【ウォール】
唯「あーずにゃん、一緒にお風呂はいろー?」
梓「いつも入ってるじゃないですか」
唯「あずにゃんは何もわかってないよ!」
梓「何がですか?」
唯「最初の初々しさが大事なんだよっ!」
梓「はいはい、わかりましたよ」ヌギヌギ
唯「やっぱ、わかってないっ!」
唯「えへへ~くすぐったいよぉ」
梓「お客様どこかかゆいところはありませんか?」ゴシゴシ
唯「えっとねーお尻!」
梓「…自分で処理してください」
唯「わたしの性欲も自分で処理しろって言うの?」
梓「はい、お願いします」
唯「……ふーん、ホントにいいんだー?」
梓「な、何がですかっ///」
梓「」ジー
唯「あずにゃんどうしたの?」
梓「いえ、唯先輩の胸もこうして見るとあんまり大きくないな、と。もしかして、パットでもいれてました?」
唯「…あずにゃんに言われたくないもん」
梓「先輩として一言言わせてもらうと、気にしないのが一番ですよ」
唯「あずにゃんが言うと妙に説得力があるね!」
梓「うるさいです」
唯「今度は足だね!」
梓「足くらい自分で洗ってくださいよー洗いずらいですし」
唯「でも、あずにゃん足フェチだし……」
梓「な、何を根拠にっ」
唯「よくあずにゃんわたしの足見てるじゃん!」
梓「見てないですよ!」
梓「」ツー
唯「ひゃんっ//くすぐったいよぉー//」
梓「わたしは洗ってるだけですよ」サワサワ
唯「あずにゃんの十本の指がわたしの太ももまるで触手のように這っていく」
梓「そんな表現どこで覚えたんですか?」
唯「あずにゃんが机の上に置きっぱにしてた、エッチな小説からだよっ!」
梓「………あっ//読んだんですか?」
唯「うん!あずにゃん、溜まってますなあー」ニヤニヤ
梓「わ、忘れてくださいっ!」
唯「攻守交代だよ~」ゴシゴシ
梓「変な言い方しないでくださいよー」
唯「こうして、見るとあずにゃんのおっぱいはホントに壁みたいだね!ウォールだよっ!」
梓「…むぅ」
唯「あれっここだけ指が引っ掛かるよ!あずにゃん?」
梓「そ、それは……あんっ//」
唯「あずにゃんかわい~」クリクリ
梓「あ…あん//」
唯「ほらほらー」グイグイ
梓「むっ……って痛いですよ!」ポカッ
唯「えへへ~ついつい」ハンセ~
梓「まったく」
唯「よしっ!じゃあ、あずにゃんキスしよー?」
梓「なんでそうなるんですか?」
唯「だって~ムラムラしてきたんだもん」
梓「最低です」
唯「いいじゃん!」
梓「だって、ムードとかありますし」
唯「あずにゃんはいっつもそれだよっ!」
梓「……自分で壊したくせに」チュッ
唯「…//」
唯「とかいいながらキスしてくれるえろにゃん」
梓「し、静かにしてくださいっ//」
唯「そんなえろにゃんが唯先輩は大好きなのでした。めでたしめでたし」
唯「この小説は売れるね!あずにゃん!」
梓「売れないですよ!世界で2人しか買いませんてばっ!」
唯「わあ!手がふやけておばあちゃんになっちゃった!早くでようよあずにゃん!」
梓「………今、わたしいいこと言いましたよー?」
【レール!】
ガタンゴトンガタンゴトン
唯「あずにゃんと旅行♪あずにゃんと旅行♪」
梓「静かにしてくださいよ。他の人もいるんですよ」
唯「旅行のときの電車ってなんかテンションあがるよねっ」
梓「やれやれ」
唯「だって~嬉しいんだもん!」
梓「唯先輩が昨日いきなり湖見に行きたいとか言い出すから」
唯「てへっ☆照れますなあー」
梓「ヨカッタデスネー」
唯「棒読みだ!!」
唯「でも、あずにゃんありがとねー」
梓「何がですか?」
唯「昨日、あずにゃん夜遅くまで起きていろいろ調べてくれたんだよねー?」
梓「まあ、それもありますけど………実は」
唯「実は?」
梓「…やっぱりいいです」
唯「ええっ!」
唯「ねえ、教えてよーあずにゃーん」ユサユサ
梓「いいですよーたいしたことじゃないですし」
唯「気になるよ~っ」ユッサユッサ
梓「わ、わかりました言いますから、揺らさないでください。酔いそうです」
唯「あっ!ごめん」パッ
唯「それで?」
梓「いや、実は遠足の前日みたいに興奮して眠れなかったというか…なんというか」
唯「あずにゃん、こどもだあ~!」ニヤニヤ
梓「だ、だから言いたくなかったんですよー///」
梓「…そういえばなんでわたしが遅くまで起きてたこと知ってるんですか?」
唯「わたし、あずにゃんがベッドにいないと寝れないんだー」エヘヘー
梓「…はあ、わたしがいない日とかはどうするんですか?」
唯「ブタさんの抱き枕をあずにゃんだと、思って寝てるよ?」フンス
梓「………悲しいです」
唯「あずにゃんブタさんをばかにしちゃいけないよ!ブタさんもかわいいよ?」
梓「デスヨネー」
唯「また棒読みされた!!」
唯「ほらっあずにゃんお昼でも食べて元気出そうよ!」
梓「へえ、サンドイッチですか」
唯「あずにゃんのために作ったんだよっ!」
