梓「ただいまー」

紬「おじゃましますー」

梓「じゃあ早く荷物をまとめないと」

梓「あの車が家の前に止まってるのを誰かに見られたら厄介です」

紬「そ、それもそうね」アセアセ

紬「よいしょ!」

梓「準備できましたか?忘れ物ないですか?」

紬「うん。ネコミミも持ったわよ!」

梓「・・・それは別に忘れてもいいです」

紬「じゃあ行きましょう!」

梓「はい!」

紬「荷物も入れたし行きましょうか」

梓「はい」

梓「ここからムギちゃんの家って遠いんですか?」

紬「そこまでではないわね」

紬「さぁ、入って入って」

梓「はい!」

純「ああーーーーー!」

純「人が電話してるのに無視してー!」

梓「じゅ、純!」アセアセ

紬「まぁ」

梓「で、電話?」チラッ

着信2メール3

梓「気づかなかった・・・」

純「んで家に来てみたら、なにこの高そうな車?」

純「紬先輩まで」

純「納得できる説明を要求します!」ビシッ

梓「え、えーっと。これは・・・」アセアセ

グイッ

紬「あ、梓ちゃん?」

梓「逃げるが勝ちです!」

バタン

純「あ!」

梓「出してください!」

斉藤「は、はっ」

ブロロロロ

純『こらーー。梓ーーー!』


紬「よ、よかったの?」

梓「あとで純に謝ります」

紬「そう、そのときは私も呼んでね。私からも謝るから」

梓「べ、別にいいですよ。私のほうでうまくやっておくので」


紬「そうはいかないわ!」

梓「ム、ムギちゃん?」

紬「私たち二人の問題だもの、私もちゃんと謝りたいわ」

梓「・・・」

梓「じゃ、じゃあ、お願いします」///

紬「えぇ」

梓「とりあえず携帯に連絡入れて月曜日に謝りましょう」

紬「そうね」

プルルルル

梓「言ってるそばから・・・」

梓「電話いいですか?」

紬「もちろん」

ピッ

純『ちょっと梓ー!』

梓「ほんとゴメン。月曜日にちゃんと説明するから」

純『本当でしょうね?』

梓「もちろんもちろん」

純『わかったよ』

梓「ありがと。必ず月曜に謝るから」

純『はいはい。んじゃね』

梓「じゃあね」ピッ

紬「わかってくれてよかったわね」

梓「はい」

梓「じゃあ月曜日、お願いします」

紬「えぇ」

梓「なんかこの辺塀が続いてますね・・・」

梓「・・・まさか」チラッ

紬「えぇ。そうよ」ニコッ

梓「うわー」

紬「大丈夫よ。もうすぐ着くから」

梓「は、はい!」

紬「そんなに緊張しなくて大丈夫よー」

ギイィ

梓「・・・門だ」

紬「もう私の家に入ったわよ」

梓「そ、そうですか」カチコチ

紬「もう」

キイッバタン

斉藤「ではどうぞ」

梓「うわー」ポカーン

斉藤「紬お嬢様。お荷物はどちらへ?」

紬「私の部屋までお願い」

紬「ほら、梓ちゃんも」

梓「へ?」

紬「もう、カバンよ」

梓「え、あ。はい、お願いします」ペコリ

斉藤「かしこまりました」

梓「うわ。すごいシャンデリア・・・」キョロキョロ

メイド「お帰りなさいませ。紬お嬢様」

梓「!」

紬「ただいま」

梓「(リアルメイドさん。初めて見た・・・)」ペコリ

紬「ふふっ。梓ちゃんの反応おもしろいわぁ」

梓「み、見世物じゃないですよ。もう」

梓「(すごい家だなぁ)」キョロキョロ

梓「(てことはムギちゃんの部屋って一体・・・)」

梓「」

梓「(想像できない・・・)」

梓「(やっぱ部屋にピアノとか置いてあるのかな?)」

梓「むー」ウーン

紬「ふふっ」

紬「ここが私の部屋よ」ガチャ

紬「どうぞー」

梓「」

梓「あれ?」

紬「どうしたの?」

梓「い、いえ。意外と普通だなーと」

紬「ふふっ。どんなの想像してたの?」

梓「えーと。もっと広くて、ピアノが置いてあって、でっかいシャンデリアがあって・・・」

紬「もう。そんな部屋じゃ落ち着かないじゃない」

梓「・・・確かに。そうかもです」

紬「まぁ。ピアノはほかの部屋にあるけどね」

梓「やっぱりあるんですか」

紬「さぁ。コートはそこにかけちゃって」

梓「はい!」

コンコン

紬「どうぞ」

メイド『失礼します』

ガチャ

紬「なにかしら?」

メイド「お夕食のお時間はいかがなさいましょうか?」

紬「そうねぇ」

紬「梓ちゃん。お腹空いてる?」

梓「え、あ、はい!まだ大丈夫ですす」アセアセ

紬「そう。じゃあもう少し後にお願い」

メイド「では20時頃でよろしいでしょうか?」

紬「えぇ。今日は大切なお客様がいるから腕を振るってちょうだい」

梓「ちょ。ムギちゃん!」

紬「いいからいいから」

紬「あと私達の荷物に食器が入っているからそれを使ってくれないかしら」

メイド「かしこまりました」

紬「おねがいね」

ガチャ

梓「ムギちゃん!腕を振るうって」アセアセ

紬「今夜はフルコースよ~」

梓「」

