アットウィキロゴ
澪「だからもっともっと飲んだりかけたりしないといけない」

ひどいよ澪ちゃん。

澪「それに時間も経てば廊下にいる生徒もばらけるだろうし」

唯「……ぐすっ」

私が甘かったのかな……こういう事って実際したことなかったからまさかここまでとは……。
でも澪ちゃんは私の事も考えてくれてるんだし。

澪「うぁ……唯の口から垂れてる……はぁはぁ」

唯「みおちゃぁん……」

考えてくれてるんだよ……ね。
信じていいんだよね、澪ちゃん?

澪「はあはあ、ゆい、続きをしよう」

唯「あ、うん」

固いままのいちんごに触れる。
先端からは先程の液体が滴っていて頬張る事を躊躇ってしまう。

澪「はぁあぁ……唯ぃ」

このまま焦らしてさっきみたいに乱暴にされるのは嫌だし仕方ない。

唯「ン……」

唾液や何やらでぬめったいちんごは少し怖い。
私は頬張る前にいちんごを横から咥えることにした。
唾液の乗った舌と唇を這わせる。
いちんごの表面を、首をついばむ。
においはもう気にならなかった。

私と澪ちゃんの足りない知識を出し合って補ったら、初めてでも中々頑張れているような気がする。
それにこっちも段々慣れてきた。
刺激するといちんごがびくんと跳ねる場所を中心に口を動かす。
手は根元や胴体を扱く。
そろそろかな? という所でいちんごの頭を口に含んで思いっきり吸う。
澪ちゃんが震え出した。

澪「ひゃ、は、ぁ、でるっ! ゆいぃ、唯にかけるからなっ……私のSweet Sweet Berry Sauce!」

すいーすいーべりーそーす……?

唯「んぷ……ろぷ……っちゅぽん」

澪「んいいぃっ――!!」

突然いちんごが口から離れて私の目前に。
何を――

唯「んっ!? 目に入ったぁ……んぷ、んん~!」

あつい。
顔にすいーすいーべりーそーすがぼたぼた。
すっごい大量に。
目を瞑っててもわかる。
顔から流れ落ちて喉を垂れて首元にまで感触がやってきた。
首がべたべたして気持ち悪い。

それに鼻から息が出来ない。
口を開けるとソースが侵入してくる。
さっきよりも水っぽいや。
そろそろ出し終えたかな。
あ……。
鼻を触られている。
次にほっぺ。
この感触は多分いちんごだ。
私の顔にかかったソースをいちんごの頭で塗り広げている。
あぁ、美容液をつけてる感じだ。
それにしてはちょっとにおいが……あ。
今度は唇に移動してきて執拗にリップを塗りたくる。
今更口を閉じる必要もないから、私は澪ちゃんを受け入れることにした。

澪「はぁっ、はぁう……」

唯「んぐ……ちゅ……んぱぁ」

澪「ふぅ……」

唯「おさまった?」

澪「……いや、まだ唯のにおいも消えてないし」

唯「ええー。もう口が疲れたよー」

澪「まだ身体からにおいがするからなぁ」

少し後悔してきた。

澪「においっていうと首筋と胸元と腋あたりだな……下はソースのついたタイツ履いてるからまだましかな」

唯「え……それってどういう……」

澪「それぞれの場所にもかけておこう」

唯「そんなぁ……あと3回もするの?」

澪「いや、両腋にかけるから4回だな」

……もう、澪ちゃんにあげちゃえばいいんじゃないかな。

澪「唯、首筋出して。唯は髪を抑えてるだけでいいから」

唯「……はぁい」

右手で左側の髪をすくってみせる。
なんだかんだで火照った首筋が冷やされて気持ちいい。
ここもすぐにベトベトにされるんだろうけど。
澪ちゃんは自らいちんごを扱いている。
……ん?
さっきは手じゃダメって言ってなかったっけ。

澪「唯の首、ほそいな……耳もかわいい……うあっ――!」

あ、熱ぅ……。
首筋にいっぱいかかってる。
澪ちゃんは出してる途中なのにそれを塗り込み始めた。
耳たぶの内側、あごのライン、Yシャツの襟の中……。

澪「ああ……リンパ線がコリコリしてる」

唯「あ、あんまりコリコリしないで……」

気持ちよさそうに私の首に擦りつけている。
これが暫く続くのかぁ。

澪「ふぅ……唯、服脱いで」

……え?

