紬「よ、よかったらなんだけど。試験合格パーティーは私の家でやらない?」

唯「(・・・ムギちゃんの家)」

律「(別荘をたくさん持ってるムギの家・・・)」

澪「(そういえばムギの家に行ったことないなぁ・・・)」

憂「紬さんの家ですか?」

紬「うん!毎回じゃ憂ちゃんに悪いもの」

憂「別に気にしなくても・・・」

律「はい!私、ムギの家に行ってみたい!」

唯「わ、私も!」

澪「そ、そうだよな。今回は憂ちゃんに頼りっきりだったし」

梓「そうですよ。憂も楽しまなきゃ」

憂「えっと。じゃあお願いします」

紬「ありがとう。じゃあ準備するわね!」

唯「ムギちゃんのお家かー、楽しみー」

律「おい、梓はムギの家に行ったことあるのか?」

梓「ありますけど」

澪「ど、どんな家だ?」

梓「」

メイド『おかえりなさいませ。紬お嬢様』

梓「・・・ノーコメントで」

律「えーっ。教えろよー」

梓「今言うと楽しみが減りますよ?」

澪「た、確かに・・・。一理あるな」

梓「そうです。当日を楽しみにしていたほうがいいです」

律「ちぇーっ。そうするか」

澪「まぁ6日後だしな」

憂「澪さん、律さん。ちょっとこっちに」チョイチョイ

律澪「?」

律「なんだ?憂ちゃん」

憂「・・・お姉ちゃんに余計な知識吹き込んだら許しませんからね?」ニコッ

律澪「」

律澪「は、はいぃ!」ガクガクブルブル

憂「では行っていいですよ」

律澪「はい!」

律澪「あ、あはははははっ」

律澪「(憂ちゃん怖ーっ!)」


合格発表日!

律「えー、今現在我々の後ろでは合否の紙が張り出されています」

唯「あの紙に私達の結果が書いてあるんだね!」

律「ですが澪が現実逃避の為一時中断しております」

澪「あの長文、あれが間違っていなければ・・・」

紬「大丈夫よ、早く見よう」

律「見ないと別れるからな」

澪「そ、それはやだぁ!」

梓「見てきましたけど律先輩の番号なかったです」

律「おいー!なに冗談言ってるんだよ!」

律「澪も見るぞ!ほら」

澪「う、うん」

みんな「せーのっ!」バッ

唯「・・・あー!あったよ!あったあった」

澪「わたしもあった!」

紬「わたしもー!」

律「・・・あ、あれ・・・ある!」

律「あった!あったよ!」ダキッ

澪「あぁ!わたしもあった!」

憂「よかったね。お姉ちゃん」ホロリ

唯「よかったよー。憂ー」ギュッ

梓「おめでとうございます。律先輩!」

律「チョップ!」ゴスッ

梓「に゙ゃ!ひ、ひどいです・・・」

紬「今のはあずにゃんが悪いわよ」ナデナデ

梓「・・・うぅ」

唯「みんな゙ー。受かってよ゙かったよ゙ー」ウエーン

澪「そうだな。みんなで同じ大学だな」グスッ

律「よかった。よかった・・・」

紬「うん。みんながんばったわね・・・」グスッ

律「よし!ムギの家で盛大にパーティーだー」

みんな「おー!」


紬「迎えの車を用意してあるからそれで行きましょう!」

紬「みんなお泊まりセットは持ってきたわね?」

律「もちろんだぜー!」

澪「で、でもいきなりお泊まりなんていいのか?」

紬「もちろんよ。精一杯楽しんでいってね」

唯「ムギちゃんのお家でお泊まりー!」

憂「迎えの車って・・・」

梓「たぶん例のアレですね・・・」

キイッ

律「うおー!あの時の車が2台も!」

唯「すごいね!りっちゃん!」

紬「みんな適当に乗ってね」

律「一番乗りー!」

澪「こら、律!はしゃぐな、みっともない」

澪「よ、よろしくお願いします」

執事「はっ」

唯「りっちゃんずるーい。ほら、憂も早く行こう!」

憂「う、うん」

執事「では閉めますね」バタン

紬「じゃあ私達も乗りましょうか」

梓「はい」

斎藤「では、出発してもよろしいでしょうか?」

紬「えぇ、お願い」

ブロロロロロ


律澪唯憂車内!

