~部室

澪「何だその古くさいアンプ?」

唯「音楽室の倉庫整理してたら出てきたんだよ」

梓「随分古くさいですね」

律「きっとさわちゃん達が使ってた奴だ」

紬「年代を感じさせるわね」

律「ちょっとコンセント入れてみようぜ」

澪「止めとけって、壊れてるかも知れないだろ」

唯「大丈夫だよ」

梓「私、知りませんよ」

紬「楽しみ~」

律「よいしょっと」

ズドーン!!!

全員「うわー!!!!!!」

澪「ホラ見ろ、言わんこっちゃ無い」

梓「凄い音しましたね」

唯「ビックリした」

律「壊れてたのか?」

紬「あれ?目の前に私が居る?」

唯「何言ってんのムギちゃん?」

律「ムギちゃん?梓が?」

梓「はい?」

澪「あれ?私が喋ってる?」

紬「私の頭にカチューシャが付いてる?」

律「あれれ?何だこの金髪は?」

梓「胸が大きくなった!」

律「落ち着いていったん状況を整理しよう」

梓「これは身体が入れ替わってますね」

唯「入れ替わり?」

澪「ほら、鏡の前に立ってみろ。私は唯になってる」

紬「本当!私、律っちゃんになってる」

梓「さっきの衝撃でなったんですね」

澪「だから止めておけって言ったのにバカ律」

ゴツン!

紬「痛い!唯ちゃんが殴った」

澪「はっ、中身が入れ替わってるんだった。ごめんなムギ」



入れ替わりの状況

唯→梓の身体に

澪→唯の身体に

梓→澪の身体に

紬→律の身体に

律→紬の身体に



唯「でも、これ面白いかも」

紬「そうね、変な感覚」

梓「そんな気楽な」

唯「髪の毛、長いから揺れて面白い」

ふりふり

梓「わ、私の身体で遊ばないで下さいよ」

律「おー、髪の毛ぽわぽわ」

紬「制服着崩してると楽ね」

澪「おいおい、みんなして他人の身体を」

梓「おっぱいぽよんぽよん」

澪「梓!///」

梓「すすす、すいませんつい」

澪「で、どうやって戻れば良いんだ?」

律「分からん!!」

唯「そのうち戻るんじゃない?」

紬「そうね」

梓「ずいぶん気楽ですね」

律「今日はもう遅いし帰ろうぜ」

澪「帰るって、自分の家に?」

唯「あっそうかどうしよう」

律「入れ替わった相手の家に帰れば良いんじゃね?一日くらいバレないだろ」

梓「まさか他の人が中に入ってるとは思わないですもんね」

紬「楽しそう」

澪「本当にやるのかよ・・・」


~中野家

梓の身体に入った唯

唯「ふぃー、ただいま」

梓母「お帰りなさい」

唯「夕飯まで部屋でゴロゴロしてよっと」

梓母「ちゃんと勉強しなさい」

唯「へーい」

唯「ここが、あずにゃんの部屋か」

唯「凄い!パソコンがある」

唯「ちょっと使ってみよう」

カチカチッ

唯「あれ?変な所に入っちゃった。」

『ありがとうございました、お客様の請求は29800円になります』

唯「うわわ、どうしよう」

唯「そうだ!」

プツン

唯「コンセント抜いたからもう大丈夫だよね」

唯「ふー、危なかった」


夕飯後

唯「アイスが食べたいー」

梓母「アイス?そんな物無いわよ?」

唯「ええー」

梓母「さっさとお風呂入って来ちゃいなさい」

唯「ブー」

―――

唯「さっきトイレ行った時気付いたけど」

唯「あずにゃん、まだ生えてないんだね。つるつる」

唯「それにしても、髪長いから洗いづらい」

しゃかしゃか

唯「ふう、さっぱり」

唯「あずにゃん、ブラ付けるほど胸無いね。いいやノーブラで」

唯「さて寝よう」


~秋山家

澪の身体に入った梓

梓「ただいま」

澪ママ「澪ちゃんお帰りなさい」

梓(取りあえず澪先輩の部屋に)

梓「ここで大人しくしてましょう」

梓「ん?アレは澪先輩の作詞ノート」

梓「ちょっと位見ても大丈夫ですよね」

『アライグマの洗った恋 キリンリンリン』

梓「こ、これは想像以上の破壊力///」


夕食

澪パパ「ただいま」

梓「お父さんお帰りなさい」

澪ママ「いつもパパって言うのにどうしたの?」

梓(澪先輩やっぱり///)

