唯「らっしゃいらっしゃい!」
唯「唯ちゃんのミルク屋さんだよ~」
唯「美味しいよ~安いよ~」
唯「健康にもいいよ~」
澪「すみません」
唯「いらっしゃい!」
澪「ミルク欲しいんですけど」
唯「はいはいちょっと待っててねー」
ソソクサ
澪(あれ?奥に入ってっちゃった?)
唯「出番だよ憂!」
憂「お客さん?」
唯「うん。ほらほらおっぱい出して!」
憂「分かったよお姉ちゃん」
ぽろり
憂「いっぱい搾ってね」
唯「じゃ、行くよー」 モミモミモミモミ
憂「で、出る!出る出る…出るぅぅぅぅううん!」
プシャアアアアアアア
唯「おー!今日も大量だね憂」
憂「えへへ。お姉ちゃんのために頑張ったよ♪」
唯「じゃ、お客さんのところに持っていくからね」
澪(まだかなぁミルク)
唯「はいおまちどさま」 ゴトッ
澪「あ、来た」
唯「揉みたて、じゃなくて搾りたてほやほやの極上だよ」
澪「どうも。はいお金」
唯「ありがとうございました~」
唯「今日も大繁盛だったよ~」
憂「お疲れさま」
唯「憂がミルクたっぷり出してくれてるおかげだね!」
憂「明日はもっと頑張るよ!」
唯「頼もしいねぇ!さすが私の妹!」
憂「頑張って世界一のミルク屋を目指そうね!」
唯「うん!」
────
唯「らっしゃいらっしゃい!唯ちゃんのミルク屋だよー!」
唯「美容にも良い10代から30代の女性に大人気のミルクだよー!」
和「ミルク頂ける?」
唯「いらっしゃーい。ちょっと待っててね」
唯「うーいー!」
憂「お客さん来た?」
唯「うん、おっぱいお願いできるかな」
憂「もちろんだよ!」
唯「搾らせていただきます」
もみもみ くりくり
憂「ああぁっ出る!出るよお姉ちゃん!」
唯「出して憂!」
憂「はぁん!」
ぷしゅっ…ぷしゅううぅぅぅぅぅ!
プッシュウウウウウウウウウウウウウウウ
唯「お待ちどーさま!」 ゴトッ
和「ありがとう、ここのミルクは本当に美味しいって評判よ」
唯「えへへへ」
和「いったいどこの牛なの?」
唯「うしじゃなくてういの……おっと、これは企業秘密ですよお客さん」
和「そうなの……」
────
憂「お姉ちゃん大変大変!」
唯「どうしたの憂?」
憂「今度私たちのお店がグルメ番組に出ることになっちゃったよ!」
唯「えっ本当に!?」
憂「なんでもすっごく味にうるさい食通さんを相手にするんだって」
憂「どうしようお姉ちゃんどうしよっ」
唯「大丈夫だよ!どんなに舌の肥えた人が相手でも、憂のミルクなら唸らせ
られるはずだよ!」
憂「う、うん」
唯「だから自信持って!」
唯「私は憂と」 なでなで
唯「憂のおっぱいを信じてるよ」 もみもみ
────
唯「憂~今日も頑張ろうねー」
憂「お姉ちゃんごめん、私…風邪ひいちゃったみたい……ごほごほ」
唯「う、憂?大丈夫?熱あるの?」
憂「うん、ちょっとだけ。お店どうしよう?」
唯「今日はお休みにしよう。ゆっくり休まないと」
憂「ごめんねお姉ちゃん」
唯「気にしなくていいんだよ」
憂「でもテレビの撮影明日だよ」
唯「あ、そうだった!憂のミルクが無きゃどうにもならないよ……」
憂「何とか頑張ってミルク出すよ。お姉ちゃん搾って」
唯「無理だよ……こんな辛そうにしてる憂のおっぱいを搾るなんて出来ない
よ」
憂「でも、それじゃテレビは……」
唯「コンビニで牛乳買ってこよっか?」
憂「相手はプロだよ。そんなことしてもバレちゃうよ」
唯「あ、そうだね……」
憂「テレビは諦めようお姉ちゃん」
唯「でも…せっかく全国に私たちのミルク屋さんを宣伝するチャンスなのに
……」
憂「あ、じゃあお姉ちゃんのおっぱいを搾るのはどう?」
唯「私の!?」
憂「うん。お姉ちゃんの」
唯「ム、無理だよ!やったことないし!」
憂「大丈夫、お姉ちゃんならきっとできるから」
唯「うい~……」
憂「私は寝てるよ、お姉ちゃんに風邪うつしたら大変だし」
唯「分かったよ憂。後でお粥作って持っていくからね」