唯「え、え……まさか……」

澪「違う違う。やってしまいたいのはやまやまだけど腋と胸元にソース塗らないと」

ほんとに全身ソースまみれにするつもりだ。
もう鼻はおかしくなってるけど身体中ベタベタするのはやだなぁ。

唯「どうしても塗らなきゃダメ?」

澪「ああ。唯はここから脱出して助けを呼びに行くんだろ?」

唯「うん……」

澪「なら出来ることはやっておくべきだ」

私がやっとの思いで克服する羞恥のさらに上を毎回要求してくる。

唯「うう…………わかった」

澪「うん。上だけでいいよ」

そんな「ミルクだけでいいよ。お砂糖はいいや」みたいに言わないでよ……。

所々に澪ちゃんのソースが付着したブレザーとYシャツを脱ぐ。
上半身はブラ1枚……涼しい。

澪「じゃあ、手あげて」

言われた通りに挙手。
澪ちゃんが扱き始める。
目線は私の胸と腋と顔を行ったり来たり。
澪ちゃんの顔には悦楽の文字が浮かび上がっている。

澪「あーでるっ、ゆいのぉ……ゆいのわきにかけるっ……んひゃぁぁあ!」

唯「うわあっ! あ、ちょ、やめ、くすぐった……んふふ!」

唯「わ、わきは、はひひっ、弱いからぁー! こすらないで、っひゃあ!」

澪「あーーーー……あーーーー……!」

唯「あはははっはあっ……ふはぁ……はぁ……はぁ」

澪ちゃんは掴んでいた腕を離す。
腋を閉じると何とも言えないぬめりとした感触が。
後でこのまま服を着るんだよね……はあ。

澪「次は反対だな」

澪ちゃんはすぐに私の反対側へと移動する。
休まなくていいのかな。
なんて思ってたらもう私の腕を持ち上げていた。
私の二の腕や腋にいちんごを擦りつけている。
……気持ちいいと饒舌になるのかな。
二の腕の感想とか言われても困るよ。
程なくして腋にソースをぶちまけられた。

澪「次で最後か……」

張り切った澪ちゃんの最後は3回続いた。
胸元どころかブラの中にまで注がれて、流石に怒るよって言ったらじゃあ飲んでって言われて飲まされる羽目に。
何がじゃあなのかわからないうちにされるがままになってた。
結局胸元どころか身体中に流れるすいーすいーべりーそーす……流石に変な気分に……。

澪「唯」

唯「あ、うん、何?」

澪「ぼーっとしてどうした? 疲れたのか?」

唯「大丈夫だよ」

澪「そうか。廊下はさっきより人が減ってるみたい。唯の事を諦めて他へ行ったかいちんごの生えた生徒同士で始めたみたいだ」

そういえばいつの間にか扉を叩く音がしない。
私ってそれに気付かないくらい行為に没頭してたのかな。
それより。
制服の下がベトベトできもちわるい。
動く度に『にちゃっ』っていってるような気がする。
あとは喉が……なんかヘン。
ベリーソースを飲んじゃった所為なんだけど何て言えばいいのか、こう、喉に張り付いていがいがする感じ?
それとミントを食べた後みたいにスーっとするんだよね……。
うがいも出来ないから暫くこのままかぁ。ちょっとつらい。

澪「唯?」

唯「ごめんごめん、今がチャンスなんだよね?」

澪「多分な」

唯「それじゃあいこっか」

澪「ああ」

廊下に出るとなると緊張と恐怖で心拍数が上がる。
そうだ、何としてもここから脱出しなければ。
和ちゃんだけに任せていられない。
髪の毛が首筋に張り付く不快さもYシャツと身体を接着するネバネバも今は二の次だ。

澪「……物音からして何人かいるな」

唯「うん」

澪「すぐ傍の昇降口は危ない。講堂への渡り廊下から外に出るか、ダメなら職員室と正面玄関の方に行くしかないな」

唯「だね」

澪「じゃあ、そーっと開けるぞ」

唯「らじゃ」

澪ちゃんが音を立てないように更衣室の扉を開ける。
目の前にいちんご生徒はいない。
澪ちゃんが廊下へ出て昇降口側を確認する。
私も後に続いて職員室側の廊下を確認。
いた。1、2、3、4人……だめだ職員室の方には行けない。
それなら昇降口側から。
私に背を向けている澪ちゃんをつつこうとして身体が硬直した。
澪ちゃんの肩越しに知らない生徒と目が合う。
その目が澪ちゃんから私へと視線を移した。
距離は4メートルしか離れていない。これじゃあ講堂への渡り廊下へも行けない。
職員室側のいちんご生徒にも気付かれたみたいだ。
……もう一回立て篭もる?

