唯「スースーする」 2 - 紬が百合ノートをまとめているようです

唯「ふー、なんとか着替えられたけど…」

唯（体操服はストッキングよりしっくり来ないなぁ）

唯「……ひ！？」ﾋﾞｸ

唯（な、なにこれ…すごい擦れる…！）

唯「うう…」

紬「唯ちゃん」

唯「わ！ムギちゃん！」

紬「行きましょ」

唯「う、うん…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

紬「？」

唯「あ…っ……ぅ……」

唯（歩くたびに…くすぐったいよう…）

紬「やっぱり具合悪いんじゃ…保健室行く？」

唯「だ、大丈夫だよ！」

紬「でも歩き方も変だよ？」

唯「だ、大丈夫…！」

唯「…………ッ」

紬（凄く辛そう…）

唯「……あッ…」

紬「唯ちゃん…」

唯「はぁ……はぁ…」

唯（うう…ムギちゃんの優しさが辛い…）

唯（もぞもぞする…）

唯（────なんとか体育遅れずにすんだよ…）

唯（体操服ってお尻は暖かいけどすごくモゾモゾ…）

唯（でも直接は見えないからさっきよりずっと安心だよ！）ﾌﾝｽ

律「唯の奴、朝よりは堂々としてるな」

先生「平沢ー！なんだその走り方は！危ないぞ！」

唯「すいませーん！」

先生「姿勢を正せ！怪我するぞ！」

唯「ひー！」

澪「でも歩き方はおかしいよね」

和「なんか足が悪いと言うより腰が悪そうというか…」

律「なんか内股なんだよなぁ」

唯（股がー股がー！）

唯「くすぐったいよお！」

唯「擦れてもうだめぇ！」ﾍﾀﾘ

律「だから一体なにが擦れてるんだよ…」

…

唯「はぁはぁ////」

先生「大丈夫か？立てないのか？」

紬「唯ちゃん、やっぱり保健室行きましょ」

唯（ムギちゃんちがうのー…）

先生「そうだな、琴吹、悪いが連れそって貰えるか？」

紬「はい」

唯（ごめんなさいごめんなさい！）

律「大丈夫かー？」

唯「へ、へいき…」

律「何が擦れるんだよ」

唯「りっちゃん本当にしつこい！」

律「気になるだろ！」

……

憂「────ふふ、一生懸命走るお姉ちゃんかわいー////」

梓（憂は相変わらずだなぁ…）

憂「………あれ？何かあったのかな？」

先生「平沢さん？よそ見しないで」

憂「あの！保健室行ってきます！」

先生「え！？」

憂「すみません！」

ガラ！

憂「お姉ちゃん！」

唯「憂！？」

紬「憂ちゃん！？」

憂「怪我したの！？」

唯「えっと…」

紬「今朝から具合悪いみたいで」

唯「そ、そうなの…」

憂「どどどどどうしよう！」

憂「お医者さん呼ばないと！」ｱﾜﾜ

唯「いや、あの…」

憂「救急車！救急車！」

紬「憂ちゃん落ち着いて」

憂「ちがう、霊柩車だ！はやく！」ｱﾀﾌﾀｱﾀﾌﾀ

唯「……………」

紬「それはちょっと気が早いんじゃないかなぁ…」

憂「はっ」

唯「もう、大げさだよ～」

憂「でも顔真っ赤だし…なんか…」

唯「憂…？」

憂（なんか色っぽい！）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「何があったんですか！？」

唯（言えない！おまたがくすぐったくて立てなかったなんて言えない！）

紬「風邪じゃないかなぁって思うんだけど」

紬「保健の先生もいなくてどうしようって思ってたの…」

唯「急に運動してふら付いただけだよ～」

憂「大丈夫？今日はもう帰る？」

唯「へいきへいき！すぐ授業に戻るよ！」ﾓｿﾓｿ

憂「でもしばらく横になってたほうが…」

唯「あッ…んぅ…////」ﾋﾞｸ

憂「！」

紬「！」

唯（今なんか凄いの来たぁ…）

憂「お姉……ちゃん？」

唯「また…こすれ……て…」

唯（なにこれぇ…）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

唯「ぁぅー…」ﾎﾟｰ

紬「唯ちゃん………？」

憂「お姉ちゃん…今の声…」

唯「！！」

唯「な、なんでもないよ！！」

憂「でも…」

憂（なんかえっちビデオみたいな声…////）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

紬「唯ちゃん、何が擦れたの？」

唯「な、なんでもないからぁ…」

唯（なにこれ……病気じゃないの？）

紬「憂ちゃん、やっぱり病気かもしれないわ」

憂「」

紬「憂ちゃん…？」

憂「」

紬「あの…」

憂「へ！？」

紬「憂ちゃん、やっぱり今日は病院連れて行った方が良いんじゃ…」

憂「あ！そ、そうですよね！」

唯「お、おおげさだよ～」

憂「お姉ちゃん…でも！」

唯（おまたが擦れておかしくなったなんていえないよ////）

憂「ねぇ、お姉ちゃん熱とかあるの？」

唯「ないから！大丈夫！」

唯「ほら、ムギちゃんも憂も授業戻って！！」

紬「でも…」

憂「心配だよ…」

唯「平気だから！」

唯（…さっきの感じ…もっと試して……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「わ、わかったよ…でも具合悪くなったら電話してね？」

