病室
看護師「ここが田井中さんのお部屋です」
律「うわー。なにも無いんですねー」
看護師「特発性臀部瞻視愛撫欲求症候群の性質上、テレビなどの人が写るメディアを置くわけにはいきません。もちろん、人の写真が写っている書籍や
その他お尻を連想する可能性のある物は持ち込み厳禁です」
律「はーい。(こりゃ暇になりそうだなー)」
看護師「前にも言いましたが、同性のお友達とは絶対に会わないでください。 同性の姉妹はいないそうなので、家族との面会は可能ですがそれも極力少なめにしてください」
律「わかってます(みんな、頑張るからな)」
学校
ジャーン♪
唯「ふいー」
澪「うん。今のはいい感じだったな」
紬「唯ちゃんうまくなったわね」
唯「えへへー。でもりっちゃんがいないと合わせても物足りないね」
紬「そうね……曲もそうだけど、ティータイムもちょっとさみしいわ」
澪「でも、今の私たちにできることは練習しかないんだ。律が戻ってきたときに遅れをフォローしてやれるくらい練習しないと」
唯「うん。そうだね。でも疲れたからそろそろ休憩を……」
澪「ダメ!もう一回だ!」
唯「ひぃ~。澪ちゃん部長厳しいよー」
紬「うふふ、がんばりましょ?」
数週間後
ジャジャーン♪
唯「あらよっと」
澪「私たち3人は完璧……かも」
紬「ええ。みんな物凄く上達したわ」
唯「あとはりっちゃんが来れば完璧だね!」
紬「待って、この曲、まだ歌詞がきまってないの」
澪「あ」
紬「澪ちゃん、またお願いできる?」
澪「わ、わたしが考えていいのかなあ?」
唯「お願い!私は澪ちゃんの歌詞大好きだよ!」
紬「私もよ♪」
澪「うう、わかったよ」
澪宅
澪「歌詞かあ……やっぱり先に歌詞作ればよかった……」
澪「この曲だと、甘い恋愛系がいいよね。というか私はそういうのしか思いつかないしな」
澪「また律に馬鹿にされるだろうな……」
澪「……」
澪「律、今頃何してるのかな。電話もメールもできないから……あ!」
澪「手紙だったら届くかな!?なんで今まで気づかなかったんだろ。えーと便箋どこにあったっけ……」ゴソゴソ
澪「あった。よし、書こう。最初の書き出しはっと……お元気ですかでいいかなあ?」
澪「でも治療中のやつにお元気ですかっていうのも……あーもう!律なんかへの手紙でなんで悩んでるんだよ!ラブレター書いてるわけじゃないんだから!」
澪「ん?ラブレター……これだ!今度の歌詞のテーマはラブレターにしよう!」
病院
律「一時帰宅?」
医者「そうです。私が見る限りでは症状もだいぶ治まりました。ですから明日からの土日は自宅で普通に過ごしてみてください」
律「普通に過ごしていいんですか?」
医者「はい。ご家族と話したりテレビを見たり雑誌を読んだり、いつもの自宅と同じように過ごしてかまいません。……ただし」
律「?」
医者「まだ同性の友人と直接会うのは避けてもらいます。今まで抑えてきた分、強い刺激を受けるとどんな悪影響があるかわかりませんから」
律「……わかりました」
律「(まだ澪たちと会えないのは残念だけど、順調に治ってきてるんだな)」
次の日
チュンチュン
澪「あれ?もう朝か……」
澪「歌詞考えてたら時間たつの忘れるな」
澪「よし、せっかくだし久々に朝の散歩にでも行くか」
律宅
ドンドンドン!
