先生「ね?」
律(だからこっちみんなっつの!)
唯「よかった!よかったね!りっちゃん!」
律(ちっともよくねー!!)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
昼休み
唯「私、なんだか大人になった気分だよ!」
紬「えぇ、素晴らしかったわ!」
律「お前ら二人とも滅びろ」
紬「あら、それはどうして?」
律「言うまでもないだろ!」
唯「えー?あ!わかった、りっちゃん照れてるんだ?」カワイー!
律「ふざっけんなぁぁ!!」
紬唯「!?」
律「お前らなぁ、私はともかく澪にまで迷惑掛けて!」
唯「へ?なんのこと?」
律「なんのことだと・・・!」
紬「私にもさっぱりだわ」ハァーサッパリサッパリ
律「お前らっ・・・!ムギ、まず後ろに飛んでるさっぱり妖精を片付けろ」
紬「可愛いのに・・・」シュン
律「そんで、唯!」
唯「ほえ?」
律「私と澪はセックスなんてしてねぇ!」
唯「あ、りっちゃん9回ね」
律「」
紬「またリーチね」
律「お前はビンゴだな。5回」
唯「りっちゃんもね」
紬律「」
唯「二人とも弱いね?」
紬「むしろ唯ちゃんがここまで強いなんて・・・」
律「ちくしょう・・・私は本当に眼帯をしなきゃならんのか?」
紬「うーん」
唯「ねぇねぇ、せっかくだから二人の罰、私が考えてもいい?」
律「え」
紬「どんとこいです」
律「ま、いいぞ(唯が考える罰ゲームの方が遥かに温そうだしな)」
唯「やったー!一回こういうのやってみたかったんだよね!」キャイキャイ
律「で、何をすればいい?」
紬「あまり破廉恥なのは駄目よ?」ウズウズ
律(見えない、破廉恥なことを望んでいるような表情のムギなんて見えない)
唯「うーん、どうしよっかなー」
律「なんだよ・・・早くしろよ」
紬「あと5秒で決めて?」ニコッ
唯「え!?じゃ、じゃありっちゃんとムギちゃんの好きな人教えて?」
律「へ?好きな人?」
唯「うん」
紬「特にはないわ」
律「私も。・・・っつーか女子高で好きな人出来る程アレじゃねーっつの」
唯「えーつまんない。じゃあ質問の仕方を変えようかなー?」
律「うん?」
唯「軽音部の中だと誰と性交したい?」
律「お前大丈夫か」
紬「私は誰でもいいわ。みんな可愛いから」
律「お前も大丈夫か」
唯「ムギちゃん、一人に決めないと駄目だよ!」プンスカ
紬「そんな・・・!!!」
律「お、おーい?」
紬「どうしましょう・・・やっぱり唯ちゃん・・・?いやでも・・・」
律「帰って来ーい」
唯「ムギちゃん真剣に悩み始めちゃったね」
律「本当に変態だな、コイツ」
唯「そういうりっちゃんは?」
律「へ?だからそんなのいないっての」
唯「そうかなー?」
律「何言ってんだお前」
唯「じゃあなんで澪ちゃんのおっぱいモミモミするの?」
紬「澪ちゃんも捨てがたい・・・」ブツブツ
律「モミモミ言うな。あれはただのスキンシップだってば」
唯「でも私達にはしないじゃん」
律「なんだ?してほしいのか?」
唯「まさか。やめてよね」ハァー
律「・・・」ズーン
唯「私は何故りっちゃんは澪ちゃんのおっぱいしか揉まないのかっていう話をしているんだよ?」
律「あ、ああ・・・でも本当に、特に理由はないぜ?」
唯「本当に?」
律「うーん、強いて言うならあれかな。澪はずっと一緒にいるから、だからそれくらいしても大丈夫!みたいな」
紬「・・・あえての梓ちゃんも・・・悪くない・・・」ブツブツ
唯「じゃあ5年後には私達のおっぱいも・・・」ゾッ
律「う・・・いや・・・どうなんだろ、あんま想像できないな・・・」
唯「ふーん?」ニヤニヤ
律「勘違いすんなよ!?別に澪のことが好きってわけじゃねー!///」
唯「・・・じゃありっちゃんは澪ちゃんにキスされたらどうする?」
律「あれ?唯、1回だな」ニヤニヤ
唯「あ!!」
律「なんだよ、らしくねーじゃん?」ニヤニヤ
唯「そんなこと言ったらりっちゃんもさっきスキン~って言った」
律「・・・確かに」
唯「だから11回ね。それで、さっきの話に戻るんだけど・・・」
律「へ?いや、そりゃ、ちょっとビックリするだろーな///」
唯「怒らないんだ?」
律「だから・・・いいか、私は唯にされても怒ったりはしないと思うぞ?」
唯「なんで?」
律「なんでって、そんなんでいちいち怒らねっつの。相手が男だったらキレるけど」
唯「・・・りっちゃん、それ、誘ってるつもり?」
律「なっ・・・!ちげーし!///」
唯「悪いけど、他を当たってくれるかな?例えばさっきからそこでブツブツ言ってる人とか」
紬「呼んだ!?」ムギチャンデス!
