• 梓のプレゼント


律「さて、最後は梓だな」

梓「は、はい!」

唯「うふふ、あずにゃんのプレゼント~♪

  一体何だろう!」

梓「えっと…実は…て、手紙を書いてきたんです!」

唯「手紙?」

梓「はい…その…手紙がプレゼントなんですけど…

  えと…すみません、こんな物しか用意できなくて…その…」

唯「あずにゃん」

梓「…」

唯「ありがとう!」 ニコッ

梓「唯先輩…」

唯「貰ってもいい?」

梓「はい!受け取ってください!」


☆4つめのプレゼント!

 「 226 239 246 225 234 230

.   223 240 242 232 244 236 245 231

.   241 233 224 247 229 228 237 248 238 227 243 235

                                  中野 梓より 」




唯「読んでもいい?」

梓「…ど、どうぞ」

唯「えっと…」

梓「あ、この手紙を読むにもカギがいるんです

  唯先輩、受け取ってください」  




☆4つめのカギ!
  『 手紙の箱 』


ピラッ

唯「…」

唯「あずにゃん…」

梓「…」

唯「ありがとおお!!」 ギュッ

梓「にゃっ!ちょ、ちょっと唯先輩いきなり抱きつかないでください!」

唯「よしよ~し、かわいいかわいい!」 

梓「だああああっ!」 バッ

唯「わあっ」


唯「あ、あずにゃん酷いっ!」 ウルウル

梓「い、いきなり抱きつくからですよっ!もう!」

唯「えへへ…

  でもあずにゃん、お手紙ありがとね!」


唯「今日はみんなありがとう!

  私のためにお誕生会を開いてくれて!

  そしてこんなにたくさん素敵な贈り物をくれて!」

律「いいっていいって、その代わり私の誕生日は倍返しで頼む!」

梓「律先輩…それは…」

澪「て言うか律の誕生日はもう過ぎてるだろ」

律「ぐあっ!そうだった!しまったっ!」

紬「それじゃあ来年みんなの誕生日会も開きましょうか~」

唯「そうだね!それがいいよ!」

律「さんせ~い!」

律「それじゃあ、この辺で

  軽音部主催 唯のお誕生日会はお開きにして…


  次は唯の家で二次会だぁああっ!!」

唯「おお!!!憂の料理~楽しみだよっ!」

梓「先に帰って準備してるって言ってましたね」

澪「和も来るんだよな」

紬「さわ子先生も来れたら来るって!」

唯「楽しみだな~♪」


律「よし!みんな行くぞー!!」

唯澪梓紬「おおーっ!」



…今年の誕生日はとってもにぎやかで楽しくなりそうです!

 みんなみんな、本当にありがとう!!


おしまいっ



  □ < 以下、回答編


律「と、言うわけで間髪容れずに回答編だ!

  問題を解いて、正解かどうか知りたいそこのキミ!

  そして、ぶっちゃけ『問題解くの面倒~』だとか『問題の意味がわからん』

  と思ったキミは是非見てくれよな!」

梓「回答編みたからと言って納得できるとは限りませんけどね」

澪「一応、私達としては簡単な問題のつもりだけど…」

梓「でも結構めんどくさいですよね」

紬「まあまあまあまあ」


唯「それじゃあ回答編いくよ~」


紬「まずは私のプレゼントね!」


☆1つめのプレゼント! 回答編

□◇◇□□□◆◆◆◆◆□□◇◇◇□□◇□□□□□□□◆□□□◇◇◇◇
◇◇□□◇◇◇■□□□◇◇□◇□◇◇□◇◇□□□□■◇◆◇◇□□□□
◇◇◇□□◇■■◆■■□◇◇◇□□◆◇□◇□□◇■■◆■■◇◇◇□□
◇□◇◇◇◇■□◇□■◇◇□◇□■■■◇◇◇◇■□□◇□◇■◇□□□
□◇◇□□□◆■◆◆◆□□◇◇□□◆□□◇◇□□■■■■◆□◇◇◇◇
◇□◇□□◇■□◇□◆□◇◇□□□□□□□□◇◇■□□◇◆◇◇◇◇◇
□◇□□◇□◆◆◆◆◆□□□□◇◇◇◇□□□□□◆◆◆◆◆□□□□□

 カギ 『ダイヤモンドなんていらないよ!』


梓「でかでかと 百・合 って豪快な箱ですね…」

紬「うふふふ~♪」

唯「ムギちゃん、これはどうすればいいのかな?」

紬「これはね、『ダイヤモンドはいらない』の言葉どおり!

  ◇と◆を取り除けばいいの!」

唯「なるほど! ってことは…

  ここがこうなって… こうだから…」


☆回答

□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□■□□□□□□□□□□■□□□□
□□■■■■□□□□□□■■■■□□
□■□□■□□■■■■□□□■□□□
□□□□■□□□□□□□□■■■■□
□□□■□□□□□□□□□□□■□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□


唯「わーい!!ケーキだ!!

  甘くておいしいよね~!」

梓「『甘くておいしい』ってだけで何を貰ったのかわかりそうでしたけど…」

紬「今日はお誕生日だから手作りにしてみたの!」

律「かなり凝ってたよな」

澪「ムギは手先が器用だから」

紬「ふふっ」

唯「ムギちゃん!美味しかったよ!ありがとう!」


律「つづいて私のプレゼントだっ!」


☆2つめのプレゼント! 回答編!

