梓「ちょっと染みるかもしれないですけど」ペロペロ

紬「ふふっ。くすぐったいわ」

梓「んっ」

梓「・・・止まったっぽいですね」

紬「ありがとう」ナデナデ

梓「・・・」

梓「次はムギちゃんが私のものになる番ですよね?」

紬「・・・うん」

紬「おねがい。あずにゃん」

梓「はい。ムギちゃんは誰にも渡しません」

紬「うん。あずにゃんだけのものにして・・・」

梓「もうトロトロですからきっと・・・」ツプッ

紬「んんっ!」

梓「こっちが痛いくらい締め付けてきますよ」ググッ

紬「はぁ・・・、っ、い・・た・・・」

梓「あと半分くらいですよ。大丈夫ですか?」

紬「う、うん。・・・はぁはぁ、入れ、て・・・」

梓「」チュッ

紬「んんっ、んっ・・・。んんんっ!」ビクン

梓「・・・はぁ、全部、入りましたよ」

紬「・・・うん。・・っ、痛い・・・」

梓「すぐに気持ち良くなりますよ」クイッ

紬「んあぁっ!う、動かしちゃ・・・」

梓「ふふっ。指が熱くて気持ちいいです」

紬「ふぁ・・。ダ、ダメ・・・きちゃう・・・」

梓「イっていいんですよ。ほら」クニッ

紬「ふああぁ!」プシッ

梓「えっ?これって・・・」

紬「ううぅ・・・」カアァ

梓「ふふっ。おいしいです」ペロッ

紬「あぁ・・・。舐めちゃ・・・」

梓「・・・ふぅ。これでもう私のものですよ」

紬「・・・うん」

梓「ムギちゃんが卒業してもずっと一緒ですよ」

紬「うん」

梓「・・・今日はここまでにしますか?」

紬「・・・もうちょっとだけ、しよ?」

梓「・・・」

梓「ムギちゃんのエッチ・・・」

紬「ふふっ。こうなったのはあずにゃんのせいなんだから」

梓「明日遅刻しても知らないですからね」

紬「大丈夫よ。ほら・・・」

梓「んっ。ムギちゃん・・・」

・・・

シャーッ

紬「・・・ふぅ。サッパリ」

梓「ううぅ・・・」

紬「まだ怒ってるの?もう・・・」

梓「に、二本も無理やり・・・」

梓「痛かったんですからね!」

紬「気持ち良さそうな声出してたのに・・・」

梓「もう、シーツも変えないと」バサッ

紬「ごめんなさい・・・」シュン

梓「あ、そういう意味じゃ・・・」

梓「と、とにかく早く寝ないと!」

紬「う、うん」

梓「そうだ、絆創膏を」ペタッ

紬「もう血、止まってるわよ」

梓「念のためです」

梓「さ、寝ましょうか」ボフッ

紬「うん」

紬「・・・」

紬「・・・あ、あのね」

梓「なんですか?」

紬「・・・そろそろ話そうと思うの」

梓「えっ?」

紬「・・・お父さん達に、私達の関係」

紬「次の休みに、珍しく帰ってくるから・・・」

梓「そ、そうですか・・・」

紬「ほ、ほら。親の公認になれば同棲とかいろいろスムーズだと思うの」

梓「・・・でも、それは認めてくれればで・・・」

紬「・・・」

紬「・・・そうだけど」

紬「でも、反対されても私はあずにゃんと一緒にいたい!」

梓「私だって、・・・そうですよ」

紬「暗い方ばっかりに考えちゃダメよ!」

梓「・・・そ、そうですね!」

紬「まだ決まったわけじゃないもの」

梓「はい」

紬「その梓って娘をここに連れてこい!って言われたら来てね・・・」

梓「・・・あはは。も、もちろんです・・・」

梓「(ムギちゃんのお父さん・・・、きっと厳しいんだろうなぁ・・・)」

梓「」ガクブル

紬「ふふっ。寒いの?」

梓「へ?い、いえ」

紬「」ダキッ

梓「あっ・・・」

紬「あったかい・・・」

梓「はい・・・」

紬「私はなにがあってもこの温もりを離さないからね」

梓「はい」ギュッ

紬「おやすみ」

梓「はい、おやすみ」

チュッ

梓「(私も話しないと)」

梓「(次に帰ってくるのは・・・)」

梓「(・・・はぁ、わからないや)」

梓「(もう寝よう)」

梓「」スゥスゥ



そのころ!