律「・・・すげぇふかふか」

澪「・・・だな」

唯「すごーい。冷蔵庫あるよ?ジュース飲んでいいのかな?」

憂「お、お姉ちゃん」

唯「テレビもついてる!」ピッ

律「・・・この状況で変わらない唯はある意味すごいな」

澪「あぁ・・・」


紬梓車内!

梓「でもこの後どうするんです?まだ午前ですよ」

紬「そうねぇ。パーティーは夕方として・・・」

紬「適当に遊べばいいわよ!」

梓「そ、そうですね」

紬「お散歩して、カメにエサあげて、ボードゲームしていればすぐ夕方よ」

梓「・・・確かにそうかもです」

紬「ねっ」


律澪唯憂車内!

律「・・・結構走ってるな」

澪「・・・そうだな」

唯「ムギちゃんの家どんな感じなんだろう?」

律「きっとでっかい庭があって、メイドさんが「おかえりなさいませ」って言うぜ」

澪「さすがにメイドさんはいないんじゃ・・・」

憂「・・・執事さんがいるのならメイドさんもいるかもしれないですね」

律「・・・」

唯「本物のメイドさんかー」ワクワク

澪「いや、まだいると決まったわけじゃないからな」

律「にしてもさっきから壁ばっかりだな」キョロキョロ

澪「・・・」

憂「・・・」

唯「これ全部ムギちゃんのお家だったりしてー」

律「・・・」

律「・・・まさかな」

ガシャン

唯「わっ。門が勝手に開いたよ!」

律「まじ?これ全部?」

澪「わ、私に聞くな!」

憂「うわーっ」

唯「おー。綺麗な庭だー」

律「・・・」

澪「・・・メイドさん、いそうだな」

キイッ

執事「では足元にお気をつけください」ガチャ

唯「は、はい!」

唯「よいしょっと」

唯「うわーっ」

律「で、でけぇ・・・」

澪「」

憂「わーっ」

ガチャ

紬「ふぅ。大学まで結構距離あるのね」

梓「みたいですね」

唯「こ、これがムギちゃんのお家?」

紬「そうよ。さぁ入りましょう」

律「梓、お前何回ムギの家に来たことある?」

梓「えっと、これで3回目ですかね」

澪「」

メイド「おかえりなさいませ。紬お嬢様」

紬「ただいま。みんなの荷物をお願いするわね」

メイド「はい。では預からせていただきます」

唯「へ?あ、はい。お願いします」

憂「お、お願いします・・・」

律「・・・」

澪「」

梓「お願いします」

唯「す、すっごいね。りっちゃんの言った通りだよ!」コソッ

律「・・・あ、あぁ。そうだな」

澪「(・・・メイドさんかぁ)」

憂「梓ちゃんは驚かないんだね」

梓「もう慣れました・・・」

斎藤「予定通りお客さまを紬お嬢様の部屋に案内してあります」

紬「そう、ありがとう」

ガチャ

和「あ、ムギ!」

紬「おまたせ。和ちゃん、純ちゃん」

和「私の家に迎えの車出すとは聞いてたけどアレはびっくりしたわよ・・・」

純「同じくです・・・」

梓「あれ?なんで純が?」

紬「せっかくだから呼んじゃった♪」

和「まぁ、とにかくみんな!合格おめでとう!」

唯「ありがとう。和ちゃん!」ダキッ

律「ありがとうな。そういえば和はもう合否出たのか?」

和「えぇ。3日前にね」

澪「な、なんで言わなかったんだ?」

和「・・・ちょっと自分のトラウマと戦ってて」

唯「?」

憂「(和ちゃん、まだ引きずってるんだ・・・)」

律「ま、まぁ全員合格でよかったよ!」

澪「そうだな。これで一安心だ」

純「み、澪先輩!合格おめでとうございます!」

澪「あ、あぁ。ありがとう、鈴木さん」

紬「早速だけどお昼ご飯にしましょうか」

唯「うん。お腹減ったよー」

律「確かに。安心したらお腹空いたな」

紬「さぁみんな。ついてきて」

