639. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/01(水) 00:56:49.86 ID:XoOoV1Uw0

→D:「そ、そこまでいわなくてもいいじゃん!  誰にだって忘れることはあるもん!」
      りっちゃんなんかこの前から変だよ!  そんな言い方しなくたってさー。



律「こんなの忘れるの、お前くらいだよ!  これだから唯はなあ」


唯が少しむっとなって言うと、律も当たり前のように言い返してくる。


唯「これだから、何さ?」

律「周りが見えていないアホ、ってことー」

唯「むううっ!!」


二人が言いあいを始めると、周りの人間もなんとなくそわそわしながらその場から離れて行く。


唯「り、りっちゃんだって、周りが見えていないときくらいあるじゃん!」

律「お前ほどひどくないですー」

唯「うう……ちょっと忘れたくらいで、なんでそんな風に言われなくちゃいけないの……」

律「別に―?  普通に言っただけじゃん」

唯「な、なにそれ!!  絶対普通じゃないよ、他の人ならそんな言い方しないもん!」

律「……っ、あー悪かったな、私はこういう言い方なんだよ!」

唯「違うよ、りっちゃん前はもうちょっと……優しかったもん!  最近変だよ!  カリカリしちゃってさ!」

律「してねえよ!  普通だっつーの!  お前が勝手に勘違いしているだけだろ!」

唯「してるよ!」

律「別にカリカリなんてしてねえよっ!!」

唯「ほら!  今カリカリした!」

律「お前がそう言うからだろ!」

唯「なんでなの?  理由言ってよ!」

律「お前がっ……!!」

唯「『お前が』?」


唯が訊くと、律ははっとなったように口をつぐみ、ぷいと横を向いた。


640. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/01(水) 00:57:15.54 ID:XoOoV1Uw0

律「あー、もういいっ!  席戻る」

唯「ちょ、ちょっとなあに!?」

律「うるさい、お前あっちにいってろよ」


言うなり、律は踵を返して、一番前の自分の席に向かった。
この一部始終をクラス中が見守っていたようで、唯は、好奇の目が背中に突き刺さるのを感じた。


紬「……唯ちゃん」

唯「……ムギちゃん!」


振り向くと、紬が唯の後ろに立っていた。唯と律の間にあったことを知る、数少ない人物の一人だ。


紬「……しばらく、そっとしておいた方が……」

唯「……うん」

紬「大丈夫よ、唯ちゃん」


すると、急に紬に頭を撫でられる。
唯は、それに嬉しそうな声を上げると、不意に律、そして澪と目があった気がした。


澪「…………」

律「(…………なんだよ、くそ……)」


※澪との空気が、さらに微妙になってしまいました。

※律との空気が、険悪になってしまいました。

律の【楽しい】ステータスが  3/5  →  1/5  にダウンしてしまいました。


641. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/01(水) 00:57:48.85 ID:XoOoV1Uw0

そのままの空気の中、さわ子が教室に入ってきた。


さわ子「さあ!  今日は待ちに待った班決めの日よ!」


教卓につくなり、開口一番に言い放った。


さわ子「(……ん?)」


ふと、教室の空気に違和感を覚え、クラス中を見渡す。


律「…………」

唯「…………」

さわ子「(……うーん、爆発しちゃった、ってわけなのかしら?)」


訳知り顔で頷き、チョークで黒板に『修学旅行班決め』と書く。


さわ子「よーし。じゃあここからは真鍋さん、お願いねー」

和「はい」


和が席を立つ。すると、先ほどのショックでうつぶせになっていた唯の頭をぽんとたたいた。


唯「ふえ、和ちゃん?」

和「……こら、しっかりしなさい」


唯が起き上がるのを確認すると、和は黒板の前まで歩き皆の方を見た。


和「それでは、班決めをはじめたいと思います。それぞれでグループになってください」


和がいうと、一気に教室が騒がしくなる。
我も我もと立ち上がり、思い思いに固まっていく。


唯「私、どうしよう……」


*選択肢*

A:1

B:2

C:3

D:0


645. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/01(水) 01:06:45.42 ID:XoOoV1Uw0
-------けんか!  について----------

・選択肢によっては、関係が悪化し、俗にいう喧嘩になることがあります。
・長引けば長引くだけ修復は難しくなります。
・まれに、長い時間をおくと風化していつの間にか仲直り、ということもあります。
・ですが、それは根本的な解決にはなっていないので、今後の展開がよくなることはそれほど期待できません。
・喧嘩中は、その相手のステータスの伸びが悪くなりますので注意してください。
・スキンシップコマンドの説明の際に少し触れましたが、基本的にこのSSはハイリスク・ハイリターンの要素を取り入れています。
・なので、上手く関係を修復すれば……。

------------------------------------


643. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/01(水) 01:04:42.83 ID:lhnI6EwDO
その数字な何の意味があるかは秘密なんだろうか?
646. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/01(水) 01:08:17.58 ID:XoOoV1Uw0
すみません、この番号の意味はここでは秘密です。
すぐのちに分かると思います。
宜しくお願いします。

647. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/01(水) 01:10:13.12 ID:lhnI6EwDO
じゃあDかな
一応推理はしてみた
649. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/01(水) 01:46:39.96 ID:XoOoV1Uw0
→D:0


