~朝、下駄箱~

和(はぁ~眠いわね……ん?何か下駄箱に入ってる!)

和(手紙?…可愛い便せんね。誰からだろう?)

和(何も書いてない!…まぁこんな事するのはするのはあの子くらいしかいないと思うけど)

和(果たしてどんな内容かしら?)ワクワク

ーーー

おはようございます。和さん。
突然ですけど、あなたの秘密知ってしまったの。
この秘密をあなたの大切なご友人方に暴露してほしくなければ、今日1日私がメールで送る指令に応えて欲しいの。

ーーー

ーーーーーーーーーーーーーーー

和「えっ?なにこれ?秘密?」

ーーー

あなたはこの学校の生徒会長という立場
大切な友人を失いたくないのならわかるわね?それじゃあまた。

ーーー

和「気味悪いわね…私に秘密?馬鹿らしい!」

和(期待しちゃって損したわ…早く教室に行って日直の仕事しなきゃ!ついでにこの手紙も捨てちゃいましょ!)

ブブッ

和「ん!メール?唯かしら?」


和(…登録してないアドレス?)

ーーー

手紙みてくれたかしら?
その様子だと信じてくれてないみたいね
これを見てそんな冷静でいれる?

ーーー

和「ふっ随分な悪戯」

ブブッ

ーーー

添付ファイル
2011/10/21/20:18~20:46.mp4

ーーー

和(…動画?)カチッ

和(えっ?私の部屋?てかこの後頭部私だわ!)

ーー

和「ふぅ…数学はこのくらいでいいかな…疲れた…ちょっと休憩しましょ」

和「ん~休憩といってもやることがない…………」

和「…あっ!…………」キョロキョロ

和「……だれも…いないっと…///」

和「---っ///」フニフニ

和「っぁ」

和「あっ…あっ…っぁ…」

和「っぁ!ハァ…ん…イキそう…///」

和「…あっっっ………///」ビクビク

和「ハァ…イッちゃった…////」

和「…こんな姿誰にも見せられないわね///」

ーーー

和「………///」

和(これって盗撮?全然気づかなかった…じゃあ犯人の狙いはこれで私を脅迫すること!)

和(というか、あの時たまたましちゃったのが撮られちゃうなんて…)

和(しょうがない、一先ずこいつに従って犯人を誘き出してやる‼)

ーーー

わかったわ、何をすればバラさないでくれるの?

ーーー

ーーー

今は何もないわ。時がきたらこちらからメールを送るから、それに従ってちょうだい。もし中途半端なことをしたらファイルをばら撒くから覚悟しておいてね

ーーー

和(こっちだってあなたを捕まえてやるわ!!)



~朝、教室~
ガラガラ

和(ふぅ…大変な事になったわね…あれ?唯の席に荷物が置いてある!こんな朝早くに?)

ガラガラ
和「あら、唯おはよう。今日は朝早いのね」(もしや唯が犯人?)

唯「あっ!和ちゃんおはよー」

唯「今日はね放課後ティータイムで朝練なんだぁ!部室にみんないるよ!」

唯「じゃあ私忘れ物取りにきただけだから部室行くね!」バイバーイ

和「うん、頑張ってね」(これだけじゃ犯人かわからないわね)

和(私も日直の仕事しなくちゃ)


~朝、HR~

和(私が考えるに犯人はクラスの誰かな気がするのよね、そうじゃなきゃ私の監視が出来ないはず)

ブブッ
和(メールが来た!指令かしら?)

ーーー

Mission.No1
そのHR中にみんなを笑わせるギャグをしてちょうだい

ーーー

和(ギャグ!?あんまりテレビ見ないしそんなの知らないわよ!)

和(でも早く考えないとHRが終わっちゃう)

さわ子「そうそうみんなー!今日は体育館は工事の関係で午後から使えないから!よろしくね」

律「はいっ!さわちゃん」ビシッ

さわ子「どうしたの?田井中さん?」

律「問題です!学校に急いでいる鯛がいました。どこに行ったでしょうか?」

さわ子「ふざけないで、わからないわよ、そんなの」

律「なーんだ、正解は体育館でしたー!何故なら(鯛行く館)だからさッ!」

クラス「アハハハハッ!!」

さわ子「もう…体育館の件わかったわね?」

クラス「はーい!!!」

和(……)

和(律め!なんで今日に限ってしかも今、笑いをとるのよ!!!私のハードルが上がったじゃない!!!)

和(今はそれよりかなり恥ずかしいけど、やるしかないギャグを!)

さわ子「じゃあそろそろHRを終わります、質問ないわね?」

和「先生!」ビシッ

さわ子「どうしたの真鍋さん?」

和「…えっと……えっと…コ…」

さわ子「こ?」

和「……コマネチ!!!!」

クラス「えっ……?」

クラス「………………」

さわ子「じ、じゃあHRを終わります」

和(……//////)グスッ


~HR後~

和(ダメだ…死にたい///)

和(笑いをとれないし、みんなにドン引きされた…)orz

律「和~どうしたのさっきwwwコマネチなんてwwww」

和「私にもそういう時期があるのよ…」

澪「こら!律笑うな!どうしたんだ和?」

和「私は大丈夫、ありがとう」

澪「私ならいつでも相談にのるからな」

和(澪の優しさが辛い…)

ブブッ
和(ん?メールだ)

---

見させてもらいましたわ。コマネチwww
シュールで面白かったのでミッションはクリアですわ
次の指令まで自由でいいですわよ。

---

和(っく…いいように使われてる気がする)

和(しかし犯人は誰だろう?)