梓「だから、わたしより早く起きてたんですね」
唯「うんっ!……あれっどしたの?」
梓「こんなこと聞くのもあれですけど」
唯「なら、聞かなきゃいいじゃん」
梓「わたしがお弁当つくりますよって言ったとき、唯先輩『わたし、駅弁が食べたいなー』とか天使のような笑顔で言ってましたよね」
唯「だってねー?」
梓「わ、わたしだって最近は恥をしのんで憂に料理教えてもらったりしてるんですよー。それに『梓ちゃんほどの人は見たことないよ』ってほめられましたし」
唯「だから、最近ゴミ箱に報われなかった兵士たちの残骸が転がってるんだね!」
梓「ちょっ、言い過ぎですよ」
唯「だったら、自分で食べればいいじゃん?」
梓「」ギクッ
梓「ああ、それはあれです。自分で全部食べてたら、それこそホントにブタになっちゃいますよ」
梓「………決して不味いわけじゃないんですよ?」
唯「わ、わかったよ!あずにゃんのは楽しみにしとく!…だから、食べて?」
梓「言われなくても」ハムッ
梓「……むぅ」
唯「ど、どう?」
梓「おいしいです!!」パアア
唯「よかったあ~ちょっと心配だったんだよー」
梓「バカなこと言わないでくださいよ。唯先輩が作ってくれたものがおいしくないわけないじゃないですか!」
唯「あ、あずにゃーーん!」ダキッ
梓「人見てますよ~///」
唯「いいじゃんいいじゃん!」
梓「もうっ!」
イチャイチャイチャイチャ
唯「あ……よく考えたらあずにゃんのさっきのセリフ、わたしを批判してたよーな?」
梓「…少々です」
【リール!】
唯「わあーっ!きれいだねー」
梓「唯先輩ほどじゃないですよ」
唯「ま、あずにゃんには及ばないけどね」
唯梓「あっ…」
唯「もうっ!あずにゃん//」
梓「まったく唯先輩は//」
唯「あっ釣りができるんだって!やろうよ!」タッタッタ
梓「ちょっと、どんどん行かないでくださいよ~」
唯「はいっ釣竿だよ」
梓「ルアー釣りですか」
唯「あずにゃん詳しいの?」
梓「いえ、全然」
唯「こんなのでホントに釣れるのかなあー」ポチャン
梓「大丈夫ですよ。あいつら、バカですし」
魚「ウルセーゾ、ガチレズエーカップ」
エーエー エーエー
梓「う、うるさいです!魚のくせにっ!」
唯「あずにゃん、何言ってるの?」
梓「いえ、魚に」
唯「ふーん」
梓「そんな目で見ないでくださいよー!」
一時間後!
唯「もうっ!まったく釣れないじゃん」
梓「釣りは我慢なり、ですよ」
唯「むー。お魚はこんなにいっぱいいるのになあ」
梓「まあまあ、クッキーあげますから我慢してください」ハイッ
唯「いっただきまーす…あっ」
梓「唯先輩ならこんなに簡単に釣れるのになー」ヒョイ
唯「あずにゃんのばかっ!」
唯「あっ!あずにゃんの引いてるよっ!!」
梓「本当ですね、早速……」
ウワータスケテー ツカマッター
バカッ ナニヤッテンダ ミンナーアツマレー
梓「…」
唯「あずにゃん早く、ひかなきゃ」
梓「…は、はい!お、重い~」
ヒッパレーヒッパレー チカラヲアワセロー
唯「これは大物だよっ!」ワクワク
梓「そうですね……うわっ」ボッチャーン
唯「あっ」
ヤッターヤッター カッターカッター
梓「うわあー助けてくださいっ、おぼれますー」バシャバシャ
唯「あずにゃん!!……足つくよ?」
梓「!………驚きました?」
唯「…もう、手遅れだと思うよ?」
~~~
紬『今日は以上よ♪』
律『次回に続くぞーかみんぐすーん!』
澪『えっ、続くんだ…』
【ベール!】
梓「幸い着替えがあったから、よかったですけど」
唯「あっ、あずにゃんあの茂みで着替えようよ」
梓「誰にも見られてないですよね」
唯「まず、あずにゃんの着替えを見たいって人がいるのかなー」
梓「わ、わかってますよ!」
唯「わたしは見たいよっ!」
梓「別にうれしくないですよっ♪」
唯「ここなら大丈夫だよっ!」
梓「じゃあ、ちょっと待っててください」
唯「わたしが脱がせてあげるよっ!」ヌガシヌガシ
梓「じ、自分でできますって//」
唯「えへへー遠慮はいらないよー。唯先輩があずにゃんの神秘のベールを剥いであげます」
梓「いったい、何なんですか」
唯「あーあずにゃん興奮してるねー?」
梓「してないですよ」
唯「でも、あずにゃんのおっぱいが。というかないんだけど、あれが」
梓「み、見ないでくださいっ!」
唯「あずにゃんは見られてると思うと興奮するタイプなんだねっ!」
梓「ちがいます」
唯「じゃあ、なんでたってたのかなー?」
梓「し、しらないですっ//というか、あっち行っててくださいっ!」シッシッ
唯「あずにゃんのいけずぅー」
梓「着替え終わりましたよー」
唯「知ってるよー。見てたもん☆」
梓「…どおりで視線を感じました」
唯「あずにゃん、興奮しちゃった?」
梓「してないですっ!!」
最終更新:2011年09月28日 20:19