ファンシーショップ!

紬「!」

紬「フフフ」

紬「梓ちゃん、ちょっとこっちに来てちょうだい」グイッ

梓「ム、ムギちゃん?」

梓「!」

梓「こ、ここは・・・」

梓「あ、あの~。持病の癪がでたのでちょっとそこのベンチに・・・」

紬「さぁいくわよ!」フンス

梓「ム、ムギちゃーん」ズルズル


梓「あうー」

紬「すごいわね!ネコグッズがこんなにたくさん!」キラキラ

梓「まぁ、そうですね」キョロキョロ

梓「(なぜこんなピンポイントな店が・・・)」


紬「これなんか似合いそうよ。梓ちゃん!」

梓「わ、私のはもうあるじゃないですか」アセアセ

梓「そ、それにムギちゃんと一緒につけるって約束しましたから今はつけません」プイッ

紬「えーっ」

梓「無理やりつけるならお店出ちゃいます!」

紬「もう。変なところで頑固なんだから」

梓「あと、今日はムギちゃんのネコミミ買いにきたんですからね!」

紬「そういえばそうだったわね」

梓「うーん。やっぱ白ネコミミですかね?」

紬「まぁ。そうなるのかしら」

梓「このふわふわの似合いそうです!」

紬「本当?」

梓「ちょっとつけてみますね」

紬「・・・うん」スチャ

梓「」

紬「ど、どう?」

紬「梓ちゃん?」

梓「・・・今なら唯先輩の気持ちが分かる気がします」ドキドキ

紬「ん?」キョトン

梓「!」

梓「その顔は反則です!ムギにゃん!」ダキッ

紬「あ、梓ちゃん」アセアセ

紬「梓ちゃん!ほら、ここお店よっ」アセアセ

梓「ムギにゃん・・・」

梓「そ、そうですね。すみません」

紬「ふふっ。今度は梓ちゃんから抱きついてきたわね」

梓「」///

紬「じゃあこれ、買いましょうか」

梓「は、はい!すっごく似合ってました!」

紬「・・・もう」///

紬「じゃあついでにしっぽも買っちゃいましょう!」

梓「しっぽ?」

紬「せっかくネコミミを買うんだもの。いいじゃない」

梓「それってやっぱり私の分も・・・」

紬「もちろんよ!」

梓「・・・」

紬「梓ちゃんが買わないなら私も買わないわー」

梓「(ネコミミしっぽ・・・)」

紬『にゃーん』フリフリ

梓「・・・」

梓「買いますか」

紬「うふふっ」

紬「さすがに手袋はいいわよね」

梓「(イイ!)」

梓「そ、そうですね。まだ早いですよ!」

紬「?」

紬「ふぅ。結構周ったわねー」

梓「ですねぇ」

紬「休憩しましょうか」

梓「はい」

紬「わぁ。ここも食べ物屋さんでいっぱいね」

梓「クレープ、ワッフル、アイス・・・すごいですね」

梓「!」

紬「梓ちゃん?」

梓「たい・・・焼き」

紬「たい焼き食べたいの?」

梓「」コクリ

紬「じゃあ食べましょうか」

梓「はい!」

紬「梓ちゃんって本当、たい焼き好きねぇ」

梓「えへへ」

紬「ふむ。味の種類はあまりないのね」

梓「みたいですね」

梓「やはりあんこが鉄板か、しかしカスタードも・・・」ブツブツ

紬「味、迷ってるの?」

梓「あ、はい。どっちにしようかな」

紬「なら両方頼みましょう。私と半分こにすればいいわ」

梓「ムギちゃん・・・」

梓「そうしましょう!」


紬「じゃあ買ってくるから席取っておいてくれる?」

梓「はい!」



店員「はい。あんことカスタードね」

紬「ありがとう」

紬「梓ちゃんは」キョロキョロ

梓『こっちでーす』フリフリ

紬「おまたせー」

梓「ありがとうございます」

紬「どっちから食べる?」

梓「じゃああんこからで」

紬「熱いから気をつけてね・・・はい」スッ

梓「どうもです」

紬梓「いただきます」

紬「あふっ。あふいわ(熱いわ)」

紬「でも、おいしいわね」

梓「ですね。皮もパリパリです」

紬「」

紬「ふーっ。ふーっ」

梓「そんなに熱いですか?」

紬「ふふっ」

紬「はい。あーん」

梓「ム、ムギちゃん」///

紬「半分こって言ったじゃない」

紬「ほら。あーん」

梓「・・・あ、あーん」パクッ

紬「どう?」

梓「お、おいしいです」///

紬「でしょう」

梓「じゃあ次はこっちの番です!」

梓「ふーっ。ふーっ」

梓「はい。あーん」カアァ

紬「あーん」パクッ

紬「あんこもおいしいわ!」

紬「も、もう一口おねがい」チラッ

梓「どうぞ」///

紬「おいしいわぁ」

紬「さて、休憩もしたし」

紬「次に行きましょう!」

梓「はい!」

梓「あと2階の半分くらいですからね」

梓「なんとか周れそうです」

紬「どんなお店があるのかしら」ワクワク


本屋さん!

