律澪紬梓「・・・?」
唯「もう!みんなもっとビックリしてよ!」
梓「いや、いきなり映画!って言われても何のことだかわかりませんよ(唯先輩今日もかわいいな///)」
澪「そうだぞ、ちゃんと私たち人間がわかるように話してくれ」
律「ってことで唯、もう1回ドア開ける前からやり直せ(相変わらずかわいいなコイツ///)」
紬「唯ちゃん頑張って~」
唯「うぅ・・・」
梓「もう、皆さんちょっと言い過ぎですよ。で、映画がどうしたんですか唯先輩」
律「おい梓、さっきと言ってること違くないか?」
澪「そうだ映画の話だったな。唯、私も気になるぞ(侮れないな梓・・・)」
律「えっ(クソッ・・・流れに乗り遅れたか)」
唯「そう!映画だよ!なんと私たちが映画化されたんだよ!」
澪「おお映画か。ついに大スクリーンで私たちが!うんうん、いいんじゃn・・・・・え?」
梓「いいですね!ついに私たちも劇場デビューですね!あれ?でも私たち映画なんて撮りましたっけ?」
律「いや撮ってないし、そんな話は一言も聞いてないぞ?」
唯「あれ?そういえばそうだね~?」
紬「唯ちゃん!映画館!私映画館に行きたいわ!」
唯「あ、そうそう先行上映のチケットあるから一緒に行こうムギちゃん!」
律澪梓「なん・・・だと?」
唯「あ、勿論みんなの分もあるから5人で観に行こうね!」
紬「私映画館で映画観るの夢だったの~。お菓子とお茶持って行ってもいいのかしら?」
律「いや、ダメだぞムギ。あっちで売ってるから持ち込みは禁止なんだよ」
紬「そう・・・残念」
梓「でも色んな味のポップコーンとかお菓子も色々売ってますよムギ先輩。ポップコーンとか食べたことありますか?」
紬「ポップコーン?トウモロコシのお菓子か何かかしら?」
澪「まぁそんなところだな。私はキャラメル味が一番好きかな」
唯「私は焼きプリン味が一番好き~」
梓「あ、私も焼きプリン味が一番好きです(そんな味あったっけ?)」
律「私も(そんな味あるのか?)」
澪「私も(初めて聞いた味だ)」
唯「・・・あれ?でも澪ちゃんさっきキャラメル味が一b」
澪「いやぁ~唯、気が合うな。隠してたけど私も一番好きなんだよ、焼きプリン味」
律梓「」
紬「おいしそうなお菓子ね、ポップコーン!楽しみだわ~」
唯「あ、ちなみに貰ったチケット明後日の日曜日なんだけど・・・みんな空いてる?行ける人だけでもいいかr」
律澪紬梓「空いてます」
ーーーーーーーーーーーー日曜日ーーーーーーーーーーーー
唯「行ってくるね~憂」
憂「忘れ物ない?お姉ちゃん」
唯「大丈夫だよ~。それじゃあ行ってくるよ~」
憂「うん、気をつけてね!(なんで私の名前は出演欄になかったんだろう・・・)」
ガチャッ
唯「あれ?」
律澪紬梓「おはようさぎ」
憂「」
唯「おはようみんな~。私の家の前集合だったっけ~?」
律「いや、私は唯のことだから寝坊してんじゃないかって心配で」
澪「わ、私も。唯朝弱いから心配で」
梓「べ、別に私は唯先輩が心配だから来たわけじゃなくって、たまたま通りかかっただけです!」
唯「朝からあずにゃん分補給できる!あずにゃ~ん」ギュッ
梓「もう朝っぱらから外で恥ずかしいことしないでください(あぁん幸せ///)」
律澪憂「」
紬「えっと、私はみんなの位置は携帯のGPSで把握してるから辿って来てみただけなの~」
唯「よくわからないけど・・・さすがムギちゃんだね!」
律「とりあえず・・・行くか」
唯「うん!」
トコトコ
唯「なんか休日って感じ~」
梓「なんですか唐突に」
唯「ん~?だって平日ってスーツ姿の人ばっかりだけど今日は親子や私服の学生ばっかりだな~って」
澪「まぁ天気もいいし普通の人は休みだからな。そりゃ外出したくなるだろ」
唯「そうなんだけど、この雰囲気がなんか私好き~」
律「まぁなんとなくわかるわ」
唯「さすがりっちゃん!」
梓「とりあえず上映時間もありますからちょっと急ぎましょう!」
唯「着いたぁ!」
梓「結構早く着いちゃいましたね」
澪「結構古い映画館なんだな」
律「まぁ古いとかどうでもいいじゃん?なんてったって私たちの初作品初上映なんだからさ!」
紬「wktk」
梓「唯先輩チケットちゃんと持ってきましたか?」
唯「もう!あずにゃんったら!私そんなにドジじゃないよ!ちゃんと憂が用意してくれたもん!」
