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時刻は夕方。今、私は使われていない教室の前にいます。というのも、今時珍しく(?)、下駄箱に、手紙が入ってて、話があるから、この教室に来てくださいって、書いてあった。それで、私はこの教室に来たんだけど……。私はその教室に足を踏み入れる。そこには、私のよく知ってる、大好きな後輩……あずにゃんがいました。

『えっと。……この手紙はあずにゃんが出したの?』

『え、ええ。迷惑でしたか?』

『そ、そういうわけじゃないよ。……それで、話って何かな?』

言ってから、私はずるいって感じる。だって、こんな場所に呼び出されたらね。そう思っちゃうよ。

『えっとですね、そのー……』

あずにゃんは言いよどんでいる。でも、一息いれて、あずにゃんは言う。

『私、唯先輩のことが好きです!』

『私も、あずにゃんのことが好きだよ~』

私はあずにゃんの言葉に軽く返す、とはいうけど、別に軽いわけでもないんだよねー。……だって、私もずっと考えてたことだし、それ
に……。

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

私はあずにゃんの言葉にすごいドキドキしているしね。

『えっと、唯先輩。私の言ってる好きっていうのは、唯先輩の思ってるのとは違うというか……』

『違わないよ』

私はさっきとは違って、真剣に言う。

『違わない』

私はあずにゃんを抱き寄せて、あずにゃんの耳を胸に押し当てる。

『な、なにを……』

『聞こえるでしょ、心臓の音』

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

『ぷっ、くくくくくく』

『ど、どうしたの、あずにゃん』

『唯先輩に似合いませんよ、そんなの』
『うっ。もういいよ、あずにゃんなんか』

『怒らないで下さいよ。……ねえ、唯先輩』

『なに!プンプン』

『本気にしちゃいますよ』

『……望むところだよ』

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ
ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

ファイヤーは今まで聞いたことのない叫び声と電撃を浴びて、ファイヤーは地面にぐったりと倒れ、動かなくなりました。

「やったね、あずにゃん。私達で、ファイヤーを倒したよ!!」

ゆい先輩は私に抱きついてくる。口調も元に戻ってますね。

「ま、まさか、ファイヤーがお前ら如きに負けるなんて……」

「どうですか、私達の勝ちです!!」

「……たしかにファイヤーは負けたが、俺は負けてないぜ」

「ふん。もう、ういがあっちで倒してますよ」

「それはどうかな?」

マコトはうい達の方を指差した。


うい

「くっ!」

バンギラスは力任せに攻めてきます。このバンギラスは想像以上に強いですね。ハッサムさんと一緒でも、なかなか、厳しい状況です。まあ、1対1ならなんとか勝てるかもしれないけど、問題は……。

「サム!(後ろだ!)」

「!?」

「ゲンガ!」

私は何度目かのゲンガーのシャドークローをかわす。ゲンガーは私の影やハッサムさんの影から、攻撃を仕掛けてきます。やっぱり、さっき、いたぶらずに倒すべきだったね。ゲンガーがそんな攻撃を仕掛けてくるから、なかなか、バンギラスにも集中できません。かといって、ゲンガーを先に倒そうとすると、バンギラスの攻撃が防ぎきれない。厄介なコンビです。

「ギラス!」

バンギラスはあくいにみちた、オーラを発生させる、あくいのはどうをはなってくる。私は防御をするも、多少は後ろに押される。なんていう、威力でしょうか。

「ゲンガ!」

また、ゲンガーが私の背後から、攻撃を仕掛けてくるのを私はかわします。さっきのことを恨んでるんでしょうか。まあ、でも、そろそろ、うざいので、倒さないと……。

「ギラス!(ゲンガー!)」

私が攻撃をやめ、バンギラスを見ると、バンギラスはハッサムさんの頭を掴んで立っている。やっぱり、ハッサムさんはまだ、万全じゃなかったんですね。

「ギラス(いくぞ)」

バンギラスはハッサムさんを上に放り投げる。それに応じて、私に対峙していたゲンガーも消えて、ハッサムの上に、現れる。

「ゲンガ(終わりだ!)」

ゲンガーはハッサムさんにシャドークローを喰らわせようとしている。バンギラスもハッサムさんの方に集中している。

(今がチャンス!!)