梓「なんかめまいが・・・」

紬「琴吹家の料理を堪能していってね♪」

梓「私、テーブルマナーなんて詳しくありません!」

紬「私と二人で食べるんだからそんなのいらないわよ」

梓「二人?」

紬「言ってなかったかしら?」

紬「今週はお父様もお母様も家にいないのよ」

梓「で、でも斉藤さんとかメイドさんとかは?」

紬「基本的に執事やメイドとは一緒に食べないわよ。隣には立ってるけど」

梓「そ、そうなんですか」

紬「気になるなら食事中は席を外すように言っておく?」

梓「あ、い、いえ。大丈夫です。・・・たぶん」

紬「そうねぇ」

紬「基本的にナイフとかは外側から使う程度でいいと思うけど」

紬「あ、ナイフとか落としても自分で拾っちゃダメよ」

梓「そ、そうなんですか」

紬「えぇ。メイドが拾って新しいの持ってきてくれるから」

梓「そうですか」

梓「なんか大変そうですね」

紬「最初はそうかもね。でも慣れると簡単よ」

紬「さて、夕食までなにしましょうか?」

梓「そうですねぇ」

紬「・・・ネコミミつけちゃう?」チラッ

梓「!」

梓「え、ええと。ご飯食べてからがいいかなーと・・・」アセアセ

紬「もう。次はお風呂入ったらーって言うんじゃないでしょうね」

梓「!」ドキッ

紬「ふふっ。あずにゃんの考えなんてお見通しよ」

紬「さぁ、覚悟なさい」ジリジリ

梓「あうう」アトズサリ

紬「なんてね。無理やりになんてつけないわよ」

梓「ムギちゃん・・・」

紬「いつでもいいのよ。つける覚悟ができたら言ってね」

紬「そしたら私も一緒につけるから」ニコッ

梓「・・・」

梓「私・・・つけます!」

紬「い、いいのよ。無理しなくても」アセアセ

梓「いえ。せっかくムギちゃんが期待してるんですからそれに応えたいんです!」

梓「そ、それに。私だってムギにゃんを見たいですし・・・」ボソッ

紬「も、もう」///

紬「じゃあ私からつけるわね」

梓「あ、はい」

紬「えーっと。ネコミミしっぽは確か」ガサガサ

梓「」ドキドキ

紬「あった!」

紬「じゃあつけるわね」

スチャ

梓「」

梓「(あぁ。やっぱりいいなぁ・・・。見てるだけで今日の疲れが癒されてるのがわかるよ・・・)」

梓「ムギにゃん!」ダキッ

梓「えへへへ」

紬「よしよし。あずにゃん」ナデナデ

紬「さぁ。次はあずにゃんの番よ!」

梓「は、はい!」

スッ

澪『あずにゃーんにゃんにゃん!』ペロペロ

梓「あわわわわ」ガクガクブルブル

紬「大丈夫よ。私がいるもの。安心して」ギュッ

紬「あずにゃんならできるわ!」

梓「は、はい!」グスッ

梓「えいっ」!

スチャ

梓「!」キョロキョロ

紬「ありがとう。ようやく乗り越えられてのね」グスッ

梓「は、はい。ムギにゃんの、おかげです」グスッ

紬「うん。とってもかわいいわ」ナデナデ

梓「ムギにゃんも、すごく似合ってますよ」

紬梓「えへへ」ダキッ

紬「じゃあしっぽもつけましょうか」

梓「つけますね」パチッ

紬「こっちも」パチッ

紬「うん。似合ってるわぁ。あずにゃん」

梓「ムギにゃんもです」///

紬「にゃーんって言ってにゃーん」

梓「にゃ、にゃーん」カアァ

紬「あぁ・・・。いい・・・」

紬「手も!手も猫手にして!」

梓「にゃーん」

紬「」ウットリ

梓「つ、次はムギにゃんの番ですよ!」

紬「え、えぇ」

紬「にゃーん」

紬「にゃおん」

梓「ムギにゃん・・・完璧です」グッ

梓「ムギにゃん、お願いです」

紬「にゃ?」

梓「キス、したいです」///

紬「にゃー」ダキッ

梓「えへへ」ギュ

チュ

梓「ムギにゃん」

紬「あずにゃん」

梓「もっと、したいです」

紬「いいわよ。さぁ」

チュ

梓「・・・ん」ペロ

紬「ん」

梓「ふあ」

紬「ふふっ。大人のキス、しちゃったわね」///

梓「」///

梓「ムギにゃん、もっとぉ」

梓「ん、ふあ・・・」

紬「んん・・・んあ・・・」

コンコン

梓「もっとぉ・・・」

紬「・・・ふぁあ」

コンコン

紬梓「!」ビクッ

メイド『紬お嬢様?』

紬「は、はい。なにかしら?」アセアセ

メイド『御夕飯の準備が整いました』

紬「わ、わかりました。今行きます」

紬「夢中になってノックに気付かないところだったわ・・・」

梓「」

梓「心臓が止まるかと思いました・・・」

紬「お、落ち着いて」

紬「さぁ、ご飯食べに行きましょう」アセアセ

梓「落ち着くのはムギちゃんです!」

梓「耳としっぽそのままです」

紬「・・・あ」カアァ

紬「これで大丈夫ね」

梓「はい」

紬「じゃあ行きましょう」

バタン


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最終更新:2011年06月14日 17:21