏側に引っ張り込んだ。 「腰下ろせよ」 「う、うん」 「でさ……小森はどうやったんだ?」 戸惑いながら座った小森の隣に、俺も腰を下ろす。今まで気にしてなかったけど、こいつって半ズボン なんだよな……。こうやって意識しちまうと、なんつーかエロい感じが……って、俺まで妙な気分に なってどうすんだ。 俺は雑念を追い払って、できるだけ優しい声で話しかけた。 「やってみせてくれよ……小森」 371 :329:2005/04/07(木) 14:49:51 ID:JDOI4ZCp 「んっ……、はぁ……っ」 壁に寄っかかり両足を投げ出したカッコで、小森は半ズボンの上からアソコをこすっていた。その手つきは ぎこちなくて、見ていて「ヘッタクソだなあ」と思うんだけど、小森はかなり興奮しているみたいだ。 けどこいつ、直接触らないんだな……。 「気持ちいいか?」 「う……うん……」 とろんとして焦点の合ってない目が、俺を見つめてくる。ズボン越しだけでこんなになっちまうなんて ……こいつ、実はすげえエロい奴なのか?  俺はもっと小森の様子を見てみたくて、考えていたことを試すことにした。 「目、閉じろよ」 「うん……」 「初めてやった時は、何を想像したんだっけ」 「……ほ、本田君……」 恥ずかしいのか、小森の声が震えてる。けど、まだまだこれからだぜ、小森。 「どんな本田を想像したんだよ」 「ふ、ぅ……わ、笑ってる本田、君……や、優しく……んっ……してく、れる……本田君……」 「それだけじゃねーだろ」 俺は顔を近づけて、耳元で囁いた。 「言えよ。ナニ思い出してたんだ?」 「……っ、や、やだよ……い、言えな……んぅ」 「さっきは言えたじゃんか。ほら、言っちまえよ……チンコこすりながら、ナニ考えてた?」 「ん……っ、本田君……本田君の、……は、ぁ……はだ、か……ふぁっ」 372 :329:2005/04/07(木) 14:51:18 ID:JDOI4ZCp 小森の頬が真っ赤に染まって、つらそうに息を吐き出す。今、頭ン中で風呂に入ってた時の本田を思い 出したのか、小森の足がひくひく震えてる。 「本田の裸かぁ……俺、よく覚えてないんだよなぁ~。小森、教えてくれよ」 「……お、教えてって……?」 「あいつのチンコ、見たんだろ?」 「っ!」 びくん、と今度は小森の体が震える。 「デカかったか?」 「そ、それは……んっ、はぁ……はぁ……っ」 「なあ……言ってみろよ」 「……ぼ、僕と……同じ、くらい……」 「へぇ~」 つい視線が小森の股間の方に向かっちまう。もともとピッタリとした半ズボンだったから、チンコが ボッキしてテント張ってるのを見て、俺はますます興奮した。エロ本を見てる時とはまた違う、妙な ドキドキがする。 そういや他の奴がやってるところなんて、今まで見たことないもんな……。 「あ、思い出した。あの時さー、背中を流しっこしたよな。確か小森、本田の背中洗ってただろ?」 「う、うん……ぼく、僕……洗ったよ……くぅ…っ」 「その時、ドキドキしたか?」 「はぁ…はぁっ……ん……その時は……僕、んぁ……みんなとお風呂、入れて……はっぁ……楽しく、て ……ぼ、ぼく……嬉しく、て……はぁんっ」 373 :329:2005/04/07(木) 14:51:59 ID:JDOI4ZCp う。 何だか小森の気持ちを踏みにじってる気が……。いやいや、こいつだって気持ちいいみたいだし、俺は 相談された立場なんだ! ちょ、ちょっとくらいは、さ……。 「じゃあ、さ……アソコも洗ってやれよ」 「え……っ!?」 「手にセッケンつけてさ……握ってみろよ」 「う、うん……あ、あふぅ……っ」 小森は自分のチンコをズボン越しに握って、喘いでいる。 「はぁ……はぁ……っ」 「本田のチンコも大きくなってるか?」 「んっ……うん、か、固くて……はぁっ……おっきい、よ……」 「じゃあきっと本田はこう言うぜ。『小森、もっとこすってくれよ』」 「……ほ、本田、くん……は、ぁ……!」 別に本田の声を真似たつもりはないのに、小森にはすげー効果的だったみたいだ。頭をのけぞらせて、 気持ち良さそうに本田を呼ぶ。 「本田君……はぁ……もっと、もっと……さわって、いい?」 「『気持ちいいぜ……小森。俺のチンコ、もっとさわってくれよ』」 「う、うん……はぁっ、ん……や、あぁ……」 ゴクッ。 や、やばい……。小森のいやらしい顔を見ているうちに、俺のアソコも固くなり始めていた。それに 今まで気にしたこともないのに、小森のアソコがすごく見たくなった。ズボンもパンツも全部脱がせて ボッキしたこいつのチンコが見たい……。 自分の中でグルグルとそんな気持ちが渦巻く。もう我慢できなくなって、俺は──。 「こ、今度は……俺がこすってやるよ」 そう言って、小森の体を引き寄せていた。 374 :329:2005/04/07(木) 14:56:07 ID:JDOI4ZCp 「……ぇ……?」 