Ch.033 梓「ういーはとーぶ」


梓「はぁー疲れた……」

憂「お疲れ様」

梓「あれ、憂まだ帰ってなかったの?」

憂「私も用事があったから」

梓「そうなんだ」

憂「一緒に帰れるね」

梓「うん」

ぐぅ

梓「あ……お腹すいちゃった」

憂「ふふ、お菓子あるよ」

梓「ありがと」

憂「いえいえ」

梓「あー甘さが行き渡る」

憂「甘い物は大事だよね」

梓「うんうん」

憂「梓ちゃんすぐ帰る?」

梓「私もうちょっと休んでから帰るよ」

憂「じゃあ私も」

梓「そっか」

梓「はぁー……」

憂「……」

梓「……ねえ憂ー」

憂「……なぁに梓ちゃん」

梓「暇じゃない?」

憂「大丈夫だよ」

梓「そう?」

憂「そうだよ~」

梓「……よかった」

憂「?」

梓「……」

憂「……」

梓「……なんかまったりだね」

憂「うん」

梓「落ち着く~……」

憂「私も~……」

梓「……」

憂「……」

梓「ふふ……よかった」

憂「何が?」

梓「なんでもなーい」



END



Ch.034 澪「ドク」


2年目合宿肝試し大会にて

唯「澪ちゃんがんばろーね!」

澪「ま、まあ頑張るも何もないけどな」

唯「私はがんばっちゃうよー」

澪「ゆ、唯は怖くないの?」

唯「うーんどうだろ、楽しいかな」

澪「そうなんだ……」

唯「澪ちゃん怖いの?」

澪「へあっ!? そそんなことないぞ!」


澪「うう……」

唯「じゃあ手は繋がなくていいかぁ」

澪「あっ繋ぐ」

唯「澪ちゃん痛い~」

澪「あっごめん……」

ガサガサ

澪「ひぃぃぃ!」

唯「いたたた! 大丈夫だよ澪ちゃん」

澪「で、でも……」

唯「私が守ってあげるよー」

澪「唯……」

澪(唯って意外と頼れるんだな……)

唯「……あれ?」

澪「どっどうした?」

唯「道わかんなくなっちゃった」

澪(頼りない……)

澪「って私の所為でもあるな」

澪「地図見せて」

唯「ほい」

澪「うーんと今居るところが……わからない」

澪「どうしよう……怖いよぉ」

唯「あっ澪ちゃん見てみて! この木って地図に書いてあるやつじゃないかな?」

澪「あっほんとだ。じゃあ今居る場所はここか」

唯「それじゃあ道はこっちだね!」

澪「うん」

唯「早く終わらせちゃおっか!」

澪「そうだな」

澪(やっぱり頼れる……のかも)

ガサガサガサ

澪「なっ何?」

ユラ……

?「ぅぇぇ……ぁぁ……」

澪「ひょ?」

ユラユラ……

澪「な、何か近付いてくる……!」

唯「どれどれ」

澪「い、嫌だぁぁぁ……」

ユラ……

唯「んんー? ……さわちゃん先生?」

澪「え?」

さわ子「み゛お゛ぢゃぁぁぁぁぁん」

澪「うあわぁ! ……ってほんとにさわ子先生だ」

澪「それにしてもよくさわ子先生だってわかったな」

唯「えへー」

澪「おかげで助かったよ」

澪(唯のおかげでなんとか乗り切ったぞ)

澪(そういえば前にも唯に助けてもらった事があったな。1年の学園祭とか)

澪(普段は頼りないのに、時々心強いんだよな)

澪(なんていうか、頼りないのに頼れる)

澪(不思議な奴だな)


唯「ん?」

澪「えっと、あ、ありがと……」

唯「えへー」



END



Ch.035 律「切れそうで切れない」


聡「姉ちゃん今暇?」

律「忙しい」

聡「えー漫画読んでるだけじゃん」

律「……何か用か?」

聡「もし暇だったら一緒にゲームしたい」

律「ゲームねえ……うーん……」

聡「無理にとは言わないけど」

律「……わかったよ、やるやる」

聡「ほんと? やったっ!」

律「何やるの? デフジャム? バーチャ?」

聡「カービィSDXやりたい」

律「え~」

聡「嫌ならいいけど」

律「いやまあ、いいけど……なんでこれ?」

聡「……協力プレイがいい」

律「ふーん。じゃあやろうぜ」

聡「うん!」

ピコピコ

聡「姉ちゃんへたくそ」

律「そんなことねーし。マジメにやってないだけだし」

聡「まじめにやってよ!」

律「ボスが出てきたらな」

ピコピコ

律「……お前そろそろ寝たほうがいいんじゃない?」

聡「あ、もうこんな時間だ」

律「じゃあ終了~」

聡「ええ~……」

律「また今度やればいいじゃん」

聡「やってくれるの?」

律「まあいいけど」

聡「絶対だからね」

律「へいへい。わかったからはやく寝なさい」

聡「わかっってるよ……おやすみ」

律「おやすみー」

律「……何故か断りづらいんだよな。なんでだろ……まあ楽しかったからいっか」



END



Ch.036 ツープラトン



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(※リンク切れ)




END



Ch.037 私のアンプ


唯「そういえば私のアンプって誰が用意してくれたの?」

澪「学校の備品じゃないのか?」

唯「違うよ」

梓「さわ子先生のアンプでしょうか」

唯「違うよ」

律「ムギが上手いことしてくれたんじゃないの?」

紬「違いまーす」

紬(本当は私のでーす)

唯「これ……誰のアンプなんだろうね」

澪「えっ……」



END



Ch.038 私のアンプ2


紬「今日はかき氷でーす」

唯「おおおっ!」

澪「すごいな。でもどうやって氷なんか……」

紬「実はこのアンプ冷凍庫なのー」

ガバッ

唯「涼しい~」



END



Ch.039 お風呂!


澪「明日体育か……」

澪「スネ毛剃らなきゃ」

澪「今日は早めにお風呂に入ろうっと」



END



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最終更新:2011年07月21日 02:45