梓「唯先輩がそんなんだから憂がいつも大変なんですよ。たまには私を頼ってくれてもいいんですよ?」
唯「頼るって言っても・・・例えば今回の場合はどうするのあずにゃん?前日の夜に家にいるのは憂だけなんだよ?」
梓「そんなの簡単です!私が唯先輩の家の前日泊まれb」
律「さあ唯がチケットちゃんと持ってきてるってわかったことだしそろそろ中に入ろうか」
紬「早くポップコーン食べたいわ~」
唯「あ、先にチケット渡しておくね!はい!これみんなの分」
澪「ありがとう唯・・・って今どき指定席じゃないのか。まぁ昔ながらの映画館だからかな?(何かすごい色のチケットだな)」
律「ん~、でも普通こういうときって指定席じゃないか?(このチケットすげえ色だな)」
梓「ですよね。(こういうこと初めてだからよく知らないけど)」
紬「早くポップコーン食べましょ~」
唯「じゃあしゅっぱ~つ!」
~店内~
紬「わあ~!すごいわ~、色々な映画のポスターが貼ってあるのねココ!」
律「まぁ映画館だからな(・・・ん?)」
梓「ムギ先輩、あっちでポップコーン売ってますよ」
紬「!!なんとしても手に入れないと!私ちょっと行ってくるわ!」
梓「(今のうちに・・・)」
澪「すごい勢いで走ってったな。あれじゃ他の客の迷惑に・・・あれ?」
律「澪、私も今言おうと思ってたところだ」
澪「なんで客は私たちの他は誰もいないんだ?今日は日曜だろ?貸し切りなのか?」
律「招待されたのは私たちだけってことかねー」
澪「もしかして私たち誘拐でもされるんじゃ・・・」
律「ないない。まぁVIP待遇だとでも思って楽しもうぜ!(誘拐とか・・・唯はともかく私たち4人はないな)」
澪「そういえば唯と梓はどこいった?」
律「いないのか!?(唯のやつまさか本当に!?)」
紬「唯ちゃんと梓ちゃんなら先に入場してたわよ~」モシャモシャ
澪「ああ先に行ったのか・・・ってムギどんだけポップコーン買ってんだよ(焼きプリン味・・・本当にあったんだ)」
律「っていうかそれ一番大きいサイズじゃないか(焼きプリン味って実在したのかよ)・・・ってしまったああああああああああ(梓の奴唯の隣の席を!クソっ、唯の隣は残りは1つ!)」
澪「どうした律、トイレならまだ間に合うぞ」
紬「大きいほうかしら?それでもまだ十分時間はあr」
律「違うわ!ちょっと私も一足先に入場するわ!うおおおおおおおおおおお」
澪「?律の奴何をそんなに慌てて・・・っ!!(しまったあああああああああああああ)」
紬「どうしたの澪ちゃん?トイレなr」
澪「ムギ!私も走って行くぞ!」
紬「何かよくわからないけどわかったわ!」
澪紬「うおおおおおおおおおおおおおおおおお」
~劇場内~
唯「みんな遅いね~」
梓「トイレでも行ってるんじゃないですか」
唯「あ~私もおトイレ行ってこようかな」
梓「あ、行ってきていいですよ。私が荷物見てますから」
唯「あずにゃんは行かなくていいの?漏らしちゃうよ?」
梓「大丈夫です。飲み物のカップがありますから」
唯「???よくわからないけど私行ってくるね?」
梓「さよならいおん」
律「ハァ・・・ハァ・・・」
梓「どうしたんですか律先輩。息なんか切らして(思ったより早いですね律先輩)」
律「(唯の席は・・・そこか)いや、準備運動してたからなー」
梓「映画観るのに準備運動ですか?」
律「(よし、なんとか確保)よっこいしょ。するだろ?普通」
梓「しませんよ、普通」
律「まぁ、いい。それより唯はどこいった?」
梓「唯先輩ならトイレに行きましたけど」
律「あ、私もちょっと行ってくる」
梓「あ、でもドリンクのカップならありますよ?」
律「・・・は?」
梓「ですから、カップなら余分に取ってきたんで律先輩に分けてもいいですよ」
律「ちょっと何言ってるかわからないぞ梓」
梓「え?上映中におしっこしたくなったらトイレに行くわけにはいかないですからカップにしますよね?だからk」
律「まてまてまて。何か根本的におかしいぞ。つまりだ、梓は上映中に催してきたらトイレに行かずその場ですると?」
梓「当たり前じゃないですか。しますよ?普通」
律「しないだろ、普通」
梓「さっきから律先輩と私の常識は結構違うみたいですね(唯先輩にとって律先輩の常識は悪影響だ・・・何としても唯先輩を守らないと)」
律「そのようだな。おかしいのは圧倒的に梓だけど(唯にとって梓の常識はとんでもない悪影響だ・・・何としても唯を守らないと)」