私は、一気にバンギラスに近づき、ばくれつパンチで倒そうとしますが、

「ギラス」

バンギラスは私の方を向いて、口にエネルギーをためて、何かを発射しようとする。あの技は……はかいこうせん!?

「ギラス!」

バンギラスから、はかいこうせんが発射される。駄目だ、これはよけきれない……。

「危ない、うい!」

私は誰かが、私を抱いて、一緒に転がった。

バーン

私がいた場所にはかいこうせんは通過し、壁に命中し、大きな穴があいた。なんていう、威力なんだろうか。それよりも、私を庇ってくれたのは……。



「大丈夫、うい?」

私はういに問いかける。

「怪我とかない?」

「う、うん。大丈夫」

「よかった~」

「うい、あずにゃん、大丈夫!?」

「あ、お姉ちゃん、私は大丈夫。それよりも、ハッサムさんを……」

「それは大丈夫。プテラ!」

プテラはゲンガーとハッサムの間に素早く、割り込み、ハッサムを口で掴んで回収する。

「今がチャンスだよ、いくよ、うい」

「え、ちょっと、お姉ちゃん」

ゆい先輩はプテラを見て、油断している、バンギラスの足元に走る。

「梓ちゃん、私をバンギラスの足元に投げて」

「え、でも……」

「私は大丈夫だから」

「わ、分かった」

私はういをバンギラスの足元に投げる。ういは転がりながらも、なんとか、足元についた。

「いくよ、うい。 ゆいちゃん真拳奥義『火事場のゆいぢから』」

ゆい先輩はバンギラスの片方の足を持つ。

「お姉ちゃん、私も!」

ういも片方の足を持つ。

「ギラス(な、なにをする)」

「いくよ、うい。トリャー」

「うん、お姉ちゃん」

ゆい先輩とういはバンギラスを持ち上げ、上に投げ飛ばします。

「チャンスは今しか、ありません。プテラ、ハッサム!」

プテラは上に飛ばされた、バンギラスに標準をあわせます。バンギラスは頭を下にして、落下してきます。

「プテラ、今です。りゅうのはどうです!!」

プテラはハッサムを口にくわえたまま、りゅうのはどうを繰り出す。衝撃で、ハッサムも一緒にバンギラスに向かって、勢いよく、……赤い弾丸のように向かっていきます。

「これで、決まるよ!あずゆいういプテ真拳奥義『ハッサム☆プレミアム』」

「語呂悪! しかも、言いにくいですし」

ハッサムはその勢いでバンギラスの頭と尻尾を掴み、背中を頭を当てます。その衝撃で、バンギラスの体は弓なりになり、そのまま、壁に激突
します。

「なるほど、頭と尻尾を掴み、弓なりになることで、背骨、脊髄にダメージを与えるんだね」

「まあ、そんなところです」

ハッサムが技を解くと、ハッサムは力尽きたかのように、バンギラスとともに、落下し、どちらも、動かなくなります。

「ハッサム、よくやりましたね」

私はハッサムの頭をなでて、ボールに戻す。

「ゲンガ(ま、まさか、バンギラスが……)」

「ゲンガー、あなたは私の大切な人を馬鹿にしたんだ。絶対に許さないよ!ゆいちゃん真拳㊙(マルヒ)奥義『アズニャン・ワールド』」

ゆい先輩の掛け声で、どこかの野原みたいなところになりました。

「ここはどこなの?梓ちゃん」

「ここは……」

ういが聞いてきたので、答えようとすると、なにかが、駆け寄ってきます。

『あ、ういです』

『う~い』

その姿を見て、やっぱりあの世界かと思いました。それは、ネコミミと尻尾をつけた、ツインテールの髪型をした大きさはういより少し小さいあれは……。

「あ、梓ちゃん?」

「違います。あれはあずにゃんです。私とは違います」

「そ、そうなの?でも、そっくり……」

「全然似てないよ」

私は真剣に言う。

「そ、そうだね、全然似てないね」

「分かってもらえて嬉しいよ」

「そういえば、私や他のポケモンにもあずさちゃ……あずにゃんがよってきてるね」

「そうだね」

ういには20匹くらいで、他には10匹くらいか。

「そういえば、ゆい先輩は?」

「お~い、こっちだよ~」

ゆい先輩の声のした方を見ると、

「た~す~け~て~」

100匹くらいのあずにゃんに群がられてました。。

『はやく、ゆい先輩に触りたいです』

『1人、10秒です』

