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      は       こ          か       ぎ



皆さん こんにちは、平沢唯です!

今日は私の誕生日に 集まってもらって本当にありがとう!


ところで…

私達の身近にはたくさんの  箱  があります。

筆箱に…クッキーの箱に… ティッシュの箱やゴミ箱だってそう!

それからそれから… パソコンやTVなんかも 箱 だよね…

えっと、とにかく私達の周りにはたくさんの  箱  があるのです!

そして今回、皆が私の誕生日に用意してくれた贈り物もそんな  箱  の中に入っています。

さて ここで問題があって…

この  箱  を開けるにはどうすればいいのか?

蓋をとればいい? うーん…そうなんだけど…

実はこの箱、  カギ  がかかっているのです。


これじゃあ皆からのプレゼントが空けられないよぉ…


『 唯が軽音部のみんなからの受け取った誕生日プレゼントは4つ箱

  しかしそのどれも、カギ無しに開けることはできません 


  4つの箱はそれぞれが問題になっていて、対応するカギがヒントになっています

  ヒントを元に問題を解いて、唯が貰ったプレゼントは何か 考えてみてください 』



皆からのプレゼントを受け取るには、

  カギ  を使って、  箱  を開けるんだね!!

よーしっ やっるぞー! ふんすっ!



部室!


パン! パパン!

律澪紬梓「ハッピーバスデー!唯(ちゃん)(先輩)!」

唯「わあ!」


唯(今日は11月27日!

   そう!私の誕生日!) フンスッ 


律「おめでと、唯!」

紬「唯ちゃん、おめでとう!」

澪「唯、おめでとう!」

梓「唯先輩!おめでとうございます!」


唯(そして、軽音部のみんなが私のためにお誕生日会を開いてくれました!)


唯「みんな!ありがとー!」

唯「ぐすっ」 ウルウル

律「おいおい、どうして泣くんだよっ」

唯「だってぇ…ぐすっ 私のために…

  こんなに…素敵な誕生日を…ぐすっ

  私、感動しちゃって…」

紬「はい、唯ちゃん ハンカチ」

唯「ぐすっ…ムギちゃんありがと…」 フキフキ

澪「泣くほど喜んでもらえたならこっちも嬉しいよ」

梓「ええ、準備した甲斐がありました」

唯「うん…!私もすごく嬉しいよ!

  みんな、本当に本当にありがとう!」

律「ふふん、お礼を言うのはまだ早いんじゃないか?」

唯「? どういうこと?」

紬「実は…

  皆からプレゼントがあるの!」

唯「えっ!プレゼント?!本当にっ!?」

澪「ああ、1人1つずつ用意してきたんだよ」

唯「なんとっ!4つも!?」

梓「はい!唯先輩への誕生日プレゼントです」

唯「わああ!」


律「と、言うわけだ。 唯、受け取ってくれ!」

唯「うんっ!!」


  • ムギのプレゼント


澪「じゃあまず誰から…」

紬「はいはい!!」

律「おお、いつになくやる気だな!ムギ!」

紬「ええ!今回のプレゼントは気合入れてきたから!」

梓「気合の入ったムギ先輩のプレゼント…!」

澪「な、なんか凄そうだな…」

律「ダイヤモンドとかだったりして」

唯「ええっ!? だ、ダイヤモンド?!」

紬「えっと…ごめんなさい!ダイヤモンドじゃないのっ!」

唯「あ…そうだよね~」

紬「ダイヤモンドの方が良かったかしら…」

唯「そ、そんな事ないよ!ダイヤモンドなんていらないよ!

  それにムギちゃんからのプレゼントならなんだって嬉しいよ!」

紬「ふふっ、ありがとう 唯ちゃん」


紬「私のプレゼントはこれ!

  私、友達の誕生日会に手作りのプレゼントを渡すのが夢だったの~!」

唯「手作り?」

紬「うん!だから、ちょっと見た目は悪いかもしれないけど…

  でもちゃんと気持ちは篭ってるから!」


紬「唯ちゃん!受け取って!」


☆1つめのプレゼント!

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唯「うおっ、大きな箱っ!それに何だか甘いにおいがする!」

紬「ふふっ、開けてみて」

唯「うん!

  えっと…あれ?

  ムギちゃん、これどうやって開ければいいのかな?」

紬「あ、ごめんなさい!カギを渡すの忘れちゃった!」


紬「はい、唯ちゃん これが この箱のカギよ」



☆1つめのカギ!

