- 619. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 01:08:59.18 ID:GxGI03fP0
-
紬は何とか気持ちを落ち着けると、いまだに少し首をかしげている唯のところへと近寄った。
唯は紬を振り返り、そっと横に立つ。
唯「そろそろ就寝時刻だね……そろそろ戻る?」
紬「そ、そうね……でも、唯ちゃんいいの? 今、部屋に一人なんでしょう?」
唯「うーん、もう戻ってきているんじゃないのかなあ……うーん、でもどうだろう……?」
唯は来た道を振り返りながら、うーん、と思案した。
*選択肢*
A:「じゃあ、そろそろ部屋に戻ろうか」
就寝時刻がすぎたらさわちゃんに怒られちゃうしね! 歩いて戻る。
B:「おおう! 早く戻らないと! 急ごう!」
わわわわっ! ちょっと廊下に出ただけなのにこんな時間に! 走って戻る。
C:「どっちにしても間に合わなさそうだし……ゆっくり行こう?」
ちょっとくらいなら平気だよね。慌てて戻るよりゆったりと歩きながら行こう。
- 621. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/16(土) 01:10:41.38 ID:yWTxwuiIO
- A
- 629. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 02:04:49.76 ID:GxGI03fP0
- →A:「じゃあ、そろそろ部屋に戻ろうか」
就寝時刻がすぎたらさわちゃんに怒られちゃうしね! 歩いて戻る。
唯は、紬と目を合わせ、てくてくと歩き始めた。
紬も、それにならって唯の横を並んで足を動かす。
唯「ふふ。まさか、部屋を出てムギちゃんに会うとは思わなかったよ〜」
紬「ふふっ。うん、唯ちゃんに会えてよかったなあ」
唯「ふ、ふえっ!?」
紬の言葉に思わず目を丸くする唯。
それを見て紬ははっとし、手を横に振って必死に取り繕う。
紬「……あっ、ううん、違うの、何でもないわ!」
唯「……あ、うん、そっかそっか! 私も少しだけどムギちゃんと会ってお話しできてよかったよ!」
紬「そ、そう……? あ、ありがとう唯ちゃん」
唯「……えへへっ」
- 630. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 02:05:27.16 ID:GxGI03fP0
-
唯が照れたように笑い、ムギが少し頬を染めて見つめていると、前方から何やら声が聞こえてきた。
見ると、姫子といちごが唯を見て少し驚いた顔をしている。
姫子「唯! ……そっちにいたんだね」
いちご「……部屋で待っているかと思ったのに……」
なぜか悔しそうな顔をする二人に、唯は怒らせてしまったかと思い、すぐに二人の傍まで駆け寄る。
紬「(……あっ)」
横から唯が離れて行くと、紬は何とも言えない寂しさが募るのを感じた。
唯はそうとも知らず、必死に二人に弁解を続ける。
唯「な、なんか分かんないけどごめんね……戻ってくるって言っていたんだけど、やっぱり退屈になっちゃって……」
姫子「う、ううん! 唯が謝る必要なんてないよ! 私達が勝手に進めていただけだから……」
唯「ほえ? 『進める』?」
いちご「…………」
姫子「……いたっ!? いちご、無言で足を踏まないでよ!」
唯「ど、どうしたの……?」
いちご「何でもない早く部屋に戻ろうこれ以上聞かないで聞いたら怒る」
唯「ひ、ひいいいっ!? わ、わかりましたあっ!!」
- 631. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 02:05:57.68 ID:GxGI03fP0
-
すぐさま部屋に引っ込もうとした唯だが、紬のことを思い出し、部屋のドアから顔をのぞかせた。
唯「ムギちゃん! ごめんね……でも、お話しできてよかったよ」
紬「……ゆ、唯ちゃん……」
唯「今度は、もっとたくさんお話しできるといいねっ」
紬「……うん!」
唯「じゃあ、また明日ね」
紬「うん……おやすみなさい」
姫子といちごに促され、部屋のドアを閉めながら紬に言葉をかけた。
紬は自分の部屋に戻ると、布団に入る澪と和、そしてなぜか不機嫌な律を見つける。
澪「ムギ、遅いじゃないか……もう寝る時間……?」
紬「……えっと、なあに?」
澪「何かいいことでもあったのか? ……ちょっと顔がにやけてる」
紬「えっ、えっ……そ、そんなことないわ!」
声を大きくして否定しながら、紬は先ほどのことについて思い出すと、どこか心がほっこりするような、でも締め付けられるような気持ちになったのだった。
紬の【気になる】ステータスが 1/3 → 2/3 にアップしました!
