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416. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/09/02(金) 00:59:21.47 ID:mCS2FOh00


それから、別人のように明るい表情で和に振り向き、「また明日ね」と軽く手を振った。
和は怪訝そうな顔をしながらも頷き、手を振り返してくれた。


唯「ただいまー。憂〜」


いつものように妹を呼ぶと、数拍遅れて憂が駆け寄ってきた。


憂「おかえり、お姉ちゃん。早かったね」

唯「今日は部活行かなかったから……へへ」

憂「……そっか、ごはんはもう少し待っててね」

唯「?  はーい」


声に元気がない憂の様子に首を傾げながらも、唯は階段を上って自分の部屋のドアを開けた。
しゅるり、とリボンに手をかけ、あっという間に部屋着に着替える。
今朝自分が整えたベッドに腰掛け、軽く伸びをした。


唯「……色々心配だなあ……憂も、和ちゃんも、それから……」

唯「…………」

唯「……ふうっ。さて、今日はどうしようかなー?」



*定期選択肢*

A:勉強する

B:運動する

C:ギターの練習

D:ショッピングしつつ、おしゃれの研究

E:家事スキルを磨く

F:ご飯を食べて、今日一日はおしまい!


418. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) 2011/09/02(金) 01:06:24.79 ID:eK3BtsbF0
B
運動はやったことなかったよな
424. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/09/02(金) 01:50:06.87 ID:mCS2FOh00

→B:運動する


唯「体力づくりかぁ……やってみよう!」

唯「頑張って運動したら、もっと健康になれるかもしれないしね!」

唯「どうやって運動しようかな?」



*定期選択肢*

A:「いっちに、いっちに!  大変だけど頑張るぞー!」
      運動といえば自主トレ!  精一杯やれば、スタミナつくかな?

B:「りっちゃんって身軽だし運動できるよね!  いいコーチになってくれそう!」
      厳しくても、楽しく教えてくれそうだなあ。もしもし、りっちゃん?

C:「ムギちゃんって意外に力持ちだし……何かいい方法知ってるかも!」
      うふふ……すごい変身を遂げられるかもね!  ムギちゃーん!  お願い!

D:「なんか純ちゃんってスポーツできそうな感じがする……よーしっ!」
      なんだかんだ言って色々鍛えてくれそうだよ!  ぷるるるる。

432. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) 2011/09/02(金) 01:58:41.75 ID:eK3BtsbF0
B
なるほど。運動だとこの面子か…
464. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/09/03(土) 00:23:31.11 ID:7Jga1I6t0
→B:「りっちゃんって身軽だし運動できるよね!  いいコーチになってくれそう!」
      厳しくても、楽しく教えてくれそうだなあ。もしもし、りっちゃん?


唯「……りっちゃんとお話しするのは修学旅行以来だなぁ……うう、緊張するよう」

唯「結局、仲直りできたのかどうかもちょっと分かんないし……」

唯「でも、りっちゃんの方からも悪かったっていってくれたし……よし、ここは思い切って……!」


意を決した唯は、一つ一つ確かめるように携帯を操作し、決定ボタンを押す。
受話器を耳に当てると、ぷるるるる、と軽快な電子音が聞こえてきた。


唯「…………」

唯「…………」

唯「…………あれ?  でないなぁ……」

唯「携帯の電源は入っているみたいだけど……どうしようか?」


*選択肢*

A:「もう少し待ってみよう!  気づいていないだけかもしれないし……」
      そのまま辛抱強く待ってみるよ!

B:「ずっとこの体勢でいるのは疲れるなぁ……ちょっとここに置いとこっと」
      電話を鳴らしたまま、携帯を机の上に置いてうーん、と背伸び。

C:「あんまり鳴らすのも悪いかな……?  いったん切ろうか?」
      緊張でどきどきしているから、ちょっと小休止だね。

D:「……もしかして、電話したくないのかな……ならっ、最終手段!!」
      電話がだめなら直接会いに行こう!  律の家に向かう。

465. 名無しNIPPER 2011/09/03(土) 00:26:37.30 ID:yKLT2ayAO
いつも乙です!
悩むが…ここは思い切ってDで!
470. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/09/03(土) 01:00:01.55 ID:7Jga1I6t0
→D:「……もしかして、電話したくないのかな……ならっ、最終手段!!」
      電話がだめなら直接会いに行こう!  律の家に向かう。


そうと決まれば、唯はすっくと立ち上がり、いったん電話を切って素早く身支度を整え始めた。
部屋着から動きやすい服装へと着替えると、着の身着のまま走り出そうとする。
そこではたと思い付き、唯は足を止めた。


