アロウズは脱出する市民を逃がさまいとなんともう1機建造していたメメントモリで
軌道エレベータと人を焼き、その煽りを受けた大質量のエレベータの無数の外壁
破片達が今にもアフリカタワーの下にある人工密集区に落ちようとしていた
その被害予想はとてつもない
数値をはじきだし、資源、人命、自然あらゆる原子を奪い取る
憂「破片を打ち落とさなきゃ!」
憂「ダブルオーライザーですぐ出ます!」
たった4機の機体で無駄だと分かっていた
だけど後悔はしたくない
皆そう思っている、機体をできるだけ飛ばし指定ポイントへ到着
憂「な、なにこれ?」
憂は驚愕した、たった4機で破片を落とすと思っていた、でもそこには--
モビルスーツ、モビルスーツ、モビルスーツ
アロウズと正規軍を除く全てのMS達
色とりどりのクーデター波の正規軍、反連邦組織のカタロン、
見慣れない小国のMS達
そしてガンダム、ソレスタルビーイング
そこにさわ子からのオンライン通信でこの空域にいる全てのパイロットにチャンネルが開かれた
さわ子「現空域にいる全機体にデータを転送します」
さわ子「データにある空域に侵入してくるピラー(破片)を破壊してください」
さわ子「・・・その下は人口密集区域です」
途端に全パイロットから声がわく
さわ子「このままでは何千万という命が消えてしまう、願わくば人の命をすくわん事を」
それを聞き、まず始めに動いたのは律のケルディム、澪のアリオス、梓のガンアーチャーだった
上昇し、空を見上げると落下してくる招かれざる客達
梓「圧縮粒子開放!」
律「シールドビット!アサルトモードだ!」
澪「おとさせるかぁぁぁぁーーー!」
破片を狙い撃ち、3機はどんどんと武装を連射させる、それでも・・・それでも間を抜けて
破片はおちていく
澪「数が多すぎる!!」
律「くそっこのままじゃ」
梓「破片が!」
一つの破片が市外街におちようとしている所だった、情報規制で何もしらされていない
市民達は逃げ惑っている
ガンダム達には成す術はなかった、だがその破片はすんでの所でビームに貫かれて存在を消す
梓「あれは・・・」
「全機ガンダムの援護をしろ!!」
そこには人を守る為に空を駆け上がろうとする青のカタロン
澪「くっまずい」
澪の上空を裁ききれない程の破片がおちてきた
それも違う方向からの一斉射撃を受け破壊されていく
「絶対に落とさせるな!!破片も!ここにいる機体も!」」
澪「クーデター波の正規軍が!?」
休みは訪れない、これでもかという程、破片がおちてき、この戦力でも裁ききれない
律が悪態をつく
律「くそったれが!」
しかしまたそこに新たな色の新たな人のビームが加わり空へむかって激動が加わる
「市民を絶対に守るんだ!!ガンダムを軸に立ち回れ!」
律「正規軍まで!?」
さわ子「みんな・・・」
曜子「すごい・・・こんな事態で世界が纏まってくなんて・・・」
アカネ「だけど・・・悪くないよね!」
そこにアラートがなり耳触りな敵襲報告が行われ、顔が歪む
しずか「左舷よりアロウズが接近!!」
さわ子「この時を狙ってたっていうの!?」
律「冗談きついぜ!」
ソレスタルビーイングは警戒しアロウズの迎撃に入ろうとする
だが、アロウズは光通信を行った後、なんと破片駆逐に協力しはじめた、
人の色に赤が加わり、心に更なる光を加え始める
――――
聡「いくら命令っていっても・・・」
キミ子「私は命を見捨てない!」
アキヨ「ここには敵はいない・・・だったら私も・・・」
「ボロボロでも破片の1つや2つ!」
その中に見慣れたMSもいる、そう、クアンタもセラヴィーもアルケーですら・・・
紬「いいの?」
唯「えへへ、いいんだよ」
刹那「・・・命令に従うだけだ」
その時きしくも、立場、想いはどうであれ全勢力が手を取り合い世界を守っていた
瞬間でもあった
数百機に及ぶ銃撃は花火のように打ち上げられ、色は虹を思わせるグラデーションをかもし出す
憂の隣には唯が
律の隣には聡が
澪の隣には紬と梓が肩を並べガンダム達は協力しあう
これが世界が全ての人が求めていた未来のあるべき姿だった
隣に移るアルケーに呼びかけようとする
憂「おねぇ」
律「今はやめとけ!破片をうちおとすのが先だ!」
憂「・・・了解」
そこにオートパージできていない超大質量の破片が姿を現す
それは並大抵の武器では破壊できない
彼女はそれを見て叫ぶ
憂「ガンダム!」
その意図を把握したのか4機のガンダムは同時にプラグを赤く共振させ分身を作り出した
憂律澪紬「トランザム!」
唯「ず、ずるい!」
憂「今日限りのワンマンライブだよ!」
トランザムできない唯を置いて文化祭で流れたあの曲の前奏が聞こえる
合わせるように楽器を鳴らし梓と紬がバズーカの同時射撃で大型の破片を吹っ飛ばす
紬「梓ちゃん、遅れないでね」
梓「むぎ先輩私はリズムギターですよ!」