唯「うん」

紬「私も呼んで良いからね？」

唯「ありがと、ムギちゃん！」

ガララ…

唯（行っちゃった…）

唯（ごめんねムギちゃん、憂…）

唯「さっきの…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

唯（擦れた時の感じ…）

唯（直接触るのは汚いよね……服の上から…）ｻﾜ

唯「～～～ッ」ﾋﾞｸ

唯「な、なにこれ…？！」

唯（やっぱり変な感じ…）

唯「…ふッ…うぅ…」ｻﾜ…

唯（でも…）

唯「あ…あっ…！」ﾌﾞﾙﾙ

唯（気持ち良いかも…////）

唯「ど、どうしよう…こんなの…」

唯（憂とムギちゃんに嘘ついて汚いところさわっちゃって…）

唯「…んんー！」

唯（これって悪いことじゃないのかな…）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

唯「あー…やだ…変、変……」

唯（なにこれ、なにこれぇ！）

唯「これ直接触ったら…」ｺﾞｸﾘ…

唯（でもこれ以上ビクってなるの怖いよ…）

唯「もうちょっと…」

唯「や…」

唯「はぁ…はッ…////」

唯（私の身体、どうしちゃったんだろう…）

唯（今授業中なのに一人でこんな事…）ｸﾆ…

唯「あッ？！」ﾋﾞｸﾝ

唯（い、いまの何！？）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

唯（さっきの…ここ……？）ｺｽｺｽ…

唯「体操服と擦れ…てぇッ！」ﾋﾞｸ

唯「やッ…やぁ…！」

唯「きもちい……きもちいい…！」

唯「これ……いッ…////」

唯（うそ…なにこれ……なんか、なんかぁ！）ﾌﾞﾙﾙ

ガラ！！

憂「お姉ちゃん！！」

唯「う、憂！？！」ﾋﾞｸ!

憂「大丈夫！？」

唯「へ、へいき……はぁ…はぁ……な、んで…？」

憂「なんか声がしたような気がして！」

唯（いまの、あのまま続けてたら…）

憂「お姉ちゃん？」

唯「うう…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

唯（だめ…もいっかい今の……さいごまで…！）ｻﾜ

唯「ひ…うぅ……」

憂「お姉ちゃん！？」

憂「苦しいの！？」

唯「大丈夫……大丈夫だけどぉ…」

憂「全然大丈夫そうに見えないよ！」

唯（憂がいるのにこんな事…）

唯「ぁ…ゃ……！」ﾋﾞｸ

唯（声我慢しなきゃ…憂にいけない事してるのばれちゃう…）

唯「ぃ…ぃ……ッ」

憂「ど、どうしよう…！」

唯（こんなの…お、おこられちゃうよぉ……でも…！）

唯「ういぃ……大丈…夫、だから…」

憂「でも…」

憂（今のお姉ちゃん、すっごく色っぽい…）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

唯「あ……また…？」

憂「どうしたの！？」

唯「くるの……！」

憂「何が！？」

唯「なんでも…ない…」

憂「お姉ちゃん…！」

憂（さっきからお布団の中でもぞもぞ動いてる…）

憂（これってもしかして…？！）

唯「やッ…イッ……！」ﾌﾞﾙﾙ

憂「！」ﾄﾞｷ

唯（憂が見てるのに…こんなの…！）

唯「やぁッ…あッ…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

憂（うそ！？お姉ちゃん！？////）

唯「はッ…はぁッ……////」

憂（やーん/////）

憂「だ、大丈夫？////」

唯「はぁ……はぁ…////」

憂「その…お姉ちゃん…」

唯「う、うん…」

憂「な、なんでもないよ…////」

唯「憂、ごめんね…」

憂「おめでと！」

唯「え！？」

憂「えへへー、なんとなく、ね！////」ﾆｺﾆｺ

唯（ど、どういうことなのかな…）ﾄﾛ…

唯「！！」

唯「え！？」

唯（いまヒヤッて…濡れて…？！）

唯「ええ！？」ｺﾞｿｯ

唯（気付かなかったけどなんかしっとりしてる…！？）

唯「うーいー…」

憂「どうしたの？」

唯「おしっこ………もれてた…」

憂「え！？」

唯「ど、どうしよう！」ｱﾜﾜ

憂「お姉ちゃん落ち着いて、それは多分…」

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…

唯「あ…」

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