律の部屋!

唯「漫画漫画っとー」キョロキョロ

唯「お、あった!ふむふむ、何冊か持っていこう」

唯「よいしょ・・・、あ!」パサッ

唯「落ちちゃった・・・。・・・ん?」

唯「なんだろ?このクッション」ヒョイ

唯「ダンボール?・・・って!」

唯「か、勝手に人の荷物漁っちゃダメだよね!」

唯「・・・。・・・ち、ちょっとだけ・・・」ゴソッ

唯「わーっ!ネコミミや犬ミミがたくさん!」

唯「くふふっ。りっちゃん、意外とこういうの好きなんだ」ニヤニヤ

唯「りっちゃんったらかわいいのぅ」

唯「・・・ん?なんだろこれ?」

唯「・・・スイッチ?」カチッ

θ「」ブイーン

唯「?」

憂「お姉ちゃん、漫画あった?」

唯「あ、憂。ちょうどいい、これなにかわかる?」

θ「」ブイーーーン

憂「!」

憂「(こ、これってピンク・・・)」

唯「なんだろ?マッサージ器具かなにかかな?」

憂「そ、そうだよ!」

唯「へ?憂?」

憂「そ、そう!こうやって肩に当ててね」

唯「・・・おー。震えるー」

憂「う、うん。こうやって使うんだよ!」

唯「・・・あまり気持ち良くないね」

憂「・・・」

憂「も、もう。勝手に人の荷物見ちゃダメだよ!」

唯「・・・うん。ごめんなさい」

憂「律先輩や澪先輩には内緒だよ」

唯「うん!・・・って、なんで澪ちゃんも?」

憂「・・・み、澪先輩から律先輩にバレるかもしれないからだよ」

唯「そっかー。さすが憂、頭いいねー」

憂「(うぅ・・・。心が痛いよ、お姉ちゃん)」

唯「にしても見慣れないものがたくさん・・・」

憂「!」

唯「憂?どうしたの?顔赤いよ」

憂「ななな、なんでもないよ!」///

憂「は、早くしまっちゃおうよ。誰か来るかもしれないし」

唯「う、うん」ゴソゴソ

唯「クッションで隠してっと」ギュッ

唯「さぁ、下に行こうか」

憂「う、うん」

憂「(バイブやペニバンまで・・・。一体何やってるんですかあの二人は・・・)」


澪「おかえり」

唯「ただいまー」ドサッ

唯「では早速・・・」ペラッ

紬「ふむ、そこがポイントなんですね?」

梓「勉強になります」

律「うむ、多すぎても少なすぎてもダメだからな」ジューッ

律「馴れるまでは要練習だな」

紬梓「はい!」

澪「私も漫画読もうっと」

憂「料理のお勉強?」

梓「うん!明るい未来のために!」

憂「?」

律「ははっ。憂ちゃんのほうが上手なんだし憂ちゃんに聞いたらどうだ?」

憂「そ、そんなことないですよ!」///

憂「あ、あっち行ってますね!」

律「・・・変なこと言ったかな?」

憂「(あぁ・・・。意識しちゃってまともに見れない・・・)」

憂「(り、律先輩があれを付けて・・・、澪先輩を・・・)」///

憂「」ボフン

澪「どうした?憂ちゃん?」

憂「ななな、なんでもないでしゅ!」

憂「(か、噛んだ・・・)」

澪「・・・そ、そうか」

憂「は、はい!」

律「おーっし。できたぞー」

律「ほれ。漫画しまえ、唯ー」

唯「おー!待ってました!」

憂「わ、わぁ。美味しそうです」

唯「いい匂いだよー!」

律「ふっふっふ。今日は奮発していい素材を使ってるからな」

澪「急ごしらえだけどな」

律「誰のせいだ、誰の」

唯「は、早く食べようよ!」ソワソワ

紬「ふふっ。唯ちゃんったら」

律「あと憂ちゃんから差し入れの煮物だ」

梓「おー。おいしそうです」

・・・

唯「・・・も、もう。お腹一杯・・・」

唯「あぁ・・・。私は幸せ者だよ・・・」

紬「うん!とってもおいしかったわ!」

梓「見直しましたよ!律先輩!」

律「そ、そんなに褒めるなって。照れるじゃねーか・・・」///

憂「はい!凄く美味しかったです!」

