お尻に固いモノが当たっているのですが……。
あっあっ擦りつけられてるうううう!
でもこのままお尻で出してくれればセーフ……なのかな?
どのみち止められないし止まりそうにない。
こうなったら私が頑張るしか!

唯「み、澪ちゃん、せめて声出さないでっ……んっ」

澪「ゆい……ゆいぃ……くんくん、んはぁ……いいにおい……ちゅ」

唯「ひゃふっ! あっ……!」

声出ちゃった。
首筋にそんなことしないで。
ていうかそこはさっき澪ちゃんがソースかけた場所でしょ。

唯「っ!? 胸もダメだって……んっ! んふー……!」

うああネバネバの所為でヌルヌルして気持ち悪い。
そんなに揉んだらますますベトベトになっちゃうっていうか痛いよ!
声出したら扉越しのいちんご生徒が諦めてくれないし。
澪ちゃんにそんなことされたら力が抜けちゃうよ。

唯「んふ……はー……はー……っ」

あっ。
澪ちゃんがいちんごを股の間にねじ込んできた。
うあ、熱いよ……このまま入れちゃうの……?
あれ、引いた。あっまた差し込んできた。
そっか、太ももで挟んでやるんだ。
良かった。

澪「はぁ、はぁ」

お尻に澪ちゃんの腰が打ち付けられる。
その度に私の太ももと股に熱いいちんごが擦れ合う。
タイツ越しだけど澪ちゃんは痛くないのかな?
……逆にいいみたいだね。
やっぱり澪ちゃんはタイツが好きなんだと思う。

澪「はあっ、ん、はぅ、んふぅ」

唯「……っ!」

耳に息かけないでよおっ。

澪「んはあ、ん、あっあっ!」

澪ちゃんの腰を振るスピードが上がった。

唯「っあ! だめ、そこ、やめて……!」

太ももっていうより股に擦り付けられてる。
やば……ドアノブしっかり握ってないと。
澪ちゃん早く大人しくなって!

澪「んひ……はぎゅ――!!」

痙攣が伝わってくる。
次いで太ももに濡れた感触。
それから澪ちゃんが私を開放した。
良かった、これで扉に集中出来る。
……あれ、澪ちゃんが私の前に。

唯「え、みおちゃん?」

澪「……んふ」

唯「っ……え」

目の前で澪ちゃんがしゃがんだと思ったら私の腕の中に入ってきた。

ドアノブを引く両手の間に澪ちゃんが。
これじゃあ密着して抱き合ってるみたい。
ていうか何するの!?
手がドアノブから離れちゃうよ!

唯「だ、だめだよ澪ちゃん……! 今こんなことしてる場合じゃ……うあ」

正面からきつく抱きしめられた。

澪「ゆいぃ……」

は、鼻に息が……。

澪「ちゅうっ」

唯「んっ」

――。

……へ?
ええーーーー!!?
何してるの澪ちゃん!?
何もこんな時にしなくても!
わあああ吸いついてきてるううう!
唇がぴちゃぴちゃいってて……。
うああ……激しい。
きつくハグされてるのに何でか気持ちいい。
あー……だんだん力が……。
いやいや! ここで手を離すわけには!
耐えろ……耐えろ私!

澪「んちゅ、ぺろ、ぷちゅ、ちゅぅぅ」

手が、手がああああああ……!

澪「んっ、ちゅ、むは、ん、んふっ、んっ、んっ」

唯「んっ、んー!」

い、いちんごが~~~~!

今度は前から私の股に入れて律動を始める。
そんなに動かれたら手が離れちゃう……!
おまけにタイツ1枚だからこっちにも刺激が。
澪ちゃんはちゅーをやめてくれないし腰の動きはどんどん早くなるし。

澪「ん……んろぁ」

唯「っ!」

し、舌が! 澪ちゃんの舌が私の中にー!
はあ、あー……あったかい。
……っあ!
左手放しちゃった!
まずいよなんとか持ち直さないと――っ!?

