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唯「ねぇ、りっちゃん」

律「んー?」カチャカチャ

唯「私とゲームどっちが大事なの?」

律「今はゲームかな。…チッ、ろくなお守り出ねぇな…」カチャカチャ

唯「そっか」

律「うん」カチャカチャ

唯「じゃああそこで寝てるわんちゃんと私なら?」

律「唯だな」カチャカチャ

唯「そっか」

律「うん」カチャカチャ




律「腹減ったな」

唯「そうだね」

律「出前でも取ろうか」

唯「りっちゃんの手料理がいいな」

律「しゃーない。待ってろ」


律「へいお待ち」ごとっ

唯「何これ」

律「チョコワ」

唯「ざけんな」

律「私のミルクだぞ?(嘘だけど)」

唯「頂きます」




唯「りっちゃん」

律「んー?」ジュー

唯「お好み焼きって言うけどさ」

律「うん」ジュー クルン ペタン

唯「お好み焼きが嫌いな人まで何でお好み焼きって呼ぶの?」ハフハフ

律「あー…そういう意味じゃないんじゃない?」ジュー

唯「そうなの?」

律「そうなの」ジュー




唯「ねぇ、りっちゃん」

律「んー?」

唯「貧乳ってさ」

律「ぶっ転がすぞ」

唯「まぁまぁ」

律「第一お前も大概だろ」

唯「そうだけど」

律「だろ?」

唯「でも、やっぱり私はりっぱいが一番好きだよ」

律「ふーん」




梓「田井中」

律「んだよ。年上は敬えクソ猫」

梓「うるせ。…ご飯まだですか?お腹空いたんですけど」

律「チッ…流し台んとこの三角の入れ物に魚が入ってるぞ」

梓「どうせモツと骨だろが」

律「嫌なら黙ってろ。ってか冷蔵庫の中酒しか入ってねぇぞ」

梓「ご飯無いなら帰りますね」ガタッ

律「なら私でも食うか?今なら御代わり自由だぜ?」

梓「頂きましょう」




唯「もし、さ」

律「うん」

唯「私と澪ちゃんが崖から落ちそうになってるとするじゃん?りっちゃんはどっちを先に助ける?」

律「んー…澪かな」

唯「何で?」

律「まず私がお前を危険な目に遭わせるわけがないから」

唯「そっか」

律「うん」




唯「りっちゃん」

律「何だー?」ゴクゴク

唯「スーパードライってさ」

律「うん」

唯「何でドライなの?がっつり液体なんだけど。潤ってるんだけど」

律「単に…こう…辛口なのをドライって表現しただけだからな?」

唯「そうなんだ」

律「そ。で、取り合えずスーパーって付けちゃえって感じじゃねぇの?」ゴクゴク

唯「安直だね」

律「そんなもんだよ、世の中」




紬「ねぇりっちゃん」

律「なんじゃい」

紬「りっちゃんは、レモンティーとミルクティーどっちが好き?」

律「んー…どっちも好きだけど…強いて言うならレモンかな」

紬「あのねりっちゃん。お湯に入れると、お湯がレモンティーの味になる蟻さんが居るのよ」

律「それを私にどうしろってんだ」

紬「んー…どうって…」

律「…まぁ私はムギのお茶なら何でもいいな」

紬「あらそう」

律「ん」




澪「なぁ律」

律「なーん?」

澪「ワカメちゃんって、いつまで下着見せてるんだろうな」

律「あー…パンチラってレベルじゃないよなぁ」

澪「小3ならそろそろ羞恥心も憶えそうなものなのにね」

律「カツオも大変だろうな……もっとも今今、私がこの世で一番カツオの気持ちが解る奴だと思ってる」

澪「?。どうして?」

律「いいからさっさと服を着ろ」




唯「りっちゃん」

律「なんだー?」スパー

唯「煙草って身体に悪いんだよ」

律「そうだなぁ」スパー

唯「言いながら吸うなあ!」

律「もう止めらんなくなっちゃったからなぁ…」スパー

唯「そうなんだ」

律「まー、ガキ産む予定もないしな」スパー

唯「…それもそうだね」

律「あぁ、そうさ」スパー




さわ子「ねぇムギちゃん」

紬「はい?」

さわ子「こんどの衣装なんだけど、りっちゃんと梓ちゃんには男装してもらおうと思うんだけど」

紬「いいんじゃないですか?」

さわ子「りっちゃんは執事服かな…梓ちゃんは……」

紬「ズボンの短いスーツでどうですか?」

さわ子「良いわね。…真っ赤なSGも持たせようかしら」

紬「うふふ。…私はどんなのを着るんですか?」