唯「そうだっ、憂にいっておかないと……」


階下の憂を呼ぼうと声を上げようとしたが、またそこで思いとどまる。
暗い憂の様子を思い出し、思案を重ねる。


唯「ちょっと外にいくだけだし……下手に心配させたらだめだよね」


なるべく物音をたてないよう気をつけながら、唯は次の行動をとった。


*選択肢*

A:「これくらいの高さからなら大丈夫だよね!  ふんすっ!」
      唯の部屋の窓から、思い切って飛び降りる。

B:「ここが一番ばれないけど……でもちょっと恐いから……あっ、そうだ!」
      命綱をつけ、滑るようにして唯の部屋の窓から脱出。

C:「ゆっくり……ゆっくり……抜き足差し足……」
      憂の後ろをすり抜けるようにして、玄関からそっと出て行く。

D:「はぁはぁ……ささっ!  とね。忍者のように!」
      物陰に隠れるようにしながら、玄関へと向かい、外に出る。

E:「やっぱり言っておいた方がいいかな……?」
      思い切って、憂に外出することを伝える。

471. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) 2011/09/03(土) 01:01:27.76 ID:SnDvLNwo0
E
476. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/09/03(土) 01:52:56.41 ID:7Jga1I6t0
→E:「やっぱり言っておいた方がいいかな……?」
      思い切って、憂に外出することを伝える。


唯「……下手にごまかしても、かえって憂を傷つけちゃうかもしれないし……」

唯「うん、ちゃんといいにいこうっと」


思い立ち、唯はそのまま部屋を出て階段を下りて行く。
台所には、無駄のない動きで着々と夕食の準備を進める憂の姿があった。
いつもどおりの温かい風景に心休まるのを感じながら、唯はその背中に声をかける。


唯「ういー、ちょっといいー?」


すると、憂はぴくっとしてから振り返り、唯の姿を認めるとにこりと微笑んだ。
少し笑顔に陰は感じられるものの、いつも通りの憂の反応だった。


憂「……どうしたの、お姉ちゃん?  夕飯ならもう少し待っててね」

唯「そっか!  じゃあ待ってるねー。……はっ!  じゃなくて、行く前に憂に伝えておこうと思って」

憂「……行く前に?」

唯「うん、今からちょっとだけ出かけたいんだけどいい?  夕飯前には戻るよ!」

憂「……うん、いいけど……」


そこで言いよどむ憂に、心配そうに首を傾げる唯。
少しして、ぽつりと言葉をこぼす。


憂「……お姉ちゃんがこんな時間に出かけるのって、珍しいね……」

唯「んー、うん、ちょっとね〜」

憂「……あの、お姉ちゃん」

唯「うん?」

憂「……誰かに、会いに行くの?」

唯「う、うん。そんなとこかなぁ」


律と一時仲違いしていたことを憂が知ったら、心配するだろうと思い、唯は思わず言葉を濁した。
憂の顔の影が少し濃くなっていく。


憂「……そっか。……うん、分かったよ。いってらっしゃい。あんまり遅くならないでね」

唯「うん、早く帰るからね!  じゃあ行ってくるね、憂」

477. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/09/03(土) 01:53:28.74 ID:7Jga1I6t0

やや後ろ髪を引かれつつも、唯は軽く手を振って、外へと飛び出して行った。
それを見送ると、憂はそっと鍋の火を止める。


憂「……お姉ちゃん……やっぱり……そうなんだ……」


目元が熱くなるのをこらえながら、いつも唯がごろごろとしている居間に目を向ける。
夕飯を楽しそうに待つ唯の姿は無く、帰ってきたままの状態で放置されている唯の鞄があるだけだった。


憂「……あっ」


ちょうど鞄からはみでていた京都土産を、複雑な思いで鞄に入れ直すと、その横にも何かが落ちているのが見えた。


憂(……これ、もしかして、あの恋愛小説……?)


憂は、そっと本を手に取る。


憂(……こういうのを読んじゃったから、お姉ちゃんの様子が変わったの、かなぁ……)

憂(……お姉ちゃんって、結構影響されやすいし……)

憂(……やだっ……やっぱり、耐えきれない、よぉ……)


憂はそっと本を取り出すと、姉が普段開けることのない戸棚の奥に、そっと差し入れた。


※「放課後Tearタイム」(感動系恋愛小説:文庫)がなくなってしまいました。

478. 1です ◆duJq3nZ.QQ 2011/09/03(土) 01:53:57.57 ID:7Jga1I6t0

唯は、やや小走りに律の家へと向かった。
家を出てから数分経っているはずだが、それでも目的の家は見えてこない。
すぐに息切れしてしまうスタミナのなさに苦笑しつつも、時刻を見ようとポケットに手を入れた。


唯「あれっ!?  ない!?」


勢い余って部屋を出たときに、どうやら置き忘れてしまったようだ。
呆然としていると、不意に頭上の街灯が光った。
見ると、空は濃い群青色で覆われ、街灯を頼りにして立ち並ぶ家々がわずかにみえるだけだった。
唯は不安そうに前後を振り返り、はあとため息をつく。


唯「ど、どうしよう……」


薄闇を見上げながら、唯は一人ごちた。


*選択肢*

A:うーん、とりあえず、勘を頼りにりっちゃんの家へ!

B:動かないのが吉?  そこでしばらく立ち止まる。

C:なんだか恐い……引き返そう。

D:歩いている人に訊いてみようか……?

486. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/09/03(土) 05:17:31.30 ID:ZgO8jcQo0
律に会えないだと?!
更新祭り楽しみ


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最終更新:2011年09月30日 01:30