中野家!

梓「ありがとうございました」

斉藤「いえ、では失礼します」

ガチャ

梓「・・・恥ずかしかった」布団ボフッ

梓『また明日な、ムギ』

梓「・・・」

梓「うわあああああああん」ジタバタ

梓「ううぅ・・・」カアァ

梓「・・・さすが和先輩、効果は抜群です」

梓「・・・はぁ」

梓「・・・卒業式、か」

梓「そしたらみんないなくなっちゃうんだよね・・・」

梓「ムギちゃん・・・」

梓「・・・大丈夫!」パンッ

梓「純と憂もけいおん部に入ってくれるって言ってたし」

梓「次は私が部長なんだからしっかりしなきゃ!」

梓「・・・進路か」

梓「わたしもムギちゃんと同じところに行きたいな」

梓「でも、・・・お父さん達はなんて言うかな」

梓「今度相談しなきゃ・・・」

梓「・・・」

梓「はぁ、やめやめ」

梓「明日は学校だもん。もう寝よう」

梓「おやすみ。ムギちゃん」



平沢家!

唯「ありがとうございました」

執事「いえ、では失礼します」

ガチャ

唯憂「ただいまー」

唯「さて、私お風呂の準備しちゃうね」

憂「いいの?」

唯「うん。まかせて!」

唯「えっさ、ほいさ」ゴシゴシ

唯「終わったよ、一緒にお風呂入ろ」

憂「う、うん」

唯「ふあーっ。今日は楽しかったねー」

憂「うん」

唯「・・・なにか考え事?」

憂「え、どうして?」

唯「ふっふっふ。憂の顔を見ればわかるよー」

憂「お姉ちゃん・・・」

憂「・・・うん。あのね、けいおん部に入ろうと思うの」

唯「え?本当!?」

憂「う、うん」

唯「憂がけいおん部かー。いいねー、あずにゃんもきっとよろこぶよ!」

憂「お姉ちゃんはいいの?」

唯「え?もちろんだよ。どうして?」

憂「だ、だって・・・」

憂「お姉ちゃんが大学に行って、私も部活始めちゃたら・・・」

憂「きっと一緒にいる時間が減っちゃうよ・・・」

唯「憂・・・」

憂「それに家事だってきっとお姉ちゃんの負担が増えちゃう・・・」

唯「憂!」

憂「え?」

唯「私は憂にとって何?負担が増えちゃうって・・・」

唯「私は憂の子供なの?お荷物なの?」

憂「そ、そんなこと・・・」

唯「そりゃ、いままで憂に甘えっぱなしだったよ・・・」

唯「自分は部活を楽しんで、憂に家事やお世話任せっぱなしで」

唯「でも告白した時に言ったよね?一緒にやろうって」

唯「まだまだ憂ほど上手にはできないけど頑張ってるつもりだよ?」

唯「・・・だから。負担が増えるなんて、言わないでよ・・・」

憂「・・・うん。ごめんなさい」

唯「私は憂とは恋人だと思ってるよ?憂は?」

憂「・・・もちろん私もだよ!」

唯「えへへっ」ナデナデ

憂「お姉ちゃん・・・」

唯「一緒にいる時間が減っちゃうのは寂しいけど・・・」

唯「でもやっぱり憂には高校生活を楽しんで欲しい」

唯「けいおん部を任せるよ」

憂「う、うん!」

唯「ふぅ・・・。これできっとあずにゃんも大丈夫だよ」

唯「憂とあずにゃんがいるならけいおん部は大丈夫」

唯「・・・そろそろあがろっか」

憂「うん」

唯「あずにゃん部長か・・・。それはそれで興味深いね!」

憂「あははっ」

憂「・・・絶対にけいおん部は無くさないよ!」

唯「ふふっ。憂が言うと頼もしいよ」

憂「ちょっと梓ちゃんにメールするね」 ※127へ


唯「へ?うん」

憂「・・・一緒に寝よう?」

唯「憂から誘ってくれるのは珍しいね」

憂「えへへ」

唯「よいしょ」モゾモゾ

憂「おやすみ、お姉ちゃん」ギュッ

唯「うん。おやすみ、憂」ギュッ

憂「(・・・澪さん達の関係にも興味はあるけど、このままでいいよね)」

憂「(別に焦る必要はないもんね。おやすみ、お姉ちゃん)」



部室!