さわ子「私の前で服なんか着るの?」

紬「PTAに今までされたことを暴露しても良いんですよ?」

さわ子「ふふっ」

紬「うふふ」




梓「律先輩」

律「ん?どした?」

梓「あの、髪を下ろそうと思うんですよ」

律「あぁ、そう?」

梓「なんだその反応」

律「黙ってろ後輩。…で、なんで私に言うんだ?」

梓「…まぁいいじゃないですか…どうですか?」ファサッ

律「…良いんじゃないか?澪みたいで綺麗な髪だよ」

梓「……そうですか」

律「ああ」




梓「ねぇ、純」

純「んー…なに」

梓「純はさ、四月ってどう思う?」

純「四月?…どうってなにがよ?」

梓「新たな出会いに心が躍る」

純「あぁ。んで?」

梓「…か、新たな人間関係の構築に心が折れる。…どっち?」

純「鼻水が止まらなくて心が荒む、かな」

梓「……」

純「…大丈夫だから。ね?」

梓「…うん」




唯「ねぇ、澪ちゃん」

澪「ん?なんだ?」

唯「フィクションって何?」

澪「作り話の事だよ。ドラマとか、漫画とかの」

唯「ふーん」

澪「例えばさ、今今の社会のどす黒い部分を鮮明に描くとするだろう?」

唯「うん」

澪「丸々一時間、黒い面を見続けると、社会への不信感が高まっちゃう…だから最後に『このお話はフィクションです』って入れるんだよ」

唯「『作り話』なのに『現実』なんだね。変なの」

澪「うん、全てがそうとは限らないけどな。まぁ一種の免罪符だね」

唯「そっか」

澪「うん」




梓「律先輩」

律「んぅー?」

梓「魔法少女と魔女の違いって何ですかね?」

律「…そりゃあお前、あれだよ、あれ」

梓「?。あれとは?」

律「穢れを知ってるかどうか、じゃない?…いや守りぬいてる魔女も居るかもしれんけどさ」

梓「あー…」

律「な?何となくしっくりくるべ?」

梓「そうですね。じゃあ私達は魔法少女なんですね」

律「魔法使えねぇから」




梓「ちょっと訊きたいんですけど」

律「どうした?」

梓「電車にブッ飛ばされた主人公が、静養中にイモリを潰す小説ってなんでしたっけ?」

律「…なんて覚え方してんだ。あー…、そうだ、『城崎にて』だ。志賀直哉な」

梓「へぇ、律先輩案外やりますね」

律「なめんな。…ってか解ってたならなんで訊いたのよ?」

梓「知能テストですよ。猿の」

律「猿に関してはお前もだからなクソ猫」

梓「猿なのにネコなんですね。深いなぁ」

律「浅ぇよ…で、本題は?」

梓「…温泉でも行きませんか?」

律「あぁ、いいぞ。行こう」




梓「僕と契約して魔法少女になってよ」

律「…僕っ娘路線か?」

梓「ちげぇよ」

律「でも悪くないぞ。似合ってる…んで何だ?その、契約云々っての」

梓「夜中にテレビ付けたらやってたの」

律「そっか、でも私は魔法少女ってガラじゃねえよ」

梓「そっか」

律「まぁ、お前との契約なら何でも喜んでしてやるけど」

梓「ん」




律「あっ、ちょ、おま」

澪「なんだ?」

律「私レモン汁要らねぇの」

澪「あぁ…、そうだったね。悪い」

律「…何年一緒に居るんだよ」

澪「悪い悪い。てかもう掛かっちゃったよ?」

律「んもう…じゃあ澪汁でかき消してもらおうか」

澪「馬鹿を言うな。…いただきます。ほら律も」

律「まーふ。…まぁ今はレモン汁で我慢してやろう」

澪「そうしろ。…後で好きなだけくれてやるよ」

律「おう」




唯「ねぇ、りっちゃん」

律「なに?」

唯「ねるねるねるねってあるじゃん?」

律「あぁ、懐かしいな」

唯「うん。ぶどうだったりソーダだったりの、ね」

律「…で、そのねるねるが何よ?」

唯「いやね、今から考えてみると危ないお菓子だなーって」

律「それはあるなぁ。なんてったって『粉』だもんなぁ」

唯「そうそう。それが若干の水で粘るんだよ?怖いよ」

律「まぁあれは深く考えたら負けだよ。あれに限らず、何もかも」

唯「何でも知ろうとすると痛い目を見るのはこっちだもんね」

律「あぁ知らない方が良いこともあるよ」




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最終更新:2011年10月21日 21:25