紬梓部屋！
ｶﾞﾁｬ
紬「ふぅ、無事到着ね」
梓「ミイラ取りがミイラになってどうするんですか」
紬「うぅ・・・」
梓「今度は一人で行かないでくださいよ」
紬「・・・うん。やっぱり私、あずにゃんと一緒じゃなきゃダメみたい・・・」
梓「」
梓「・・・もう」///
梓「ほら、早く寝ますよ」
紬「うん！」
梓「うーむ、広いベットですね・・・」
紬「新しい部屋はダブルベット買いましょうか」
梓「・・・部屋によりますね」
梓「えいっ！」ﾎﾞﾌｯ
梓「ふかふかです」
紬「わ、私も！ダイブ！」ﾎﾞﾌﾝ
紬「ふふっ」
梓「大きいですねぇ」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
紬「うん。さ、寝ましょうか」
梓「はい！」
紬「明日が楽しみね」
梓「ですね。大阪城、通天閣、展望台・・・」
紬「楽しみねぇ・・・」
梓「ではおやすみなさい。ムギちゃん」
紬「うん。おやすみ、あずにゃん」
ﾁｭｯ
卒業旅行一日目終了
旅行二日目！
紬「んんーっ」ﾉﾋﾞｰｯ
梓「ｽｩｽｩ」
紬「朝よ、起きて」
梓「・・・んっ」ﾑｸｯ
紬「おはよう、あずにゃん」
梓「・・・おはようです。ムギちゃん」ﾑﾆｬ
紬「みんな起きてるかしら？」
梓「んーっ。よく寝たー」ﾉﾋﾞｰｯ
ｿﾞﾛｿﾞﾛ
唯「」ﾌﾗﾌﾗ
憂「危ないよ、お姉ちゃん・・・」
和「ここの朝食楽しみね」
律「だな、きっと豪華なんだろうな」
紬「朝食はバイキング形式よ」
澪「私は少しにしておこう。今日もたくさん食べるんだろうし」
梓「朝食はバイキングか・・・。私も少しにしておこうっと」
律「たくさん食うぞー」
唯「！」
唯「このオムレツ、おいしそう・・・」
和「そうね。私も食べようかしら」ﾋｮｲ
律「お、ご飯あった。やっぱ朝はこれだな」
澪「・・・やっぱり普通に食べよう」
梓「ですね。こんな豪華な朝食初めてです」ﾋｮｲﾋｮｲ
紬「みんな食べすぎないでね」
唯「あぁ、どれもおいしそうだよ・・・」
憂「明日もあるから無理に全部食べちゃダメだよ」
・・・
憂「・・・お姉ちゃん、もうやめた方が・・・」
唯「・・・まだいける」ﾊﾟｸｯ
和「お昼食べれなくなっても知らないわよ」
律「唯の気持ちはわかるがな」
澪「うん。すごくおいしいな」
梓「ふぅ、私はここでやめておきます」
紬「そうね、私もそうするわ」
唯「うまい！」
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ
紬「そろそろね」
梓「通天閣ですね。楽しみです」
「まもなく、新今宮ー」
憂「もうすぐだよ、お姉ちゃん」
唯「うん！」
ﾌﾟｼｭｰ
律「よし、行くぞー」
澪「あぁ。やっぱり人多いな」
唯「ここも串カツ多いね」
憂「だねぇ。ここら辺は新世界ともいうんだって」
律「ほぉ、さすが憂ちゃん」
澪「賑やかだな。お祭りみたい」
紬「そうね。見てるだけも楽しいわ」
梓「あ、あのたこ焼き屋さん。有名人が食べて行ったらしいですね」
唯「食べよう食べよう！」
憂「・・・もうちょっと後にしようね」
和「いくら唯でも太るわよ」
澪「通天閣はどこ？」
梓「その四つ角から見えるらしいです」
律「お、ふぐだ！」
唯「」ﾃﾃﾃｯ
紬「走ったら危ないわよ」
唯「おー！通天閣見えたよー」
澪「まったく、迷子になっても知らないぞ」
律「人のこと言えないでちゅよ」
澪「！」
唯「おー」
澪「思ってたより大きくないんだな」
律「だな」
梓「ですね」
和「そうね」
憂「て、展望台も行ってみようね」
紬「そ、そうね。きっと中はもっと面白いわよ」
唯「こっちの通りの方が人多い！」
律「通天閣の真前だからな」
唯「おお！でっかい恵比寿様だよ！」
律「でか！」
・・・
紬「さすがに見上げると大きいわね」
澪「よし。入ってみようか」
和「そうね。ここからの景色はどうかしら」
梓「ビリケンさんがいるんですね」
唯「そうだよ！足に触ればご利益があるんだよ！」
律「たくさん撫でなきゃな！」
ﾁｰﾝ
唯「・・・おー！」
和「へぇ。結構いいじゃない」
律「うん。なかなかだな」
梓「あ！あれって動物園ですかね？」
紬「そうね。よく見えるわね」
唯「ど、動物園！」
唯「動物園行こうよ！」
和「さすがに時間ないわよ」
律「ビリケンさんいたぞー」
澪「お、どれどれ・・・」
澪「・・・」
律「ん、どした？」
澪「・・・あまりかわいくないな」
律「・・・そうだな」
律「ま、撫でていこうか」ｽﾘｽﾘ
唯「私も！」ｽﾘｽﾘ
紬「ふんす！」ｽﾘｽﾘ
梓「では降りますか」
憂「うん、そうだね」
唯「さぁ、さっきのお店のたこ焼き食べるよ！」
律「おー！」
・・・
唯「うん、おいしいねぇ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
律「うむ、なかなかだ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