バタン

和「・・・にしてもすごい廊下ね」

律「おぉ。もう準備してある」

紬「えぇ。先に準備してもらったわ」

紬「お昼は簡単な料理でごめんね」

澪「なに言ってるんだ。十分すごいじゃないか」

純「う、うわーっ」

紬「そう?でも夜はもっと豪華にするからね」

梓「(全員であのフルコース食べるのかな・・・)」

唯「おいしそー!」

紬「適当に座ってね」

唯「私ここ!憂も隣おいで」ポンポン

憂「う、うん」

律「どこも同じだろー」

和「サンドイッチ、スープ、果物・・・etc」

純「お、おいしそうです」

紬「ほら、あずにゃんもおいで」

梓「はい」

紬「じゃあいただきましょう」

唯「いただきまーす」

律「おぉ・・・。うまい・・・」

澪「うん。これは・・・」

和「やっぱり市販のものとは違うわね」

純「おいしいです!ムギ先輩!」

紬「そう。ありがとう」

憂「おいしいね。お姉ちゃん」

唯「ム、ムギちゃん!おわかり!」

紬「いいけど・・・。お夕飯食べれなくなっちゃうわよ?」

唯「・・・」

唯「我慢します!」

律「そうだぞー、唯。意地汚いぞー」

澪「そういう律も欲しそうな顔してるぞ」

律「そ、そんな顔してねーし!」プイッ

澪「やれやれ」

憂「おいしいね。和さん」

和「そうね。特にスープが気に入ったわ」

純「ムギ先輩は毎日こんな料理を・・・」

梓「なに?羨ましいの?」

純「羨ましいです!」

梓「・・・今回は素直なんだ」

純「そうだよ。だっておいしいじゃん」

梓「そうだね」


紬「ごちそうさま」

律「ごちそうさまです!」

澪「おいしかったな」

憂「ですねぇ」

紬「この後どうする?特になければ庭に出ない?」

唯「はいはい!お庭見たいです!」

和「そうね。今日はいい天気だし」

梓「お庭・・・」

唯「うわーっ。広い!広いよ、りっちゃん!」

律「だなぁ。手入れもされてるし」

唯「池だ!鯉がいるよ!りっちゃん!」

澪「唯はちょっと落ち着きなさい」

律「まじで?鯉見るー」

澪「律まで・・・」

憂「綺麗なお庭ですね」

紬「ふふっ、ありがとう。私も気に入ってるの」

梓「(この前はここで・・・)」

純「梓、どうしたの?」

梓「へ?あ、なんでもないよ」アセアセ

純「あんたがボーッとするなんて・・・結構あるか」

梓「なによそれ」

憂「ほら梓ちゃん。鯉だよ」

梓「お、結構いるね」

梓「(この前は池まで見なかったからなぁ)」

澪「食後の運動には丁度いいな」

律「あれ?気にしてらっしゃるんですか?」ニヤニヤ

純「そうですよ。スタイルいいじゃないですか」

澪「そ、そんな甘い言葉に踊らされないからな!」

律「(まぁ憂ちゃんに叱られて最近してないからな)」

律「(これを運動不足で括っていいかは微妙だが・・・)」

和「庭園で心が落ち着くなんてやっぱり日本人ね」

梓「そうですね。リラックスしますね」

唯「これって桜の木?」

紬「そうよ。春になったらお花見もしようね」

律「お花見かー。いいねぇ風情があって」

澪「律は騒げればなんでもいいんだろ?」

律「なんだとー!」

和「大きいわねぇ」

憂「ですね。樹齢何年なんでしょう」

純「うわーっ」

紬「そろそろ戻る?」

梓「あ。トンちゃん2号のエサの時間ですか?」

唯「トンちゃん2号?」

梓「はい。ここで飼ってるカメなんですけど、たくさんいるんですよ」

澪「あぁ。そういえば前に言ってたな」

律「せっかくだから見たい!」

唯「私も会いたい!」

紬「じゃあ行きましょうか」


12
最終更新:2011年06月14日 17:59