和(唯っぽいのもある、ギャグのことを知っていれば律もありえる、澪もいつも通りだけどあえて優しく?)

和(はぁ…ダメだ、なんか全員犯人と感じてしまう)

和(今は乗り切るしかないわね)


~1限、物理~

ブブッ
和(授業中なのに指令だわ)

---

ごきげんようコマネチさん。
Mission.No2
今から5分後に窓の外を見て「あっUFO!!」と言い、先生に何か質問してちょうだい。

---

和(何それ?それじゃあ私がただのイタイ子じゃない!)

和(まぁさっきのギャグよりはマシかもしれないけど…)

~5分後~

和(今か…)

和「あっ窓の外にUFOが!!!」

クラス「えっ…」ザワザワ

和「先生あのUFOは空中で突然静止をし、また動き出します。あの速度で急発進すると慣性の法則で中に乗っている宇宙人が怪我をしてしまいます。大丈夫なんでしょうか?」

物理教師「えぇっ!?!?……えっ…えっと内側が柔らかいのでは?」

クラス(くすくすwどうしたの和ちゃんwww宇宙人?慣性の法則?ww)

和「…あっありがとうございます…///」

和(我ながらなんて幼稚でくだらない質問を///)

ブブッ
---

よかったわ。なかなかの電波さんだこと。つぎの指令も楽しみにね。

---

和(はぁぁ…)


~休み時間~

唯「和ちゃーん!さっき本当にUFOがいたの?」

和「えぇ、でも一瞬でどこかに行ってしまったわ」

紬「和ちゃん、私ね1回でいいからUFOを見ることが夢だったの!1回でいいから見たかったわ」

和「そうなの、残念ね。今度見たら写真撮っとくわね」

紬「えっほんとぉ!楽しみにしてるわ!!!」

和(あの指令からしてムギの可能性もあるわね…)


~2限、数学~

ブブッ
和(また指令だわ…)

ーーー

Mission.No3

あなたの後ろの席の平沢唯さん。
彼女に悪戯をしてちょうだい。

ーーー

和(これは…どうしよう!?)

和(てか唯に悪戯するってことは唯が犯人じゃない?もうよくわからなくなってきた)

和(よし、もうどうにでもなれ)

クルッ

和「唯、ごめん!」

唯「??」

モミモミ
唯「!!!!/////」

唯「キャッ!///」

唯「ど、ど、どうしたの和ちゃん!?」

和「いや、なんか…うん…ちょっと、ごめんなさい」

唯「急に胸揉んできたから驚いたよぉー//」

和「うん、ごめんなさいね」

ブブッ
ーーー

悪戯してって言われておっぱい揉むなんて会長さんってスケベですね。
そっち方面もありですね!

ーーー

それからの指令はちょっとエッチなことも様々なのをした
いきなり奇声をあげたり

~~

和「ポゥ!!」

クラス「Σ(゚д゚lll)」

~~

友達に下着を見てたり

~~

和「ねぇ澪?」ピラッ

澪「ん?なんだ和?ってうわっ!見えてる、見えてるよ!」

和「何が?」

澪「そ、その…パ、パンツが///」

~~

そして最も決定的だったのが昼休み



~昼休み~

律「唯、澪、ムギ弁当食おうぜ‼」

唯「ラジャー!」

澪「おぅ!」

澪「和もどうだ?お弁当一緒に食べない?なんか今日の和ちょっと元気ないみたいだし」

和「ありがとう、じゃあご一緒させてもらおうかしら」(精神的にかなりきてたけど、澪は優しいわね)

唯「でね、でね!駅前の道を少し入ったところに隠れてるけど美味しそうなケーキ屋さんがあったんだよ!」

紬「へぇ!今度みんなで行ってみましょうよ、もちろん梓ちゃんも一緒に!」

澪「いいな!あっ!でも…その…体重がまた最近…」

紬「もー澪ちゃんったら嫌なこと思い出させないでよー」プクッ

澪「あーごめんごめん」

律「よし決定!明日行こうぜ!和もどう?」

和(やっと昼休みか…今まででやったミッションは7つ、これが後半分も続くとなると辛いわね…)

律「和?」

和「わっ!…えぇ是非行きたいわ!」

ブブッ
ーーー

こんにちは次の指令よ
Mission.No8
今その友人方の前で気づかれないように自慰行為をしてちょうだい。
気づかれたら失敗だからよろしくね。

ーーー

和(!!‼恐れてたのがきた、しかも今ここで)

和(でも秘密を握られてる限り従うしか…)

モゾモゾフニッ

和「…っ!」

和「……っ……っぁ…」ビクッ

唯「どうしたの?和ちゃん顔赤いよ」

澪「ほんとだ、熱でもあるんじゃないか?」

和「…っそ、そうかしら…っぁ」クチュクチュ

紬「無理しないで保健室行ったら?」

律「そうだぞ、私たちは大丈夫だ」

澪「意味がわからん、でも保健室行った方がいいと思う、和ちょっとおでこ借りるぞ」ピト

和「んっ…ちょっと澪今は……っ」

澪「確かに熱があるかも」

和「っん、んぁ、ダメよみおぉ今近くにきちゃ…っ……うつっちゃ…ぁもうダメ……っっっあ///」ビクンッ、バタッ

澪「大丈夫か!?和!!!」


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最終更新:2011年10月23日 00:51