澪「ハァ・・・ハァ・・・」
梓「なんで息切らしてるんですか澪先輩」
澪「いや・・・ハァ、走ってきたから・・・ハァ」
紬「澪ちゃん大丈夫?」
澪「なんでムギはそんな平然としてんだ・・・」
律「(唯の隣はもう空いてないけどな)ま、まぁなんだ、お疲れ・・・ん?澪、ブラの位置おかしくないか?」
澪「え?・・・うわああ本当だ・・・いつのまに。すごい勢いで走ったからか・・・(というか唯の隣はやっぱり間に合わなかったか)」
律「いや、走ったくらいでそんなになるわけないだろ」
梓「私もさすがに走ったぐらいでそうなるとは思いませんよ」
澪「いや、なるだろ普通」
律梓「ならない(です)よ、普通」
紬「私も稀になるときあるわ~」
澪「だよな~さすがムギ!寧ろこの中じゃムギにしかわかってもらえないか~」
律梓「」
唯「ふぅ・・・ただいま!」
律澪紬梓「おかえりなサイ」
梓「あれ?ムギ先輩もうポップコーン食べてるんですか?」
紬「えぇ、美味しくて上映まで待てなかったの。梓ちゃんもどうぞ」
梓「あ、いただきます・・・モシャモシャモシャ・・・!これすっごく美味しいですね。えっと・・・焼きプリン味?(本当にあったんだ)」
紬「あ、そういえばみんなの飲み物も買って来てあるわよ~」
澪「それ持って走ってたのかよムギ・・・」
紬「はい!唯ちゃん!」
唯「わ~、パープルアルゼンチンジュースだ~。ありがとうムギちゃん!」
紬「澪ちゃんは好きなものがわからなかったからコーラにしておいたわ~」
澪「サンキューな、ムギ」
紬「はい!りっちゃんと梓ちゃんも!」
律「おお悪いな、ムギ」
梓「わ~ありがとうございますムギ先輩」
律「私たちも澪と一緒でコーラ・・・じゃないな?」
梓「なんか濃厚?な味ですね」
紬「りっちゃんと梓ちゃんはミルクにしておいたわ~」
律梓「」
唯「あ、もうそろそろ始まる時間だよ~」
梓「楽しみですね。私たちの映画」
律「まぁ撮影した覚えとかないけどな」
澪「ホント、夢みたいな話だな」
唯「これは現実だよ!」
紬「モシャモシャ」
律「映画っつってもまぁたぶんうちらの文化祭のステージ映像とかだろうけど」
梓「あ、暗くなりましたね」
唯「みんな!劇場では私語は厳禁だよ!」
律「客うちらしかいないけどな」
澪「まぁマナーだからな、一応」
紬「モシャモシャ」
唯「あ、始まるよ!」
♪~
[映画が盗まれている・・・海賊版DVD撲滅キャンペーン]
律「(古っ)」
♪~OP~
澪「(お、ようやく始まったな)」
唯「(私たちの映画・・・wktk)」
梓「(あ、なんか筋肉すごい人でてきた)」
律「(・・・あれ?ライブの映像じゃない・・・っていうかこれ私たちじゃない・・・)」
紬「モシャモシャ」
唯「(すごい体だな~この人。憂と同じくらいかな?)」
澪「(なんだこの展開・・・これから私たちにどう繋がるんだ?)」
梓「(あ、おしっこしたくなってきたかも・・・)」
ドオオオオオオオオオオン!!
律「(うわああああビビッたああ・・・って爆発!?)」
澪「(爆発した!これは筋肉モリモリの人生きてないだろ・・・)」
梓「(・・・・・爆発のせいでちょっと・・・)」
唯「(!生きてるよ!筋肉の人生きてる!すごいなー、憂と同じくらいすごい!)」
澪「(なんであの爆発で生きてるんだ・・・まぁ映画だからなんでもアリか)」
紬「チューチュー」
律「(今度は車乗り出したぞ・・・本格的に私たちと関係なくなってきたな・・・ん?)」
梓「(下着の代えなんて持ってきてないよ・・・ゴソゴソ・・・あれ?)」
澪「(これ本当に私たち騙されてるんじゃ・・・ん、なんだ?)」
唯「(・・・?なんだろうこれ・・・チケットが・・・光ってる)」
紬「モシャモシャチューチュー」
唯律澪紬梓「!?」ヒュインッ
~Unknown~
梓「んっ・・・一体何が・・・!?(唯先輩が私の上に覆い被さってる!)」
唯律澪紬「」
梓「(皆まだ気を失ってる・・・今なら胸くらい触っても・・・よし、行くしかない!)」
フニッ
唯「・・・んっ」
梓「(うわああああああ柔らかい・・・もっと・・・もっと!今しかないんだあああああ)」
律「・・・ん?あれ、ここどこだ?さっきまで確か映画を・・・って中野おおおおおおおおおおおおお」
最終更新:2011年05月04日 20:46