- 632. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 02:06:30.98 ID:GxGI03fP0
-
唯はどこか焦ったような二人に促されて、床についた。
蒲団をかぶりながら、今日のことについて思いを巡らせる。
唯「(今日は色々なことがあったなあ……)」
唯「(明日こそは……皆と元通りになれますように)
唯「(ふう。……寝よっと)」
*定期選択肢*
A:明日に備えて寝る(あと一回可能)
B:日記に書いてから寝る
- 633. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) 2011/07/16(土) 02:09:58.17 ID:RP6h/Ec40
- A
- 638. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 02:16:52.44 ID:GxGI03fP0
- ●今日のステータス変動●
秋山澪
【信頼】:1/5
【尊敬】:0/5
【可愛い】:3/5
【楽しい】:1/5
【気になる】:0/3 → 1/3
【好き】: 1/5
琴吹紬
【信頼】:3/5 → 4/5
【尊敬】:1/5
【可愛い】:4/5
【楽しい】:1/5
【気になる】:0/3 → 2/3
【好き】: 2/5
真鍋和
【信頼】:2/5 → 3/5
【尊敬】:0/5
【可愛い】:2/5
【楽しい】:0/5
【気になる】:0/3 → 2/3
【好き】: 0/5
山中さわ子
【信頼】:1/5 → 0/5
【尊敬】:0/5
【可愛い】:3/5
【楽しい】:2/5
【気になる】:0/3
【好き】: 0/5
☆平沢唯☆
【勉強】:0/5
【運動】:0/5
【ギター】:2.5/5
【おしゃれ】:0/5 → 0.5/5
【家事】:0/5
*アイテム*
・「放課後Tearタイム」(感動系恋愛小説:文庫)
・お泊まりセット(シャンプー・リンス・ボディソープ・歯ブラシ)
・お菓子セットB(スナック菓子、ポッキー)
*所持金*
6900円
- 644. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 09:36:52.43 ID:gqToHreF0
- →A:明日に備えて寝る(あと一回可能)
五月の最終日。
窓から差し込んでくる光がほんのりと明るく、唯を優しく覚醒させた。
あのソフトクリームを食べたおかげか、あれだけ動き回ったにもかかわらず体は嘘のように軽かった。
唯は気持ちよさそうに伸びをし、軽く反動をつけて起き上がる。
唯「う〜ん……いい寝覚め〜! ……そういえば今日って……」
*選択肢*
A:うん、学校だよね。
B:あれ? そういえばお休みだっけ?
C:今日も修学旅行だよね!
- 647. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県) 2011/07/16(土) 09:52:08.12 ID:TeMzKd/lo
- あれ、いるし
じゃあCで
っていうかC以外を選んだら恨まれそうだぞコレ
- 649. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 10:15:30.42 ID:gqToHreF0
- →C:今日も修学旅行だよね!
唯「そうだ、そうだよね! しかも今日は自由行動の日!」
唯は期待に胸を膨らませながら、体をうずうずとさせた。
その物音が聞こえたのか、隣で眠っている姫子、向かいのいちごがわずかに身じろぎをしたような気がした。
唯「わわわ……ごめんね、うるさかったね……」
唯は慌てて声のトーンを小さくする。
二人を起こすまでには至らず、再び穏やかな眠りについたのを確認すると、唯はほうっと息をついた。
唯「よ、よかったあ〜。……あれ、二人がまだ眠っているっていうことは……」
唯は枕元の携帯電話で時刻を確認する。
すると、予定されている起床時間よりも一時間早い時刻が表示されていた。
唯「わあ……こんなに早く起きたの久しぶりだよ〜」
すっかり目が覚めてしまった唯は、布団を軽く畳み、改めて伸びをする。
唯「うーん……一時間、なにしていようかなぁ……」
*選択肢*
A:「やっぱり休めるときに体を休めておいた方がいいよね!」
再び蒲団をかぶり、夢の中へ。おやすみ〜。
B:「早めに身支度をしておこうかな。えへへ、早起きは三文の得だねえ」
お泊まりセットの歯ブラシを手に、洗面所へ。
C:「早朝の定番って言えば……そう! 寝起きドッキリです!」
皆、覚悟したまえ! 誰のところに行こうかな〜?