律「ちげーっつの!///」
唯「もーこれじゃ罰にならないよー」
律「唯の選択が悪いんだろー?」
紬「そうそう、それに軽音部の中で選べって・・・」
唯「あー範囲指定がきつかったか」
律「そういう問題じゃない」
紬「いいえ、そういう問題よ」
唯「へ?」
紬「私本命は憂ちゃんだし」
唯「あれ、そうなの?憂はいい子だから大切にしてあげてね!」
紬「怒らないんだ?」
唯「もちろん!」タマノコシ!
律「こら、半角カナで本心を赤裸々に語るな」
紬「まあお金で買えるならこの際そうさせてもらいたいくらいだけど」
律「なっ・・・!はい!はい!この話はもうおしまい!///」
唯「えー二人の罰は?」
律「っていうか、唯だってまだ20回分残ってるんだからな?」
唯「あ・・・」
律「しかもさっきの1回と足すと25回分だ」
唯「うわ・・・」
紬「いいことを考えたわ!」
律「なんだ?」
紬「みんな罰は終わったってことにしない?」バレナイバレナイ!
律「いや、駄目すぎるだろその提案」
紬「じゃあ二人の罰はこれまで通り私が考えるわ」
律「おう、じゃあムギのは私と唯で考えるな」
唯「どうしようか?」
律「実は一つ考えがあるんだ」
唯「え!?教えて!」
律「・・・」ヒソヒソ
唯「・・・」
紬「え?なになに?」ソワソワ
律「どうだ?」
唯「無理でしょ」
紬「えーと?」
律「いいだろ?」
唯「できないことを言うのは酷だよ」
律「いいからいいから」
紬「えーと?」
律「ムギ!今日一日、先生と友達のように接しろ。むしろ友達よりも砕けて接しろ」
紬「・・・内申に響きそうな罰ね・・・」
律「できないのか?」
紬「や、やるわ!」
唯「おぉ!!ムギちゃん頑張れ!」
律「で、私達はどうすればいい?」
澪「おーい」ガラッ
唯「澪ちゃんだぁ!」
澪「お前ら、何してるんだ?」
律「罰を決めてる」
澪「な・・・誰の分だ?」
唯「私とりっちゃん」
澪「えぇぇ!?唯、間違ったのか!?」
唯「うん、125回ほど」
澪「どんな状況!?」
紬「簡単にいうと、お家で124回間違って、さっき1回間違ったのよ」
澪「家でって・・・」
律「憂ちゃんに連絡しといたんだ。数えといてって」
澪「その熱心さを他に生かせ」ゴスッ
紬「私もビックリしたわ」
律「それくらいやらないとな!」
澪「お前なー・・・。そういえば、さっきの授業なんだけど」
律「ぎくぅ!!」
澪「・・・何の授業だったんだ?」
唯「後天性免疫不全症候群!」
澪「後天性免疫不全症候群って、エイズのことか?」
律「はい、澪8回な」
澪「あ・・・」
唯「ぷぷー!」
澪「笑うな!で、なんで後天性免疫不全症候群の話であんなに大声張り上げてたんだ?」
律「えっと・・・それは・・・」
女1「あ、あれみて!」
女2「律と秋山さんが一緒にいるね!」
女1「あんな話聞いた後だと、見てるだけでもこっちが恥ずかしくなっちゃうよね・・・///」
澪「・・・?」
律「えーと」
澪「律、これはどういうことだ?」
