ピンポーン
紬「こんにちは~」
憂「こんにちはー」
憂「お姉ちゃーん!紬さん遊びに来たよ~!」
唯「おぉう!ムギちゃん!いらっしゃ~い」
紬「おじゃましま~す」
唯「あがってあがって~」
紬「うん」
憂「もうすぐ夕飯できますのでー」
紬「ごめんね、急にお泊りなんて」
唯「ムギちゃんならいつだって歓迎だよ~」
唯「ほれ、おこたにでも入りなさいな」
紬「うん、わぁ、あったか~い」
唯「冬はやっぱりこたつだよね~」
唯「あ、みかん食べる~?」
憂「もう、お姉ちゃん、夕飯もうすぐだって言ったでしょ?」
唯「ひぇ~ごめんなさーい」
紬「ふふふ」
憂「夕飯できました~」
唯「おぉ!今日もおいしそうだねぇ」
紬「すごーい」
憂「たくさん作りましたからおかわりあったら言ってくださいね」
紬「これを1人で・・・・・・」
唯「そいじゃ、いただきまーす」
紬憂「いただきまーす」
紬「あ、おいしい~」
唯「おいしいよ~憂~」
憂「よかったぁ」
紬「憂ちゃんはいつでもお嫁さんにいけるわね」
憂「えぇ!?そんなお嫁さんなんて・・・・・・」
唯「だめだよ~、憂にはまだ早い!お姉ちゃんは認めないよ!」
憂「も、もう、お姉ちゃんたら」
紬(かわいい)
憂「あ、お姉ちゃん、ご飯粒ついてるよ」
唯「え~どこどこ~?取って~」
憂「ここだよ、ぱくっ」
唯「ありがとーうい、えへ~」
憂「えへへ」
紬(・・・・・・すごくかわいい)
唯「ムギちゃんがたまにするうっとりお目目になってる・・・・・・!」
紬「はっ!ごめんなさい」
憂「紬さん?」
紬「ええ!おいしいわよ!おかわりもらえるかしら!?」
憂「え?あ、はい」
唯「ふい~お腹いっぱーい」
紬「ご馳走様でした~」
憂「お粗末さまでした」
紬「おいしかったわ」
紬「毎日憂ちゃんのご飯が食べられる唯ちゃんは幸せ者ね」
唯「でしょ~」
憂「今お茶入れますね」
紬「あ、手伝うわ」
憂「いえ、座っててください。紬さんはお客さんですから」
紬「お客・・・・・・」
唯「この時間っておもしろい番組やってたっけー」
唯「ねぇムギちゃん」
紬「・・・・・・あ、あのね唯ちゃん!」
唯「ほぇ?」
紬「実はお願いがあるの」
唯「お願い?なになに?言ってみてー」
紬「うん、あのね唯ちゃん」
唯「うん」
紬「わ、私のお姉ちゃんになって欲しいの!」
唯「ふえ?」
憂「え?」
唯「どゆこと?」
紬「うん、唯ちゃんと憂ちゃんってとっても仲がいいじゃない?」
紬「それで、2人を見てたら姉妹っていいな~って思って」
憂「お茶はいりました」
紬「ありがとう」
紬「私ってほら、一人っ子だから、兄弟がいるのってどんな感じなのか知らなくて」
唯「それで私にお姉ちゃんに?」
紬「う、うん。今日だけでいいの!だめ、かな?」
唯「そんなのお安い御用だよ~」
紬「ほんと!?ありがとう!」
紬「憂ちゃんもいいかしら?」
憂「はい・・・・・・あの!私は紬さんの妹ですか?」
紬「うん、嫌かしら・・・・・・」
憂「そんな!紬さんってきれいだし、上品だし、紬さんがお姉ちゃんっていいかも・・・・・・」
唯「だって!ムギちゃん良かったね!」
紬「あ、ありがとう、2人とも・・・・・」
紬「だ、抱きしめてもよかですか!?」
唯「いいよ~、ぎゅー」
紬「ほぁ!?ゆ、唯ちゃん!?」
唯「ん~?ムギちゃんはあったかいね~」
紬「おぉ・・・・・・」
唯「ほら、憂もおいでよ~」
憂「え?私も!?」
唯「そうだよ、お姉ちゃんなんだから」
憂「それじゃあ、失礼します・・・・・・」
憂「ぎゅー」
紬「ふわぁ・・・・・・」
紬(こ、この姉妹すごすぎるわ・・・・・・!)
