パァア

紬「・・・?」

澪「ん?」

唯「なにかな?」

律「イルミネーション?」

梓「なんでしょうか?」

和(これね・・・)

さわ子(分かりにくいわねぇ)

姫子「アレはなんだろう・・・」

潮「・・・」ウズウズ

慶子「ダメ。答えを言っちゃダメ」ヒソヒソ

潮「分かっているけどぉ」ヒソヒソ

信代「歪な形だったかなぁ」

風子「・・・」

英子「これは・・・?」

夏香「信代と春子たちが企画してたよ」ヒソヒソ

英子「サプライズなの?」

夏香「うん。けいおん部にね」

夏「・・・あれは・・・・・・」

冬「」スヤスヤ

紬「・・・!」ピョンピョン

夏「うさぎ・・・」

唯「あぁ!」

澪「そうか、うさぎだ!」

潮「正解!」

律「なるほど、月を眺めるうさぎの後ろ姿か!」

慶子「伝わったぁ」ホッ

信代「無事伝わったよ、戻ってきて」

『分かった』

プツッ

和「あぁ・・・うさぎなのね」

さわ子「・・・」

梓「よく観たら月見だんごとススキもありますよ」

風子「本当だ・・・」

英子「ふぅも企画していたんじゃないの?」

風子「企画は知っていたけど具体的なのは知らなかったよ」

夏香「イルミネーションかぁ・・・。予想外だった」

唯「きれいだよ~」

澪「なんか・・・いいな!」

律「詩情があふれるな・・・なんつって」

梓「・・・」

紬「・・・」キラキラ

――・・・

律「あんなに騒いでいたのに起きないのな」

冬「」スヤスヤ

夏「一度寝たら起きないんですよ。体力ないから余計・・・」

澪「・・・」

姫子「よいしょ」

冬「」スヤスヤ

唯「姫ちゃん、お姉さんみたいですな」

律「そうですな~」

姫子「そう?」

夏「山中先生すいませんが、よろしくお願します」

さわ子「任せなさい」

姫子「・・・」

和「姫子も一緒に送っていったら?」

さわ子「それがいいわね」

姫子「それじゃ、失礼します」

さわ子「後は、ちゃんと帰れるわよね?」

唯「大丈夫だよ~」

さわ子「遅いんだから気をつけなさいよ」

憂「はい」

梓「大丈夫です」

風子「気をつけます」

英子「ちゃんと送り届けます」

純「心強いです」

さわ子「全員送りたいところだけど・・・」

斉藤「私も送りますのでご安心を」

紬「・・・」コクリ

さわ子「そうですね。それじゃ、みんな明日学校でね」

バタン

唯「バイバーイ」

信代「おやすみ~」

潮「夢の中で会いましょう~」

慶子「グッナイ」

エリ「忘れないからね!」

アカネ「See You」

三花「ごきげんよう」

春子「チャオ」

憂「オ・ルヴォワール」

夏香「あ、アディオス」

律「私っ、待ってるから!」

いちご「・・・ふぁ」フリフリ

姫子「変な見送り・・・じゃあね」フリフリ

ブォォオオオオオ

梓「あれ、純は?」

憂「乗っていったよ」

律澪「「 いつの間に!? 」」

オオオオォォ

キキーッ

和「あら・・・」

信代「バックしてきた・・・?」

ガチャ

純「すいませんでした」

さわ子「降りるなら乗るんじゃないわよ!」

姫子「あはは・・・」

夏「あっはっははは!」

冬「」スヤスヤ

バタン

ブォォオオオオオオ

紬「・・・」メモメモ

風子「ふむふむ」メモメモ

純「じゃん!」

律「いや、迷惑かけんなよ」

純「出発するとは思わなかったもんで・・・」

澪「送ってもらわないの?」

純「みんなと歩いて帰ろうかと」エヘヘ

律「そっかー。純は歩いて帰るんだなー」

純「え?」

春子「19人ですが、お願します斉藤さん」

斉藤「数名は屋根になりますが・・・」

唯「おっけーだよ!」

斉藤「では、どうぞ」

律「・・・」

澪「・・・」

唯「・・・」

梓「・・・」

和「・・・」

紬「・・・?」

信代「・・・」

春子「おい、斉藤さんをノせるだけノせといて誰も実行しないのかよ」

潮「最初の一歩を誰がやるか待っているんだよ」

律「ご、ごめん斉藤さん。ここから遠いエリ、アカネ、三花、いちごをお願いします」

斉藤「かしこまりました」

澪「・・・」フゥ

梓「変な汗かきましたよ」

風子「ホント・・・」

斉藤「他にはいませんか?」

和「急いでいる人とか・・・」

紬「・・・」

和「いないみたいです」

斉藤「かしこまりました。ではご乗車下さい」

エリ「し、失礼します」

アカネ「なんだか不思議な気分」

三花「うん・・・」

いちご「・・・楽しかった」フリフリ

憂「はい!」

バタン

紬「・・・」

梓「また、明日です」

澪「明日な」

律「明日学校でな!」

唯「おやすみ・・・明日ね!」

紬「・・・」コクリ

バタン

斉藤「それでは失礼します」

律「気をつけて」

バタン

ブォォオオオオ

