- 508. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/22(日) 00:53:53.40 ID:z04I3pon0
-
梓「ムギ先輩、一人ですか?」
紬「ええ、えーっと……」
唯が口元に指を当てて、「しーっ」と小声で言うのを見て、戸惑う紬。
すると、突然梓の呆れたようなため息が聞こえた。
梓「もう、唯先輩! いるんですよね? いつまでかくれんぼしているんですか、ばればれですよ、ギター見えてます」
唯「あっ! 本当だ……」
先ほど背負ったばかりのギー太が、紬の陰からはみ出して見えていたようだ。
唯「えっへっへ、ばれた〜?」
梓「大ばれです。何をしているんですか、全く……」
さらに呆れたように肩をすくめ、梓はもっていた鞄を肩にかけ直し、ゆっくりと歩き出そうとする。
紬「あら、帰るのね梓ちゃん」
梓「そうですね、ちょっと用があるので……じゃあ、お疲れさまでした」
紬「はーい。気をつけてね」
紬が手を振り、梓を見送る。
*選択肢*
A:「ばいばいあずにゃん、また明日ね!!」
とびっきりの笑顔であずにゃんを見送るよ。じゃあ、ムギちゃん、行こうか?
B:「あっ! ねえ、あずにゃんも一緒にかえろ?」
ムギちゃんと二人で帰るつもりだったけど……まあいいよね?
C:「待ってあずにゃん、ちょっとお話が」
あずにゃん、忙しそうだけど引き留めちゃおう。ムギちゃん、少し待ってて?
- 511. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県) 2011/05/22(日) 00:56:12.23 ID:bjHMF7Nko
- あえてA
- 516. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/22(日) 01:51:28.12 ID:z04I3pon0
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→A:「ばいばいあずにゃん、また明日ね!!」
とびっきりの笑顔であずにゃんを見送るよ。じゃあ、ムギちゃん、行こうか?
梓「あ、はい……また明日です」
梓がもごもごしながらいうと、やや緩慢な動作で下駄箱に向かった。
それを見送ると、唯は紬に振り向いて、にっこりと笑う。
唯「さ、ムギちゃん帰ろう?」
紬「ええ……でもよかったの? 唯ちゃん」
唯「ふえ? 何が?」
紬「その……梓ちゃん、何か少し話したがっていたような……」
唯「大丈夫だよ、明日部活あるし、そのときにでも話してくれるんじゃない?」
紬「そう……そうね」
紬と共に、唯は下駄箱へと向かった。そこにはすでに梓の姿はなかった。
紬「(そう……そうかしら……? 梓ちゃんも、澪ちゃんも……唯ちゃんに、きっと何か思うところがあるように見えたんだけど……)」
疑問を抱えながら、いつのまにか間隔が開いていた唯との距離を急ぎ足で詰め、唯の横に駆けて行った。
その頃、梓は黙々と帰りながらぼんやりと考えていた。
梓「(……歓迎会が終わった後で、新入部員についていろいろ唯先輩と話したかったのに)」
梓「(う……ちょっと、がっかりかも)
梓「(唯先輩、言葉には責任持ってくださいよ……)」
梓「(でも、話を聞いてほしいだなんて、私の甘えかな? ……はーあ)」
梓の【尊敬】ステータスが、 3/5 → 2/5 にダウンしてしまいました。
- 517. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/22(日) 01:52:09.89 ID:z04I3pon0
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帰り道。唯は鼻歌を歌いながら、紬と並んで歩いていた。
すると、唯は不意に肩に手が置かれたのを感じる。
見ると、紬が眉をハの字にしながら唯を見つめていた。
唯「? ……あ! ごめんね、折角二人なのに私鼻歌とか歌っちゃって……」
紬「う、ううん! 違うのよ、唯ちゃんそんなこと気にしないで!」
唯「そ、そっか……でも、急にどうしたのかな?」
唯が首を傾げると、紬は少し思案顔にしていたが、やがて意を決めたようにすっくと姿勢を正した。
紬「……唯ちゃん、あの、疲れていない?」
唯「ムギちゃん、まだデートのこと気にしていたの? 疲れてなんていないよ。私は全然元気だよー?」
紬「あ、ううん、それもあるんだけど、唯ちゃん、何か抱えているものがあるんじゃないかって……」
唯「抱えている……?」
紬「うん。話して楽になることだったら、私がいくらでも聞くし、いくらでも唯ちゃんを楽にしてあげたい……」
そこまでいうと、急に紬は頬を染めて両手をばたばたと振った。
紬「あ! ごめんなさい、今のは何でもないのよ! わ、忘れて頂戴!」
唯「う? うう、うん」
そういいながらも、唯は紬の言ったことについてゆっくり考えた。
抱えていること……。
*選択肢*
A:「大丈夫。私に限って、そんなことなんてないよー? ほら、ムギちゃん行こう?」
明るく笑って、ムギちゃんの手をとる。
B:「あのね、澪ちゃんのことなんだけど……」
やっぱり言っておいた方がいいかな……?
