澪「笑ってる場合じゃないだろ……はあはあ」
唯「それなら私だってそうだよ。澪ちゃんが他の子に酷い目に合わされるのやだ」
澪「唯……うぐっ」
唯「というわけで……ね?」
再び澪ちゃんのいちんごを握る。
澪「きゃひぃ!? や、やだぁ……ゆいをよごしたくないぃ……はあはあ」
唯「泣かないでよー。私がこうしたいの。それにさっき汚されちゃったし?」
辛そうな澪ちゃんを見てたら自然と手が動いた。
いちんごはさっき握った時よりヌルヌルしていて扱き易い……はずなんだけど抱き合った態勢だからやり辛い。
いちんごを刺激された澪ちゃんはもう何も考えられないみたいで反論も出てこない。
そのかわりに身体中を流れる情欲を吐き出したくて、涎を垂らしながら深く息衝いている。
抱き合った態勢でその息遣いを耳元で聞かされるから澪ちゃんの今の気持ちがよく分かった。
すぐ楽にしてあげられるよう頑張るね。
態勢も悪いしまだ2回目でぎこちないけど出来るだけ素早くいちんごを扱いた。
澪ちゃんは悦んでくれているらしく淫靡な声をあげている。
……。
我に返るとすっごく恥ずかしい事してるような気がしてきた。
さっきまで割と必死だったから気付かなかったけどなんか私の手の動きやらしいし……。
澪ちゃんは私にもたれかかって耳元であーー、あーーって春の猫みたいなトーンで鳴いてるし。
唯「んっ……!」
あ……澪ちゃんに耳舐められたら勝手に声が出ちゃった。
唯「澪ちゃん……澪ちゃん……」
私の右手はいつの間にかスピードを上げていた。
あ、これ痛くないかな……私にはよく分からないや。
でも澪ちゃんが気持ちよさそうだからこのままで。
澪「あっあっあっ、はっはっ、あ、んっ、ふゃ」
澪ちゃんの息遣いが細かくなってきた。
それが私にもうすぐ出るよって言っているように聞こえて変な気持ちになる。
それと同時に澪ちゃんの体が私を押してきた。
澪ちゃんが自分で腰を振っているんだ。
それといちんごに付着しているヌルヌルのせいで私はまたも手を放してしまう。
手の締め付けを失ったいちんごが快楽を求めて私の身体を突き上げんばかりになする。
右のふとももの内側、股関節のあたりにいちんごの頭がある。
その辺りがちょうど窪みになっていちんごの突きを受ける形になった。
そんな所を刺激されるのはもちろん初めてで、関節という自分の弱い部分を突かれる事になんとも言えない充足感を覚えた。
いちんごは適度なボジションとタイツという刺激を得て血気盛んに暴れている。
私を抱く澪ちゃんの腕はさっきからどんどん力を強めていて今にも淫欲を吐き出しそうだ。
私は澪ちゃんが少しでも早く楽になれるように促すことにした。
唯「澪ちゃん出したい? いいよ、このまま出していいから。ね?」
澪ちゃんの耳元でそう囁くだけのつもりだった。
でも澪ちゃんの首筋から香る匂いやかわいい形をした耳を見ていたら……澪ちゃんの耳を舐めてた。
舌を平らにして耳全体をすくい上げるように一舐め。
澪ちゃんが息を吸ってびくりと跳ねる。
私の舌があまり濡れていなかったからざらっとした感触だ。
舌も乾いてしまった。
今度は唾液を舌に乗せてヌルヌルとした感触になるように舐める。
舌の先端が耳の窪みに入り、澪ちゃんの耳穴に少し入った。
それがきっかけになったのか澪ちゃんががくがくと震えてだらしない声を発する。
私の股関節にいちんごとはまた違った熱さの液体が注がれるのが分かった。
タイツ越しでもヌルヌルした感触が伝わる。
それを吐き出しながらも澪ちゃんは腰の動きを止めない。
タイツにそれをすり込んでいる。
澪「あっ……んくっ……あ、はぁー、はぁー」
唯「はぁ……はぁ……」
腰の動きが止まるころには私のタイツとふとももはべとべとにされていた。
二人して肩で息をしていて、その内澪ちゃんが立っていられなくなったみたいだから一緒に腰を下ろした。
あー……すごい。
澪ちゃんすごい。
こんな風にドキドキしたの初めて。
……。
あ、それより。
唯「澪ちゃん大丈夫?」
澪「はぁー、はぁー……あ、うん。だいぶ楽になったと思う」
唯「よかったぁー」
澪「あ……」
澪ちゃんの目線は私のふとももに。
澪「ごめん……タイツ汚しちゃった」
唯「え? 大丈夫だよー。このタイツ三足1000円のだから」
澪「スカートにもついちゃうよ……もう結構ついてるけど……」
唯「そっかー……じゃあタイツ脱ごう」
脱いだらどうしよう。
拭くものないし何かこの部屋にあるもので……あ、扇風機で乾かすとか?