   [へ○○○]

■■■○■■■■
■□□□□□○■
■□■□■■■■
■□■□■■■■
■□■■■■■■
■□□○□□■■
■□■■■■■■

 カギ 『 キーワード
      ↓ 1、私だよん 2、澪!
      → 1、食べ物です 2、りこぴーん! 』



律「この箱は見ての通り!クロスワードだ!」

梓「矢印の向きがそのままワードの向きですよね」

紬「問題はキーワードがそのまま入るわけじゃないってことよね」

唯「えっと ↓の1 私だよん ってりっちゃんだよね?」

律「ああ!私、こと 『たいなかりつ』 だ!」

澪「縦の6文字が入るとしたら…左側だな」

紬「それじゃあ上側の横の文字列は…『たべものです』がそのまま入るのかしら…?」

澪「それだと ↓の2 の私… たぶん私の名前だと思うけど…それが入らなくなるだろ?」

唯「 た から始まる食べ物…」

澪「『たぬきうどん』…」

唯「それかっ!」

梓「じゃあ ↓の2 の澪! って言うのは澪先輩の苗字! つまり 『あきやま』ですね!」

律「ああ、そして最後 →の2 りこぴーん! は…

  何の捻りもなくそのまま入れるんだ! つまり…」


☆回答

   [へ○○○]

■■■○■■■■.      あ
■□□□□□○■   たぬきうどん
■□■□■■■■   い  や
■□■□■■■■   な.  ま
■□■■■■■■   か
■□□○□□■■   りこぴーん
■□■■■■■■   つ


律「こうなる!!」

澪「○に対応する部分を抜き出したら…

  『あ』 『ん』 『ぴ』 だな」

紬「それらの文字が[へ○○○]の何処かに入るのね」

唯「えっと… へあんぴ… へぴあん… へんあぴ… へあぴん…

  ? へあぴん…? ああっ! ヘアピン!!」

律「正解!」

澪「律がヘアピンなんて買ってくるなんてな」

梓「意外です」

律「私が女らしくないって言いたいのかっ!!」

唯「えへへ、りっちゃんありがとう! どう?似合うかな?」


澪「次は私のプレゼントだな」


☆3つめのプレゼント! 回答編

[■■■○○ぐ▲▲▲◆◆]

       ○●◎
       □■◇
       ◆△▲
       *☆#

 カギ 『 ボタンの位置 』



唯「えっと…[■■■○○ぐ▲▲▲◆◆]って言うのがプレゼントだよね?」

澪「ああ、そしてこの問題を解くには下の3×4の記号の列が重要なんだ」

梓「たしかに上の文字列に使われてる記号は、下の記号の列の中にもありますね」

紬「問題は3×4の記号の意味…」

澪「カギはボタンの位置!それともう1つヒントがあるとすれば、*と#の位置だな」

梓「ボタン……あ、もしかして携帯電話ですか?」

律「それだっ!」

唯「あずにゃん天才!」

澪「そう、下の記号の列は携帯電話のボタンの位置に対応してるんだ」

紬「つまり…[■■■○○ぐ▲▲▲◆◆]って言うのは…

  照らし合わせると… [55511ぐ99977] でいいのかしら」

唯「?」

澪「後はそれをひらがなで打てば…」

唯「えっと…」 ポチポチ


[ぬいぐるみ]


唯「おお! ぬいぐるみ!!」

梓「澪先輩のプレゼントは可愛いクマのぬいぐるみでした」

澪「わ、私のとっておきなんだ…どうかな?」

唯「モコモコしてて可愛いよ~!

  絶対大事にするからね!澪ちゃん!」

澪「ああ、そうしてくれると嬉しいよ」

唯「えへへ~、クマ太~」

律「もう名前付けたのか」


唯「澪ちゃん、ありがと~!」


梓「最後は私のプレゼントですね」

☆4つめのプレゼント!

 「 226 239 246 225 234 230

.   223 240 242 232 244 236 245 231

.   241 233 224 247 229 228 237 248 238 227 243 235

                                  中野 梓より 」

  カギ 『手紙の箱』


律「数字ばっかりでこれじゃあ読めないな」

唯「えっとカギは…手紙の箱?」

梓「はい、手紙の箱です」

紬「手紙の箱… メールボックス…」

澪「メールボックス… あっ、もしかして!

  メール欄か!」

唯「め、メール欄?!」

梓「はい、既にお気付きでしょうが始まってから私のプレゼントが出てくるまで

  メール欄に"sage"の後に ずっと3文字アルファベット が入ってるんです!」

唯「な、なんだってー!」


唯「ほ、本当だ!!」

紬「つまり… この数字の羅列は…対応するレス番号!!」

澪「じゃあこの数字の羅列と対応するレス番号のメール欄に入ってる3文字の文字列をそのまま置き換えればいいんだな」

梓「その通りです!」

律「となると… この手紙は…」


 「 dai suk ina yui sen pai

   ota njo bio med eto goz aim asu

   kor eka ram ozu tto nak ayo kus hit eku das ai. 

                                  中野 梓より 」


律「こうなるな」

澪「えっと だいすきな…」

梓「わ、わわ! よ、読まないでください!」

紬「ふふっ、いい物を見せて貰いました~♪」

唯「えへへ、あずにゃん!これからも仲良くいようね!」

梓「はい!…ありがとうございます!」

唯「ううん!私もありがとう!あずにゃん!」



澪「回答編はこんなところか」

唯「みんなわかったかな?」

梓「と言うか、解く気になれましたか?」

律「おいおい、それを言ったら…」

紬「まあまあまあ」


唯「ところで…」

澪梓律紬「?」

唯「これ、けいおんSSでやる意味あったの…かな?」

澪梓律紬「…」


今度こそおしまいっ!



9
最終更新:2011年05月25日 03:01