憂「ほんとだぁ、紬さんあったかいですね」
唯「憂、お姉ちゃんなんだから敬語じゃないよ?それに呼び方」
憂「ふぇ?え~っと・・・・・・」
憂「つ、紬お姉ちゃん、あったかい・・・・・・よ」
紬(ふおぉ・・・・・・)
憂「あぅ、やっぱり、恥ずかしいですね・・・・・・」
紬「あ、無理しなくていいから、ね?」
憂「は、はい」
唯「それじゃあムギちゃんも私のことお姉ちゃんって言ってみてよ!」
紬「え?」
唯「ほら、唯お姉ちゃんって~」
紬「そ、そうよね」
紬(よし)
紬「ゆ、唯お姉ちゃん?」
唯「どうした我が愛しい妹つむぎよ~」
紬「え?」
唯「え?」
紬「よ、呼び方はやっぱり普通にしよっか」
憂「そ、そうですね。そのほうがいいですね」
唯「えぇ!そうなの!?つまんなーい」
憂「えと、あ、あの私、お茶のおかわり淹れてきますね!」
紬「え、ええ」
唯「ところでさぁ、姉妹になってなにするの~?」
紬「あ、普段の唯ちゃんと憂ちゃんのやってることができたらなって」
唯「普段の・・・・・・」
唯「ん~、とくになにしてるってわけでもないんだけどね~」
憂「あ、お姉ちゃん、お風呂沸いたみたいだよ~」
唯「それだ!それだよ!憂!」
憂「え?」
唯「みんなでお風呂に入ろうよ!」
憂「えぇ!?」
紬「なんと」
憂「さすがに3人一緒は無理だと思うよ?」
唯「そっか~」
紬「ゆ、唯ちゃん!ひとつ聞いていい!?」
唯「なにー?」
紬「ふ、普段も一緒にお風呂に入ったりしてるの?」
唯「うん、たまにねー」
紬「まぁまぁまぁまぁ」
紬(予想以上だわ、この姉妹)
紬(なんというか完成されているのね、この2人は)
紬(普段から一緒にお風呂って)
紬(今までもそうしてたってことよね、今までずっと)
紬(誰も見てないのに・・・・・・)
唯「じゃあ今回は私とムギちゃんで入ろっかぁ」
唯「ムギちゃーん?」
紬「えっ!?は、はいっ!そうね!そうしましょう!」
唯「そいじゃ、いこっかー」
紬「は、はい」
唯「脱いだ服はここに入れてねー」
紬「うん」
唯「じーっ」
紬「どうしたの?唯ちゃん」
唯「ムギちゃんおっぱい大きいなぁ」
紬「えっ!?」
唯「てゆーかさー、なーんで私と憂で大きさに差が出るかなぁ」
唯「同じもの食べてるのに~」
唯「澪ちゃんやムギちゃんほどとは言わないけど」
唯「もー少しあってもいいと思うんだよねー」
紬「そ、そうね」
唯「ね、触ってみてもいーい?」
紬「えぇ!?」
唯「だめかな?」
紬「だめって言うか・・・・・・ねぇ、普段も憂ちゃんと、その、触りあったりしてるの?」
唯「してるよー」
紬「してるの!?」
紬「それなら、仕方ない・・・・・・わよね」
紬「それじゃあ、どうぞ・・・・・・」
唯「うん、ふわ~、やわっこーい」
紬「うぅ・・・・・・」
唯「ふかふかだね~」
紬「く、くすぐったいわ」
紬「ね、ねぇ、私も触っていい?」
唯「ふえ?」
紬「いいかしら?」
唯「うん、いいよ~」
紬「し、失礼しまーす」
紬「ふぁ、ふわふわ~」
唯「ム、ムギちゃん、くすぐったいよ~」
紬「ふわふわ~」
唯「ふかふか~」
唯「ぷっ、あははは!だめだぁ、くすぐったい!」
紬「ふえ?」
唯「ほら、ムギちゃん風邪ひいちゃうからお風呂はいろっ」
紬「う、うん」
唯「っつあ~、ふい~」
紬「はぁ~」
唯「生き返る~」
紬「ふふ、なぁに?それ」
唯「えー、よく言わない?生き返る~って」
紬「そうなの?」
唯「ムギちゃん、背中流してあげよっか?」
紬「そう?じゃあおねが~い」
唯「ほいほい、お任せ~」
唯「ごっしごっし」
唯「ねぇ、ムギちゃん」
紬「なぁに?」
唯「最近みんなと遊んだんだってー?」
紬「え?どうしてそれを」
最終更新:2011年06月14日 22:05