においとか大丈夫かな?
ていうか洗わないと履けないか。
唯「それにしてもよかったよー澪ちゃんが元に戻ってくれて」
澪「……」
唯「澪ちゃん?」
澪「あっ……いや、ごめん」
澪ちゃんは食い入るように私の着替えを見ていた。
あ……しまった。
元に戻ったと言ってもいちんごがなくなったわけじゃない。
今の澪ちゃんにこういうの見せたらまずいかも。
唯「ごめんっ」
澪「私こそごめん。気持ち悪いよな」
唯「え、そんなことないよ。それにいちんごが生えてるんだからしょうがないよ」
澪「いや……」
唯「?」
どしたんだろ澪ちゃん。
私何か変なこと言ったかな……。
唯「あれー、澪ちゃん私の着替える所見てドキドキしちゃったのかなー?」
澪「ああ、そうかも。唯がタイツ脱いだ瞬間いちんごがビクッってなった」
唯「ふごっ!?」
唯「えっと……う……あ」
澪「あはは、自分で言っておいて照れるなよ」
唯「だ、だって澪ちゃんがぁ……」
私の中では
冗談を言う>澪ちゃん「なんでやねーん」>二人「あはは、あはは」
だったのに真顔で返されてしまった。
そんなこと言われたら恥ずかしくて何言っていいかわかんないよ~!
唯「澪ちゃんが恥ずかしげもなくそんな事言うなんて……」
澪「ああ、もう全然恥ずかしくないな」
唯「ええー、なんかつまんないよ」
澪「さっきの唯が照れてるとこ、面白かった」
唯「うぅ……」
澪「唯のそういう所ってあんまり見れないから新鮮でいちんごが反応し――」
唯「ちょっ! ストップストップ!」
澪「はははは」
唯「澪ちゃんがぁ……遠い所へ行っちゃった」
澪「ごめん。恥ずかしさとかは忘れたけど唯を守りたいって事は忘れてないよ」
唯「あ、うん、ありがと」
澪「なんだけど……はぁはぁ」
唯「澪ちゃん? えっと……もう来たの?」
澪「そうみたい」
唯「そ、そっか……」
澪「唯、さっきまではこんな事絶対にしちゃダメだって考えがあったのに今はどうしてそれがダメと思っていたのか思い出せないんだ。これもいちんごの所為なんだろうけど」
唯「うん」
澪「それで、唯がかまわないって言うなら……お願いしてもいいかな?」
これはさっきのアレの事を言ってるんだよね、うん。
うん……。
唯「……わ、わかった」
まさか澪ちゃんからお願いされるとは思わなかった。
さっきまであんなに嫌がってたのに。
……澪ちゃんは元に戻ったんだよね?
恥じらいが無くてやけに素直だけどこれはいちんごが生えたせいなんだよね?
