高校昼!

キーンコーンカーンコーン

純「お昼だー!パン買ってくるよ」

梓「行ってらっしゃい」

憂「お昼休みにビラ配りする?」

梓「そうだね。放課後は練習もしたいし」

純「ただいまー」

梓「おかえり。お昼休みにビラ配りするからね」

純「りょうかーい」

純「さすが憂だね。いい出来だよ」

憂「えへへーっ」

梓「さぁ配りに行くよ!」

純「え?着ぐるみは着ないの?」

梓「・・・」

憂「・・・」

純「いやぁ、あれが軽音部のユニフォームだと思ってたよ」

さわ子「もちろんよ!さぁ、好きなの選んで!」

梓「着ませんから!」

梓「軽音部、いかがですかニャー?」

憂「明日新歓ライブやりますコケー」

純「ぜひ見に来てくださいヒヒーン」

新入生「うわぁ!」ビクッ

梓「・・・」

憂「あはは・・・」

純「・・・戻ろっか」

・・・

梓「・・・ふぅ、暑かった」


放課後!

梓「よし!ビラ配り行くよ!」

憂「うん!お昼の分、取り返さなきゃ」

純「一回来たから満足」

・・・

梓「軽音部でーす」

憂「ライブ、見に来てくださーい」

純「お茶もありまーす」

梓「・・・ないよ」

純「ないの!?」

梓「冗談だけど・・・、そんなにティータイムはしないからね」

純「なんでよー。毎日しようよー」

梓「私が部長になったからには真面目に練習します!」

憂「そうだね。それがいいよ」

純「そんな~」

梓「純はお茶が目的で入ったんじゃないでしょ?」

純「・・・」

梓「・・・なぜ目を逸らす」

憂「ちゃんと練習しようね」

梓「・・・まぁ、お茶会しないと悲しむ大人が約一名いるからね」

憂「でもどうするの?食器は置いていってもらったけどお菓子とか・・・」

梓「それなんだけどね。回数も減らすしお菓子は手作り持ってこようよ」

純「えっ」

憂「それもいいね。お茶はみんなで出し合う感じかな」

梓「うん。純、あんたもだよ」

純「こんなはずでは・・・」

梓「なに?手作りは嫌?」

純「そうじゃなくて、私お菓子作ったことないからさ」

憂「今度みんなで練習しようね」

純「うん。お願い・・・」

梓「よし!ビラ配りはここまでにしようか」

純「じゃあお茶だね!」

梓「練習です!お茶は新歓ライブ終わったら!」

純「ちえーっ」

憂「クッキー焼いてきてあげるからがんばろうね」

梓「さぁ、やるぞー!」

純憂「おー!」


大学!

唯「じゃあまた明日ねー」チリンチリン

律「おーう」

紬「部活の進展があったら教えてね」

澪「任せてくれ」

紬「お願いね」

・・・

紬「今日の晩御飯はどうしようかなー」

店員「いらっしゃいませー」

紬「うーん。昨日は炒め物だったし・・・」キョロキョロ

紬「今日はお魚にしようかな」

紬「・・・でもお魚は朝のほうが」

紬「うぅ・・・、どうしよう」ウロウロ

・・・

梓「ただいまー」ガチャ

紬「おかえりなさい」

梓「この匂いはシチューですね」クンクン

紬「うん。もう少しでできるからね」

梓「いただきます!」

紬「どうぞ」

梓「・・・うん。おいしいです」

紬「ほっ。よかったわ」

紬「そういえば今後はティータイムどうするの?家からお菓子送らせようか?」」

梓「いえいえ。ティータイム自体は続けますが回数を減らします」

梓「そして各々でお菓子を作って持ってくるんです。そのほうが安上がりですから」

紬「さすが部長さん。みんなを引っ張っていってるわね」

梓「私達の代は真面目に練習しますから」

紬「言ったわねー」

梓「あははっ」

紬「お弁当、美味しかったわ」

梓「それはよかったです」

紬「・・・それでね、一つお願いが・・・」

梓「どうしました?」

紬「・・・ご飯の量、・・・少し増やしてもらってもいい?」

梓「あ・・・、そうですよね。私と同じ量じゃ足りませんよね」

梓「すみません。気がつかなくて」

紬「ううん。全然気にしてないわよ」

梓「明日もお任せください!」


学生寮!

