- 207. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 19:27:49.74 ID:lPwWqqJZ0
- 純「憂ー、しょうゆとってー」ジャッジャッ
憂「はーい」
純「そーい!」ジュワーッ
憂「純ちゃん上手だねー」
純「チャーハンは中学で極めたよっ、ほいっほいっ」ジャッジャッ
純「ういー、昨日余した食べるラー油いれてみよっか」ジャッジャッ
憂「……その考えには賛同できないよ」
純「中華だよ?合うって」
憂「昨日のもんじゃ焼きのせいで食べるラー油には良い思い出が無いんだよ……」
純「ちぇー……」
- 209. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 19:31:50.84 ID:lPwWqqJZ0
- 純憂「いただきます」
純「もぐっ。うむっ……」
憂「おいしーっ!お姉ちゃんにも食べさせてあげたいくらい!」
純「ふふん、ここに食べるラー油が入ってたら絶対もっとおいしくなってたね!」
憂「純ちゃんってあれでしょ、ドリンクバーとかで変なジュース作るの好きでしょ」
純「えっ、みんなやるよね?ふつう」
憂「ときどき純ちゃんの普通が怖いよ……」
純「いやいや、チョコカレー鍋を提案する憂のお姉ちゃんには敵わないって……」
- 210. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 19:35:51.69 ID:lPwWqqJZ0
- 憂「ごちそうさまー」
純「おそまつさまです」
憂「お昼も食べたし」
純「うん」
憂「……なにしよっか?」
純「そりゃあ」
純「のんびり?」
憂「じゃ、わたしの部屋いこっか」
純「そだね、宿題でつかれたし」
憂「一休みしよっか」
- 211. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 19:39:54.41 ID:lPwWqqJZ0
- 純「布団」
純「だぁーっ」ぼふっ
憂「ほこりたつよー?」
純「いいじゃんいいじゃん、布団最高ー」
憂「まぁ、いっか」
純「そう、つかれたしー、おなかいっぱいだしー……」
純「ぐぅ……」
憂「寝ちゃった……、わたしも寝よ……」
- 214. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:00:04.30 ID:lPwWqqJZ0
- 〜〜〜〜〜
なかのけ!
梓「ん……」
唯「あ、あずにゃん起きた?」
梓「はい……おはよう、ございます……」
唯「もうこんにちはの時間だよ?」
梓「うそ……、ほんとだ……」
唯「あずにゃんの寝顔を見てると、朝なんて一瞬だねー」
梓「ずっと見てたんですか……起こしてくださいよ//」
唯「起きないあずにゃんが悪いよー」
ぐうぅう……
唯「シンクロしたね……」
梓「……起きてご飯作りましょうか……」
- 215. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:04:05.42 ID:lPwWqqJZ0
- 唯「最後の日ぐらいはわたしがご飯作るよ!」
梓「だいじょうぶなんですか?」
唯「いつも憂の料理姿を見てるからね!」シャッキン!
梓「包丁構えないでください」
唯「さぁ切り刻まれたい奴はどいつだー!」
梓「あぁぁ、危なっかしいなぁ……」
唯「……なにつくろう?」
梓「なに作れるんですか?」
唯「……卵焼きと目玉焼きとスクランブルエッグ……」
梓「……どれも包丁使わないじゃないですか……」
- 217. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:08:06.67 ID:lPwWqqJZ0
- 唯「だってういが包丁使わせてくれないんだもん」
梓「わたしだって使わせたくないです」
唯「そうやって過保護にして!」プンプン
梓「唯先輩は危なっかしくてほっとけないんです!……そんなところが、その、いいんですけど//」
唯「あずにゃんたら……//」
ぐぅうぅ……
梓「……早くご飯作りましょうか」
唯「うん……」
- 218. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:12:07.87 ID:lPwWqqJZ0
- 〜〜〜〜〜〜
ひらさわけ!