憂「ありがと……ごほごほ」
―――――
唯「よし!憂の代わりにおっぱい出すぞー!」
唯「まずは服を脱いで……」
ぽろり
唯「おっぱいを揉みほぐす!」
もみもみもみもみ
唯「適度に揉んだら次にちくびを摘まむ!捻る!」
きゅっ くりくりくりくり
唯「引っ張ったり押し込んだりするのも気持ちいいけど今は関係無いからし
ません」
唯「ん、出るかな?出るかなぁ」
唯「はっ……出そう」
唯「んんっ!」
ぴゅっ
唯「あ、出た」
唯「味見をしてみよう」
ペロリ
唯「マズイ」
唯「駄目だよ憂。ミルクは出たけど全然美味しくないよ」
唯「やっぱり私には無理だったんだぁ」 シクシク
唯「あ、そろそろ憂にお粥作ってあげなきゃ」
唯「憂ーお粥……」
憂「スゥー…スゥー…」
唯(寝ちゃってるや)
唯(そっか、ミルク搾ってるときはずっとおっぱい丸出しだもんね)
唯(風邪もひいちゃうよね。ごめんね、憂のことちっとも考えてあげられて
なくて)
キミがいないと何もできないよ キミのミルクが飲みたいよ
もしキミが帰ってきたら とびっきりの手つきで揉みだすよ
キミがいないと働けないよ キミの乳が恋しいよ
キミの乳が搾れればそれだけでいいんだよ
キミが中にいるだけでいつもお店回ってた
いつまででも一緒にいたい この気持ちを伝えたいよ
──大丈夫、お姉ちゃんならきっとできるから
唯「憂、私頑張るよ!」
唯「よーし!もうひと搾りするぞー!」
もみもみ くりくり
ぷししゃああーっ
唯「どれどれ」 ペロ
唯「あ!今出たミルクはとっても美味しい!なんで!?」
憂「それはね…ごほごほ」
唯「憂!?寝てないと駄目だよ!」
憂「今のはね、お姉ちゃんが私のことを一生懸命考えてくれてるときのミル
クの味なんだよ。ごほごほ」
唯「そっか、憂のミルクが美味しかったのは毎日毎日私を想ってくれてたか
らなんだね」
憂「今のお姉ちゃんになら、とっても美味しいミルクが出せるはずだよ。ご
ほごほ」
憂「がん、ばって…おね……」
ばたんきゅー
唯「ういーーーー!!!」
────
純「さあ、本日は『唯ちゃんのミルク屋』の店主・
平沢唯さんにお越しいた
だいてまーす!」
純「こんにちは平沢さん!」
唯「ど、どうも」 ドキドキ
純「自信の程は?」
唯「えっと…まあまあです」 ドキドキ
純「はぁい、まあまあとのことです。では当番組お馴染みのグルメ3人の登
場です!」
律紬梓「よろしくお願いします」
唯(うわー、本当に味に厳しそうな人たち……)
純「『唯ちゃんのミルク屋』はまだ創業半年でありますが、地元では大人気
のミルク屋さんだそうです」
純「このミルクで食通3人を納得させることができるのでしょうかー!?そ
れでは試飲スタート!」
唯「こちらです」 ゴトッ
律「…いただきます」
紬「…いただきます」
梓「…いただくです」
ごくっ
律「お……」
紬「美味しい!」
梓「こんな美味しいミルクがあったなんて」
純「おー、これはかなり好評のようですよ、平沢さん?」
唯「は、はいっ」 ドキドキ
純「それでは点数の方を!」
律「10点!」
紬「10点!」
梓「10点!」
純「出ましたぁ総得点30!」
律「いやぁこれは文句無しに満点だよ」
紬「おかわりくださーい!」
梓「最後の一滴まで舐めつくしてやるです!」 ペロペロ
純「おめでとうございまぁす!『唯ちゃんにミルク屋』のミルク、満点獲得
です!」
唯「やった!やったぁ!」
純「これからも頑張って美味しいミルクをみんなに飲ませてあげてください
ね」
唯「うん!私頑張って出すよ!」
純「応援してますよ~(出す?)」
その後、憂ちゃんの風邪もすっかり治り
新メニュー(唯のお乳)開発とともに唯ちゃんのミルク屋は全国的に広まり
ましたが
ミルクの出所が露見してミルク屋は保健所に潰されちゃったので2人は普通
に暮らしました
めでたしめでたし
最終更新:2011年04月29日 02:28