紬「本屋さん!見ていい?」

梓「はい!」

紬「えーっと」

梓「探してる本あるんですか?」

紬「うん。お料理の本買おうかなって」

梓「料理ですか」

紬「前も言ったけど、一人暮らしするから少しくらいはね」

紬「それに・・・」

梓「?」

紬「梓ちゃんに食べてもらっておいしいって言ってもらいたいなって」

梓「」///

梓「ム、ムギちゃんのおかげで舌が肥えてるので難しいかもしれないですね」///

紬「えー、そんなぁ」

紬「んーっ。今日はたくさん歩いたわー」ノビーッ

梓「ですねー」

梓「なんとか一通り見れてよかったです」

紬「また来ましょうね」

梓「はい!」

紬「じゃあ車を呼んでくるわね」

梓「お願いします」

梓「(今日も楽しかったなー)」

梓「(そういえばさっきのお店に)」

梓「(ムギちゃん、すぐには戻らないよね)」

トトトッ

梓「あった」

梓「ペアのエプロン」

梓「ムギちゃんにプレゼントしたら喜んでくれるかな」エヘヘ

梓「悩んでる時間はない!」

梓「これくださーい」

梓「よかった。まだ来てない」


紬「おまたせ。もうすぐ来るから下で待ってましょう」

梓「は、はい!」

梓「(よかった。気づいてない)」ホッ

紬「ロッカー空だし。忘れ物ないわね?」

梓「大丈夫です!」

紬「にしても結構な荷物になったわね・・・」

梓「ですね。車で助かりました」

紬「入口まで来てくれるからここで待ってましょう」

梓「はい」

紬「えへへ、明日筋肉痛になってそう」

梓「私もです・・・」

紬「今日のお風呂はきっと気持ちいいわよー」フフッ

梓「でしょうねー」

紬「あ、きたわよ」

梓「」

梓「・・・はい?」

ガチャ

斉藤「お待たせいたしました。紬お嬢様」

斉藤「まずはお荷物をお預かりさせていただきます」

紬「お願いね」

梓「」

紬「梓ちゃん?」

梓「・・・な、なんですか?これ?」

紬「なにって。車よ?」

客「スゲー。リムジンダー」

梓「・・・」

梓「これって、りむじんってやつですか?」

紬「そうよ。乗るのは初めて?」

梓「普通は初めてだと思います・・・」

紬「本当は普通の車でよかったんだけど」

紬「せっかくだから梓ちゃんを驚かせようと思って♪」

梓「」

紬「あ、梓ちゃん?」

梓「・・・そうですね。ものすごく驚いてます・・・」

紬「そう!ならよかったわ♪」

ガチャ

斉藤「ではどうぞ」

紬「梓ちゃんからどうぞ」

梓「え?あ、はい」

梓「こ、これは・・・」

梓「変わった座席ですね・・・」

梓「対面になってる」

梓「ど、どこに座れば・・・」オロオロ

梓「と、とりあえず奥に行きます」トスッ

紬「じゃあ私は向かい側に座るわね」トスッ

梓「広いですねぇ」

紬「じゃあ斉藤。あとはお願いね」

斉藤「はっ」

ガチャ

紬「なにか飲む?」パカッ

梓「冷蔵庫があるんですか!」

紬「そうよ。このテーブル広げて」カチャ

梓「!」

紬「どうぞ。梓ちゃん」

梓「ど、どうもです」

梓「なんか・・・。本当に映画の世界ですね」チューチュー

紬「ふふっ。驚いてくれてなによりだわ」

梓「これで驚かない人のほうが絶対少ないですって・・・」

梓「(にしても、迎えでこんな車使うなんて・・・)」

梓「(ムギちゃんの家はどれだけ大きいんだろう・・・)」チラッ

紬「?」

紬「でも今日は楽しかったわねぇ」

紬「私、久しぶりにあんなに歩いたわ!」

梓「ですねぇ。ムギちゃんすごくはしゃいでましたし」

紬「む。それは梓ちゃんもよ」

梓「・・・ですね」

紬「お店の中なのに抱きついてきちゃって」

梓「それはムギちゃんもです!」

紬「そうね♪」

紬「もうそろそろ着くわね」

梓「あっという間ですね」

紬「もう荷物はまとめてあるんだっけ?」

梓「はい。朝のうちに準備してあります」

紬「あ!」

梓「・・・ムギちゃん?」

紬「・・・えへへ」

紬「だ、大丈夫よ!荷物少ないからすぐに終わるわ!」アセアセ

梓「まったく」

キイィ
ガチャ

斉藤「お待たせいたしました」

紬「ありがとう。さぁ降りましょう」

梓「は、はい。ありがとうございます」

斉藤「お荷物はどちらをお出しすればよろしいでしょうか?」

紬「そうねぇ。いいわ。自分で出します」

斉藤「はっ」

ガチャ

紬「お茶碗の袋ってこれだっけ?」ガサガサ

梓「そうです。あとは私のを」ガサガサ

梓「これで大丈夫です」

紬「うん」

バタン

紬「荷物を取ってきますので少し待っていてください」

斉藤「はっ」


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最終更新:2011年06月14日 17:20