唯「さっきの授業でりっちゃんと澪ちゃんが性行為してるって話になってね!」
澪「」
律「あちゃー・・・」
紬「さっきの授業、唯ちゃん大活躍だったのよ?」ウフフ
律「お前らのせいで私は職員室に呼び出されたけどな」
唯「あ、そういえば職員室いかなくていいの?」
律「後でって言われたからな、放課後に部活の前に寄るよ」
澪「どうしてこうなった」
ブルブル・・・
唯「ん、電子手紙だ」
律(またすげーファインプレーだな、おい)
澪(唯ってバカなのか頭いいのかわかんない)
紬「誰から?」
唯「和ちゃんから」
律「へー?」
唯「32回」
澪「・・・まさか」
唯「だから、さっきの8回と足して合計40回」
唯「1回はどじょうすくいで帳消しにしてるから、あと7回分罰を受けないとね?」
澪「・・・もしかしなくて、それは私に言ってるのか・・・?」
唯「うん!」
律「まさか、和に連絡して数えておけって言ったとか?」
唯「正解!1時間目が始める前にね」
澪「お前ら・・・!!」
律「いいや、よくやった!油断した澪が悪いぜ!」
澪「さっき和が油断するなって・・・こういうことだったのか・・・」ズーン
ピーンポーンパーン・・・
律「ん?なんだ?」
澪「こんな時間に放送なんて珍しいな」
保健の先生「えー、2年○組
田井中律さん、○組
秋山澪さん、至急職員室にきなさい」
ピーンポーンパーン・・・
律澪「」
紬「まだ罰を言い渡してなかったわよね?」
律「ムギ、それだけはやめてくれ」
紬「いいえやめません」
律「私達は職員室で愛を語る気はないぞ」
紬「それならそれでいいわ。りっちゃん、澪ちゃん、先生方に『気持ちいいからしただけ、別に誰でもよかった』って言ってきなさい」
律澪「」
唯「それなら愛を語った方がまだマシだったね」
律「・・・あの」オズオズ
紬「いいえ、取り消しません。いってらっしゃい♪」ニコッ
澪「・・・嫌だぁぁぁ!!私と律はそもそもそんなことしてないのに!!」
紬「澪ちゃんに関しては35回分、罰7回分をこれで帳消しにしてあげるわ」
澪「で、でも・・・」
律「っていうか澪ズルくないか!?私の5回分と澪の35回分が一緒って!!!」
紬「りっちゃん?」
律「なんだよ!!」
紬「黙れ」
律「あ・・・はい・・・」
唯「いってらっしゃい♪」
律澪「・・・」テクテク・・・
紬「えぇ、後姿まで仲良さ気ね?」
唯「うんうん、わかる」
紬「あと、唯ちゃんには別に罰を用意したわ」
唯「何?」
紬「机の上をお立ち台にして踊ってもらうわ。フワフワした扇子持って踊ってもらうわ」
唯「なんだ、そんなことかー。全然いいよ」
紬「空き教室で一人寂しく踊ってもらうわ。誰かに見られるまで止めさせないわ」
唯「それは、ちょっと・・・」
紬「景気の良い日本を象徴するように、ノリノリで踊ってね」
唯「うぅ・・・ちょっと恥ずかしい・・・」
紬「あ、もちろんBGMは無しよ。脳内で再生してね」
唯「」
紬「ご飯食べ終わったら4階の空き教室ね♪」
唯「うぅ、わかったよぅ」
最終更新:2010年01月23日 00:19