4話 純「唯せんぱーい」唯「あれ?純ちゃん?」
唯「どうしたの?」
純「いや・・・あの・・・ちょっと唯先輩の姿みかけたんで、追いかけてみました」
唯「そうなんだ~~」
純「こっちの道歩いてるのってめずらしいですよね?」
唯「あ、さっき楽器店に行ってたから」
純「そうなんですか」
唯「うん。ギー太の弦を買ってきたんだよ~」ギーター
純「・・・あ、あの」
唯「?」
純「これからちょっと時間いただいてもいいですか!?」
唯「え?今から?」
純「はい・・・ちょっと話たいことが・・・」
純「梓のことで・・・」
唯「あずにゃんのこと?」
純「はい・・・だめですかね?」
唯「う~~ん」ポクポクポク
唯「ちょっと待ってて!」チーン
純「は、はい」
唯「りだいやる・・・っと・・・・」ピッピッピッ
純「(電話・・・)」
唯「もしもし~~・・・・うん、あのね、今日ちょっと帰るの遅くなるよ~~、うん」
純「(ういかな・・・?)」
唯「え~~、う、うん、ちょっと純ちゃんと会ってさ。お話ししようってなって。うん?」
唯「そうだよ。あの佐々木さんのところの純ちゃんだよ」
純「(私・・・鈴木なんだけどな)」
唯「あ、あれ?鈴木?まぁ、純ちゃんだよ、モフモフのさ・・うん・・そうそう・・」
唯「あ、食べるから!!ちゃんと食べるから!!!ごめんねうい~~」オウオウオウ
純「(やっぱういに電話してたんだ・・・てか、モフモフ・・・・)」
唯「え?大丈夫だよ~~」
」
純「(モフモフ・・・)」
唯「うん、じゃあ、また帰るときに電話するね!!うん」
純「(OKでたってことは、ういも私のことモフモフで認証したんだ・・・)」
純「(友達ってなんだろう・・・)」フッ
唯「ふぅい~~」ピッ
純「ういですか?」
唯「あぁ、うん。遅くなるってちゃんと連絡しないと、心配かけちゃうからね」
純「憂、先輩のこと大好きですもんね」
唯「うん!!大好きだよ!!!じゃあ、モ・・・純ちゃん、どっかお店はいろうっか!」
純「あ、はい(モ?)」
=どっかお店=
唯「ふぅぃ~~おなかすいた~~~」
純「え!?何か食べる気ですか?」
唯「え、うん。そ~だけど?」
純「さっき、ういが電話で何かもう作ってるって言ってたんじゃないんですか?」
唯「え!?純ちゃん聞いてたの!!盗聴!?」
純「な、なに言ってるんですか!!先輩の受け答えから推測したんですよ!!!」
唯「ふぇ~~なんかすごいねぇ~~」
純「え・・・そ、そうですかねぇ」テレテレ
唯「あ、これおいしそー」
純「(きいちゃいねー!!!)」
唯「でも、やっぱりういの晩ご飯が待ってるからなぁ~~どうしたものか~~」ウーーン
純「晩ご飯たべられなかった憂に怒られそうですもんね(そして、なぜか私まで怒られそうな気がする)」
店の人「オキマリッスカー」
唯「あ、このいちごパフェ1つ!!」サラッ
純「ちょ!?今までの流れはなに!?」
唯「ん?あ、純ちゃんもパフェ頼む?おいしそうだよ~~」つメニュー
純「・・・あ、ほんとだ・・・おいしそう・・・」
店の人「・・・・・」ニラッ
純「(うわ!!店の人めっちゃにらんできたよ!?)」ギャー
純「え、えっと、じゃあ、私この、チョコばななパフェで!!」アセアセ
店の人「シャー」スタコラサッサ
純「(店の人なんかこえぇえぇ!!!)」グッタリ
唯「パフェパフェパフェ~♪」
純「ははは・・・甘いもの好きですねぇ~、部活で食べたんじゃないんですか?」
唯「うん!!今日はムギちゃんがマカロンもって来てくれたんだ~」ムギムギ
唯「おいしかったよ~~~」タクアンオショー
純「甘いものばっか食べてあきたりしませんか?」
唯「チッチッチッチ!あまいねぇ~純ちゃん!!!」ユイノユビヲフル!
純「へ?」ジュンハコンランシタ!