ふと、唯の心に暗雲が立ち込める。
先ほどの律との件、澪との件、紬、和、様々なことが頭に浮かんでは消えた。


唯「(……私って、皆を知らず知らずの内に不快にさせているのかな?)」

唯「(班決めっていう楽しいイベントの前にあんな風になっちゃって……)」

唯「(りっちゃんとは、グループ組めない……)」

唯「(澪ちゃんも、なんかちょっと空気が微妙な気が……)」

唯「(ムギちゃんに、修学旅行中何度も気を使わせたら悪いし……)」

唯「(和ちゃんだって、たまには私から離れたいって思うのかも……)」

唯「(……今回は、いつも一緒にいるメンバーとは組まないようにしよう)」


それが、唯の出した結論だった。


650. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/01(水) 01:47:09.97 ID:XoOoV1Uw0

唯「ねえねえ、姫ちゃん」

姫子「うん?  なあに、唯?」

唯「私を、グループに入れてくれるかなあ?」


突然の唯の言葉に、4人が振り向く気配がした。


姫子「えっ。……律達とは、いいの?」

唯「うん……だめ?」

姫子「ううん、私は別にいいけど」

いちご「……私も」


姫子といちご、そしてもう一人が頷く。


唯「じゃあ、よろしくね」

紬「ちょ、ちょっと唯ちゃん!」

和「唯、どうして?」

澪「……唯」

律「…………」

さわ子「(まーた、めんどくさいことになったわね……)」


こうして唯は、4人とは別の班となってしまった。


紬の【楽しい】ステータスが、  2/5  →  1/5  にダウンしてしまいました。

和の【楽しい】ステータスが、  1/5  →  0/5  にダウンしてしまいました。


651. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/01(水) 01:47:38.86 ID:XoOoV1Uw0

班決めがあっという間に終わると、その後の授業も終わるのが早いように感じた。
下校時刻になり、唯は鞄に荷物を詰め、ふうと机で一息つく。


唯「……今日の放課後はどうしようかな……」


*選択肢*

A:「……いろいろあったし、早く帰ろう」
      下駄箱に直行。うう、五月なのに寒そう。

B:「ちょっと机で落ち着きたいな……」
      今日あったことを整理する。机で頬杖をつき、窓の向こうを見るともなしに見る。

C:「……気まずいけど、部活に行こうか」
      行きづらいけど、こういうときこそ練習を頑張ろう。

D:「ちょっとトイレに行ってきます!」
      乙女のしゃべり場。お花摘みにゴー。

E:「少しでも仲を縮めておこうかな?」
      教室の後ろで話している姫子といちごの会話に混じる。


665. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/01(水) 06:52:05.83 ID:V5sUJ6ISO
Eだな
これしかない
677. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/03(金) 00:50:05.68 ID:XzJe4YOJ0
→E:「少しでも仲を縮めておこうかな?」
      教室の後ろで話している姫子といちごの会話に混じる。


唯「修学旅行に向けて、盛り上げていきたいもんね……いろいろお話したいなあ」


はきはきと話す姫子に、ぽつりぽつりと言葉を返すいちご。
対象的な二人の間に、そっと入り込む。
すると、二人はすぐに唯に気付き、微笑みながら唯を迎え入れた。


姫子「あ、唯!  どうしたの?」

唯「えへへっ。ちょっくらお仲間に入れてもらおうかと思いまして……」

姫子「お、おいでおいで。今、いちごとちょうど修学旅行について話していたんだよ」


姫子の言葉にいちごをみると、いちごも唯を見つめ返し、こくんと頷いた。


唯「どんなこと話してたのー?」

姫子「どういうお店にいこっかー、とか……あと、何か食べたいものないかなーって感じで」

唯「……そっかあ」

いちご「…………」

姫子「唯はどこか希望ある?  皆の行きたいとこ行こうよ」

唯「……うん」


唯の言葉は、歯切れが悪かった。
姫子やいちごと、修学旅行という楽しいイベントの相談をしているのに、なんとなく空気に違和感を感じた。
ボタンをかけ違えているような、もどかしい違和感。


唯「(……いつもの”皆”といないから)」


もちろん姫子やいちごも大切な友達だが、やはりいつもと違う空気はしっくりこない。
元気がない唯に姫子が首をかしげると、突然いちごが口を開いた。


678. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/03(金) 00:50:35.95 ID:XzJe4YOJ0

いちご「……いいの?」

唯「ふえ?  ……なあに、いちごちゃん」

いちご「……いつもの子たちと、一緒じゃなくて」

姫子「ちょっと、いちご……」


姫子がいちごをとめようとするが、いちごは続ける。


いちご「唯……へん」

唯「へん?」

いちご「へん。変。……なんか、いろんなこと背負い過ぎているように見える」

姫子「いちご、いいって……唯にもいろいろあるんだから」

唯「いちごちゃん、姫ちゃん……」


やはり、先ほどのことが気にかかっていたらしい二人。
気遣わしげな視線を受けて、唯はなんだか申し訳なくなった。


*選択肢*

A:悩んでいることを二人に話してみようかな……。
    二人に打ち明ける。

B:これ以上余計な心配はさせたくない……。
    二人には言わない。平静を装う。


681. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/03(金) 01:04:52.39 ID:6GTn54rDO
A

あんまり分かりやすくても攻略しがいはないからね
どうなるか想像しながらやるのが楽しみでもあるから
班の人数は分かったが読みとは反対だった
でもモブコちゃんたち出てきて嬉しかったりも…


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最終更新:2011年06月21日 05:19