唯「っう!」

下半身が……腰が砕けそうになった。
いちんごに私の大事なジェリービーンズを抉られたような感覚。
今の衝撃で腰が折れて澪ちゃんに体重を預ける形になってしまう。
澪ちゃんは止まる事なく動いていて、その所為で私もじんわりと熱いものが溜まってきてしまう。
溜まるっていうか、もう零れてもおかしくない。

唯「澪ちゃん……やめ、あっ……んんっ!」

思えば文芸部室で澪ちゃんの相手をしている時から溜まり始めていたんだ。
スイートベリーソースをかけられる度に私の中にあるガラスの器が満たされていって。
とろとろの欲望と情愛が混ざり合う。
器に詰まっていくほど切なくなるのに、だけどあまくてうっとりしちゃう。

だけどもうだめ。

唯「あっ、あー! やっ、うあ、あーーー!」

器に溜まったものが弾け飛んだ。
どろどろとしたものが私を流していく。とかしていく。
どこまでも気持ちよくなれそう。

澪「ああぅ……ゆい……でるっ!!」

私の中心に澪ちゃんがいちんごを突きたてる。
タイツ越しにソースを吐き出しているのが分かった。
タイツで阻まれているのに澪ちゃんは私を突き上げるのをやめない。
そんなに私に入れたいんだ。
澪ちゃん……。
澪ちゃんの振動で私の中のどろどろが濁流となる。
もう全部が流れて行ってよくわからない。
身体はさっきから言う事を聞かないし、気持ちいいどろどろを吐き出したくて自然に声が出る。
微かに聞こえる澪ちゃんの声もだんだんわからなくなって――

――。

唯「はあ……はあ……」

澪「うああ……はあはあ」

唯「はあ……あ……」

あー……。
きもちいい……。
……。

唯「あれ?」

気付いたら澪ちゃんと抱き合っていた。
これはさっきからか。
……あ!
しまった! 右手も離しちゃってる!
いつから?
私どのくらいいってたんだろう。
まずいまずいよ!
早くドアノブを……!

……手が届かない。
ていうか

唯「澪ちゃんまだ動いてたの!? ちょっと待って!」

澪ちゃんに邪魔された。
手がドアノブに届かない。
うああ……もうだめだ……。
せめて澪ちゃんと最後まで抱き合っていよう。
さよなら今までの私。
……。
ん?
今気付いたけど股も太もももやたら濡れてる。
これは澪ちゃんのいちんごから出たものだよね。
……私のかもしれないけど。
どっちにしても私の意識がはっきりしていた時はこんなに濡れていなかった。
もしかして私が手を放してから少し時間が経ってる?
じゃあどうしていちんご生徒が攻めてこないんだろう。
尚も私にスコスコする澪ちゃんをいなしながら理科室の扉に耳を立てる。
外からは淫らな声がした。
これは。
うーん。
えーと……。
……我慢できずにいちんご生徒同士で始めちゃったって事?
それなら助かったってことかな。
確認したいけど……。

澪「はあ……あっ、う、で、る……ゆいっ……! んぎぃい!」

危ない状態だけど先に澪ちゃんを何とかしないと。


――。
……おかしい。
一向に何とかならない。
もう何回ソースを飛ばしたかわからないのに。
疲れた……もう限界。

唯「はあはあ……澪ちゃん、んはっ、まだ?」

澪「はあ、はあ、こ、これで最後……」

よかった、これで最後だ。
澪ちゃんも息があがってる。

澪「うあっ出るっ! でるううううう!」

あー震えてる震えてる。
足もお尻もソースをかけられすぎて今どこに出されてるのかわかんないや。
スカートの内側やら上履きの中までソースに塗れている。

唯「や、やっとおわったぁ……はふう」

澪「はあはあ……ごめんな」

唯「いいよ澪ちゃん。……あれ?」

澪ちゃんのいちんごは萎んでいなかった。

おかしいな。
文芸部の部室でした時も更衣室でした時も最後は必ず萎んでたのに。
ま、まさかまだやったり……。

澪「ああ、これは気にしないでくれ。それより先を急ごう」

唯「あ、うん。……あれっ!? 誰もこっちに入ってきてないね」

澪ちゃんの相手をしてたらすっかり忘れてた。

唯「ってことはみんな外で始めてずっとそのまま? それにしては外から音がしないけど」

澪「チャンスだな、急ごう」

唯「ま、待ってよ澪ちゃん。外の様子を確認しないと……」

澪「いや、もうのろのろしてられない。強行突破だ」

唯「ええっ!? あっ待って!」

澪ちゃんが扉を開けてしまう。
廊下には生徒の姿があった。
私の位置から見えたのは3人。
うち1人は廊下でいちんご丸出しで寝ている。
残りの2人は扉の傍にいて、私の方を向いていた。
もちろんいちんご付き。
ていうかまずい、道を塞がれてる。
ていうか――

唯「りっちゃんムギちゃん!?」

律「はあはあはあはあ!!」

紬「はぁっはあっひはっ!!」

2人が私目掛けて突進してきた。

唯「おおおおおっ!?」

澪「こ、のっ!!」

私の前にいた澪ちゃんがそれを阻んでくれた。
けどこのままじゃ澪ちゃんが危ない……!