純「寝ちゃってた……」
憂「……んぅ…………」
純「もう起きて憂がとなりにいてもまったく驚かなくなっちゃったな……」
純「熟睡してるようだし」
純「イタズラしよう」ワキワキ
純「ここでのポイントは、もし起こしてしまった時の保身です」
純「あくまで自然に、そうなっちゃったんだよ、っていう演出が重要です」
純「まずは髪の毛でくすぐることにします」
- 219. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:16:08.65 ID:lPwWqqJZ0
- 純「天然パーマの正しい用途を見せてあげるよ……憂!」
そーっ
純「」モジャッ
憂「う、んぅ……」
純「」モジャモジャッ
憂「ふぁ……へぁ……」
純「あ」
憂「へくちっ!」
純「」ベタベタ…
憂「ずずっ……すぅ……」
純「憂め……」ごしごし
純「いやわたしが全面的に悪いけど」
- 221. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:20:09.28 ID:lPwWqqJZ0
- 純「次はどこを攻めようか」
純「胸……は犯罪だよね」
純「健全にほっぺだね」
純「つんつん」ツンツン
憂「ん……」
純「やわこいなぁ」ツンツン
純「むにょー」ムニョー
憂「ふが……」
純「ふ、「ふが」だって……ぷっくくく……」
- 223. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:24:09.84 ID:lPwWqqJZ0
- 憂「いひゃい……」ぱちっ
純「グガーッ」
憂「……純ちゃん」
純「グォーッ」
憂「えいっ」ムニョー
純「ふ、ふが……ごめんなさいぃ……」
純「……ていうかもう九時過ぎじゃん!」
憂「えっ、うそ!……あー……、寝過ごしちゃったね」
純「この分じゃ夜寝れないよ……」
憂「と、とりあえずご飯食べよっか?」
純「そだね……」
- 224. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:28:10.87 ID:lPwWqqJZ0
- 〜〜〜〜〜〜
純「ふー、ごちそうさまー」
憂「おそまつさまです♪」
純「これからどうする?……全然眠くないし」
憂「うーん……どうしよ」
純「無理やり寝てもいいけど……食って寝てばかりじゃ、太っちゃうし」
憂「ちょっとその辺、散歩してくる?」
純「おっ、いいねー、なんかいいねー」
- 225. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:32:11.46 ID:lPwWqqJZ0
- 純「夜の散歩って、いいよね」テクテク
憂「うん、静かで、いいよね」テクテク
純「いま、この街にはわたしたちしかいない!みたいな」
憂「普通に家に明かりついてるけどね」
純「まぁ、もっと大人の時間になったら、さ」
憂「あ、純ちゃん、満月だよ、ほら」
純「ほんとだ、まん……げ、つ……うぅっ……くっ……!」
憂「じゅ、純ちゃん!?どうしたの!?」
純「ウググ……うい……、わ、わたし……」ジリッ
憂「な、なに?!純ちゃん……?!」
- 226. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 20:36:12.06 ID:lPwWqqJZ0
- 純「狼男だったんだー!ぐおおー!!」がばーっ
憂「きゃあああっ!?」
ぺちーん!
憂「はぁっ……はぁっ……」
純「いたい……」ヒリヒリ
憂「あ、ごめん純ちゃん!だいじょうぶ?!」
純「はは、これもわたしが悪いから、だいじょうぶ」
憂「純ちゃん、もう「実はわたし……」シリーズやめなよ……」
純「ついちょっかいかけたくなってさ……ごめんごめん」
- 229. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 21:01:06.26 ID:lPwWqqJZ0
- 純「あー……」テクテク
憂「うん……」テクテク
純「やっぱ散歩いいね」
憂「だねー」
純「このまま中学までいっちゃおっか」
憂「あ、いいかも」
純「この辺もさ、良く二人で通ったよね」
憂「三年生になってからは、よく一緒に下校してたからね」
純「わたしね」
憂「うん?」
- 230. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/27(月) 21:05:06.75 ID:lPwWqqJZ0
- 純「先輩たち……、憂のお姉ちゃんたちが中学卒業して、嬉しかったよ」
憂「なんで?」
純「だってさ、憂と一緒に居る時間増えたし」
憂「確かに、そうかも」
純「ずっとさ、唯先輩のこと羨ましいって思ってたよ」
憂「そうなの?」
純「そうなの!」
憂「なんか照れちゃうな……」
純「……でも、今は違うかな」
憂「?」
純「憂はわたしの、大事な友達だからさ」
憂「……うん」
純「だからその、うん」
純「あぁもう、言ってて恥ずかしくなってきた……///」
憂「あはは……ありがと」
最終更新:2011年03月03日 21:41