恵「今日聞いてきたけどね、立ち上げはできそうだからあとは顧問ね」

律「そうですか。何とかなりそうですか?」

恵「ふふっ。任せて、必ず捕まえて見せるから」

澪「でも部室とかって空いてるんですか?」

恵「それは前の軽音部の部室があるからそこを借りるつもりよ」

律「おお!じゃあ本当に顧問だけですね。お願いします」

澪「お願いします」

恵「うん。今週中に何とかするわ」

恵「もちろん最終的には部長のりっちゃんにも来てもらうからね」

律「はい。わかりました」

恵「じゃあ今日はここまでね。晩御飯に行きましょうか」

澪「そうですね」

・・・

律澪恵「ごちそうさま」

恵「さ、早いうちにお風呂に行っちゃいましょう」

律「ですね」

澪「は、はい・・・」

澪「」コシコシ

律「・・・なぁ、澪」

澪「なんだ?」

律「お前・・・、もしかして太った?」

澪「え゙っ」

恵「私の知ってる限り、高校の時に比べて1.8kg増ね」

澪「」

律「まぁあれだけご飯食べてれば当然か。旅行でもたくさん食べてたし」

澪「」

澪「・・・ダイエットするぞ」

恵「私はふっくらした澪たんも全然いいわよ」

澪「運動する!」

律「ジョギングとかか?まぁ軽くなら私も付き合うよ」

澪「先にあがります!」ザパッ

律「お、おい。待てよー」

恵「あらら。行っちゃった」

・・・

律「ダイエットなんて本気か?言っといてあれだが別に気にしてないぞ」

澪「いや!ここで甘えるときっと今後もズルズルと・・・」

律「・・・そうかもな」

澪「ご飯はもう食べちゃったから運動だ!」

律「今からジョギングは危ないぞ」

澪「なに言ってるんだ。もっと簡単で気持ちいいのがあるじゃないか」

律「」

澪「やるぞー!」

律「(墓穴掘った・・・)」


廊下!

ギシギシアンアン

恵「まぁまぁ」

モブ子「・・・コップドアに付けて盗み聞きですか?」

恵「しっしっ!」

モブ子「・・・」

恵「りっちゃんはいいの!澪ちゃんの声を!澪ちゃんの喘ぎっぷりを!」

・・・

恵「・・・寝ちゃったのかしら?」



次の日!

紬「今日新歓ライブね。がんばってね」

梓「もちろんです!」

紬「講義サボって聞きに行っちゃおうかしら」

梓「ダ、ダメですよ。ちゃんと受けないと」

紬「むぅ・・・」

梓「はい、お弁当です。ご飯これくらいでいいですか?」

紬「うん。今日もありがとう」ナデナデ

梓「・・・はい」///


大学お昼!

唯「今日もおいしそう!ありがとう、憂!」

律「」ゲッソリ

澪「私も今日からダイエットするぞ!」

紬「むっ、その量。・・・澪ちゃん、本気ね」

澪「そういうムギはご飯の量増えたんじゃないか?」

紬「き、気のせいです!」モグモグ

唯「ねえムギちゃん、おかず交換しようよ」

紬「いいわよ」


高校お昼!

梓「今日のお昼は練習するからね」

憂「うん」

純「わかったよ。とうとう本番だね」

梓「そうだよ。今日のライブで新入部員が入るかどうか左右されると言っても過言ではない!」

憂「梓ちゃん・・・、本気だね!」

純「私は三人でもいいけどね」

梓「・・・」

梓「・・・だめだよ!先輩達の軽音部を後世に残さなきゃ!」


ライブ!