ちょっと不安になる。
澪「はぁはぁ……唯?」
唯「あ、うん」
澪ちゃんは床に女の子座りしている状態。
ふとももには私がずりおろしたスパッツ。
スカートはいちんごの所為で捲れている。
唯「ええと、さっきみたいな感じでいいの?」
澪「ああ」
唯「じゃあ……」
改まっていちんごを握るのって恥ずかしい。
おかげで余計にぎこちない動きになってしまう。
でも……さっきみたいにしなきゃ。
握る力を僅かに強めて速度を上げる。
向かい合って座りながらいちんごを扱くって……傍から見たらどういう光景なんだろう。
そう考えると誰もいないと分かっていても周りを見回してしまう。
澪「あ……唯ぃ……」
切ない声。
確かに気持ちよさそうだけどさっきとは違う感じだ。
唯「澪ちゃん、どうかな?」
澪「あっ……ん、えっと、何ていうか……切なくて辛い。もっと強くしてみて」
言われたとおりにやってみるけど澪ちゃんの反応はやはり変わらない。
おかしいな。
澪ちゃんは出したいのに出せないって感じだ。
身体に溜め込んだ欲望が消化不良を起こしているような感じ?
とにかくこのままじゃまずい。
何とかしなきゃ。
澪ちゃんを気持ちよくさせるには……何か、何かないのか。
ここは文芸部の部室。
あるのは本と机と私が脱ぎ捨てたタイツくらいしか……。
唯「……ねえ澪ちゃん、タイツ好き?」
澪「へぅ? 好きって言われても……んっ……あんまり履かないかな……んはぁ」
唯「違う違う。こういう事だよ」
でろでろのタイツを拾って澪ちゃんのいちんごに被せてみた。
1、2回目のヌルヌルも合わさっていい感じじゃあないでしょうか。
唯「できた」
澪「……」
唯「ほら、澪ちゃん2回とも私のタイツに出してたから好きなのかなぁ~……って」
澪「唯……」
やっぱりだめですよね。
澪「とりあえずこのまま扱いてみて」
唯「え、うん」
隆起したいちんごに再度刺激を与える。
熱いいちんごと冷めかけの液体が混ざり合い、そこにタイツのザラザラ感が合わさって何とも不思議な感触。
澪「っあ! これ、いい……かも」
唯「やった。やっぱり澪ちゃんてタイツが好きなのかな?」
率直に聞いてしまった。
いつもの澪ちゃんなら顔を赤くして怒るだろうけど今の澪ちゃんにこの質問は……。
澪「んっあっ……はは、そうかもな。ザラザラでいちんごが擦られて気持ちいい……あんっ!」
唯「あ、そ、そうなんだ……」
艶かしい声で素直に答える澪ちゃん。
んもー聞いてる方が恥ずかしいよ!
澪「それに……唯のタイツをいちんごが履いてるって考えただけで……はぁ、はぁ……!」
唯「わ、わかったから」
澪「これ、唯のアソコを包んでたんだよな……朝からずっと……んっ……なあ唯、今日何回トイレに――」
唯「う、あぁぁぁ……! も、やめてよぉ……!」
あまりの恥ずかしさに俯いて澪ちゃんの視線から逃げた。
手の動きも鈍る。
澪「っああ……唯のその顔……やばい……もうちょっとだから強めに……んっ!」
唯「ばかぁ……」
私は今どんな顔してるんだろう。
そんなに変な顔してる?
