紬「行っちゃった・・・」

澪「さぁ、やるぞー」

唯律「・・・ういー」

紬「がんばりましょう!」

ジャンジャン♪

唯「うー」ウズウズ

律「くっ・・・」ウズウズ

澪「おい、まだ30分しか経ってないぞ」

紬「あはは・・・」

紬「もう30分したら休憩しましょう」

唯「あうー。長いよ・・・」

澪「もう、ムギは甘いぞ」


紬「まぁまぁ、休憩も必要よ」

唯「そうです!集中力維持には適度な休憩が必要なのです!」

澪「唯は集中力短すぎ・・・」

唯「ちえーっ」

澪「ん?律、ここ間違ってるぞ」

律「へっ?どこどこ?」

澪「ここ。ここはxじゃなくてyをだな・・・」

律「おー!」

律「助かったぜ。ありがとな、澪」ニコッ

澪「」ドキッ

澪「ま、まぁ。律だけ落ちたんじゃ後味悪いしな」

律「へいへい。がんばりますよ」

唯「ム、ムギちゃん・・・、ここ、教えて・・・」

紬「ここはね・・・」

澪「(この調子で大丈夫だろうか・・・)」

唯「30分経ったよ!休憩だよ!」

律「うおっしゃあ!」

澪「この子達は・・・」

紬「あずにゃーん、休憩にしましょう」

梓「はい!」

律「今日はもう無理、疲労困憊」グデーッ

唯「同じくです!」

澪「休憩って言って元気になったのに・・・」

律「あぁ・・・、お茶がおいしい・・・」

唯「温まるねぇ」

澪「やれやれ」

紬「はい、あずにゃん」

梓「ありがとうございます!」

梓「はぁ。おいしいですぅ」

紬「よかったわぁ」ニコニコ

澪「・・・平和だな」

律「よし!温まったし帰るか!」

唯「そうだね!りっちゃん!」

澪「うおーい!まだ時間あるよー」

紬「そうね。今夜は冷えるって言うから早めのほうが」

澪「ムギまで!」

梓「みなさんが帰るのなら私も」

律「よし、多数決で決定だな。帰る準備だー」

唯「おー!」

テクテク

律「心配するなって。ちゃんと家でもやるからさ」

澪「信用できないな」

唯「学校で勉強、家でも勉強・・・」

紬「受験生は大変ねぇ」

梓「来年は私がこうなるのか・・・」

唯「お腹空いたー!」


―――

澪「じゃあな。唯はちゃんと勉強しろよ」

律「じゃーなー」フリフリ

唯「あう。また明日ー」

梓「また明日です」


澪「さて、律がちゃんと勉強してるか信用できないから律の家に行くか」

律「へ?」


律「あの?さすがに疲れてるんですけど・・・」

澪「勉強するって言っただろ?」

律「ならいいんだけどさ・・・」

澪「~♪」

律「ま、まぁ。私だけ落ちるのも恥ずかしいしな」

律「ありがとうな。澪」

澪「(ちゃんと保健体育の勉強しような)」

律「(ちょっと変態なところもあるけど、やさしいな)」

律「(今日もちゃんと勉強教えてくれたし)」

律「(そんな澪を疑うなんて私はまだまだだな・・・)」

律「(私ももっとがんばらないと!)」

澪「(今日は律クマーでしよう)」

律「ご飯はどうする?よかったら食って行けよ」

澪「ん?じゃあそうしようかな」

律「(勉強のお礼においしいの作るぞ!)」


律「ただいまー」

澪「おじゃまします」

律「さて、勉強しようぜ!」

澪「お、やる気満々だな」

律「あぁ、せっかく澪が手伝ってくれるって言うんだ」

律「私もがんばらなきゃな」

澪「そうか・・・。やっとわかってくれたか・・・」グスッ

律「澪・・・」

澪「ではさっそく」スッ

律「」

律「・・・あの?澪さん、それは・・・」

澪「クマミミだが?」

律「えっと、勉強するんじゃ?」

澪「もちろん勉強だ。保健体育のな」ワキワキ

律「」

律「ぎゃあああああああ」

以下朝まで略


――――

ちょっと前!