梓「パ、パパ、お帰りなさい」


澪パパ「部活はどうだ?」

梓「みんな真面目に練習しなくて、私と後輩だけが真面目にやってる感じ」

澪ママ「私?普段自分の事『澪』って言ってるのに」

梓(澪先輩、どんだけなんですか///)

梓「み、澪と後輩だけが真面目にやってる感じ」




澪ママ「澪ちゃん、お風呂空いたわよ」

澪(梓)「はーい、お母、ママ」

澪(梓)「着替えは・・ここかな?」

澪(梓)「うわ、澪先輩の下着がずらり///」

澪(梓)「・・・・・・」

澪(梓)「これはきっと頑張った自分へのご褒美」

澪(梓)「記念に一枚持ち帰りましょう」

澪(梓)「あそこの毛もしっとり艶々ですね」

澪(梓)「それにしても澪先輩、胸大きいな羨ましい」

ぽよんぽよん

澪(梓)「柔らかくて気持ちいい」

ふにふに

澪(梓)「ハッ、これではナニをしてるみたいではないですか///」


澪(梓)「さて、そろそろ寝ますかね」

澪(梓)「この布団で澪先輩は毎日寝てるのか」

澪(梓)「・・・・・」

澪(梓)「澪先輩の寝てる布団ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!  
 あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!ぅううぁわぁああああ!!!
 あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
 んはぁっ!澪先輩の布団をクンカクンカ!クンカクンカ!あぁあ!! 」

梓発情



~琴吹家

紬の身体に入った律

紬(律)「それにしても凄い家だな・・・」

紬(律)「ただいまーっと」

斉藤「お帰りなさいませ、お嬢様」

紬(律)「お、お嬢様?」

斉藤「お荷物をお持ちいたします」

紬(律)「あ、ああそう悪いね」

紬(律)(何かやりづれー)


~ムギの部屋

紬(律)「部屋も凄いな。私の部屋の何倍だ?」

コンコン

紬(律)「はーい」

斉藤「お嬢様、そろそろ茶道の時間です」

紬(律)「茶道?」

斉藤「さようです」

紬(律)(どうしよう、茶道なんてやった事無いよ)

紬(律)「あ痛たたたた、ちょっとお腹が痛くて今日はパス」

斉藤「大丈夫ですかお嬢様!今すぐ医者を呼んできますので」

紬(律)「うっ、そんな大したことないから大人しくしてれば大丈夫だよ」

斉藤「さようでございますか」

斉藤「お嬢様、お食事です」

紬(律)「おっ、楽しみにしてたんだ」

斉藤「お粥をお持ちいたしました」

紬(律)「お粥?」

斉藤「お嬢様は、お腹が痛いとの事なのでシェフに作らせました」

紬(律)「うう、仕方ない」

パクパク

紬(律)「せっかく豪華なの食べられると思ってたのにチッキショーッ!!」


紬(律)「気を取り直してお風呂入ろ」

紬(律)「家が広くて迷っちゃうよ」

紬(律)「ここか」

紬(律)「どうりでスースーすると思ってたら紐パン///」

紬(律)「・・・ムギは、あそこの毛も金髪なんだな///」

紬(律)「お風呂も広い!泳げるぜウオーッ!!」



~田井中家

律(紬)「ただいまー」

律(紬)「・・・・」

律(紬)「おかしいわ、誰も迎えが出てこない」

律(紬)「ピンポーン」

ガチャッ

聡(なんだ姉ちゃんか)

律(紬)(この子は確か律っちゃんの弟)

律(紬)「聡君、ただいま」

聡「聡君?気持ち悪い呼び方するなよ///」

律(紬)「あっ聡、ただいま」

聡「変な姉ちゃん」


律(紬)「律っちゃんの部屋でゆっくりしてましょう」

律(紬)「アレはPSP?」

律(紬)「私モンハンやるのが夢だったの」

律(紬)「ちょっとやってみようかしら」

律(紬)「えーと、電源はこれね」

律(紬)「使い方が良く分からないわ」

ポチポチッ

律の300時間近いモンハンデータを全部消す

律(紬)「きっと壊れてるのね」


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最終更新:2011年05月20日 21:30