律「は、早く寝ないと・・・あっ!」

澪「ふふっ。そんなこと言っても身体は正直だぞ」パンパン!

澪「ほれほれっ」

律「んっ、あっ、はぁっ」

澪「今夜は寝かさないぜ。子猫ちゃん」キリッ

律「んあっ!んぅ・・・」

澪「はっはっはー!」パンパンパン



ちょっと前!

憂「早く寝ないとー」

唯「も、もうちょっと」ピコピコ

憂「卒業式で居眠りしちゃうよ?」

唯「あはは、卒業式に居眠りしちゃう人なんていないよー」

憂「もう、それが最後だからね」

唯「うん!」

唯「やった!勝ったよ!」

憂「はい、寝ようね」



卒業式!

唯「おいーっす」

和「おはよう。さすがに遅刻はしなかったわね」

唯「もう!するわけないよ!」

和「ふふっ。そうね」

唯「りっちゃんおいす」

律「・・・お、う」ゲッソリ

唯「・・・どしたの?」

律「・・・昨日寝てなくてな」

唯「え?」

唯「なにしてたの?」

律「・・・まぁ、なんだ」

律「さわちゃん来るまで、少し寝かせて・・・」

唯「う、うん」

澪「よう、おはよう」

唯「澪ちゃんおはよー」

唯「なんかりっちゃんが・・・」

澪「まったく、あの程度でへばるなんて」

唯「?。澪ちゃんなにか知ってるの?」

澪「ん、あぁ。昨晩な」

憂『余計なこと言ったら許しませんからね・・・』

澪「」ゾワッ!

澪「ゲ、ゲームしてたんだよ」

唯「りっちゃんらしいね・・・」

唯「あ、ムギちゃんおはよー」

紬「おはよう、・・・ふぁ」

唯「おや?ムギちゃんも夜更かしかな?」ニヤニヤ

紬「!」

紬「ち、違うわよ!夜更かしなんてしてないわ!」///

唯「?」

紬「み、澪ちゃんおはよう!」

澪「おう、おはよう」



2年教室!

