204. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/23(木) 01:23:56.03 ID:X5EU9hZh0
→C:「叶えたいことはでっかく!  夢に正直に!」
      『皆で武道館!』  えへへ、放課後ティータイムは不滅だよ!


大き目の字でしっかりとその言葉を書くと、平静に戻った紬が横から覗きこんできた。


紬「……!  わ、素敵ね!」

唯「うん!  いいでしょ」


唯が胸を張ると、紬は眩しそうな目で唯を見た。


唯「やっぱり、私にとって、これが一番叶えたいことだからねっ!」

紬「……一番……」

唯「うん!  大事な皆と大好きなギー太とだったら、がんばれるもん!」

紬「…………」

唯「ムギちゃんが一度電話で話してくれたよね。……私も同じ。皆と一緒にいる時間がすごく好きだから」

紬「うん」

唯「……だから、こうやってずっと、皆とやっていければいいなって」

紬「……唯ちゃん」


すると、何を書こうか迷っていた紬の手が、不意に絵馬の上で動き出した。
軽快にペンを滑らせ、何事かを書いている。


唯「……あっ」


唯が書いた「皆で武道館!」の文字の下に、ムギらしい丁寧な字で、

『唯ちゃんの願いが叶いますように』

と記されていた。


紬「……私も、やっぱり、唯ちゃんと願い事は同じだから」

唯「え、えへへ……そっか」

紬「……うん、うふふ♪」

205. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/23(木) 01:24:26.31 ID:X5EU9hZh0

二人で微笑み合い、紬の提案で目立つ所に絵馬を取り付けた。
唯の大きな字と、紬の優しい字がすぐに目に入る。


唯「……いいねっ!!」

紬「うん、そうね」


しばらく眺めていると、紬が不意に口を開いた。


紬「……ところで唯ちゃん」

唯「うん、なあに?」

紬「私達の願いを叶えるためには、皆と一緒っていうのが大前提だけど……」

唯「あ、あうあう、ごめん……」

紬「ううん、気にしないで。今日の朝のことについてちょっと聞きたいって思っただけなの」

唯「遅刻のこと……?  うう、やっぱりごめん」

紬「お、怒ってなんかないわ!  むしろ、ごめんね。私も、立花さん達と一緒に残りたかったんだけど……」

唯「そ、そんな!  全然いいよ!」

紬「立花さんと若王子さんが押し切る形で……いつの間にか、残る人が決められちゃっていたの」

唯「ほ、ほえ〜」

紬「その中にりっちゃんがいて、びっくりしたわ」

唯「(姫ちゃん、いちごちゃん……)」

紬「あ、あのー、唯ちゃん……」

唯「うん?」

紬「そ、その、りっちゃんとは何か、そのー……ど、どうだったの、かしら?」

唯「ふえっ!?  え、えーと……」


*選択肢*

A:「あ、うん、それがね、新幹線でお菓子を上げようとしたけどりっちゃんは……」
      ムギちゃんに心配させているし、一言一句、こと細かに話す。

B:「……特にこれといってなかったよ?」
      特にムギちゃんに知らせるようなことはないよね?  少しぼかす。

C:「えー、何でもないよ!  ほらほらムギちゃん、先に行こう!」
      ちょっと雰囲気が微妙になっちゃうし……ここは話題を切り替えて行こう。

D:「え、えっと……」
    う、うまくいえない……ちょっと口ごもってしまう。

207. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/23(木) 01:25:37.35 ID:4KdgJ5VIO
A
212. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/23(木) 01:56:34.51 ID:X5EU9hZh0
→A:「あ、うん、それがね、新幹線でお菓子を上げようとしたけどりっちゃんは……」
      ムギちゃんに心配させているし、一言一句、こと細かに話す。


紬「……まぁまぁ、そうなの……」

唯「……うん。やっぱりまだ、りっちゃん、私に怒っているんだよ……」

紬「そ、そんな……こと、ないわ」

唯「……だめだね、私……皆と元通りになるってあれだけ言っておきながら……」

紬「……あ、あのー」

唯「うん?」

紬「澪ちゃんとは?  澪ちゃんとは、うまくいったのかしら?」


*選択肢*

A:「うん!  誤解が解けて、前より澪ちゃんと仲良くなれた気がするよっ!!」
    そうそう、澪ちゃんとはうまくいったんだったね!  思わずハイテンションになっちゃう。

B:「うん、そうなんだ……本当によかったよ」
    勇気を出してお弁当に誘った甲斐があったよ!  ほっと一息。

C:「うーん……えへへ、秘密♪」
    二人でいられる時間が大事って澪ちゃんに言ったし……ここは内緒で♪

D:「まあね!  ……スマイルアゲイン計画、もっとがんばんなきゃ!」
    軽くぼかして、ムギちゃんに決意を伝えるよ!

222. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/23(木) 04:53:17.22 ID:G71Xk7jmo
Bで

個人的な意見では今回くらいの量でも毎日みたいかも
でもいままでのやり方に不満はないし、やりたい様にやっていいと思うよ
筆がのらない時もあるだろうし、無理にこうしよう!って決めるよりも
書きたい時書ける時に、書きたいだけ書くのが一番だと思うから
234. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/24(金) 01:42:29.37 ID:lPWOePcX0
→B:「うん、そうなんだ……本当によかったよ」
    勇気を出してお弁当に誘った甲斐があったよ!  ほっと一息。


紬「あら、そうなの!(やっぱりね)……よかったわ!」

唯「うん。話したら、澪ちゃんからも色々話してくれて……それで、ね。えへへ」

紬「通りで……最近の澪ちゃん、なんか嬉しそうだったもの」

唯「えっ……えっ、ほんと?」

紬「うん。それって、唯ちゃんのおかげなんじゃない?」

唯「そ、そうかなあ……そうだと嬉しいけど」

紬「きっとそうよ!」

唯「……えへへ。……よかった。澪ちゃんに笑顔が戻ってきて」

紬「……うん」

唯「……でも、りっちゃんとは話せてもいないよ……」

紬「だ、大丈夫よ、唯ちゃん!」

唯「……りっちゃん……りっちゃん」

紬「…………」


紬「(唯ちゃんが皆と関係を修復していくのは嬉しいけれど……)」

紬「(……どうしてかしら)」

紬「(胸に、ぽっかり穴が空いたような……)」

紬「(『一番叶えたいこと』で、武道館進出を書いてくれたのはすごく嬉しかった……)」

紬「(でも、それでも埋められないこの気持ちって……何かな……)」


紬の【信頼】ステータスが  3/5  →  4/5  にアップしました!

紬の【気になる】ステータスが  0/3  →  1/3  にアップしました!


235. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/24(金) 01:42:58.00 ID:lPWOePcX0

楽しかった神社巡りも終わり、それからバスは次の名所へと向かった。
有名な寺やまたまた神社など、京都の歴史の重みを十分に堪能した。
最後の名所である寺に踏みいれようとした時、唯はふー、と息をついた。


唯「あ、あつい……」


ここが京都だからか、無邪気に歩き回りすぎたからか。
熱気が体を包み込んでいるような心地になり、額にはうっすらと汗が滲んでいた。


唯「ちょっとした夏だよ!  恐ろしいよ京都!」


周りを見ると、何人かはブレザーを脱いでわずかばかりの涼をとっていた。


唯「私も涼しくなりたいな……あっ」


*選択肢*

A:「そうだよ!  私もブレザーを脱げばよかったのさ!」
    ではでは早速。……うん、まあ涼しくなった、かな?

B:「ちょうどいい木陰発見!  ひと涼み」
    大きな木の下で。ちょろっと休憩しようかな。

C:「わ!  アイス屋さんだー!  わーい、あいすぅ〜♪」
    私といえばアイス!  だよね。ソフトクリームが美味しそうだなあ♪

D:「うう……むりむり。結構早いけどバスの中に戻っていよう……」
    冷房はちょっと辛いけど……でも、今はそんなこといってられないよね!



238. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) 2011/06/24(金) 01:50:30.38 ID:l9zfLGQC0
Cで
245. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/24(金) 02:09:27.73 ID:lPWOePcX0
→C:「わ!  アイス屋さんだー!  わーい、あいすぅ〜♪」
    私といえばアイス!  だよね。ソフトクリームが美味しそうだなあ♪


寺の近くに涼しそうな冷気を漂わせている、アイスクリームの専門店があった。
皆考えることは同じらしく、店の前には列ができている。


唯「わっわっわっ!  急がないと!」


唯が駆けだしていくと、店の中から「アイス、もうすぐ売り切れです!」という店員の声が聞こえてきた。
なんとか列に滑り込んだ唯は、メニュー表を見上げる。

唯「どうしようかな?」


所持金:7200円

【アイスクリーム専門店】

A:特大スペシャル京都ソフト  500円

B:京都ソフト  300円


C:やっぱり買わなくていいかな。


251. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/24(金) 02:18:02.25 ID:6DLa+/yZ0
ううん、あんまりお金使うのも・・・b
255. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/24(金) 02:48:17.12 ID:lPWOePcX0
→B:京都ソフト  300円


唯「ちょこーっと食べるだけならこれぐらいでもいいよね!」


唯は自分の順番までやってくると、即座に京都ソフトを注文した。
まだ売り切れにはなっていなかったようだ。
少しすると、美味しそうなソフトクリームを店員から手渡された。

※京都ソフト  を購入しました!


唯「んー、美味しい……」


唯はいつの間にか、寺に入るのも忘れて、ソフトクリームを心行くまで味わっていた。


唯「……なんだろう?  特製の何かでも入っているのかな?  気分がすっきりしてきたよ!」


一口食べるたびに、体が浄化していくような心地よさを覚えた。


※唯の体から疲れが取れ、大いに休まりました!  気分もすっきりしているようです。
※買って正解でしたね。


256. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/24(金) 02:48:42.84 ID:lPWOePcX0

すっかり気分の良くなった唯は、時間通りにバスに乗り込んだ。
宿への道のりは、急カーブが多く、唯の体も右に左にと揺れる。


唯「(……ふう。危ない危ない。ソフトクリームを食べていなかったら、酔っちゃうところだった……)」


あのあと、特大スペシャル京都ソフトを食べたクラスメイトも何人かいたらしく、すぐに売り切れとなったしまったようだ。
唯は自分の幸運に感謝しながら、窓の景色を眺めていた。


「うううぅ……」


呻くような声が聞こえ、振り向くと、そこには特大スペシャル京都ソフトを食べきったと胸を張ったクラスメイトの姿があった。
周りの皆が、口々に「どうしたの!?」などと声をかける。
どうやら、ソフトクリームを食べ過ぎて、バスに揺られたため、酔ってしまったようだ。
特大のソフトクリームを食べていても、酔っていない生徒もいるようだが、バスの中は一気に不安な空気に包まれた。

そのとき。


「…………っ」


周りが初めの生徒を心配している中、唯は、息を詰めて誰かが苦しそうにかがむ気配を感じた。


*選択肢*

A:「つ。通路から、そんな気配がする……」
      立っているなんて危険だよ!  今すぐ行かなきゃ!

B:「う、後ろから苦しそうな吐息が……?」
      よし!  駆けつけに行こう!  踵を返す。

C:「前から震える背中が見えるよ!!」
      大丈夫!?  肩に手を置いてみる。


295. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/06/27(月) 01:24:56.10 ID:9pz9Cfr80
→C:「前から震える背中が見えるよ!!」
      大丈夫!?  肩に手を置いてみる。


唯「……よしっ」


唯は、通路で苦しんでいる初めの被害者の脇を通り抜けて、目的の席まで歩いて行った。
初めに苦しみ始めた子を無視するようで気が引けたけれども、あまり大人数で心配してもしょうがないと思った。


唯「(私しか気づいていないんだもん……私にできることをしなくちゃね!)」


一歩間違えれば自分もこうなるはずだったという思いが、唯の足を急き立てる。
ようやくたどり着き、震える誰かの肩に、優しく手を置く。


唯「(大丈夫だよ、少なくとも私は気付いているからね)」


安心させるように、わずかにその手に力を込めた。


*選択肢*

A:その手に反応し、その子がゆっくりと目を合わせてきた。
    大丈夫だよ!!  心配いらないからね。

B:その子は何も反応しなかった……。
    苦しいのかな?  それとも、余計な心配をされたくないのかな?

304. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/06/27(月) 01:44:40.94 ID:h55NoDZr0
Bかな?


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最終更新:2011年07月28日 01:31