ガチャ

梓「あれ?なんでみなさんいるんですか?」

梓「さわ子先生に報告しに来ただけですよね?」

唯「んー。暇だったから!」

律「梓が寂しがると思ってな!」

梓「・・・」

憂「愛されてるね。梓ちゃん」

純「だねー」

唯「あれ?憂と純ちゃんだ」

梓「ちょうどいいので紹介します!けいおん部の新メンバーです!」

憂「ど、どうも」

純「よろしくお願いします」

律「え?憂ちゃん達入部するの?」

憂「はい、よろしくお願いします。律先輩」

唯「がんばってね!」

紬「ふふっ。後輩が増えたわ!」

律「そっかー。憂ちゃんが入るならけいおん部は安泰だな」

梓「・・・どういう意味ですか?」

憂「はい!任せてください!」

梓「もう、憂までー」

紬「よかったわね。あずにゃん」ナデナデ

梓「・・・はい」

紬「もう私達がいなくなっても大丈夫ね。部長さん」

梓「先輩たちがいなくなるのは寂しいですけど・・・。私、がんばります!」

澪「まぁ律よりはいい部長になるんじゃないか?」

梓「そうですね。書類忘れるとかはないと思います」

律「うぅ・・・。澪と梓がいじめる・・・」シクシク

唯「おぉ・・・。かわいそうなりっちゃん・・・」ナデナデ

紬「今日は練習に来たの?」

梓「そのつもりでしたけど・・・」チラッ

律「私の心を癒してくれるのは唯とこのお茶だけだ・・・」ズズズ

唯「お茶おいしいねー」

紬「・・・あはは」

紬「・・・せっかくだし憂ちゃん達もどう?」

憂「いいんですか?」

純「ぜひいただきたいと思います」

梓「もう、しょうがないなぁ」

梓「私も手伝います」

紬「ふふっ。ありがとう」

純「お茶楽しみだね」

澪「今日のお茶はおいしいぞー」

純「た、楽しみです!」

紬「はい、どうぞ」コトッ

純「い、いただきます!」

憂「ありがとうございます」

純「おー、おいしい・・・」

憂「うん。とってもおいしいです」

紬「だって。よかったわね、あずにゃん」

純「へ?これ梓が淹れたの?」

梓「まぁね。ムギちゃんと結構練習したし」

唯「あずにゃんの淹れてくれるお茶もおいしいんだよねー」

律「まぁ認めよう」

純「これでお茶の時間は安泰だね」

梓「・・・そんな毎日なんて飲まないからね」

憂「そうだよ。時間は少ないんだから」

純「わかってるって」

律「さて、邪魔者は帰りますかな」

唯「だね。がんばってね、みんな」

梓「え?帰っちゃうんですか?」

律「・・・。なんだ、もっといて欲しいのか?」ニヤニヤ

梓「うっ」

唯「練習の邪魔しちゃ悪いしね」

律「私達が卒業するまでに3人の演奏を聞かせてくれよ」

律「それまでここは自由に使ってくれ、新しいけいおん部の演奏、楽しみにしてるぞ」

梓「律先輩・・・」

紬「ふふっ。私も楽しみにしてるわ。練習、がんばってね」

澪「ベース、がんばってくれ」

純「は、はい!」

律「じゃーなー。下手だったら特訓だからなー」

唯「じゃあねー。ご飯作って待ってるよー」

紬「私も行くわね。がんばってね、あずにゃん」

バタン

憂「・・・いい先輩たちだね」

梓「・・・うん」

梓「」グスッ

梓「さ、さぁ!練習するよ!」

梓「私達の演奏で先輩方をびっくりさせるんだから!」

純「澪先輩と特訓か・・・。それもいいかも」

梓「・・・純?」ゴゴゴ

純「さー練習しよっか!」

憂「そうだね!卒業式まで時間は少ないよ!」

梓「いくよー!」

唯「あずにゃん部長かー」

律「まぁ梓なら大丈夫さ」

澪「憂ちゃんもいるしな」

唯「私達って卒業しても高校に入れるよね?」

紬「たぶん大丈夫よ。OGだもの」

唯「たまに遊びに行こうね!」

紬「うん!」

律「OGの特訓か。面白そうだな」



平沢家!

唯「練習はどう?」

憂「うん。結構上手になったよ」

唯「おー。明日が楽しみだねぇ」

憂「ふふっ。がんばるね」

唯「期待してるよー。憂」

憂「お姉ちゃんも明後日卒業式だからね。準備忘れちゃだめだよ」

唯「うん。任せて!」


次の日!

唯「そろそろ時間だね」

律「おう。んじゃ行くか!我が母校へ!」

澪「もうそんな時間か」

唯「ふふっ。部室に行くの久しぶりだねー」

律「だな。」

紬「早く行きましょう!」

唯「ムギちゃん待って―」

梓「もうそろそろみんな来るね・・・」

憂「う、うん」

純「あー、緊張してきた」

梓「・・・私も」

憂「練習もうまくいったもん。大丈夫だよ」

梓「そ、そうだよね」

梓「・・・ふぅ」

憂「ふふっ。落ち着いた?」

梓「・・・うん」

ガチャ

梓「!」

さわ子「やっほー」

梓「・・・」

さわ子「なによその目は・・・」

梓「・・・いえ、なんでも」

唯「あれ?なんでさわちゃん先生が」

律「よう。待たせたな」

さわ子「なんでも新けいおん部の初披露って言うじゃない。せっかくだから聞きに来たわ」

梓「・・・仕事はいいんですか?」

さわ子「構わないわ」

唯「ねぇ、早く聞かせてよー」

律「そうだぞー。何日も部室を占領した成果を見せてみろー」

澪「私も早く聞きたいな」

紬「あずにゃん早くー」ワクワク

さわ子「もう、みんなせっかちね」

梓「みんな・・・」

梓「・・・もう段取りがめちゃくちゃです!」

梓「いくよ!純!」

純「うん!」

梓「憂!」

憂「いいよ!」

梓「1,2,3,4!」

唯「(わぁ。オリジナルなんだ)」

澪「(・・・いい曲だな。みんなしっかり練習したんだな)」

律「(憂ちゃんも純ちゃんも、なかなかやるじゃん)」

紬「(ふふっ。すごいわあずにゃん、がんばったのね)」

さわ子「(この短期間でここまで上達するなんて、楽しみね)」

梓「」ジャーン・・・

唯「」パチパチパチ

紬「」パチパチパチ

梓「・・・ど、どうでしたか?」


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最終更新:2011年06月14日 18:09