『早く、するです』

『押すなです』

「た、大変だよ。このままじゃ、あずさ……あずにゃんにお姉ちゃんが溺れちゃうよ」

「ど、どうしよう」

『ういはゆい先輩を助けたいですか?』

ういに群がる、あずにゃんが聞いてきます。

「う、うん。あのままじゃ、死んじゃうよ」

『分かりました。ちょっと、待ってて下さい』

あずにゃんはゆい先輩に群がる、あずにゃんに話しかけます。


『なんですか!順番は守れです』

『そんなことより、ういがいるですよ』

その一言で、ゆい先輩に群がる、あずにゃんの動きがピタッと止まると、一斉に頭を抱えて震えだしました。

『ご、ごめんなさいです。殺さないでください』

『もう、ゆい先輩にはちょっかいをかけませんから、ご慈悲を』

『ガクガク、ブルブル』

「えっと、梓ちゃん。この状況は一体……」

「私に聞かれても……」

「ふう~、助かったよ~」

「あ、ゆい先輩。あの、この状況は一体……」

「ああ。このあずにゃん達はういが苦手みたいだね。ういも可愛いのに」

「あ、ありがと、お姉ちゃん。それよりも、どうして、私のことが苦手なの?」

「……うい、それは知らない方がいいよ」

「……でも、さすがに、この扱いは……うう」
ういの目に涙が溜まる。

『ういが泣きそうです!』

『あの、あずにゃん達をぶっ飛ばすしてやるです』

『やってやるです!』

ういに群がっていた、あずにゃんが憤慨している。

「まあまあ、皆落ち着いて。そうだね、このままじゃね。……みんな~、これ以上、そんなことしたら、きら……」

『すいませんでした!!』

ゆい先輩の言葉を待たずに、土下座しました。なんていう、瞬発力。

『それで今日はどうしたんですか?』

「実はね、私は……」

ゆい先輩は目に涙を浮かべて、(後ろに目薬があるのはご愛嬌です)こう言った。
「いじめられたの!」

『……なん……だと』

『なんてことですか!』

『そいつを血祭りにするです!』

『どうして、うい選手は何もしないですか!』

突然、ういに話題を振る、あずにゃん。

「それはね、ういもいじめられてるからだよ。ね、うい」

「え、う、うん。実はそうなんだ」

「だから、あずにゃんを頼りにしてるんだよ。……くっ」

悲しそうに(実は笑いをこらえてるようにも見えますが)顔を伏せる、ゆい先輩を見て、

『それは大変です!』

『ういの敵もとるです!』

『そいつは誰ですか!』

「そいつはあのポケモンだよ」

ゆい先輩が指差すのは、まだ、わけの分からない様子のゲンガー。

『あの野郎ですか!』

『さあ、やってやるです!』

『あずにゃんの力を見せてやるです!』

あらぶっている、あずにゃん達。

『ちょっと、待つです』

1人のあずにゃんが皆を止めます。

『なんですか、邪魔をするんですか!』

『落ち着くです。このまま、相手を暴力で倒すのは、我々、あずにゃんの恥です』

『じゃあ、どうするですか』

その、あずにゃんはゲンガーに近づく。

『私も暴力を使いたくありません。なので、交渉です。次の中から、あなたが、何かをしてくれたら、穏便に済ませて上げます』

「ゲ、ゲンガ(な、なんだ、条件ってのは?)」

『まずは①ここにいる全員分のたい焼きを1年分持ってくることです。②はここにいる全員1人に1人ずつ、ゆい先輩かういを連れてくることで
す。①か②のどちらかをやったら、許してやるです』

そんな無茶な。

『それは名案ですね!』

『1年分のたい焼き……じゅるり』

『ゆい先輩が1人に1人ずつ……犯ってやるです!』

皆、やる気満々ですね。1人おかしいですけど。

『私は優しいので、3秒間待ってやります。3、2、1、0。どうしますか?』

「ゲンガ(無理に決まってるだろ)」

『これだけ、期待させておいてなんてことですか』

『もう、怒ったです!』

『残念です。チャンスをあげたのに……。さよならです』

「ギャーーーーーーーーーーー」


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最終更新:2011年08月03日 04:16