それに気づきメロディーの元をつくり律と澪がその破片を砕く
律「リズム隊の出番だぞ!」
澪「走りすぎるなよ?」
憂と唯が曲の顔を飾るように歌いさらに細かい破片を処理する
唯「必殺技だよ!!」
憂「かっこいいよ!お姉ちゃーーん!」
音色は戦場に響き、士気を上げ、心地よい演奏をいつまでも奏でていた
律「これが本当の・・・ソレスタルビーイングだ!」
そして夕日がおちる頃、全部隊は撤退し、この大規模な作戦は幕を閉じる事になる
唯達はいつのまにかいなくなっていたみたいだった
そしてライブの余韻にひたりながら、帰還中のガンダム達--
澪「あれ?憂ちゃんは?」
いたずらな笑みを浮かべ梓は答えた
梓「極秘ミッションですよっ」
律「極秘ミッション?」
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---アフリカタワー高高度域---
憂「ライザーソード!!」
赤くそまった00は上空へ太陽炉、武装を向けると、その身から極太のビームを発生させると
天空へと貫かせる、ありえない射程のその先にあるのはメメントモリ
憂「あたれぇぇええ---------ッ!」
しかし距離がありすぎるのか、それはメメントモリをかすめただけで外してしまう
これを当てれるのはソレスタルビーイングの中でも狙撃の才能と強化訓練をしていた律くらいだろう
いや律でも狙撃特化のケルディムのバックアップがあってやっと当てれるほどだった
憂「たぁぁぁぁぁぁぁ-------ッ!」
憂は機体を傾けるとビームを捻じ曲げていく、いやそれにしては出力が高すぎる
違う、これはそもそもビームという概念ではない、全長1万kmにあたるそれは巨大な
ビームサーベル
そのビームサーベルでメメントモリを一刀両断し息をつく憂
だが自分の機体に衝撃が加わった事実と目の前の異常な事実にその眼を疑う
1万kmの巨大なビームサーベルを巨大なビームサーベルで叩きつけられたから。
憂「わわっ!私と同じ性能をもつ機体が?」
モニターにいきなり座標と規則正しい文字が並びはじめた
「未来を確認した、このポイントへ来い」
罠かどうかなんて考えもしなかった
こんな事できるのは不思議な力を使うあの機体しかいない
気持ちが先走りその想いは機体速度に比例していくのだった
---指定ポイント---
やっぱりそこにいたのは彼、ダブルオークアンタを操る刹那
憂「刹那さん・・・」
刹那「率直に言う、過去を変えた俺に会ってきた、意味は分かるな?」
憂「・・・はい」
不思議な人というのはこんな人の事をいうのかな、その人はなんとも近寄りがたい雰囲気を出していた
刹那「・・・やつは仲間のイノベイターと行動し、世界を滅ぼした直後、クアンタムバーストで
仲間のうちの一人の中に見逃してしまいそうな程小さな意識を見つける」
いきなり意味がわからない言葉が出、聞き返す
憂「クアンタムバースト?」
刹那「人の意識の共有だ」
刹那「その意識は弱っていたが、やつは意識と対話をする事にする」
刹那「結果これからいう名前の少女達を救ってほしいという内容だった・・・だが対話の途中に意識は消える事になる」
刹那「そして2名の少女の名が分かった」
2名の少女それはあの世界で眠っていた私達の事だろう
憂(私と律さん・・・?)
刹那「何を吹き込まれたか分からないがあいつはそれを実行する事にする」
刹那「その結果がお前達2人イレギュラーの存在だ」
意識とは誰だろう、いまいち的を得ない
憂「あの意識って・・・」
面倒くさそうに一蹴するとあきらかな敵意が憂に向けられる
刹那「そんな事はどうでもいい」
刹那「俺達の邪魔をするなら死んでもらう事になる」
こわい・・・この人は間違いなく自分より強いと思った
右腕がない状態でもあれだけ追い詰められるのだ
・・・だけど引くわけにはいかない
憂「・・・その力、あなたは一体何が目的なんですか?」
刹那「・・・」
刹那「俺はこの世界の住人ではない、ただこの世界は俺の世界に
余りにも似通っている」
憂「・・・」
彼はぽつぽつとその馴れ初めを語りはじめた
刹那「俺はお前達と同じ行いをし完全ではないが世界は纏まりつつあった」
刹那「だがヴェーダの予測により分かってはいたが言葉が通じない地球外金属生命体エルス(ELS)との争いに入る」
刹那「彼らは母星の危険を察知し、地球に助けを求めにきただけ」
刹那「結果俺のこの体を媒介にし、和解し、人類と共存する事になる」
媒介?体を差し出したという事?
その金属の体、それならその姿も納得できる
憂「それで・・・そんな体に・・・」
刹那「そこまでは良かった」
刹那「だが数十年後ELSは人類を拒んだ、なぜだかは分からない、純粋種とガンダムの力をもってしても彼等は何も教えてくれなかった」
純粋種でもできない事があるなんて・・・
もしかしてこのいい方からすると相手も心を開いてなくては声が聞けない?