唯「憂も食べる？」
憂「じゃあ一個もらおうかな」
唯「ふーっ、ふーっ。はい、あーん」
和「もうすぐお昼なのに」
唯「お昼も食べるよ！」
和「自重しなさい」
澪「よし、そろそろ出発するか」
紬「そうね。みんな、行くわよー」
梓「大阪城ですね！」
律「おー！」
唯「大阪城も楽しみだねー」
憂「うん！」
大阪城！
唯「おお！でっかいねー」
澪「だなぁ」
律「は、早く中に入ろうぜ！」ｳｽﾞｳｽﾞ
梓「はい！行きましょう！」
紬「でっかい石垣ね」
和「そうね。とても人が作ったとは思えないわ」
律「うむ、いざ！城内！」
唯「全部で八階かー」
唯「鎧だよ！りっちゃん！」
律「重そうだよな」
澪「昔はこれ着て戦ってたんだな・・・」
梓「とても無理です・・・」
和「時代について詳しく書いてある。復習になるわね」
紬「そうね」
唯「大阪夏の陣だよ！りっちゃん！」
律「人形かわいいな」
梓「馬とか乗ってみたいですね」
唯「・・・ふぅ、やっと最上階だよ・・・」
律「階段つらっ！」
澪「いい運動だな」
和「そうね。でも苦労してきたかいあったわ」
紬「さすがに遠くまで見えるわね」
梓「いい眺めです」
憂「うん。高いねー」
唯「おー。絶景かな」
律「うむ」
・・・
律「さて、展望台も堪能したし降りるか」
唯「試着体験ってのあったから行ってみようよ！」
憂「うん！着てみよう！」
梓「・・・」
澪「・・・」
和「空気読みなさいよ」
梓「あはは、行きますかー（棒）」
澪「そうだなー（棒）」
唯「復元した陣羽織だって」
澪「律はこっちの男ものでいいんじゃないか？」
律「なんだとー！」
紬「きっと似合うわよ！」
梓「そうですね。せっかくですしどうぞ」
律「・・・お前ら」
和「ふふっ、観念なさい」
唯「和ちゃんも似合いそうだよね」
和「！」
・・・
澪「男前だな。律」
律「うれしくないわ！」
唯「かっこいいよ！和ちゃん！」
和「どうしてこんなことに・・・」
憂「似合ってるよ！」
和「はいはい、ありがとう」
紬「じゃあ記念撮影ね」
律和「！！！」
和「・・・あぁ、恥ずかしかった・・・」
律「・・・同じく」
唯「いい思い出になったね」
和「えぇ・・・、一生忘れない思い出よ・・・」
憂「夕方ですね」
澪「そうだな。そろそろ行くか」
紬「次は展望台よ！」
梓「はい！楽しみです！」
唯「ごー！」
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ
唯「晩御飯どうしようか？」
和「そういえばまだどて焼き食べてないわね」
憂「和ちゃん、渋いね」
紬「展望台の近くにあるといいわね」
律「そういえば豚まんもおいしいって聞いたな」
澪「駅に売ってたから明日買おうか」
律「だな。うむ、大阪満喫じゃ」
唯「よし、降りるよー」
唯「おお！この建物？」
紬「そうね。さぁ、行くわよ！」
梓「はい！」
澪「四十階か、高いな・・・」
和「大阪城より奇麗に見れそうね」
律「うむ、いい感じに夕焼けだな」
憂「奇麗ですね・・・」
唯「・・・うん。もう少ししたら夜景だね」
紬「来てよかったわ」
唯「着いた！」
律「さすがに高いな・・・」
和「夕焼け奇麗ね」
憂「うん・・・」
紬「いい景色ね」
梓「はい・・・」
澪「・・・すまん律。こっちの方が奇麗かも」
律「？」
唯「今日旅行、終わりなんだね・・・」
紬「みんなでまた行きましょうね」
梓「そうですよ。私達の卒業旅行も付き合ってくださいね」
唯「・・・そうだね。えへへっ」
憂「この次の長いお休みはGWかな」
律「よし！GWもみんなで遊びに行くぞ！」
澪「そうだな」
唯「和ちゃんもだよ！」
和「うん、楽しみね」
紬「次はどこに行こうかしら」
唯「・・・カップルが増えてきたね」
紬「夜景を見に来たのね」
澪「ロマンチックだからな」
唯「・・・」ｼﾞｰｯ
唯「憂、私達も腕組もうよ！」
憂「え？」///
唯「ほら」ｽｯ
憂「う、うん・・・」
和「見せつけてくれるわね」
憂「ふふっ、あったかい」
唯「和ちゃんもだよ」
和「え、いいの？」
唯「もちろん！」
和「憂もいいの？」
憂「うん！」
律「唯の奴、両手に花だな」
澪「天然ならではの技だな」
紬「わ、私達もしましょう！」
紬「えへへっ」
梓「・・・普通逆じゃないですか？」
紬「・・・やだ？」
梓「そ、そんなこと言ってないです」///
紬「ふふっ」
紬「せっかくだし別行動にしましょうか」
律「賛成！屋上に行ってみたい！」
澪「え？」
律「ほれ、行くぞ」ｸﾞｯ
澪「おぉ・・・。風があるな・・・」
律「さすが屋上。いい眺めだな」
澪「・・・夕陽ももう終わりだな」
律「・・・あぁ」
澪「今度は二人でも来ような」
律「・・・それもいいかもな」
澪「ふぅ、振り返ってみれば食べてばかりの旅行だったな」
律「私達らしいじゃん。楽しめればいいんだよ」
澪「・・・だな」
・・・
最終更新：2011年06月14日 18:34