律「ユーフォーだ!なんて言うから何事かと思ったぜー」

唯「まったくだぜー」

潮「みんなを一点に注目してほしかったんだよ」

和「あの流れ星はよかったわ」

澪「うんうん、あれは煌いていたな」キラキラ

純「一瞬が長く感じましたよね」

憂「うん」

梓「・・・」

春子「そういやさ、憂ちゃんといちご・・・流れ星みてはしゃいでいたよね」プクク

憂「はい」エヘヘ

信代「え?」

律「ちょっとまって、憂ちゃんと誰が?」

・・・・・・

・・・

いちご『・・・』

エリ『真ん丸お月様~♪』

アカネ『少し雲が掛かっているね』

憂『幻想的な雰囲気ですね』

三花『そうだね~』

pipipipipipi

春子『お、キタキタ。エリ、スタンバーイ』

エリ『おっけ~』

アカネ『準備よし』

三花『確認よし』

いちご『・・・』

憂『よし!』


フッ


春子『まだだよ』

エリ『・・・』ソワソワ

『あー!ユーフォーだー!』

春子『グフッ・・・潮・・・UFOだって・・・あ』

エリ『えっ!?』

アカネ『・・・あ!』

三花『あ・・・!』

憂『いた!』

いちご『今の流れ星!』

憂『けっこう流れましたよ!』

エリ『・・・うん』

アカネ『・・・ビックリしたぁ』

三花『本物のUFOかと思った』

いちご『月明かりに負けないくらいの強い光!』

憂『そ、そうです!』

いちご『す、すごい!』

憂『は、はい!すごかったです!』

エリ『・・・』

アカネ『・・・』

三花『・・・』

いちご『・・・あ』

憂『・・・?』

『観た?』

春子『観たよ』

『それじゃお願い』

春子『OK』

・・・

・・・・・・

春子「いちごの『あ、シマッタ』って顔がよかった」プクク

澪「そんな事が・・・」

律「起こっていたのか・・・」

和「同じ瞬間の違う場所で・・・」

憂「お姉ちゃんたちも見つけたんだよね」

唯「うん。スーッと流れて行ったよね」

慶子「潮の芝居だと知っていたから余計に驚いたよ」

信代「指さした方向から流れるんだもんな」

潮「そういう能力があるのかも」フルフル

律「実験1」

潮「やぁ!」ビシッ

梓「それでは私たちはこれで失礼します」

風子「楽しかったよ。みんな明日ね」

英子「おやすみ」

夏香「バイバーイ」フリフリ

純「おやすみなさーい」

――・・・

潮「そりゃ!」ビシッ

律「23回目の実験も失敗と・・・」

信代「ほら、潮帰るよ」

潮「はーい」

慶子「じゃあ、みんなおやすみ」

和「気をつけてね」

澪「じゃあね」

唯「おやすみ~」

憂「おやすみなさい」

律「実験は明日に持ち越しだな」

潮「よしきた。バイバイ」

信代「じゃ、明日」

春子「・・・じゃあ・・・ね」

和「・・・」

唯「どうしたの和ちゃん?」

和「ちょっと気になる事があってね」

唯「なにかあったの?」

和「えぇ・・・」

憂「あの二人だよね?」

律「二人?」

澪「夏と冬か・・・」

唯「うん・・・」

律「なにかあった?」

澪「会話していなかっただろ。家族なのに遠慮している感じだった」

律「あぁ・・・確かに」

唯「姫ちゃんが間に入ってバランスが取れていた感じだったね」

和「憂、教室で夏はどんな様子なの?」

憂「冬ちゃんの話は聞かないと答えないよ・・・」

律「双子なのになー。双子だからなにかあるのかね」

唯「そうだね」

澪「待って。あの二人に踏み込んでいいの?」

和「・・・」

澪「時間が解決できる事を、私たちが首を突っ込んでややこしくするのはよくないぞ」

律「・・・」

澪「友達同士の話じゃなくて、家族の事なんだから」

唯「・・・」

憂「・・・」

澪「・・・と、一応釘はさしてみるけど」

和「・・・順序が変わっただけで、結局同じ行動になるわね」

澪「・・・だな」

律「もう踏み込んでいるしな」

憂「姉妹ですれ違うのは寂しいよ・・・」

唯「うい・・・」

澪「・・・」

律「今日の月見会のように、私らの輪の中に入れてみるくらいだな。できる事は」

和「そうね。それからね」

唯「それなら大丈夫だね。あずにゃんがいるもん」

憂「どういう事・・・?」

唯「夏ちゃんとあずにゃん少し似ているんだよ」

澪「ど、どこら辺が?」

唯「大切な人のためにぐるぐる頭の中をまわしている所が、だよ」

和「そこまで見ていたの?」

唯「でも、そうだとは限らないけど」

律「・・・」

唯「月には太陽が必要だもん」

和「・・・」

憂「・・・」

律「私らはここで、じゃーな」

澪「おやすみ」

唯「おやすみ~」フリフリ






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最終更新:2011年10月04日 22:33