【西川】系統に戻る.
起点 | 経由 | 終点 | 新設・変更 | 廃止・変更 | 担当営業所 | 備考 | |
(1) | 西川口駅東口 | 川口警察署・天神橋 | 変電所 | 2001年3月28日廃止 | 鳩ヶ谷営業所 |
西川口駅から岩槻街道沿いにある東京電力パワーグリッド鳩ヶ谷変電所まで向かう路線で、2001年3月の埼玉高速鉄道開業まで運行していた。朝ラッシュ時に混雑する西川01(西川口駅東口-変電所-鳩ヶ谷公団住宅)の途中折返し、かつ補助路線で、変電所折返便は赤羽からの赤22(赤羽駅東口-荒川大橋-変電所)も存在し、こちらは赤21(赤羽駅東口-荒川大橋-変電所-鳩ヶ谷公団住宅)の途中折返し路線だった。2001年3月の埼玉高速鉄道開業による再編まで鉄道駅が存在しなかった鳩ヶ谷地区の住民は路線バスで京浜東北線の各駅へ向かうしか手段が無く、特に鳩ヶ谷公団住宅からの路線は増発便がほぼ毎日のように運行されるなど、輸送力が逼迫していた。西川口から来たバスが変電所に到着後、赤22として赤羽へ向かい、逆に赤羽から来たバスが変電所から西川03として西川口へ向かうなど、折返し時間を極力無駄にしない運用で多数の乗客を輸送していた。
埼玉高速鉄道の開業によって存在意義を失い、西川03は赤22と共に廃止、西川01は新規開業した鳩ヶ谷駅経由へ経路変更(従来からの市役所経由は西川01-2へ系統番号変更)を実施した。しかし埼玉高速鉄道の運賃が割高だったことで乗客の鉄道への転移は当初の予想を下回り、西川01に積み残しが発生した。そのため、臨時運行を行う時に限って西川03が運行された。書類上では2001年3月28日付けでの廃止だが、実際は行先表示が「西川01」のまま変電所折り返しで運行していたという。
2008年3月の大規模再編で、埼玉高速鉄道開業によって新設されていた西川01(鳩ヶ谷駅経由)が廃止され、同時に西川01-2(市役所経由)が新・西川01へ変更された。これによって埼玉高速鉄道開業による再編は立ち消えとなり、臨時運行を行っていた変電所折返しは完全に運行を終了した。