唯「澪ちゃん!」

澪「唯っ! 今の内に外へ行け!」

唯「だ、ダメだよそんなっ!」

澪「ごめんな唯……私もう限界なんだ。入れたくて入れたくてもう我慢できない。だからちょうどいい、ここで別れよう」

唯「え……」

澪「やっぱり入れないとスッキリしないみたいだ。本当は唯に入れたいんだけどさ、それは駄目だって考えがあって……」

澪「どうしてそう考えたのかすらもう思い出せないけど……うぐっ、ムギの力強っ!?」

澪「ぐっ……後さ、部屋の扉は閉めて行ってくれ。これも理由は思い出せないんだけど唯に見られたくないって考えがあるんだ」


澪「も、も、もう……私……止まらない……唯っ!」

唯「……私も見たくないや」

澪「そうか……はぁはぁ」

唯「すぐ人呼んでくるからそれまで無事で……無事っていうのかな? いや違うか」

澪「いいから早く行けっ!!」

唯「はぁい!!」


廊下に出て理科室の扉を閉めた。
……やっぱり4人でヨロシクしてもよかったんじゃないか。
いや、だめだ。
澪ちゃんの頑張りが無駄になっちゃうし、これから澪ちゃんがする事を見たくないし、見られたくないしそれに……。
今は学校を出よう。
廊下にはいちんご生徒がそこかしこに横たわっている。
みんな疲れて寝てるのかな?
それならこれはチャンスだ。
階段を降りて図書館か体育館から校舎を出てそのまま裏口から学校を出て人を呼んで――

澪「はぁはぁ……やっと行ったか」

律「あぁぁ……ゆいぃ……」

紬「はあはあ……んぃぃぃぃ」

澪「私だってゆいにいれたかったんだぞ。ああもったいない」

澪「でも部室でゆいに会ってから決めてたんだ。唯には絶対入れないって」

澪「うーん、どうしてだっけ……?」

澪「ああもういいや我慢できない」

澪「やっぱりいちんごは入れなきゃだめなんだ」

澪「はぁはぁ……ゆいにいれたかったよう」

澪「もう爆発しそうだ」

澪「2人とも存分に入れさせてもらうからな」

澪「頑張って我慢したんだから……自分にご褒美をあげてもいいよね」


――しまった。
焦りすぎ。
階段の踊り場で2人の生徒に捕まってしまった。
せっかく澪ちゃんが逃がしてくれたのに。
ごめんね澪ちゃん、これなら理科室でヨロシクやってた方がよかったかも。
……いや、そんなことないか。

梓「はぁはぁ……!」

純「んふっ、くへぇ……」

憂は部活してないからもう家に帰ってるよね。
よかった。
私はダメそうだけど。
……いや、ここで諦めたら澪ちゃんに申し訳が立たない。
やれるだけやってみよう。
ここに来て澪ちゃんとのらぶりハッピーが役に立ちそうだ。

唯「仕方ない、お姉さんが相手をしてあげよう。……ただし!」

タイツをぐいっと引っ張り上げる。

唯「絶対に入れさせないけどね!」

あずにゃんと純ちゃんが飛びかかってきた。
2人に押し倒される瞬間、踊り場の窓から見える外の景色。
正門付近に生徒が1人。
よかった無事だったんだ。
それとごめんね、私も助けを呼びに行こうと思ったんだけど……。
和ちゃん……あとはよろしく――

――――――――――――

――――――――

――――

……。

うお、まぶし。

窓から夕陽が差し込んでいる。

背中が痛い。

私寝ちゃったのかな?

あれからどうなったんだろう。

あずにゃんも純ちゃんもいなくなってる。

夢だったのかな。

そんなことないか。

身体中がすいーすいーべりーそーすだらけだし。

あ、私入れられてないよね?

うん、タイツは所々破れちゃってるけど大丈夫……のはず。


7
最終更新:2011年06月01日 04:21