律「お、憂ちゃんも褒めてくれるなんて、えへへっ」

澪「・・・」

澪「さ、さて。デザートもあるんだったな」

唯「デザート!」ガバッ

梓「・・・もう突っ込みませんよ」

紬「ふふっ。みんなで食べましょう」

律「おう。今持ってくるぜ」

紬「手伝うわね」

唯「・・・おいしーい!」

律「うめぇ、うめぇ・・・」パクパク

梓「やっぱり何度食べてもおいしいですね。このケーキ」

紬「ふふっ。また持ってくるわね」

律「ぜひお願いします!」

唯「んあー。もう食べられないよー」ゴロン

憂「もう、食べてすぐ横になったら牛さんになっちゃうよ」

律「ふぅ。ごちそうさま」

律「じゃあ片づけるかな」スクッ

紬「手伝うわね」

梓「はい!」

律「いやー。3人でやると早い早い」

紬「ふふっ」

澪「そういえばムギは一人暮らしするんだっけ?」

紬「え?うん、そのつもりよ。お父さんから許可ももらったし」

澪「いやさ、今日軽く調べたらあの大学に学生寮があるみたいなんだ」

律「おー。寮かー。いいねぇ」

澪「それでさ、私は寮に入ろうかと思ってるんだけどみんなもどうかな?」

唯「学生寮かー。それもおもしろそうだねー」

律「・・・澪が寮に入るなら私も入ろうかな」

憂「お、お姉ちゃん・・・」

唯「えへへ。嘘だよ」ナデナデ

唯「ごめんね、澪ちゃん。私は実家から通うよ」

澪「そうか。唯の家からならギリギリ通えるもんな」

憂「お、お姉ちゃん。私は別に一人でも大丈夫だよ・・・。だ、だから寮に入っても・・・」

唯「ふふっ。私が憂と一緒じゃなきゃダメなんだよ。ちょっと大変だけど実家から通うよ」ナデナデ

憂「お、お姉ちゃん!」ダキッ

唯「えへへっ」ギュッ

澪「ふふっ。二人はその方がいいかもな」

澪「ムギはどうだ?」

紬「うーん。学生寮も魅力的だけど・・・」チラッ

梓「?」

紬「私は普通の部屋を借りようかな」

澪「そうか、じゃあ律と学生寮だな」

律「あぁ。学生寮って料理とか用意してくれるんだろ?」

澪「たしかそうだったな」

律「いやー。助かるわ」

澪「・・・まったく」

律「(寮と言えば壁が薄いに決まってる!)」

律「(なら澪も迂闊に襲って来れないはずだ)」ニシシ

澪「そうだ、パンフも印刷したんだ」パラッ

唯「おぉ!きれいだね!」

澪「去年建ったみたいでな。耐震、防音がしっかりしてるんだ」

律「・・・」

紬「最近の寮はすごいのね」

澪「これなら多少の音は漏れないぞ!」

律「・・・私も普通の部屋にしようかな」

澪「ふふっ。二人部屋もあるから一緒にどうだ?」

律「(私、死んだ・・・)」

紬「二人部屋もあるのね!」

唯「いいじゃん。二人で入っちゃいなよー」

澪「ふふっ。そうするか、なっ。律!」

律「あ、うん。スキニシテイイデスヨ」

唯「憂も同じ大学にくれば2年目からはここでもよさそうだね」

憂「う、うん。・・・でも、一緒にお料理できないのは寂しいかな」

唯「そ、そうだね!憂のお料理食べれないのはでっかいマイナスだね!」

紬「あずにゃんは進路どうするの?」

梓「はい。私も皆さんの大学目指そうと思ってます」

紬「そう。・・・ふふっ。がんばってね」ナデナデ

梓「は、はい!」

律「・・・」

律「・・・よし。ちょっと突然だが作戦会議だ」

唯「ん?なになに」

律「すまない。憂ちゃんと梓は私の部屋で待っててくれないかな?」

梓憂「?」

律「頼む!すぐに終わるからさ!」

憂「は、はい。待ってればいいんですね」

律「あぁ、漫画とか読んで適当にくつろいでて」

梓「わ、わかりました。いこ、憂」

・・・

唯「作戦会議って何?なんで憂とあずにゃんを?」

律「・・・今日は何日だ?唯」

唯「えっと、3月12日だよ」

律「うむ。では明後日は何日だ?澪」