いや対話しようとする姿勢がないと・・・かな?
憂「・・・」
刹那「戦争が始まり、俺達の世界はまた混迷しはじめる」
刹那「俺は何か方法はないかと、クアンタの時間跳躍で外宇宙へと進出し、新たな人類を見つけ、いくつもの世界を見てきた」
刹那「ニュータイプが飛び交う世界」
刹那「サテライトが輝く世界」
刹那「天使が羽ばたく世界」
刹那「種が吹き荒れる世界」
刹那「だが世界は変わらず、厭わず、人は争いを繰り返しているだけだった」
他に世界があったのは驚きだったけど、そのどの世界も争いを繰り返しているだけ?
憂「争い続けていた・・・」
刹那「・・・俺はこんないつまでも変わらない世界に疲れ戦争根絶は人々の理解は無駄だと理解した」
刹那「だから俺は、争いを失くす為、この世界を、人類を破壊する」
そうか、だからこの人はお姉ちゃんと一緒に行動を・・・
憂「お姉ちゃんもそう思ってるんですか・・・?」
刹那「彼女達の理由等知らない、目的が同じなだけだ」
憂「そ、そんなの間違ってます、あなたが破壊するというのなら私は人を守ります!」
刹那「・・・そうか」
突然クアンタがフェイントを織り交ぜ、インファイトを仕掛けてきた
つばぜり合いになりながら彼は叫ぶ
刹那「なぜ人を守る、こんな世界守る意味などない!」
憂「意味のない事なんてありません!」
頭部と頭部が接近し互いの主張を代弁するような圧力がかかる
刹那「意味のないものを意味があると捉えるのは意味がないもののエゴに過ぎないっ」
憂「違う、違うよ!」
刹那「何が違う!」
突然刹那の眼が金色に染め上がり、純粋種の風格を辺りに漂わせ威圧感が沸き、彼は
怒りを滲ませた
クアンタの出力が途端にあがる
ボロボロの機体からなぜそんな力が出るのか憂には理解する事すら与えられず、押し負ける
憂「---ッ!!」
憂「人は無から有を生み出せる、闇から光を人の希望を生み出す事に意味のない
事なんてない!」
ダブルライザーから悲鳴があがる、それはまるでクアンタにおびえているようにも見えた
刹那「人が闇から光を生み出せるというのなら、人は逆の事もできる!俺の手で人類を滅ぼす!」
憂「それは生きる事から逃げてるだけだよ!」
トランザムを発動させ、背中から2つのリングを出しながらなんとか5分までもっていく
が
それでもクアンタの出力は留まる事を知らない、空気が震え、水素が蒸発していく
刹那「生きる事は争いを呼ぶ!」
憂は気迫を込め、思いっきり刹那のビームサーベルをなぎ払い、弾かれるように
クアンタが後ろへと下がる
憂「だったらなんであなたは戦っているの!?」
刹那「何を言っている、俺は人類を滅ぼす為に・・・」
憂「違うよ!あなたは何で人類を滅ぼす為に戦っていたのか聞いてるの!」
声が響く、それはMS同士という隔たりをなくし、実際に触れて、直に心に話しかけられているようだ
った
そうだ私はそれを知っている
刹那「俺はっ!」
ハッと気づく
刹那「世界を平和を人の未来を切り開く為に・・・」
憂「あなたは逃げる手段として人を滅ぼそうとしているだけだよ!」
憂「本当の目的を間違えないで!」
口を噛みそこから血が流れ始める
刹那「だがっこのままでは世界は」
憂「思い出して!他の世界の未来に捕らわれて、この世界の未来まで殺す気ですか!」
刹那「人類を滅ぼす事は人の為になる!」
憂「本当の目的を間違えないで!」
口を噛みそこから血が流れ始める
刹那「だがっこのままでは世界は」
憂「思い出して!他の世界の未来に捕らわれて、この世界の未来まで殺す気ですか!」
刹那「俺は人類を滅ぼすと決めたっ人類を滅ぼす事は人の為になる!」
クアンタがトランザムを発動し、緑のリングを出しオーラが漂いはじめた
それは00ライザーと融合し天変地異が騒ぎ、粒子のオーロラをも生み出す、
憂はまたあの感覚がきたと思った、自分が自分じゃなくなる感覚、これは00ライザーと
クアンタのトランザムに反応しているの?--
憂「疲れたというだけで、更なる変革の可能性を見捨てたあなたの決断なんて、怪しいもんだね!」
刹那「俺は俺のやれる事をやった!それにお前はあの未来達を実際に見ていないだろう!」
クアンタが前に武装を構え、何かをしようとしている
それは00ライザーのメメントモリを破壊したあの構えににている
憂「私は未来をいきてるんじゃない!今この世界を変えてみせる!」
憂もにたようにGNソード2本と肩の太陽炉をクアンタに向け、コンソールを素早く叩く
刹那「おおおおおおぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
憂「だああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」
最終更新:2011年05月02日 21:45