唯「あう。また明日ー」

梓「また明日です」


紬「ここでお別れね・・・」

梓「・・・」

梓「その前にちょっといいですか?」

紬「もちろん!」

紬「なにかしら?」

梓「えっと、今日部室でムギちゃんの様子がおかしくて」

紬「」ギクッ

梓「私、なにかしちゃったのかなって・・・」

紬「あ、う、それは・・・」

梓「いつもならあーんしたらすぐ食べてくれたのに・・・」

梓「今日はなんか躊躇ってたから・・・」

梓「私、嫌われちゃったのかなって・・・」グスッ

紬「ち、違うわ!」

紬「私があずにゃんを嫌うわけないじゃない!」

梓「うぅ。なら、どうして・・・」

紬「えっと、それは・・・」

紬「(あずにゃんでしちゃったなんて・・・言えない・・・)」

梓「・・・やっぱり」ウルッ

紬「な、泣かないで。ねっ」ナデナデ

梓「ううぅ」

紬「あの・・・怒らないでね・・・」モジモジ

梓「・・・はい」グスッ

紬「その・・・昨日の夜、・・・しちゃって」カアァ

梓「・・・なにをです?」

紬「あずにゃんもしたこと・・・」

梓「・・・」

梓「」ボフン

梓「あ、あ・・、ああああ・・・・」カアァァァ

紬「それで、その・・・気恥かしくて・・・」

梓「・・・そう、ですか」///

紬「はうぅ」///

梓「!」ピコーン

梓「そうですか。あのムギちゃんがですか」

梓「人には早く寝なさい!ってあんなに怒ったのに」

紬「うぅ・・・」

梓「あの時のムギちゃんは怖かったなぁー」

梓「(私の受けた辱めを受けるがいいです!)」

梓「で、なにをしてたんでしたっけ?」

紬「・・・あずにゃぁん」グスッ

梓「な に を し て た ん で す か ?」

紬「・・うぅ。お・・・おなにーです・・・」ボソッ

梓「よく言えました」ナデナデ

紬「あずにゃんのいじわる・・・」グスッ

梓「私もムギちゃんに言わされましたからお返しです」シレッ

紬「あずにゃんって根に持つタイプなのね・・・」

梓「そんなことないですが、今回は特別です」

梓「・・・にしてもそれで寝不足って」

紬「・・・は、恥ずかしい」///

梓「ほどほどにしてくださいよ」

梓「それで体調壊したなんて言ったら笑えません」

紬「・・・あうう」

紬「じゃあ私は電車だから・・・」シュン

梓「そんなに落ち込まないでくださいよ」

チュッ

梓「また明日です」

紬「うん。また明日ね」

梓「夜更かしはだめですよ」

紬「も、もう!」///


受験1週間前!

紬「あずにゃん断ちをします!」

梓「はい?」

紬「受験まであと1週間でしょ?」

梓「ですね」

紬「そこでさらに自分を追い込むことによって普段以上の力を・・・」

梓「は、はぁ・・・」

紬「あずにゃんとしばしのお別れは寂しいけど・・・」

紬「受験が終わったらうんと遊びましょうね!」ウルウル

梓「えーっと、はい・・・」

梓「具体的に私はどうすれば・・・」

紬「そうね・・・」

紬「付き合う前の関係に戻るとか」

梓「なるほど。普通に接するんですね」

紬「そうよ。梓ちゃん」

梓「あ、もうスタートですか?」

紬「そうよ!梓ちゃん」

梓「わかりました。ムギ先輩」

紬「うん。私も気をつけなきゃ!」

梓「確かに受験前ですからね」

梓「色恋沙汰してる場合じゃないかもですね」

紬「そうよ。油断してるとおt・・・ゴホン。危ないんだから」

梓「では私も少し寂しいですが・・・がんばってください!」


放課後!