澪「3月14日・・・あ!」

律「うむ。では3月14日は?紬」

紬「ホワイトデーね!」

唯「おー!りっちゃんすごーい!」

律「梓にもらったからな。ちゃんと返さないと!」

唯「いいねぇ。いいねぇ!」

紬「そうね!だからあずにゃん達は待機なのね」

律「あぁ、知られちゃ意味ないからな。・・・感ずかれてるかもしれないけど」

澪「それでもいいよ。『じゃあ私達はお返し作るから楽しみにしててな』って言われるよりは」

唯「うん!そうだよね!さすが部長だね!」

律「よせやい、照れるじゃねぇか」///

紬「・・・でもこの中でお菓子作れる人いるの?」

唯「・・・」

律「・・・」

澪「・・・」

紬「・・・」

唯「そ、そうだ!憂に聞けば・・・」

律「おい、意味ないだろ・・・」

紬「ゆ、唯ちゃんは?最近お料理がんばってるんでしょ?」

唯「普通のお料理だけで、お菓子は・・・」

律「同じく・・・」

澪「・・・作れません」

紬「・・・」

唯「・・・じゅ、純ちゃんとか?」

律「・・・明らかに作れそうにないな」

澪「純ちゃんはチョコ作りと聞いて製菓チョコと黒砂糖入れちゃう子だな」

律「なんでそんなに具体的なんだよ・・・」

紬「の、和ちゃんとか・・・」

唯「・・・」

唯「・・・我が家が火事になりかけたよ」

律「・・・」

澪「・・・」

紬「・・・」

紬「わ、私達で作りましょう!」

唯「!」

律「で、でも・・・」

澪「失敗したら・・・」

紬「失敗でもいいじゃない、こういうのは気持ちの問題よ!」

唯「・・・気持ち」

律「そうか・・・、そうだよな!」

紬「たとえ失敗しても、人が食べられないものにはならないわよ」

澪「・・・そうだな!」

律「よし!そうと決まれば、みんな、明日の予定は?」

唯澪紬「ないです!」

律「よっしゃー!早速明日チャレンジするぞー!」

唯澪紬「おー!」

・・・

梓「筒抜けですよ、律先輩・・・」

憂「あ、あはは・・・」


律「おまたせー」

梓「は、はい!」

憂「なんのお話してたんですか?」

律「ふっふっふ。まぁ、大人の話ってところかな」

梓「へ、へー」

律「ほら、下に行こうぜ」

梓「はいはい」

唯「おかえり、憂。あずにゃん」

憂「ただいまー」

梓「何の話、してたんです?」

紬「ふふっ。内緒よ」

梓「・・・そうですか」

紬「ごめんね。でも、すぐにわかるから」ナデナデ

梓「は、はい」

律「あとすまん、明日なんだが梓達は?」

梓「・・・。明日は・・・ちょっと学校に用事が・・・」

憂「う、うん。私も・・・」

律「そうかそうか。がんばってこいよ」

律「」グッ!

唯澪紬「」グッ!

梓「(バレてないと思ってるのだろうか・・・)」

憂「あ、あはは・・・。明日は適当に遊びに行こうか」ボソッ

梓「そうだね」ボソッ

律「よし!もう遅いし、解散か」

唯「了解です!りっちゃん隊長!」

紬「ふふっ。今日はハンバークありがとう。とってもおいしかったわ」

梓「ごちそうさまでした!」

律「おう。ムギもデザートありがとう」

紬「いえいえ」

唯「またね。りっちゃん!」

紬「またあし・・・今度ね。りっちゃん!」

憂「今日はごちそうさまでした」

律「憂ちゃんの煮物もおいしかったよ」

憂「そんな・・・。えへへっ」

律「またなー」

バタン

律「・・・そしてお前はなぜみんなと家に帰らない」

澪「ん?帰ってほしかったのか?」

律「・・・それは」

澪「ふふっ。なに、変なことはしないさ。明日の方が大事だからな」

律「・・・おぉ。わかってくれるか!」

澪「律に作るの任せたらとんでもないことになるからな」

律「な、なんだとー!」


10
最終更新:2011年06月14日 18:17