自分じゃわからないよ。
とにかく今は手の動きに集中しよう。
早く終わらせないとまた澪ちゃんに恥ずかしい事言われちゃう。
澪「ああああっいいよ唯のタイツ! 手もやわらかいし冷たくてきもちい……あっあっあっ!」
唯「もおおおっ」
いちんごをさらけ出してよがってる澪ちゃんの方が恥ずかしさは上のはずなのに私ばっかり恥ずかしがってる。
俯いてるけど分かる。
今澪ちゃんは絶対私の顔を見てる。
それで恥ずかしがってる私を見て興奮してるんだ。
だからこんなに固いし熱いし脈打ってる。
澪「あっゆいっ……そろそろ出そうっ! 唯のタイツと手に出ちゃぅ……んくっ!」
澪「あっ、んっ、は、ひぅ、ゆい、に、あ、あ、あ゛、あああーーーー……!」
タイツ越しに液体がどんどん滲み出てきて私の手からも零れる。
異様な光景にそこから目が離せなかった。
うあ……タイツドロドロだ……。
澪「はあ、はあ……あぁ……ふぅ」
な、何か言った方がいいのかな。
でも何て……?
澪「はぁ……唯、ありがとう」
唯「ふぇ、あ、うん」
澪「えっと、そろそろ放してくれないとまた大きくなるから……」
唯「あっごめん」
慌ててタイツごと腕を引っ込める。
澪「んあっ!」
唯「あっごめん!」
澪「大丈夫。それよりベトベトになっちゃったな、ごめん」
唯「そ、そだね……」
でもこれで暫くは大丈夫なのかな?
澪ちゃんは立ち上がってスパッツを履き直す。
私は顔から噴き出した余計な汗を拭ってようやく一息ついた。
ちょっと休みたいかな。
澪「唯……」
唯「えっ、まさかもう!?」
澪「違う。扉の向こう」
澪ちゃんの視線の先は部室の入り口。扉のすりガラスには人影が写っていた。
唯「うぇ!? もしかして今の見られてた!?」
澪「声がでかい! それよりもここに唯がいるってばれたみたいだ」
唯「えっ?」
澪「影がフラフラしてる。普通の人ならあんな動きはしないだろうから恐らくいちんごが生えた生徒だろうな」
澪「どうして気付かれたんだ? 声は他の教室の方がうるさいよな。姿を見られた訳でもないし」
澪「……やっぱり唯の匂いか。部屋の外からでも分かるのか……唯が興奮してたから匂いも強くなったのか?」
唯「ぅえ!? こ、こうふんしてないよ! うん、してなかった!」
澪「静かに。それより私の言う事をよく聞くんだ。まず――」
何故か先程とは打って変わって冷静な澪ちゃんがそこにいた。
澪ちゃんは予め考えていたかのように指示をすらすらと言ってのける。
こういう澪ちゃんってかっこいい。
でも言ってる事を反芻してみると……やっぱりちょっとおかしい。
どこかからネジがいちもつ飛び出したような作戦だった。
でも他にいい考えが浮かばないし……。
澪「入ってきたぞ」
そうだった。今はピンチなんだった。
掃除用具入れの隙間から外の様子を窺うと一人の生徒が見える。
お願いだからこっちに来ないで……!
「……くんくん」
本当に私のにおいを嗅いでるの……?
今日から長めにお風呂入ろうかな。
「くんくん」
鼻を鳴らしながら的確に私のにおいの発生源へと進んでいる。
澪ちゃんの言ってた事は正しかったみたい。
身体を洗う時間を増やそう。
「はあはあはあはあ!」
生徒が半開きになってるロッカーを乱暴に開け放った。
中にはそよ風運ぶ扇風機。
一方私たちは掃除用具入れから飛び出して部室の外へ。
いちんご生徒をまんまと奥のロッカーに誘い込み私たちは脱出に成功。
部室を出る瞬間に振り返ると生徒が扇風機に縛り付けてある布を掴んでいた。
残念、それは私のパンツだ。
澪「成功だな。いくら本体がそばにいても匂いを風で送ってやればそっちに食いつくだろうと思ったんだ」
唯「うぅ……」
澪「このまま1階まで行って外に出るぞ。急げ!」
唯「えっ!? わ、私のパンツは?」
澪「タイツで我慢してくれ」
唯「そんなぁ……このタイツヌルヌルで」
澪「いいから早く走れ!」
唯「ふええん!」
生タイツ……スースーする。
最終更新:2011年06月01日 04:17