唯「澪ちゃーん。ここー」

澪「ここは・・・」

紬「ふむふむ」カキカキ

律「・・・」ゲッソリ

梓「(すごい。みんなちゃんと勉強してる・・・)」

梓「(これが受験パワー)」

梓「(私もなるべく邪魔しないように・・・)」ジャンジャン♪

唯「くはー。そろそろ休憩にしようよー」

澪「もうこんな時間か。そうだな」

紬「じゃあお茶入れるわね」

律「・・・きゅう、けい・・・」ムクッ

紬「梓ちゃんも休憩しましょう」

梓「は、はい」トトトッ

梓「手伝いましょうか?」

紬「うn・・・ゲフン。大丈夫よ、席で待ってて」

梓「は、はい」

律「・・・」

梓「律先輩、最近ずっと疲れた顔してますね」

律「・・・ん、あぁ。まぁな・・・」

唯「そうだよねー。どったの?」

梓「律先輩が夜遅くまでずっと勉強するはずがないし・・・」

梓「夜更かし・・・」

梓『夜更かしはだめですよ』

梓「」

梓「まさか!」バッ

律「?」

梓「(い、いや・・・これは考えにくい・・・)」

梓「(現時点で一番危ない律先輩がこんな無謀なことをするはずが・・・)」

梓「(な、ならば答えは一つ!)」

梓「」バッ

澪「どうした?」

梓「(最近妙に生き生きして血色のいい澪先輩・・・)」

梓「(そして逆に生気が抜けたような律先輩・・・)」

梓「(も、もしかしてこの二人・・・)」カアァ

唯「あずにゃん?あずにゃーん」フリフリ

梓「」ガタッ

唯「わっ」

梓「よ、夜更かしはいけないと思います!」カアァ

唯「あずにゃん?」

律「」ジワッ

律「あずさー」ダキッ

梓「にゃ!り、律先輩!?」

律「よく言ってくれた!」グスッ

律「聞いたか!澪!夜更かしはダメなんだぞ!」

澪「」

唯「へ?なぜ澪ちゃん?」

梓「そうですよ!せめて受験終わるまでは我慢すべきです!」

律「そうだぞー!今は『受験』勉強に集中すべきだー!」

澪「・・・そ、そん、な。律・・・にゃ・・・ん」グスッ

唯「よくわからないけど夜更かしはよくないね!」フンス

澪「う、うぅ・・・」ウルウル

梓「泣かないでください。たった1週間の辛抱です」ナデナデ

梓「受験が終わったら思いっきり夜更かししてもいいんですよ」

律「いや、別に思いっきりはしなくていいんですが・・・」

梓「澪先輩ならできますよ」

澪「うぅ・・・。梓ぁ・・・」

梓「今夜も夜更かししてると律先輩だけ残念なことになっちゃいますよ?」

澪「そ、それはやだ・・・」

梓「なら我慢しましょう!それが律先輩の為です!」

澪「ぐすっ。そうだな・・・律と違う大学じゃやだもんな・・・」

澪「受験までは我慢するよ!」

律「ずっと我慢しててもいいんですよー」

律「でもこれでやっとゆっくり寝られるな」

梓「(一体どんだけ・・・)」

澪「・・・はぁ。律わん・・・」

紬「お茶ですよー」

唯「わーい」

律「ありがとな」

紬「ふふっ。澪ちゃんもがんばってね」コトッ

澪「・・・あぁ」

紬「ごめんね。クッキーだけで」

梓「そんな。十分ですよ」

唯「そうだよー。クッキーもおいしいよ」

律「毎回ありがとな、ムギ」

澪「」ポリポリ

紬「ふふっ。たくさん食べてね」

梓「(でも1週間かー。我慢できるかな・・・)」

律「んあー。今日もがんばったな」

唯「だねー」

澪「はぁ」

唯「じゃあね。みんなー」フリフリ

律「おう。風邪引くなよー」

紬「じゃあ私達も」

律「また明日なー」フリフリ

律「さて、家に帰ってもがんばるぞ!」

澪「・・・あぁ」

律「落ち込むなって。ずっと我慢するわけじゃないんだからさ」

澪「・・・そうだけどぉ」ウルウル

律「・・・まぁ。受験終わった後なら、相手になるからさ」テレテレ

律「それまで我慢だって。なっ」

澪「・・・うぅ」

律「(重症だな、こりゃ・・・)」

律「じゃあこうしよう!」

律「みんな合格したらまたあの店行こう」

澪「・・・店?」

律「ショッピングモールのさ」

律「そしたら好きなのなんでも・・・つけてあげるからさ」///

澪「・・・本当?」ウルウル

律「本当だって。だから合格できるようにがんばろうな!」

澪「・・・うん」グスッ

澪「よし。じゃあ律の家に行くか!」

律「・・・あの?さっきの話聞いてましたか?」

澪「ちゃんと勉強するさ」

律「受験勉強ですよ?」

澪「もちろんさ。一緒にがんばろうな!」

律「澪・・・。そうだな、がんばろうな!」

律「ちゃんと我慢するんだぞ」

澪「あぁ。任せてくれ」


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最終更新:2011年06月14日 17:41