戸惑う小森を無視して、俺は後ろから半ズボンに手を伸ばす。ビンビンにボッキしているせいで、ホックが 外しにくい。手間取っていると、小森がやっと俺のしていることに気づいたのか、暴れだした。 「さ、沢村君!? や、やめてよぉ!」 「何言ってんだよ、こんなにデカくしといて」 「! そ、それは……だって」 「もっと気持ちよくしてやるから……な?」 「…………」 小森が迷ってるのを見て、俺は人差し指でチンコの竿を撫でた。何度も何度も、指を上下させる。 「っ、はぁ……っ! や、んはぁ……っ」 「ほら、目ェ閉じろよ。本田にさわってもらってると思えって」 「………………うん」 小森の奴、耳まで真っ赤になってる。う……マジで可愛いなんて思っちまった……。でも俺はその気持ちを 抑えて、手を動かした。チャックを下げると、そこにはまぶしいくらいに白いブリーフ。時々、びくっと 動いているのがまたエロい感じがした。 俺はもう一度唾を飲み込んでから、パンツを脱がそうと指をゴムのところに引っ掛けた。 「だ、だめだよ! 沢村君!」 「風呂に入ってるとこ、思い出してんだろ? だったら脱いじまえ。その方が自然じゃん」 「で、でも……や、やっぱり、恥ずかしいし……」 「気持ちよくなりたいなら、言うこと聞けよ」 いじめてた頃みたいな、キツい言い方。小森の同じことを思い出したのか、怯えたような表情の後、 ぎゅっと目を閉じて大人しくなった。 ごめんな、小森……。でも俺だって、ドキドキしてどうしようもないんだ。 375 :329:2005/04/07(木) 14:57:03 ID:JDOI4ZCp 「……ちょっと腰上げろ」 「……」 ゆっくりと腰を浮かせた小森から、俺は半ズボンごと一気にパンツを下ろした。その途端、一度はパンツの 勢いに引っ張られたチンコが、ぶるん、と戻ってくる。俺は体の奥が熱くなってくるのを感じながら、 小森のチンコをじっと見つめた。 大きさは、ボッキしてる今でもそんなにデカくなっていない。細いし、皮も被ったまま。けど、肌色の チンコがゆらゆら揺れている様子は、無茶苦茶エロい。 「『小森のチンコ、可愛いな……』」 「そ、そんなこと……ふあぁっ!」 俺の右手が小森のチンコを握ると、小森はたまらず悲鳴みたいな声を上げた。体をのけぞらせて、俺の 肩に頭を乗せるような感じで、気持ち良さそうに喘ぐ。 「『こんなにカチカチにしてさ……俺のチンコいじって、興奮した?』」 「あ、だ、だめ……本田君……や、やぁっ……は、んっ」 「『うわ、ビクビク動いてるぜ。小森ってエロいんだな』」 「そ、そんな……ふぁ……っ、ち、ちが……ぅぁっ」 竿とか先っぽの部分を揉んだだけで、小森の全身がびくびく震えてる。俺は少しやり方を変えて、チンコの 皮を上下させてみた。俺が手を動かすたび、ピンク色の部分が見えたり隠れたりを繰り返す。 「や、あぁっ……き、気持ち、きもち、いいよぉ……っ!」 「イキそうか?」 「……んぁ……イ、イキそ、う……って、……うぁっ」 「チンコから何か出そうだろ?」 「うん……か、ちんちん……はぁ…熱くて……はぁ……な、何か……ふぁ…あ!」 376 :329:2005/04/07(木) 14:57:33 ID:JDOI4ZCp 小森の脚がひきつったみたいに力が入る。イくのか!? 心臓がバクバク鳴ってるのが分かる。小森の イクところが見られる──俺はたまらなくなって、右手でチンコを強くこすり上げた。 「や、ぁ……本田く…ん……っ。はぁっ、も、もう、だめ…ぇ……い、イっちゃう……ふ、あぁっ!」 「……『お前がイくところ、見ててやるよ』」 もうすぐだ。俺は小森をイかせようと、喜びそうな台詞を考えて囁いた。 「『好きだぜ、小森』」 「ぁ、あ──」 だけど、その途端。目を閉じて気持ちよさに浸っていたはずの小森が、目を開けて俺を突き飛ばした。 いきなりのことで、俺はバランスを取ることもできなくて仰向けに転ぶ。 「っわぁ!?」 「…………っ」 「な、何すんだよ小森! 後ちょっとで──」 体を起こしながら文句をぶつけようとした俺は、だけど……俺に背を向けて震えている小森の姿を見て 何も言えなくなった。 「…………っく……ぅ…………」 「こ、小森!? 泣いてんのか……?」 「…………ないよ」 「え?」 恐る恐る近づいた俺に、大粒の涙をこぼしながら小森が叫んだ。 「ほ、本田君が……僕のこと、好きだなんて……言うはずないよ! ……こんな僕のこと……ふ、ぅ…… 友達だなんて、お、思ってくれるわけ……ないじゃないかぁ!!」 「小森……」 泣きじゃくる小森を前に、俺はどうすればよかったんだろう。ただ、小森の背中を何度も撫でてやる くらいしか、今の俺には何もできなかったんだ……。

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