C:「あのね、あずにゃんのことなんだけど……」
ムギちゃんもあずにゃんのこと心配していたし……でも何を話そう?
D:「あのね、りっちゃんのことなんだけど……」
りっちゃんのことについて、意見を聞いてみようかな……?
E:「あのね、純ちゃんのことなんだけど……」
まだ純ちゃんとしっくりこない気がするから……。
- 524. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) 2011/05/22(日) 02:11:04.56 ID:bPRQo5/B0
- やっぱりっちゃんだ!D
- 531. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/22(日) 02:33:45.54 ID:z04I3pon0
- →D:「あのね、りっちゃんのことなんだけど……」
りっちゃんのことについて、意見を聞いてみようかな……?
紬「ま、まあ! 唯ちゃん、りっちゃんにもいろいろあったの?」
唯「う、あ、えと、ごめんなさい?」
紬「あっ、気にしないで! びっくりしただけなの。それで、どうしたの?」
唯は、朝練の後の律とのやり取りを簡単に話した。さわ子の話は推測によるところが多いため、特には言わなかった。
話し終わると、紬はうーんとまた考え込む。
紬「……どうしたのかしらね……」
唯「私にも分からないんだよ!」
紬「……でも、りっちゃんも私と同じように心配したんじゃないかしら? 唯ちゃんに何かあったのかな? って」
唯「……でも、怒っていたよ?」
紬「うーん……そうよね」
二人で考えるが、答えが見つからない。
紬「……大丈夫よ、りっちゃんてさっぱりしているから。明日にはちゃんと接してくれるわ」
唯「ならいいけど……」
紬「(結局、唯ちゃんの抱えているものを解消できなかったわね……)」
そのまま二人は帰り、別れた。
- 532. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/22(日) 02:34:29.69 ID:z04I3pon0
-
唯が家に入ると、憂が出迎えた。
憂「お姉ちゃん、お帰り!」
唯「ただいま〜」
憂「お姉ちゃん、疲れているの?」
唯「気にしないで、大丈夫だよ」
なおも心配そうな憂の視線を後にして、自分の部屋へと向かった。
唯「さて、今日はどうしようかな? うーん……」
*定期選択肢*
A:勉強する
B:運動する
C:ギターの練習
D:ショッピングしつつ、おしゃれの研究
E:家事スキルを磨く
F:ご飯を食べて、今日一日はおしまい!
- 536. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2011/05/22(日) 02:56:22.95 ID:icZKVNMB0
- F
乙!特定の相手へむやみやたらにがっついても
良い結果を得られ無いどころか周りの心象が悪くなるたぁ燃えさせてくれる
- 550. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/25(水) 01:20:41.03 ID:J62h0aPZ0
-
→F:ご飯を食べて、今日一日はおしまい!
唯「今日疲れたしね……早くねちゃおう!」
そのとき、憂の、「お姉ちゃんごはんだよー」と呼ぶ声が聞こえた。
はいはい、と返事をしながら唯は階段を駆け下り、食卓についた。
絶品の夕食を食べ終えると、支度をすませて唯はベッドに入ろうとしたが、そこで思いとどまった。
唯「そうだ! 日記に書いてから寝ようっと!」
※「明日に備えて寝る」コマンドを使いきったので、自動的に「日記に書いてから寝る」コマンドが実行されました。
月にあったことを一通り書き終えると、唯は再びベッドに入る。
唯「うーん……いい夢がみられるといいなあ……」
唯「……今月はいろんなことがあったねー」
唯「うふふ。おやすみー」
電気を消すと、唯はすぐさま眠気に包まれた。
-------「日記に書いて寝る」について--------
・以前にも説明しましたが、このコマンドを実行すると、翌月に移ります。
・その月にあったことをまとめた日記と、コマンドを実行した時点での
各キャラのステータスがまとめて表示されます。
・あとは>>101の通りですね。
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- 551. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/25(水) 01:21:08.00 ID:J62h0aPZ0
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===============唯のにっき!==================
○第一日目○
・この日はいろんな人と話したなぁ〜。
・りっちゃんとあずにゃんが、ちょっと私を意識してくれたかも!?