律「ただいまあ!帰ったぞー!」
ガチャ
聡「おかえり……ずいぶん早いね」
律「おう聡。昼に歩いてたら知り合いと会っちゃうかもしれないだろ?お父さんとお母さんは?」
聡「姉ちゃんの仮退院のお祝いするからって、スーパーに食材買いに行ったよ」
律「へー。楽しみだな。じゃあ久しぶりにこの辺散歩してくるわ」
聡「ええ?」
律「帰ったらゲームやってやるからな。じゃ!」
澪「ふう。冬の朝の空気って気持ちいいなー」
澪「ノート持ってくればよかったな。いい歌詞が浮かぶかも……」
「はーっくしょん!!さみー!」
澪「ん?このオヤジ臭いくしゃみと声は……」
律「ううぅ。やっぱ帰ろうかな」ブルブル
澪「律!」
律「……澪!?」
澪「りつー!」タッタッタ
律「み、澪、なんでここに」
澪「はあはあ、それはこっちのセリフだろ!帰ってくるなら言ってくれよ!」
律「ごめん、一時帰宅なんだけどまだ友達には会うなって言われてるからみんなには知らせないようにしてたんだよ」
澪「そうなんだ……」
律「ほんとはもっと話してたいんだけどな、もう家帰るわ」
澪「待って!」
律「ん?」
澪「せっかくなんだし、私の家で少し話そうよ。少しくらいなら大丈夫だろ?」
律「いや、でもなあ……」
澪「ねえ、お願い」
律「(う、なんでこういう時に限って甘えて来るんだよ。でもまあ少しなら大丈夫だよな)」
律「わかったよ。少しだけだぞ?」
澪「ほんと!?ありがとう!」パアア
澪の部屋
律「この部屋に来るのも久しぶりだなー」
澪「適当に座ってて。今お菓子と飲み物持ってくるから」
律「おう(澪の尻はなるべく見ないように……)」
バタン
律「(今のところ澪の尻に何も感じてないな。やっぱり心配しすぎだったかな)」
律「(もしかしてもう治ってるのかも!)」
律「(あ、澪のベースだ……ちょっといじっちゃお)」
ベンベンベーン
律「(アンプが無いとしょぼいな……早くみんなと演奏したいよ)」
ガチャ
澪「お待たせー。あれ?ベースいじってたの?」
律「あ、うん。早く軽音部行きたいなーと思ってさ」
澪「律には悪いけど、私たち物凄く上手くなってるからな。もう追いつけないんじゃないか?」
律「なんだと!すぐ追いつくわい!」
澪「ふふ、なんかもう大丈夫そうだな。律」
律「まあね。そうだ!澪ベース弾いてくれよ!新曲のやつ聞きたい!」
澪「律、新曲知らないだろ?」
律「ムギが楽譜送ってくれたんだよ」
澪「いつの間に……さすがムギだな」
律「だから澪のベースがどのくらい上手くなってるか私が聴いてやるよ」
澪「わかった。驚くなよ?」
律「あ、歌もよろしく」
澪「歌詞はまだなの!」
律「ちぇー」
澪「じゃあ始めるぞ」
律「いよー!」パチパチ
♪~♪♪~♪~
律「(本当にうまい……。私がいない間かなり練習したんだな)」
律「(堂々としてるし……そういや学園祭でパンチラしたトラウマは克服したのかな?)」
律「(まあ今はスカートじゃないからパンチラはしないけど……でもヒップのラインが良くわかるなあ)」
♪♪~♪~
律「(楽しそうにお尻振ってる……ん?あれ)」
律「(私今何考えてた?無意識のうちに澪の尻のことを……)」
澪「はい。こんなもんだけど、よいしょっと」
律「な、何やってるんだよ!(ちょ、いま尻をこっちに向けたら!)」
澪「何って、ベース置くだけだけど?それよりどうだった?」
律「あ、うん。いい尻だったぜ!」
澪「尻……?」
律「い、いやいやいい演奏だったよ!うん」
澪「まさか、症状がぶり返したんじゃ」
律「だ、大丈夫だよ!」ドキドキ
澪「とりあえず飲み物飲んで落ち着きなよ」クルッ
律「まっ……!(お尻を向けないでくれ!ああ、澪の尻澪の尻澪の尻澪の尻澪の)」
澪「……律?」クルッ
律「うわあああ!(もう我慢できねえ!)」ガバッ!
澪「きゃあ!ちょっと律!やめ……」
律「…………」
澪「うう……」
律「……あれ?私何を」
律「ここは……澪の部屋だよな。そうだ、私澪の部屋に来てて、それで、えっと」
澪「……うぅ、ひっく」
律「み、澪!なんで泣いてるんだ?……っておい!なんで下半身裸なんだよ!?」
澪「…ひっく、りつが、りつが脱がしたんだろお……」
律「は、私が……?た、確かあの時澪の尻を見て興奮して……」
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律「うわあああ!(もう我慢できねえ!)」ガバッ!
澪「きゃあ!ちょっと律!やめ……」
律「尻さわらせろおおお!」モミモミ ナデナデ
澪「きゃ!い、痛いよ律……!」
律「はあはあ、まだだ!これじゃ物足りない!脱げやおらああ!」ガバア
澪「いやああああ!」
律「はあはあ!澪の生尻綺麗だな……うははははは」
澪「やめ、やめてええ//」
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律「私だ……私が澪を……」
澪「ぐすっ、怖かったよぅ……」
律「は、ははは。最悪だ。澪を……私は澪を……あああああああ!!」
最終更新:2010年01月24日 05:30