唯「甘いものは別腹なのだよ!!」エッヘン!
純「そ、そうですか?」ジュンハコンランシテイル!
唯「今日は一生懸命練習したからね!!」
唯「自分へのご褒美なのです!!!」フンス!
純「あぁ、そういうのあるとまたがんばろうって思いますもんね!」
店の人「モッテキタヨ、チョコバナナパフェッス」スッ
純「あ、ども」
店の人「ソシテ、コレガ、イチゴパフェ」どんっ!
純唯「」
店の人「クイキレナカッタラバッキンダカンナ」スタコラサッサ
唯「うわぁ・・・」
純「うわぁ・・・」
純「ちょっと・・・唯先輩のいちごパフェ・・・・大きさすんごいんですけど」
唯「あれれ~?・・・さすがの私もちょっとびっくりだよ、この大きさは・・・」
純「これ、食べきれますか・・・?てか、ちゃんとメニューみましょうね?」
唯「どうしよう純ちゃん・・・限りなくムリかもしれない・・・そして、ちゃんとメニューみてなかったです、ごめんなさい」
純「・・・・罰金がなんたらいってましたよ?」
唯「・・・あ、メニューに小さな字で書いてある、罰金のこと・・・・」
純「・・・・とりあえず、記念に写真撮ります?ケータイですけど」
唯「あ、うん・・・・そうだね・・・なかなかないよね・・・この大きさは・・・」
純「そ、そうですよ!!!・・・・なかなかないですよ、このサイズは!!」
純「・・律先輩とかに見せたらいい話のネタになりますよ!!!」
唯「そ、そうかな!?」
純「ええ!!!きっとそうですって!!!じゃあ、記念に写真とりますね!!!・・・はい、チーズ」
唯「ぴ、ぴーす」パシャ
唯「あ、ごめん!!今私ぴーすって言っちゃったよ!?」
純「えぇえ!?!?ああ、いや、それは別にいいと思いますよ!!?ぴーすでもロースでも!?」ジュンハコンランシテイタ!
唯「あ、そ、そうかな?じゃあ、ロースで撮ればよかったなぁ!!」ユイモコンランシテタ!
純「ちゃんと撮れてるかな・・・・?」
唯「純ちゃん撮れた~~?」
純唯「・・・・」
純「唯先輩と並んで撮ったら」
唯「パフェの大きさがすごくよくわかるね」
純「座った先輩と同じ高さですね」
唯「・・・純ちゃん、こうk」ワケモワカラズジブンヲコウゲキ
純「しねぇよ!!」
唯「うわ~~~どうしよ~~!てか、今さらっと暴言はいたよね?ね?」
純「と、とりあえず、食べましょう!!あとさっきのは空耳です、空耳アッワーです」
唯「空耳ならしかたない!!とりあえず、いただきます」クハッ
純「こらこらこら!!!唯先輩はこっち!!!そっちは私のです!!!」
唯「うわ~~~交換してよぉぉ~~~」
純「いやです!!!」
唯「私のが年上だから、年上を敬うべきだよ!!」
純「それは今カンケーないです!!!」
唯「あるよ!!おおいにあるよ!!!」
店の人「オマイラサッサトクワナイトホッペガオチルヨ?」
純唯「は!?はひ!!!!い、いただきます!!!!(KOEEEEEEEEEE!!!!!!!)」
純「ふぅ、ごちそうさまでしたーー」ゲプッ
純「あぁーー甘かったなぁ、澪先輩のポエッティ並に甘かったなぁーーー」チラッ
唯「・・・・」ウプッ
純「・・・・先輩、大丈夫ですか?」
唯「」ムリムリムリムリムリムリムリムリ
純「・・・・しゃーない・・半分食べた唯先輩を讃えて・・・・私も食べます・・」スッ
唯「りゅんひゃん・・・あふぃがほぅ・・・」ボタタタタ
純「あぁ・・・礼はいいんで、口の中のもの落とさないようにしてください」パクッ
純「うん・・・・あめぇ・・・」パクッ
唯「あ・・・そういえば、純ちゃん」ゴクン
純「なんでしょう?」パウッ
唯「話ってなに?」パクッ
純「あ」パクン
純「(すっかり忘れてたぁぁぁあああああああああああああああああああ)」ゴクン
唯「?」パクッ
最終更新:2011年04月05日 18:42