D:「うん……? そうだ、携帯チェックする前に寝ちゃったんだっけ……」
部屋を出て、電波のつながるところで携帯の確認をしに行く。
- 654. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/16(土) 10:35:26.70 ID:JkFaJpx10
- 乙。
昨日のはりっちゃんとの仲直りふいにしちゃったんだね。
えっと選択肢はdで。
- 657. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 11:30:54.72 ID:gqToHreF0
-
→D:「うん……? そうだ、携帯チェックする前に寝ちゃったんだっけ……」
部屋を出て、電波のつながるところで携帯の確認をしに行く。
唯は携帯を手にすると、そっと立ち上がって忍び足でドアへと向かう。
起こさないようにゆっくりとドアノブをひねり、わずかな隙間に体を滑り込ませて、扉を閉めた。
唯「ふう……なんか早起きすると、逆に悪いことをした気分になるね……」
独り言をつぶやきながら、唯は携帯を振りながら電波のつながる場所を探し、歩き出す。
廊下を歩いていると、休憩所のような少し開けたスペースを見つけた。
そこの壁に身をもたれかけて携帯を見ると、アンテナが三本立っているマークが表示されていた。
唯「おっ。よーし、じゃあここにしよっと」
唯は携帯電話を開くと、目を丸くした。
唯「着信が四件……メールがに、二十七件!?」
確かに修学旅行の一日目はろくに携帯を見る暇がなかったせいでよく確認していなかったのだが、それにしても少し多い気がする。
唯「な、なんだろう……?」
唯は一件一件確認をし始めた。
一件目は昨日の朝に届いたメールだった。
- 658. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 11:31:23.22 ID:gqToHreF0
- ------------------------
From:憂
Sub:ごめんね
------------------------
お姉ちゃん、朝起きられな
くて本当にごめんなさい。
お姉ちゃん、大丈夫だった
? 間に合った?
……だめな妹でごめんなさ
い。ごめんね。
------------------------
憂からさらに三件が届いたかと思うと、澪や紬、和、さわ子、姫子、いちごから朝の遅刻について心配するメールが届いていた。
唯「……こんなに……皆、ごめんね」
------------------------
From:憂
Sub:お姉ちゃん……
------------------------
ごめんねお姉ちゃん、怒っ
てる?
それはそうだよね……本当
にごめんなさい。
でも、お願いだからメール
だけでも送ってほしいな…。
------------------------
さらに憂から同じような内容のメールが十件届いたかと思うと、昨日の夜の時刻に、様々な人からのメールが入っていた。
- 659. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 11:31:49.97 ID:gqToHreF0
- ------------------------
From:姫ちゃん
Sub:おーい
------------------------
唯、どこにいるの?
トイレかなー?
とりあえず戻っておいでー。
------------------------
------------------------
From:いちごちゃん
Sub:(non title)
------------------------
唯どこ……?
早く来て。
------------------------
------------------------
From:澪ちゃん
Sub:どうした?
------------------------
唯、どこにいる?
立花さんと若王子さんが、
こっちの部屋まで来てるよ。
何か用があるみたいだけど
……。
早く戻ってこい。
道草するなよ?
------------------------
------------------------
From:和ちゃん
Sub:どこかにいるの?
------------------------
唯、皆探しているわよ。
早いうちに戻ってきなさい。
------------------------
それから姫子といちご、澪、そして憂からの着信が来ていた。
- 660. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/07/16(土) 11:32:18.15 ID:gqToHreF0
- ------------------------
From:憂
Sub:ごめんねごめんなさい
------------------------
お姉ちゃん、どうして電話
にでてくれないの……?
そんなに怒っているの……
?
そうだよね。怒って当たり
前だよね……。
でも、心配だからメールだ
けでも返して……お願いだ
よお姉ちゃん……。
寂しいよ
------------------------
------------------------
From:純ちゃん
Sub:こんばんは
------------------------
今私と梓とで憂の家にお邪
魔しているんですが……。
なんか憂がいつも以上にナ
イーブなので、唯先輩返事
してあげて下さい。
唯先輩から連絡が来れば憂
も元気になると思います!
あと、なんか梓も唯先輩に
対して拗ねている?ような
気がするので……。
宜しくお願いします。
あ、修学旅行楽しんできて
下さいね!!
------------------------
最終更新:2011年07月28日 01:50