278. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/09(月) 00:36:45.39 ID:A4LdSmnN0
→C:「後輩に頼るのも……そうだ!  困ったときの澪ちゃん!」
      澪ちゃんに電話するよ!  もしもし?


唯「たまには澪ちゃんに教えてもらおう!」

唯「部活のときはほとんどあずにゃん指導だからねー。こういうときは澪ちゃんに頼んでもいいよね?」


携帯を取り出し、澪に電話をかける。
しばらく出なかったが、何回目かのコールの後に、ようやく澪の声が聞こえた。


澪「もしもし?  唯?」

唯「澪ちゃーん!!」

澪「ごめん、今作詞に没頭していて……鳴っていたの気付かなかったんだ」

唯「いいよお別に」

澪「ところで、急にかけてくるなんてどうかしたのか?」

唯「えーっとね……」


*選択肢*

A:「もうすぐ新入生の歓迎会があるでしょ?  そのために私を鍛えてください!!」
      お願いします、澪ちゃん師匠!!

B:「ギターの練習をしようと思うんだけど、澪ちゃんに教えてもらいたいなって」
      澪ちゃん教えるのうまいもんね。

C:「澪ちゃーん、ギターを助けて〜!!」
      へ、へ、へるぷみー!!

D:「かわいいお嬢さん、今暇かい?」
      さあ澪ちゃん、どうつっこむ?
281. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/09(月) 00:41:15.68 ID:Td3BZrUpo
B
287. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/09(月) 01:07:42.31 ID:A4LdSmnN0
→B:「ギターの練習をしようと思うんだけど、澪ちゃんに教えてもらいたいなって」
      澪ちゃん教えるのうまいもんね。


唯「だめかなあ……」

澪「だめじゃないけど……どうして私に?  梓とかもいるだろ?」

唯「それは……」


*選択肢*

A:「新入生歓迎会があるから、あずにゃんには内緒でもっとうまくなりたいって思って」

B:「澪ちゃん厳しくていい先生だからね!  だらけずにすみそうだから!」

C:「あんまり澪ちゃんと二人になることってないから……えっと、親交を温めたくてですね……」

D:「直感だよ澪ちゃん!!  びびっときたの!  澪ちゃんに決めた!」
288. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/09(月) 01:08:50.79 ID:Gdb0lHODO

293. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/09(月) 01:50:41.14 ID:A4LdSmnN0
→A:「新入生歓迎会があるから、あずにゃんには内緒でもっとうまくなりたいって思って」


澪「くすっ、そうか、どおりで熱心なわけだ」

唯「澪ちゃんいじわる〜」

澪「ごめんごめん。それだったら私はいくらでも力になるよ。そうだなあ、じゃあ今から唯の家に行くから」

唯「ふえ!?  あの、電話とかでもいいんだよ……?」

澪「直接教えた方が身になるだろ?  まさか恐いから来てほしくないとでも?」

唯「め、滅相もない!!  お願いします!!」

澪「律みたいなことを……。じゃあ、少ししたら着くからな」


苦笑交じりに電話が切れ、唯は突然の展開に茫然としていた。
十数分後、インターフォンの音がして、誰かが階段を駆け上がってきた。
ドアが開き、よそ行きの格好をした澪が部屋に入ってきた。


唯「あっ、澪ちゃーん」

澪「なんだ、部屋にいたのか……ってこれ!!」

唯「どうしたの?」

澪「部屋だよ!  いくらなんでも散らかり過ぎだろ!?」


見渡すと、言われてみれば確かに様々なものが散乱している。


294. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/09(月) 01:51:23.87 ID:A4LdSmnN0

唯「(あっちゃ〜、部屋の大掃除しておけばよかった……)」

澪「……憂ちゃんが片付けてくれなかったのか?」

唯「私が自分でやる!  っていったの。最上級生だからね!」

澪「できていないじゃないか!  ……ちょっと失望したぞ、唯」

唯「か、帰んないで!  怒んないで!」

澪「帰らないよ……っていいたいところだけど」

澪はそこで言葉を切り、唯にギー太をもってくるようにうながした。
肩から掛けるのを確認して、澪は言葉を継ぐ。


澪「ちゃんと、真面目にやったら、の話だからな?」

唯「うわああああん!!」
295. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/09(月) 01:51:56.47 ID:A4LdSmnN0
澪の監視の下、唯は何とかつっかえずに弾き終えた。
それについて澪が指摘し、また弾き直す。その繰り返しだった。


唯「ひいひい、ふう……」

澪「うん、すごくよくなったよ、唯!  やっぱりお前は集中すればできる奴なんだ!」

唯「み、みおちゃんのおかげれふ……」

澪「唯が頑張ったからだよ。よくやったな、唯」


言うと、澪は微笑んで唯の頭を撫でた。
唯は、疲れた表情ながら、ふにゃりと笑った。


澪「(ふふ、なんか妹みたいだ。かわいいな)」


澪の【可愛い】ステータスが  2/5  →  3/5  にアップしました!

296. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/09(月) 01:52:26.60 ID:A4LdSmnN0

さらにもうひともみ、といこうとした澪だが、唯がひどく疲れているのに気がついた。


澪「唯、なにか疲れているか?  ……今日はこの辺にしとこうか」

唯「だ、だいじょうぶらよ……なんだったらみおちゃんとまってけば……?」

澪「こらこら、そんな状態で。……ちょっと唯に無理させちゃったな、ごめんな。今日はゆっくり休めよ……?」

唯「あ、ううん、澪ちゃんのせいじゃないよ……今日色々予定あって、その……」

澪「予定?」


*選択肢*

A:紬とデートしたことをいう。

B:紬とデートしたことは内緒にする。
300. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2011/05/09(月) 02:01:56.89 ID:BNLOoyAv0
A
ここまで言ったら言葉を濁すのはよくない!…はず
303. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/09(月) 02:22:57.66 ID:A4LdSmnN0
→A:紬とデートしたことをいう。


唯「えっとね……怒らないで聞いてほしいんだけど……」

澪「何かあったのか?」

唯「今日ね、ムギちゃんとデート……一緒に外で遊んでたんだ」

澪「ムギと?  珍しいな……」

唯「ごめんね、新入生歓迎会の前なのに」

澪「いやいいよ、たまには息抜きも必要だし」

唯「うん、私から誘ったんだぁ」

澪「……へえ、そう、なんだ」

唯「?」

澪「じゃあ、疲れの出ないうちに早く休まなきゃな。私はそろそろ帰るよ」

唯「暗いけど一人で大丈夫?  送って行こうか?」

澪「だ、大丈夫だよ!  ……たぶん」

唯「そっか、うふふ。着いたら後でメールしてね」

澪「もう、はいはい。唯も、早く寝るんだぞ?」

唯「ほーい」


澪が心配そうに視線をよこしながら、唯の部屋を出た。
澪は、帰宅しながら唯のことを考えていた。


澪「(あんなにがんばってくれて、うれしかったなあ)」

澪「(にしても唯とムギが……珍しいな。それも唯から誘って……)」

澪「(あれ、私って唯と二人でどこかにいったことあったっけ……)」

澪「(……何考えてるんだ、私……)」


澪の【気になる】ステータスが  0/3  →  1/3  にアップしました!

唯の【ギター】ステータスが、  1/5  →  2/5  にアップしました!

304. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/09(月) 02:23:43.32 ID:A4LdSmnN0

唯はふらふらとしながら夕食をとり、すぐさまベッドにもぐりこんだ。


唯「今日は色々あったねえ」

唯「明日起きられるかな……?」

唯「おやすみー」


澪からのメールが来たことを知らせる着信音がなったが、あまりにも疲れていた唯は、気付かずに夢の中へと旅立っていた。




*定期選択肢*

A:明日に備えて寝る(あと一回可能)

B:日記に書いてから寝る


-------------------------------

●今日のステータス変動●

琴吹紬

【信頼】:2/5
【尊敬】:1/5    
【可愛い】:3/5  →  4/5
【楽しい】:1/5  →  2/5

【気になる】:2/3
【好き】: 0/5  →  1/5

秋山澪

【信頼】:2/5
【尊敬】:0/5    
【可愛い】:2/5  →  3/5
【楽しい】:1/5

【気になる】:0/3  →  1/3
【好き】: 0/5

☆平沢唯☆

【勉強】:0/5
【運動】:0/5
【ギター】:1/5  →  2/5
【おしゃれ】:0/5  
【家事】:0/5

----------------------------

305. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/09(月) 02:25:34.00 ID:Gdb0lHODO

315. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/09(月) 23:33:43.36 ID:2fhG9KKy0
→A:明日に備えて寝る


今日で4月も終わり。
春眠暁を覚えずとは誰が言った言葉だったか。
ぐっすりと熟睡している唯にお似合いの言葉である。
ベッドに張り付いたように眠り、微動だにしない。
夢の中で、唯はぼんやりと考えていた。


唯「そういえば今日って……」




*選択肢*

A:うん、学校だよね。

B:あれ?  そういえばお休みだっけ?



316. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/09(月) 23:37:46.75 ID:Gdb0lHODO
おかえり〜


319. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/10(火) 00:04:18.99 ID:86gE69gY0
→A:うん、学校だよね。


唯「そう……だぁ……がっこう……起きなきゃ……でも……むぅ」


一度は開きかけた瞼はすぐに閉じられ、唯は再び夢の中へ。
紬と遊んだ疲れと、澪との特訓の疲れ。
その二つが重石のようにのしかかり、思うように体が動かない。
このまま起きられないのではないかというそのとき……。


*選択肢*

A:凛とした、けれども優しい声が、唯の耳に届いた。
    うわお。起きられたよ!

B:点滅している光。
    ん、何だろう……?

C:どうにも頭が重い……。
    もう少し、もう少しだけ……。

D:気のせいだったみたい……。
    もうちょっと、寝ていよう。
321. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/10(火) 00:09:31.11 ID:4RAjFPQDO

327. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/10(火) 00:35:52.54 ID:86gE69gY0
→B:点滅している光。
    ん、何だろう……?


光が、思わず伸ばした唯の手のひらを小さく照らす。
いつもなら弱弱しく感じるはずのその光も、寝ぼけ眼の唯にとっては、かなり強い刺激だった。


唯「けーたい……」


光は、携帯電話のランプだった。


唯「うう……」


呻きながらも、唯はゆっくりと携帯電話を手に取った。


*選択肢*

A:青いランプがちかちか点滅している!
    「ふ、ふええ、何?」

B:白いランプがぽつーん、ぽつーん。
    「何だろう?  見てみよう」
329. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/10(火) 00:39:58.31 ID:tfM430wHo

333. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/10(火) 00:45:55.53 ID:NgJCAB2Ro
白と青って何…?



>>333

携帯の着信時のランプの違いについて、分かりやすく2色で分けたのですが……
確かに白と青ってあんまりみないかもですね……
すみませんそこはスルーして下さい。


9
最終更新:2011年06月21日 04:49