  『ダイヤモンドなんていらないよ!』



唯「これを使って箱を開けるんだね!

  よ~しっ、さっそく…」

カチャリ

パカッ

唯「!!」

唯「お、おいしそ~!!」

律「これは…!すごいな!」

澪「こ、これムギの手作りなんだよな?」

紬「うん…ど、どうかしら…?」

唯「すっごく美味しそうだよ!!」

紬「本当に?良かった~!」

唯「ねえねえ早速みんなで食べようよ!」


……


唯「う~ん!うまいっ!

  甘くておいしいね!」

梓「はい!ムギ先輩凄いです!」

紬「ふふっ、おかわりもあるからどんどん食べてね」

唯「ムギちゃん!ありがとう!!」



  • 律のプレゼント


律「次のプレゼントは私からだ!!」 ババン!

唯「おお~!りっちゃんのプレゼント~!」

律「私のプレゼントも気合入ってるんだぞ~」

唯「もしかしてりっちゃんも手作り?!」

律「いんや違う、でもこのプレゼントは…

  何処かの職人が汗を流して仕上げた物を!

  これまた何処かの運送屋さんが店頭に運んで!

  それを私がお店で選んで、そして店員さんが包んでくれた一品なんだ!」

唯「うおっ!!りっちゃんすごい!」

澪「つまり選んだだけだろ」

律「そうだけど…ま、まあ気持ちは篭ってるし!」

梓「気持ちって言えばいい訳でもないかと…」

紬「まあまあ」


律「と言うわけだから唯、受け取ってくれ!」


☆2つめのプレゼント!

   [へ○○○]

■■■○■■■■
■□□□□□○■
■□■□■■■■
■□■□■■■■
■□■■■■■■
■□□○□□■■
■□■■■■■■


唯「わぁ、なんだろ~!」

律「あけてみるといい!」

唯「えっと…」

律「おっと、忘れる所だったな カギ… カギ…」 ゴソゴソ

律「あったあった ほい

  これがこの箱のカギだ!」


☆2つめのカギ!

  『 キーワード
    ↓ 1、私だよん 2、澪!
    → 1、食べ物です 2、りこぴーん! 』

カチャリ

パカッ

唯「!! こ、これは!」

紬「あ、可愛い~」

澪「これ、律が選んだのか?」

律「モチです!」

梓「律先輩っぽくないですね」

澪「確かに」

律「なっ!どう言う意味だっ!わ、私だってなあ…」

紬「まあまあまあまあ」

唯「私さっそく付けてみるよ!」


唯「どうどう?似合うかな?」

紬「似合う似合う!」

澪「ああ、いいんじゃないか」

梓「すごく似合ってます!」

律「うん、可愛い可愛い」

唯「えへへ… りっちゃん、ありがとー!」



  • 澪のプレゼント


澪「次は私から…」

唯「わー、澪ちゃんのプレゼント! 一体なんだろ~!」

澪「うっ…そ、その…

  あ、あんまり期待しない方が…」

律「もう、何言ってるんだよ!

  唯、澪からのプレゼントはそれはそれはスッゴイから

  ものすっごーく期待しててくれていいんだぞ!」

澪「り、律!」

唯「わああ!すごく楽しみだよ~!」 キラキラキラ

澪「えっ」

唯「澪ちゃん!」

澪「うっ うぅ…」


澪「う、受け取ってくださいっ!!」

律「おーい、緊張しすぎだ…」


☆3つめのプレゼント!


[■■■○○ぐ▲▲▲◆◆]

       ○●◎
       □■◇
       ◆△▲
       *☆#

唯「わくわく!何が入ってるのかな!」

澪「…うぅ」 モジモジ

律「澪!」

澪「うん…わかってるよ

  唯、これがカギだ」




☆3つめのカギ!
  『 ボタンの位置 』


カチャリ

パカッ

唯「おおっ!」

律「澪はこれだったか」

梓「可愛いですね」

紬「とっても澪ちゃんらしいと思うわ~」

澪「うん、私も可愛いと思ったからコレにしたんだけど…

  唯…ど、どうかな…?」

唯「モコモコしててすっごく可愛いよ!」

澪「そっか、良かった…」


唯「澪ちゃん、私大事にするよ!ありがとう!」


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最終更新:2011年05月25日 02:58