純「おはよ、梓。遅かったじゃん」

梓「ちょっとね。・・・ふぁ」

憂「寝不足?」

梓「・・・ちょっとね」

純「卒業式かー。あの椅子固いからやなんだよねー」

梓「卒業式、・・・か」

憂「梓ちゃん?」

梓「んっ、なんでもないよ」

梓「来月はとうとう3年生かー」

純「だねー。階段登るのだるくなるね・・・」

梓「純はもっと運動した方がいいんじゃない?」

純「どういう意味よー!」

梓「ふふっ」

憂「(・・・そこまで心配はしなくて大丈夫みたい)」

憂「(紬さん、ありがとうございます)」

・・・

担任「じゃあ卒業生に付ける花を配りますね」

梓「(花を付ける・・・か)」

担任「それでは時間になったら体育館に整列してくださいね」

ザワザワ

梓「ねぇ」

モブ子「ん、なに?」

梓「モブ子って出席番号10番だったよね?」

モブ子「そうだけど?」

梓「お願い!卒業生に花を付けるとき、場所変わってくれない?」

モブ子「・・・別にいいけど。怒られても知らないよ?」

梓「う、うん!お願いね!」

モブ子「はいはい」

梓「(これでムギちゃんに花を付けられる!)」

梓「」ニヤニヤ

純「あずにゃんきもーい」

梓「」テクテク

紬「あら?」

先生「では、在校生は卒業生に花を付けてください」

梓「えへへっ。卒業、おめでとうございます」

紬「・・・うん。ありがとう」ナデナデ

梓「・・・卒業しても一緒ですよ」

紬「うん。ずっと一緒よ」

梓「・・・はい、できました」

紬「ありがとう。あずにゃん達は先に講堂に入るんだっけ?」

梓「そうです」

梓「・・・緊張して転ばないでくださいよ」

紬「もう、大丈夫です!」

梓「では先に入ってますね」

紬「うん。行ってらっしゃい」

紬「・・・ふふっ」

紬「あずにゃんの付けてくれた花♪」

都合の為改変

校長「卒業証書、授与」

・・・

校長「秋山、澪」

澪「はい!」スタッ

梓「(作詞担当でベースがすごく上手、最初の頃は一番お姉ちゃんがいいと思ったのに・・・)」

澪『あずにゃーーん』ペロペロ

梓「(どうしてこんなことに・・・)」


校長「琴吹、紬」

紬「はい!」

梓「(・・・作曲担当、キーボード、ピアノがすごく上手・・・)」

梓「(あの時の曲、今でも感動しますよ)」

梓「(・・・そして、私の最愛の人)」

梓「(・・・もう高校にムギちゃんが来なくても、・・・私は大丈夫です)」

梓「(安心してください。私には新しいけいおん部が、仲間がいますから・・・)」

梓「卒業、おめでとうございます」グスッ


校長「田井中、律」

律「はい・・・」

梓「(?。いつもパワフルな律先輩らしからぬ返事・・・)」

梓「(・・・ふざけた振りしてもみんなの気持ち考えての行動、ってわかってますよ)」

梓「(なんだかんだ言ってもやっぱり部長ですね。尊敬します)」

梓「(・・・部長として困ったら助けてくださいね)」

梓「(・・・でも、・・・卒業式にそんなフラフラな姿はどうかと・・・)」

梓「(・・・律先輩らしいですけどね)」


校長「平沢、唯」

梓「(・・・初めて人を好きになったのはあなたです)」

梓「(嫌がってましたけど・・・、抱きつかれるのは私もうれしかったです・・・)」

梓「・・・」

梓「(・・・あの時以降もいつもどおり接してくれてうれしかったです)」

梓「(唯先輩の笑顔にはいつも助けられてばっかりでした)」

梓「(・・・憂とお幸せに、ギターももっと練習してくださいね)」

梓「(・・・おめでとうございます)」グスッ


校長「真鍋、和」

和「はい!」

梓「(・・・唯先輩の幼馴染)」

梓「(その大人っぽい雰囲気、立ち振る舞いに憧れてました)」

梓「・・・」

梓「(・・・でも、クマちゃんパンツには驚きでした)」

梓「(ギャップがものすごく・・・、かわいかったです)」

梓「(また今度、みんなで飲みましょうね)」

・・・

唯「・・・あー、緊張した!」

澪「だ、だな・・・。証書もらって振りかえったらみんなが見てるんだもん・・・」

律「・・・なんも覚えてねぇ」

紬「ふふっ。あずにゃんと目が合っちゃった♪」

唯「」スッポンスッポン

さわ子「はい、HRはここまでです。みんな、おめでとう」

さわ子「卒業しても、・・・元気でね」

・・・

唯「・・・はぁ。HR、終わっちゃったね」

紬「・・・そうね」

律「す、すまん。私は帰る、今すぐ寝たい・・・」

唯「・・・うん。今日はそうしよう!明日は卒業パーティーしようよ!」

律「・・・いいな。明日ならいい」

紬「・・・ごめんなさい。私の家はちょっと・・・」

律「なら家に来いよ。いつも唯やムギの家じゃ悪いからな!」

唯「ほ、本当?」

律「あぁ。自慢のハンバーグを振舞うぜ」

澪「まぁ、ハンバーグだけは認めてやろう」

律「な、なんだとー!」

紬「この前のもおいしかったものね」

唯「えへへっ。楽しみ」

律「和も来いよ。大勢の方が作りがいがあるぜ」

和「いいの?ふふっ、ありがとう」


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最終更新:2011年06月14日 18:14