唯「にゃお~ん」スリスリ

律「……何やってんだ?」

梓「あ、律先輩」

唯「にゃうん」

律「普通に喋れ」ゲシ

唯「あいた!んもう!今あずにゃんと猫ちゃんごっこしてたんだから邪魔しないで!」

律「猫ちゃんごっこ?」

梓(私やってたんだ……)

澪「ふむ……」

紬(ドキドキ)


律「なんかよくわからんけど、くだらないことやってないでお菓子でも食おうぜ」

唯「にゃる」

律「……っく」

律(イライラするのはなんでだ……!)

梓「唯先輩本当に猫みたいですね。あずにゃん3号ですね」スリスリ

唯「ゴロゴロ」

律「なあ、そのなんとかごっこやめろよ。鳥肌立つわ」

紬「何を言ってるのりっちゃん?」ニコ

澪「うむ」


紬「一般人から見たら他愛もないただの遊びに見えるかもしれない。
  馬鹿な行為だと言う人もいるでしょう、でもね……
  彼女達……いえ、私達にとっては至福の刻なの」

澪「そうだ」

律(こいつ何言ってんだ?)

紬「唯ちゃんたちの顔を見てみて」

律「あ、ああ」

       ハ,,ハ
唯「にゃぅん (゚ー゚*)」

梓「ふふ、可愛いです。唯せんp……あずにゃん3号」ナデナデ


唯「にゃう……」ペロ

梓「ひゃっ!?」

唯「にゃあにゃあ」ペロペロ

梓「くすぐったいですよぉ…あんっ」

梓「もぉ!変なとこ舐めないでください!//」

唯「ゴロゴロ♪」

紬「うふふふ」

澪「ムギ、鼻血」

律(きもい……)