梓「みなさん!ご入学、おめでとうございます!軽音部です!」

梓「早速ですが聞いてください!」

・・・

憂「・・・元気出して、梓ちゃん」

梓「」グスッ

純「失敗は誰にもあるよ。私だってよくやるし」ナデナデ

梓「うぅ・・・」グスッ

憂「ほら、クッキー焼いてきたから食べよう」

ガチャ

さわ子「お疲れ様。今日はみんながんばったわね」

梓「・・・さわ子先生」

さわ子「なによその顔は」

さわ子「失敗の一つや二つ、誰にだってあるわよ」

梓「・・・で、でも。大事なライブで・・・」

さわ子「部長がそんな調子じゃ部員が着いてこないわよ。ほら、お茶飲んで元気出しなさい」

憂「そうだよ。もっと練習して学園祭ではがんばろうね」

さわ子「過ぎたことにくよくよしてもしょうがないじゃない。その失敗を糧に次はがんばりなさい」

さわ子「・・・いや、メイド服を着ればドジっ子メイドとしてさらなる人気が・・・」

さわ子「あずにゃんファンクラブも夢じゃないわ!」ガシッ

梓「結構です!」

梓「・・・二人とも。ごめんなさい」ペコリ

憂「謝らないで。一緒に演奏できて楽しかったよ」

純「そうだよ。さ、早くお茶にしようよ」

憂「うん、今淹れるからね。ほら、梓ちゃんも」

梓「・・・うん」

・・・

さわ子「・・・やっぱりこれがないと始まらないわねぇ」キラキラ


――――

梓「・・・ただいま」ガチャ

紬「おかえりなさい」

紬「ご飯にする?お風呂にする?それとも・・・」///

梓「・・・」

紬「・・・あれ?」

梓「くすっ。・・・なにやってるんですか」

紬「・・・おかしいわね。こうするといいって聞いたんだけど・・・」

梓「・・・もう。お腹が空きました、ご飯がいいです」

紬「はーい。ちょっと待ってね」

紬「・・・あら?」

梓「どうしました?」

紬「あずにゃん・・・、もしかして泣いた?」

梓「」ドキッ

紬「ちょっと目が赤いわよ。何かあったの?」

梓「・・・実は」

・・・

紬「そうだったの。ごめんね、ぶり返させちゃって」

梓「・・・いえ」

紬「・・・おいで」

梓「・・・」

紬「あずにゃんが落ち込んでるの久しぶりに見たかも」ダキッ

梓「・・・かもです」

紬「失敗自体は全然悪いことじゃないわ。問題はそのあとどうするかね」

紬「落ち込んでる暇はないんじゃない?」

梓「・・・そうですけど、・・・今はもう少し甘えさせてください」ギュッ

紬「ふふっ、明日はかわいい笑顔を見せてね」ナデナデ

梓「・・・はい」

梓「・・・もう、大丈夫です」パッ

紬「そう、じゃあご飯食べましょうか!」

梓「はい!」

・・・

梓「ごちそうさま。今日もおいしかったです」

紬「ありがとう。宿題あるんでしょ、片付けは任せて」

梓「す、すみませんがお願いします」

紬「早く終わらせて一緒にお風呂に入ろうね」

梓「はい。速攻で終わらせます!」

梓「・・・むぅ。・・・ムギちゃんに聞こう」

梓「ムギちゃーん」コンコン

紬「なーに?」

梓「ここなんですけど、教えてもらっていいですか?」

紬「もちろんよ!お姉さんに任せなさい!」

紬「えーっと・・・」

紬「ここはこれを代入して・・・、こうね」

梓「はっ、なるほど。ありがとうございます!」

紬「またわからないところあったら遠慮なく聞いてね」

梓「終わった!」

梓「終わりましたよー。ムギちゃん」

紬「早いわね。じゃあ行こっか」パタン

梓「はいです!」

梓「あれ?なに読んでるんですか?」

紬「料理の本よ。もっとおいしいものをあずにゃんに食べてほしいから」

梓「・・・ムギちゃん」

梓「もうすぐムギちゃんに料理の腕も越されちゃいますね」

紬「またまたあずにゃんったら、上手なんだから」

紬「さ、行きましょう」

・・・

梓「」ゴクゴク

梓「さて、寝ましょうか。どうぞ」

紬「うん。おじゃまします」

紬「・・・ふふっ。あずにゃんの匂いがする」

梓「な、なに言ってるんですか。・・・もう」///

紬「明日もがんばろうね」

梓「はい。この程度で挫ける私じゃないです!」

紬「その意気よ」チュッ

梓「んっ・・・。おやすみです」

紬「うん。おやすみ」

紬梓「スゥスゥ」


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最終更新:2011年06月14日 18:43