天界 色葉国




正式名称「色葉国(イロハ・こく)」。人間は「天界(てんかい)」と呼ぶ。

フォーチュン・アースを現世(うつつよ)といい、
天界はその現世を支える柱で、異次元に存在する。
(ちなみに現世より過去の次元は前世、未来の次元は来世と呼ぶ。
中にはそうした時代すらも超えていくものがいるという)

誰でも住めるわけではなく、神と呼ばれしポケモンを中心に、
特別な地位を与えられたポケモンのみが自由に行き来出来る。

当然人間は住めない、ポケモンたちだけの楽園。
人間を嫌う野生のポケモンたちも、自由を求めて入ってきたりする。
色葉国の中ではポケモンも人の姿を取れるが、外見と実年齢が一致しない場合も多い。

かつて現世と天界は一つだったという。




神と呼ばれしポケモン

天界が現世を支えているのは、世のパワーバランスである。
波の満ち引きや火山活動、星の動き、
太陽や月の変化、季節や時の移り変わりさえも、
天界で均衡をはかり、現世に反映させているのだ。

その多くは神と呼ばれるポケモンたちによって管理されている。
神と呼ばれるポケモンたちは基本眠りについており、
眠りについている状態が、世界に及ぶ最低限の力を発揮できるのだ。
これによって均衡をはかっている。

しかし、何年かに一度、その眠りが覚めてしまうことがある。
(自然的であったり、故意的であったり、原因は様々)
目覚めた状態は眠りについている時の何千倍もの力があり、
パワーバランスが著しく狂ってしまうため、
対となるポケモンも一緒に目覚めるケースが多い。
(もしくは目覚めていなくても無理矢理目覚めさせて助けを請う)

古い神話によると、全ての神とよばれるポケモンがいっせいに目覚めた時、
世界は終わるとされている。



千羽と三の村
天界・色葉国をなしているのは4つの地区。

中心部、天つ宮のある千羽(ちう)。
氷山を核にした蒼雪村(そうせつむら)。
岩山を核にした紅花村(こうかむら)。
鉱山を核にした碧月村(へきげつむら)。

それぞれ競り合うことなく、パワーバランスを保つべく共存している。
そして火山に囲まれた王都・千羽に建つ天つ宮・千護城(ちごじょう)に、
天帝・ナギがいると言われている。
最終更新:2014年01月23日 23:16