律「キメェ。とりあえずポテチ開んぞー」

梓「イタズラ猫ちゃんにはきちんといた躾(しつけ)が必要ですね」

梓「まずはお手ですよ、はい、お手」

唯「にぎゃ」パスッ

梓「そこはおててじゃなくておちちです」

律「パスって言ったwwwパスって言ったwww」

梓「外野は気にせず続けますよ。二回目はおかわりです、はい、おかわり」

唯「ふにゃ」パススッ

梓「一回目と合わせなくていいです。それじゃダブルおちちになっちゃいますよ」

律「パススって言ったwwwパススって言ったwww」

紬「続けて」

梓「じゃあ少し高度な技いきますよ。ちんちんです、はい、ちんちん」

唯「ふにゃーん」シュン

梓「はい、その通り。女の子はちんちんできませんね、よく出来ました」ナデナデ

澪「ふむ。実に面白い」


梓「それじゃ次はお散歩の練習しましょうか」

唯「にゃにゃううん」ゴロゴロ

梓「ええと、必要なのは首輪と紐、なんてこの部屋にはありませんよね」

紬「四次元眉毛を舐めないで頂きたいわ」ニュニュニュ

律「のわあ! ムギの眉毛からその質量を遥かに上回る物体があッ!」

澪「実に興味深い」

紬「はい、コレ使って。リクエストがあれば追加も可能よ。三日目に言ってもらえれば納品できるから」

梓「流石ですムギ先輩。それじゃ首輪をしゅるりと、うわぁ嫌がってる」

唯「にゃぐしゃああ」プンスニャ

律「犬ならまだしも猫って首輪つけなくね? ついでに散歩も」

紬「細かいことはいいのよ」

梓「こらっ大人しくしなさい! ふぎゃ、そんなに抵抗しっ、にょわああああ」

律「あーあー、下克上だ」

唯「にゃにゃふぎゃーん」プンスニャ

梓「眺めてないで助けて下さにゃああああああん」


紬「こんな時は四次元マタタビ!」

律「ちなみにこの間十分程経っております」

澪「ほう」

紬「アズニャンマン! 新しい道具よ!」シュッ

梓「こっこれは。早速使うです」パララ

唯「にゃふああんごろろろろ」

梓「ふっふっふ。所詮は猫ちゃ……またたびn……弱……」

律「梓の動きまで止まったぞ」

紬「説明しよう。アズニャンマンはまたたびを武器とするのだがその効力が自分にまで及んでしまう」

紬「またに諸刃の剣なのだ」

律「それを与えたお前は確信犯だ。正義のヒーローのお助けキャラでも何でもねぇ。明らかに悪者だ」

梓「もう、我慢できっ、にゃああああああああああ」ガババッ

澪「実に面白い」

唯梓「ふにゃーごろごろ♪」

紬「再●REC」



それから三十分

唯「にゃっ? にゃううん?」

梓「にゃーにゃにゃ。ふぎゅにゅう」

律「まだやってるんかい!」パリポリ

紬「黙ってて。これは千年に一度の邂逅の時よ。織姫と彦星も大歓喜よ」

律「……なぁ澪。どうにか止める術はないものか」

澪「教えてやろう。この悪戯(ゲーム)には必勝法がある」

梓「にゃっ」ジー

律「今すぐ教えろ。ていうか教えて下さい頼んます」

澪「マタタビを自分に振りかけるんだ」

律「なっ。そんなことをしたら私まで……」ゾクリ

澪「それしか策はないぞ。やるのか? やらないのか?」

律「ちくしょう破れかぶれだ! やってやる!」パラララ

唯梓「……に゛ゃー!!!」クワァッ


律「だー、やっぱりだー!


唯「にゃふん」ペロペロ

律「ちょおっ、そんなとこ舐めたら……私まで……」

梓「にゅぎゅう」シュポンシュポン

律「ひああああ。駄目だもうおかしくなっちゃう……」

澪「実にパラダイス」

律「ッハ! もしかして必勝法って」

澪「今頃気付いたのか、しかし、お前は既に死んでいる(人間的な意味で)」

梓「」ソロソロ

梓「(律先輩もこっち側にきましょうよ。毎日がエブリディで快楽がハッピーですミュージカルがCATSですよ)」ゴニョニョ

律「……だあああああああああああ! ふぎにゃあああああ!」

唯「りつにゃんりつにゃん」ペロペロ

紬「……」

紬「おいデコ、邪魔だ退け。マタタビの中にサンポール混ぜてやろうか? ん?」

律「」

澪「実に興味深い」


律「畜生。もう少しで仲間に入れたのに畜生」ダンダン

紬「視聴者はあなたが混ざることを誰も望んでいないわ」



キーンコーンカーンコーン

唯「あ、鳴っちゃったね。帰ろっか」スクッ

梓「全く。今日も練習できずに終わってしまいましたか。やる気の無い方たちですね」

律「……お前が言える立場か? おいィ」

澪「実に興味深かった。帰って実験においての実証に勤しまねば」

紬「売上金はきちんと三等分するわね」ニコリ

律「あー、聞こえない聞こえない」

梓「それにしても何処かの誰かさんが乱入したせいで込み入ったプレイが出来ませんでした。

梓「非常に胸が抉られる思いです」プンスカ

律「誰が誘ってきたんだー、誰がァー?」

唯「あ、だったらウチで続きしようよ。今日はお父さんとお母さんいないんだ」

紬「今日『は』じゃなくて、今日『も』ね」

律「おい。何故それを知っている。吐け、白状しろ」



ゆいんち!