澪「唯、階段」

いちんご生徒を牽制していた澪ちゃんから一言。
出口はすぐそこだけど仕方ない。

唯「澪ちゃん!」

合図して傍の階段を駆け上る。
すぐ後ろからは澪ちゃんとやや離れていちんご生徒。
2階の廊下は1本道で階段は中央と両端にある。
もし2階の廊下に生徒が沢山いたら……。

唯「……あっ」

祈りながら2階の廊下に差し掛かると生徒の姿は無かった。
やったー!

澪「唯! このまま廊下の奥の階段まで走るぞ! そこから降りて学校を出る!」

唯「おっけー!」

奥の階段を下りれば校舎の外に出られる。そこから体育館の裏を通って通用口に一直線だ。
光が見えたよ!
思ったよりいちんご生徒は少なかったのかもしれない。
放課後だしみんな帰っちゃったのか……な……あれ?
走りながら傍の教室や部室をちら見したら結構な数の生徒が……。
気のせいかな?

澪「やばいっ……! みんな教室でやってたんだ! 急ぐぞ!」

澪ちゃんがギアチェンジ。
私も必死に澪ちゃんの後を追う。
後ろからは教室の扉が開く音、それからどんどん増える足音。
もう振り返りたくない。

唯「ひいいいいー!」

澪「頑張れ唯っ!」

教室を通り越す度に追跡者が増えている感じが。
ていうか私たちが通り過ぎるより先に教室の扉が開いてきてる。
教室と反対側の廊下を走ってそれを何とかやり過ごす。
見知った顔ぶれもいるようないないような。
廊下を三分の二程走った所でいよいよいちんご生徒に道を阻まれる。

澪「走り抜けるぞっ!」

唯「ええっ!?」

私達は生徒の左右に分かれて強引に突破を試みる。
いちんご生徒が襲いかかってきた。
それを右手で払いのける。

唯「うあっ!」

払いのけたけどいちんご生徒の足が引っ掛かってしまった。
あ、転ぶ――

澪「唯っ!!」

――気が付いたら澪ちゃんに手を引かれて走っていた。

唯「あ、ありがと澪ちゃん! ……澪ちゃん?」

私より体力のある澪ちゃんが肩で息をしている。
それに目が……。

唯「澪ちゃん!」

澪「ヤバ……はぁはぁ……唯、先に行って」

唯「えっ!?」

澪「私もそろそろ限界……唯を襲っちゃう」

唯「そんなっ!」

さっきあれだけ出したのに!

澪「ゆい、ありがと――」

唯「だめっ!」

今度は私が澪ちゃんの手を引いて走る。
澪ちゃんは私に触れているだけで苦しそうで足元も覚束ない。
だけどこの手を離したら澪ちゃんはもう私と一緒に走ってくれない。
もうすぐ廊下の突き当たり、階段が見える。

唯「澪ちゃんこっち!」

私は左手の階段を無視して反対側の理科室へ駆け込んだ。
急いで扉を閉めた瞬間に扉が激しく鳴る。
ドアノブッ! 鍵っ!
あっ鍵ついてない!

唯「ぐおおおあああああ……!」

ドアノブを全力で引っ張る。
ああもう扉の開く方向が逆なら身体を使って防げるのに!
いや待てよ、逆に開く扉だったら大量の生徒に押されて無理矢理こじ開けられちゃうな。
ドアノブを引いて開けるしかないって事はこの扉は一人の生徒の力だけってことか!
……ていうかにおいを消したんじゃなかったの?
全然効果が見られないんだけ――

唯「うぐうううううう……!!」

力つよっ!?
はやく、早くあきらめてええええええええ!!

澪「ゆい……!」

私の腰に手が回される。

唯「澪ちゃん! 一緒に引っ張っぱれば何とか――」

澪「はぁぁぁぁゆいぃぃ……!」

唯「澪ちゃん!?」

私の身体ごと引っ張ってくれるんじゃなかったの!?
後ろから抱き付かれて、でも私は両手が塞がってるし……!

唯「ま、まって澪ちゃん、もう少し我慢して……!」

澪「はあぁはあぁ……あっ、あっ……むり、むりぃ……!」

駄目だ。
澪ちゃんは既に限界みたい。
かといって今ドアノブを離したら大量のいちんご生徒が押し寄せてきて私と澪ちゃんはそのまま――。

唯「……やばい」

かつてないピンチで板挟みされた。

澪「うっ、ああっ、ゆいっ、ゆいっ!」

唯「ちょっ!?」

一人焦っていると後ろに抱き付いている澪ちゃんが腰を打ち付けてきた。
完全に気持ちよくなろうとしてるぅううう!

唯「ひっ!」


6
最終更新:2011年06月01日 04:20