○第二日目○
・この日はムギちゃん一色! だったね!
・ムギちゃんとあんなに話したの初めて! 楽しかったなあ。
○第三日目○
・ムギちゃんとデートしたよ! お互いに赤くなっちゃったね……えへへ。
・澪ちゃんのおかげですごくギターが上達した! ……注意されたし、今度大掃除でもしようかな。
○第四日目○
・な、なんかみんなとの空気に違和感が……。なんでだろう? これまでの私の態度に原因があるのかな?
・ライブの出来は「普通!」かー。もっとがんばらないとね……。
===============================================
- 552. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/25(水) 01:22:20.73 ID:J62h0aPZ0
- ●四月終了時ステータスまとめ●
田井中律
【信頼】:1/5
【尊敬】:0/5
【可愛い】:1/5
【楽しい】:3/5
【気になる】:1/3
【好き】: 0/5
秋山澪
【信頼】:1/5
【尊敬】:0/5
【可愛い】:3/5
【楽しい】:1/5
【気になる】:1/3
【好き】: 0/5
琴吹紬
【信頼】:2/5
【尊敬】:1/5
【可愛い】:4/5
【楽しい】:2/5
【気になる】:2/3
【好き】: 1/5
中野梓
【信頼】:1/5
【尊敬】:2/5
【可愛い】:1/5
【楽しい】:1/5
【気になる】:1/3
【好き】: 0/5
- 553. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/25(水) 01:22:49.76 ID:J62h0aPZ0
- 平沢憂
【信頼】:1/5
【尊敬】:1/5
【可愛い】:3/5
【楽しい】:1/5
【気になる】:0/3
【好き】: 0/5
真鍋和
【信頼】:2/5
【尊敬】:0/5
【可愛い】:2/5
【楽しい】:1/5
【気になる】:0/3
【好き】: 0/5
鈴木純
【信頼】:1/5
【尊敬】:1/5
【可愛い】:1/5
【楽しい】:1/5
【気になる】:0/3
【好き】: 0/5
山中さわ子
【信頼】:1/5
【尊敬】:0/5
【可愛い】:3/5
【楽しい】:2/5
【気になる】:0/3
【好き】: 0/5
☆平沢唯☆
【勉強】:0/5
【運動】:0/5
【ギター】:2.5/5
【おしゃれ】:0/5
【家事】:0/5
- 554. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/25(水) 01:23:21.63 ID:J62h0aPZ0
-
五月!
外の空気がさわやかになりはじめるこの季節。
窓から差し込む光を受けながら、平沢唯は穏やかに目を覚ました。
今日は、学校である。
※休日は同月の二日目以降に選択できるコマンド(>>113参照)なので、
自動的に第一日目は「学校」となります。
唯「うーん、いい目覚め!」
唯「なんかいいことありそうだなー」
唯「……この気持ちを一言で言うなら……」
*選択肢*
A:「わくわくするよ!」
B:「ふわふわするよ!」
C:「ふつふつするよ!」
- 556. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) 2011/05/25(水) 01:25:12.94 ID:Wv3dymWeo
- A
- 560. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/05/25(水) 02:06:16.97 ID:J62h0aPZ0
- →A:「わくわくするよ!」
唯「えへへ、そうだね、わくわくする!」
唯「今日って、なにかあったっけ?」
唯「……うーん、学校行けば思い出すかな?」
そうと決まれば、とばかりに唯は起き上がり、制服に着替えて階段を下りた。
憂「お姉ちゃん!? おはよう! 早いね」
唯「うっふっふ、私もやるときにはやるんだよ!」
憂「うふふふ。そうだねー! はい、お茶碗」
手渡された茶碗に一杯ごはんを盛り、食卓につくなり、瞬く間に平らげた。
憂が目を丸くするほどの早業で身支度を整え、玄関の前で一呼吸。
唯「今日は余裕があるもんね! どんな風に学校に行こうかなー?」
*選択肢*
A:「どうせだからちょっと小走りで! 朝の学校ってどんな感じだろう?」
早起きは三文の徳になるかな? 早めの登校!
B:「普通に歩いて行こうっと。るんるん」
急ぐ必要はないよね。よし、家を出よう。
C:「少し一服してから行こうかな?」
だってまだ余裕だもん。ゆとりのある登校を! なんてね。
D:「いつもとは違った道を歩いて行ってみようか?」
違う風景が見られて、楽しそうだよ!
- 563. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/25(水) 02:12:37.82 ID:SDqzAMwfo
- D
最終更新:2011年06月21日 05:15