憂「おかえりお姉ちゃん! 妹にする? シスターにする? それともワタシ?」

梓「ここはあえて3Pで」

憂「お安い御用だよ梓ちゃん。あれれ、どうしてお姉ちゃんが猫さんになってるの?」

唯「にゃうにゃう」

梓「(発言前に空気を読むとは流石シスコンマスター。恐ろしい子ッ)」

憂「ひゃあ。お姉ちゃんそんなとこ舐めないで、恥ずかしいよう//」

梓「コラァ。まだ服きてるでしょ!」

憂「あれあれ? ということは、あずにゃんは服脱いでやるのが普通だと思っていて、それ想像しちゃったんだぁ」

梓「はうううぅ……//」ボムッ

唯「あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!」ペロペロ

梓「ということで、今日から私が夫で憂は妻で唯先輩がペットの猫ことあずにゃん三号になります」

憂「異論なし。むしろボーナス出したいくらい」

梓「ふふふ。ボーナスステージは後のお楽しみだよ」

唯「にゃーごろごろ」


憂「とりあえず上着を預かりますね」

梓「ああ、助かるよ」

憂「次はお姉ち……ねこちゃんの服を全部預かりますね」

梓「こらマテー!」

憂「どうして怒るの? ねこちゃんは普通、服なんて着てないよ?」

梓「そりゃあそうだけど……、ほら色々と」

憂「あっ、人の目ね。はい玄関閉めるから」パタン

憂「じゃあ早速ぬぎぬぎ時間(タイム)へとうつらさせて……」

梓「あー、先にお風呂に入りたいなー、どうせなら猫ちゃんも一緒に入ろうかー」

唯「にゃんにゃん」コクコク

梓「ということで、ぬぎぬぎ時間は頂いておきます。美味しい料理作ってまっててね」

憂「あああああ、愛しのマイラーブ!」



梓「(その場のノリで言っちゃったけど唯先輩と二人でお風呂なんて初めてだな……)」ドキドキ

唯「にゃー」

梓「ん? ええと、何を伝えようとしてるのかにゃ?」

唯「むうぅ。脱がせてほしいにゃー」

梓「////」ボムファゥ

唯「あずにゃんちっとも分かってくれないから喋っちゃったよ」プンス

梓「ご、ごめんだにゃあ。脱がせてあげるから気分を戻してくれにゃあ……」

唯「にゃっ♪」

梓「っほ。ええとまずは、ショーツから」

唯「にゃぎゃっ!?」

梓「っああ、ごめんなさいつい! 制服からですよねーあははははは」

唯「にゅううう」シュルシュル

梓「あああ唯先輩を包み込んでいた最も大気に触れていた存在だけれどフローラルな香りは未だ持って健全でその細部にいたるまで執拗に私の嗅覚を刺激しては大脳新皮質まで……)」

唯「早く脱がせるにゃあ!」

梓「そんな大声だとお隣に聞こえちゃいますって//」ホロホロ



よくしつ!

梓「(脱がし終わるのに十分かかったけれど、これは許容範囲! いいや中々の好記録!)」

唯「早く洗ってくれにゃあ」ポー

梓「あ、ごめんなさい。アレ、唯先輩の家ってスポンジとか垢すりはないんですか?」

唯「当たり前だにゃあ。肌で擦ればいいにゃあ」

梓「……つまり、いつも二人で入っていると」

唯「そうじゃなきゃキレイキレイにならないにゃあ」シューン

梓「ナ、ナンダッテー!」

唯「まずは石鹸をあずにゃんの丘に塗りたくるにゃあ」

梓「はうぅっ、そんなに摺りつけちゃ白い泡が量産されちゃって、キレイキレイになっちゃって、にゃうううううん」

唯「ぶぅ。猫ちゃん役は私なのー。はい、じゃあ早く洗ってにゃん♪」

梓「……つまりところ洗い方と言えば」

唯「ムネムネシュッシュ!」

梓「タッハー!」デロデオr


梓「まずは背中から……」ゴシュゴシュ

唯「にゃーごろごろ(憂の方が全然気持ちいなんて言えない)」

梓「(ううぅ、先っちょが擦れて気が変になりそうだよぅ……)」コシュコシュ

梓「あっ、どこか痒いところはありますか?」

唯「にゃあにゃあ」チョンチョン

梓「(そっそこは体内で最も大きな盛り上がり! つまりヒップ!)」

梓「じゃ、じゃあいきますよ……」ムニュ

梓「(アワワ凄く柔らかい……、これじゃ私が洗われてるようなもんじゃあ)」ムニュムニュ

唯「控え目に気持ちいいにゃう」

梓「(でも、アレ、何だろうこの違和感。猫さん、猫さんと言えばッ!)」アワアワ

唯「……あずにゃんさっきからお尻の周りで何やってるにゃん?」

梓「できました! じゃーんアワアワ猫しっぽー!」

ガラッ

憂「この泥棒猫」

梓「わあああっ、衝撃で崩れ落ちるううううう」


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最終更新:2010年01月10日 00:14