ある日、澪がマッサージ器を買ってきた。
 ハンディタイプの、バイブレーション式のマッサージ器だった。

澪「あ゙あ゙~ きもちい~」ヴヴヴヴヴ

 4980円だったらしい。
 DSソフト一本分。なかなかの値段である。
 たしかに、ハンディタイプにしてはやや大型のそれは、パワフルで、どことなく高級感がある。

澪「ごくらく~」ヴヴヴ

 見て、律はひらめきました。

律「澪は肩凝ってそうだからなー、ベースは重たいし」

律「自分でやるって大変だろ? どれ、手伝ってあげるよ!」

澪「えっ、いいのか?」

律「澪にはいつも世話になっているからな。感謝の気持ちだよ」

澪「ふふ、そっか。ありがとなー、背中とか手届かないし助かるよ」

律「じゃ、横になってくれ」

澪「ああ」ゴソゴソ

 さっそくスイッチオン。
 うつぶせになった澪を一瞥し、

律「こことか凝ってそうだよな!」

 迷わず、股間にマッサージ器を当てた。

澪「なッ!?」

澪「そ、そそそそこは凝ってないから大丈夫だよ」///

律「またまたー。気持ちよさそうにしてるくせに」ヴヴヴウ

澪「そそ、そんなことないって!」

律「あれー、じゃあここはどうかな?」ヴヴ

澪「ッ!! そ、そこは…!」

澪「とにかく、やめろって!!」

律「おっと、逃がすか!!」

 立ち上がって逃げようとする澪に飛びかかった。

澪「うわぁ!?」ドザザー

澪「つぅ…、」

澪「なにすんだよ、感謝の気持ちはどうしんだ!?」

律「だから、これが私の感謝の気持ちだよ!」

 言って、澪の腹の上に馬乗りになる。

律「ひっひっひ、これで逃げられまい」

澪「おい律! やめろって!!」ジタジタ

律「さーて、澪はどんなパンツ履いているのかなー」

 スカートをめくってみると、

澪「ッ!!」

律「縞柄か、澪は縞柄が好きなんだな」ニヤニヤ

 澪は仰向けの状態だ。
 澪の顔に背を向ける状態で腹にまたがっていた。
 だから澪がいまどんな顔をしているかは分からないが、代わりにパンツは見放題だった。

律「澪は日頃苦労してそうだからな。今日は思う存分マッサージしてやるぞ」

澪「いいっていいって、遠慮するよ!」

律「遠慮すんなよ!」ウィーン ヴヴヴヴヴ

澪「ひゃっ」ビクリ

澪「ばかっやめろっての!」ポカポカ

律「澪が気持ちいい場所は……」ニヤニヤ

澪「おい、聞いているのか!?」

律「ひひひ、どうせここだろ?」ヴヴヴヴ

澪「んんッ!!」

 バカ! だのアホ! だの、澪が口うるさく悪態の限りを尽くすので、とりあえず、
 聴覚をシャットアウトする。

 制服を引っ張られたり背中をボカボカ殴られたりと熾烈な抵抗を受けるが、
 完全に馬乗りになって押さえつけている律にとってはその程度、どうということはなく、
 澪の股間にぐいぐいとマッサージ器を当て続ける。

 次第に、澪の声が吐息混じりになってきた。

澪「えぐッ……やめろって……言ってるのに……」

 澪は、涙声だった。

律「……澪?」

 さすがに少し心配になってきた。
 上体をひねって澪の様子を確認してみて、

律「ッ……!」

 思わず息を飲んだ。

 汗ばんだ澪の顔に、乱れた髪が張り付いている。
 潤んだ瞳は艶やかで、上気した頬が色っぽかった。

律(そっちの趣味はないけれど……)

 もし自分が男だったら、一瞬で惚れていたかもしれない。
 ゴクリとつばを飲み込んだ。

澪「りつぅぅぅ!!」

律「わぶっ!?」

 澪に、両手で顔面を挟まれたのだ。
 色っぽく見えた瞳は、今は怒りの色で染まっている。

律「うぶ……まぁまぁ落ち着こう! ヒートダウンだ!」

 澪に頬をぐにぐにやられるせいで上手くしゃべれなかった。

澪「お前って奴は…!」ワナワナ

律「でも、体の方は嫌がってないみたいだぜ?」クチュクチュ

澪「ッ!?」

澪「そ、そそそそれは……汗だよ!」

律「へぇー、澪ってずいぶんと粘っこい汗かくんだな!」ヌチャ…

 ヌルヌルする液が付いた手を澪に見せ、目の前で糸を引かせてみた。

澪「違う…それは……」

 澪は恥ずかしそうに目をそらした。
 否定しつつも、後に続ける言葉が見つからないようだ。

 上気した澪の顔が、さらに赤くなっていった。

 律の顔をつかむ手の力が抜けてきた。

 好機! とばかりに澪の手を振り払い、

律「どりやぁあああああああああああああああ!!!!」

 澪の縞パンを、一気にすっぽぬいた。

澪「へっ?」

 一瞬遅れて何が起きたのか理解して、

澪「わあああああああああああああああああああ」

 澪が悲鳴を上げた。

律「澪のアワビは綺麗だなぁ」ヒュー

澪「本当にやめろって! シャレになんなッ……ひゃっ!!」

 指を使ってくぱぁっと、澪の性器を開いたのだ。
 開いた割れ目からつーっと一筋、愛液が垂れた。

律「上の口はやかましいけど、下のお口は素直だな」ニヤニヤ

 こういう経験は初めてなので、どうすればいいのかはよく分からない。
 なので、家で自分を慰める時のことを参考にしようと律は思う。

律「りっちゃんのスペシャルマッサージタイム、始まるぜ!」

澪「ばかッ……あ、ああっ!」クチャクチャ

澪「そんなことされたら……私、私…!」

 そして澪は爆発した。


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2  ※おまけ
最終更新:2011年09月03日 20:54